アイエス!彼の事が大大大大大好きな150人の彼女! 作:どこかの超電磁砲
翌日……翔真はまた黒乃から呼び出しを受けた。身なりを整えて理事長室へ入ると沢山の書類にハンコを押し、片手でパソコンを操作する黒乃が仕事をしていた。
「綾崎すまんな。実はお前に一つ頼みがあってな」
「頼みですか?ふわぁ……」
「お前には私直属の学園の特命係兼トラブルシューターになってもらう。前に話したと思うがis学園は色々と大変でな。だが、神からの加護を貰ったお前なら色々と解決してくれると信じている」
「ちょっと待ってくださいよ!?トラブルシューターって何処の特◯係長只◯仁ですか!?」
「生憎、is学園七武海でも手が負えないトラブルが山積みなんだ。例えば生徒の中にテロリストと繫がっている奴等が居るとかな」
「マジなんですか?」
「ああ。しかし私達もそれぞれトラブル対応などに追われて、手が回らんのだ……頼む。私達に力を貸して欲しい。綾崎、お前にしか頼めん」
「はぁ……」
黒乃の直属の特命係就任にオカルト研究部への入部と彼女を残り145人作らなければならないという負のトライアングルに入ってしまった翔真は腹を括るしかなかった。黒乃からは特命係就任記念としてタバコとZIPPOライターをプレゼントされた。黒乃からの用件は終わり、後数時間後にはリーズシャルテとの試合を控えている翔真は自室へ戻る。
「あの変態に天誅を下してやる!」
リーズシャルテは誰も居ない整備室で愛機であるティアマトの整備をしていた。自分の裸を見た翔真に対して天誅を下すと気合い十分のリーズシャルテはティアマトを待機状態であるソードデバイスに戻す。
「よし、行くか」
「あ!リーズシャルテ様ー!」
「ん?なんだお前達」
リーズシャルテの前に3人の少女が現れる。リーズシャルテが用件を聞こうとした時、1人の少女がハンカチを取り出してリーズシャルテの口に当てる。
「んっ!?」
「悪いけど、私等と来てもらうから」
「んっ!……っ」
リーズシャルテは意識を失い、3人の少女はリーズシャルテを連れ去りその場から去る。やがて1年5組のクラス代表候補を賭けた戦いが始まる数分前……翔真はバンシィの調整を終わらせていた。翔真を心配してシャルロットとベルファストが様子を見に来ていた
「大丈夫翔真?リーズシャルテ様は強いから……無茶だけはしないでね」
「平気へっちゃらだ!心配すんなよシャルロット」
「ですが翔真様。油断は禁物ですよ?」
「大丈夫っすよベルファストさん。俺は…」
翔真が喋る途中でスマホに着信が入る。着信は黒乃からだった。
《綾崎……リーズシャルテが居ない》
「えぇ!?」
《今他の教員達が手分けして探しているが何処にもおらんのだ。監視カメラをミヤコが見た所、リーズシャルテは誘拐された可能性が高い。女子生徒数人に連れ去られている。女子生徒達は学園が所有する量産型isを奪取して行方を眩ましていて、今ミヤコが機体コアの情報を元に居場所を探している》
「マジかよ…」
《最初の特命だ。リーズシャルテを取り戻せ。誘拐となればイギリスとの関係に支障が出る》
「……ああもう!なんでこうトラブルばっかりなんだよ!」
「翔真!?」
「どちらへ!」
シャルロットとベルファストをその場に残し、翔真は走り出す。