アイエス!彼の事が大大大大大好きな150人の彼女! 作:どこかの超電磁砲
「嘘…」
「あ、アイツ化け物よ…!」
「ああ…!」
リーズシャルテを攫った女子生徒達は血塗れの翔真がソードメイスを振り回して暴れ回る姿を見て恐怖を覚える。ここまで来るのに弾丸を受けた翔真だが、不死鳥の加護により死んでは蘇生するを繰り返していた。やがて何度も生死を経験した事で普通の人間を越えた力を身に付けていた。
「さあて、次はお前等か?」
「「「ひぃ…!?」」」
「リーズシャルテ様は返してもらうぞ」
徐々に忍び寄る翔真に一人の女子生徒が口を開いた。
「こ、降参よ!!な、何でも言う事聞くから!だからここは!」
「……」
「そうだ!わ、私貴方の為に身体を差し出すわ!!私にどんなやらしい事をしても!『ふざけるな』っ!」
「俺の純潔(童貞)は誰にも渡さねぇ。捧げるのは愛する彼女達だけだ!覚えておきやがれぇぇぇぇぇぇ!!」
翔真は力一杯に女子生徒を殴り飛ばす。やがてリーズシャルテの元へ来ると上着を彼女に着せる。
「お前…!どうして!」
「クラスメイトを助けるのに理由がいるんですか?」
「だが!私はお前にあれだけの事を言ったんだぞ!なのに…!そんな怪我までして…!」
「大丈夫っすよリーズシャルテ様。俺は女の子の味方なんだ。だから例え喧嘩した相手でも助ける。だから泣かないで。貴女には笑顔が一番似合ってる」
「…っ!!」
赤面するリーズシャルテを抱えて、彼女の専用機を回収してその場から去ろうとした時、女子生徒の一人が手榴弾を投げる。
「ナイト気取りの男風情がァ!あの世に逝けぇぇ!」
「わりぃが、ティアーユ達が待ってるんでな。あの世ならテメー等で逝けや」
放たれた手榴弾をそのまま蹴り返す。そして瞬く間に大爆発が起き、貨物船はそのまま大破して沈んでゆく。翔真はバンシィを纏いリーズシャルテを抱えて上空を飛んでいた。
「……今回ばかりは助けられてしまったな。すまない」
「いいっすよ別に」
「アヤサキ…だったか。私はお前を誤解していたようだ。だがこれだけは聞かせてくれ。今回私を助けたのは、私が王族の姫だから助けたのか?」
「別に王族だろうが関係ない。女の子が危険な目に合ってるなら助けるだけですよ」
「っ…お前は変な奴だ……そんな事今までなかった。周りは皆、私を見てくれなかった……だから」
「俺はリーズシャルテ様と出来るなら仲良くなりたいです。もちろん一人の友人として。お風呂の件は許してもらわなくてもいいですから。だからそんな顔しないでください……もしそれでも不安なら、俺が毎日笑わせます」
「っ!!(な、なんだ…さっきから胸が痛む…病気なのか?アヤサキショウマ……)」
胸のドキドキが抑えられないリーズシャルテをよそに翔真は無事に学園へ帰投する。