アイエス!彼の事が大大大大大好きな150人の彼女! 作:どこかの超電磁砲
「ご苦労だったな綾崎。礼を言う」
「ミヤコさんに頼んでネット上に拡散された写真は削除依頼をしてます」
リーズシャルテの誘拐事件は翔真の活躍により未遂に終わった。リーズシャルテは別室へ案内されてケアを受けている。
「ていうか、理事長が直接出れば良かったんじゃないですか?」
「そうしたいのは山々だが、生憎私…機体"百式"は整備中でな。それに理事長という立場がある以上迂闊に動けんのだ」
「はぁ…そうですかい」
「そんなにゲンナリするな。今回の寮部屋は特例として彼女達と一緒にしてやる」
黒乃は褒美として今回の寮の部屋にティアーユ達と住めるようにしてくれると言うが、理事長直属の特命係として働かなきゃならない事に溜息を堪える。そんな2人が居る部屋に1人の少女が入って来た。
「失礼します理事長」
「お、ダージリンか」
赤いジャケットを羽織る金髪の少女 ダージリンが入って来た。翔真が振り向き、ダージリンと視線が合う。すると2人はビビーっと衝撃が走り、2人は見つめ合う…まるでニュータイプの巡り合いのように。
「(この感じは…!)」
「(な、何なの…!まるで胸を貫かれたような感覚は!)」
「お前達。単身赴任中の私の前でイチャイチャするな」
「「…!」」
「(もしや…)」
この時黒乃は察した。恐らく翔真の加護が反応したのだと。ダージリンは赤面しつつ用件を話す。
「コホン。り、リーズシャルテさんのカウセリングの結果ですが特に異常はありませんでした」
「そうか。綾崎紹介しておこう。彼女はダージリンだ。彼女は訳あって本名を名乗れなくてな」
「あ、貴方が綾崎さん…私はダージリン。宜しく」
「あ、ああ。綾崎翔真だ、宜しくな」
ダージリンとの出会いを果たした翔真は部屋へ帰る。そこにはグレイフィアが待っていた。グレイフィアは翔真を見て安堵する。
「翔真様…ご無事で何よりです」
「俺は死ないよ。絶対にね」
「ですが、無茶はやめてください。心配する私達の身にもなってください」
「……ごめんね」
「さっきから胸のドキドキが……治まらない」
自室のシャワールームでリーズシャルテは胸のドキドキを抑えられなかった。翔真の顔が忘れられずリーズシャルテは赤面する。
「こんな気持ち…初めてだ。綾崎翔真か……男は皆弱いと思っていた。アイツは……」
自分の為に命懸けで助けてくれた綾崎翔真という人間に次第に興味を抱く。やがてシャワールームから出るとある決意を固める。
「決めた。ショウマを……私の物にするっ!」
決意を固めたリーズシャルテは私服に着替えて翔真にどうアプローチするか考えながら眠りに着く。