STEINS; GATE ~存在証明のレジスタンス~ 作:明治アル蜜柑
ラボ
「ダル!誰かから情報は?」
「オカリン……それが……」
突如、かがりがラボから姿を消した。
ダルがハッキング、俺と真帆がタイムリープマシンの最終調整をしている間のことだった。俺と真帆は街中を捜しまわり、ダルには情報を集めてもらっていた。
今日は何が起こるのか分からない。かがりを1人でいさせるわけにはいかないのだ。
「どうした?」
「……電話、繋がらないんだよ」
「かがりなら、俺も何度かかけてみたが、電源を切ってるみたいで——」
「違うんだ。かがりたんだけじゃなくて、他のどこにも繋がらない。つーかずっとスマホが圏外になったままでさ……」
「なんだって?」
俺も自分のスマホを取り出して確認してみた。
「……俺のも、圏外だ」
「私もだわ」
ラボで電波が圏外になる事など、今まではなかった。屋上へ上がり、古典的な方法で確かめてみても無駄だった。
屋上も外も駄目。ダルはネットで状況を調べていた。幸いにもネット回線は生きているようだ。
「おっ、速報出た!」
『Taboo!!』のトップページに、携帯電話の大規模障害ニュースが載っていた。
「え、つーかなんぞこれ……。秋葉原一帯の基地局が……全キャリア故障……?」
「全キャリアって、そんな事、有り得るの?」
「っ……!」
このあまりにも不自然な状況。α世界線でのことを思い出す。まゆりが殺されたあの日。
「……人為的な工作?」
恐ろしい何かが、今、この秋葉原を包み込もうとしている。
「教授が……?」
余計なことを考えている場合じゃない。今はかがりを捜さないといけないんだ。
「俺ももう一度、あたりを捜してくる——」
「待った。実はもう一つ気になる事が……。電波障害のこと、@ちゃんで調べようとしてたらさ、現在進行形でオカ板がクラックされてて——。そのクラッキングしてる奴がさ、ほら……」
ダルがPCに@チャンネルの画面を表示させ、俺に見るように促してくる。
「こ、これは……っ!」
サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サ
リエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリ
エリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエ
リの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリ
の隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの
隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣
人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人
に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に
告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告
ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ
(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(
1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1
000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(10
00)サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000
) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000)
サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000) サ
リエリの隣人に告ぐ(1000) サリエリの隣人に告ぐ(1000)
「こ、これは……!」
“紅莉栖”……なのか?
俺はそのスレッドをクリックした。
そこには、ただひとりによる書き込みだけが存在していた。
【オカルト】 サリエリの隣人に告ぐ
001:栗悟飯とカメハメ波:2011/07/07(木) 17:11:33 ID:VoE860I9P
サリエリの隣人へ
これから我ら双子は、在るべき場所から一時的に
遠ざけられることになりそうだ
だから、もうここには来られないかも知れない
父なる神は、ついに我らの不可侵領域まで解放する業を見出した
これで私たちは父の子として虚言を持たぬ『善い者』となるだろう
だから私たちは、時を司る秘密もその在り処も父に語る事になる
それを護れない事はとても心残りだ。すまなく思う
不死鳥とも良き友人になれそうだったが、たぶんお別れだ
だから最期に、私の最も尊敬する人にこう伝えてほしい
——私は、自分を凡庸なる人々の代表だと考えていた
そして、貴女が常に私にとっての目標であり、
貴女こそがまさにアマデウスその人だった—と
「栗悟飯とカメハメ波……」
最初の書き込みが投稿された時刻は1時間ほど前。あとは無意味な数字と文字の羅列がどこまでも延々と続いている。
「まずい!『Amadeus』がやられた!秘密の日記がこじ開けられたんだ!」
時を司る秘密とは、間違いなくタイムマシン。中鉢論文を教授が手に入れたということ。そして、不死鳥。サリエリの隣人と鳳凰院凶真を結び付けている。
サリエリの隣人のハンドルネームを使った際には鳳凰院凶真という名前は出していない。そして、岡部倫太郎が鳳凰院凶真であるということもあいつには教えていない。
「別世界線の紅莉栖が、リーディングシュタイナーで移動してきた……のか?」
「え?それってさっき言ってた……」
いや、それさえも今はいい。
「ダル!ヴィクコンのサーバーを全てこじ開けろ!」
「オーキードーキー!」
在るべき場所から一時的に遠ざけられることになりそうだ、とあった。
「もしかすると、ヴィクコンのサーバーから『Amadeus』が別の場所に移された可能性がある」
「別の場所って……?」
「…………」
可能性は、米軍かストラトフォー。1月に襲われたときに、鈴羽が突き止めたのがストラトフォー。
「ストラトフォーだ!それがなければ米軍を!俺は今すぐラジ館へ向かう!」
全キャリアで電波障害が起きている。Dメールは時空を超えるが、回線が死んでいては送る事が出来ない。教授が秘密の日記をこじ開けた今、Dメールの有無は関係なく、タイムトラベルを敢行しなければならない。
そうでなければタイムマシンが狙われる。
「オカリン!鈴羽を……頼む!」
「任せておけ!」