アイエス!彼の事が大大大大大好きな150人の彼女! 作:どこかの超電磁砲
ティアーユ、グレイフィア、ベルファスト、ヒルデ、夜架と相変わらずラブラブに過ごしていた翔真。やがて眠りに着き、気が付くと黒い空間に来ていた。
「ここは……?」
『気が付いたか、我が主よ』
「なっ…!」
声がした方へ振り向く……そこには果てしなく大きい白い龍が宙を舞っていた。
「ゆ、夢…なのか?」
『夢ではない。我は今ここに居る。我は白き龍アルビオンだ。お前の力となる存在だ』
「アルビオン……」
『こうしてお前と会えたのは近々白龍皇の光翼が覚醒する事を示している』
「まさか……リアスさんが前に言ってた俺に眠る大きな力はお前だったんだな、アルビオン」
『ああ。それと一つ忠告だ。我と対を成す存在の赤き龍の力を持つ者が居る。気を付けろ……我の見解ではかなり厄介な事になりそうだ』
「何…?」
『赤き龍の力を宿し者は翔真の身近に居る。その者は人知れず闇を抱え、それが頂点に達した瞬間手が付けられない程の凶暴さを秘めている』
アルビオンの警告。赤き龍の力を持つ者が身近に居る事を知らされた翔真。アルビオンは翔真に気を付けるようにと忠告する。やがて現実世界へ戻って来た翔真は起き上がる。
「……赤き龍か……」
自分の周りで眠るティアーユ達。彼女達を起こしながらも赤き龍に警戒する翔真。本来ならば朝から通常授業なのだが今日は1年1組のクラス代表を決める試合が行われる。対戦するのは織斑一夏とリーズシャルテと同じイギリス代表候補生のセシリア・オルコット。試合を観ようとアリーナ席は既に生徒達で埋め尽くされていた。
「リーシャ様、いくら何でも近いですよ?」
「隣くらい別にいいだろ?デュノア」
「(なんだこの空気は)」
翔真の両サイドには何故かバチバチと睨み合うリーズシャルテとシャルロット。更に後ろでは夜架、グレイフィア、ベルファスト、ヒルデも羨ましいという眼差しを向けられている翔真は何故か汗が止まらなかった。やがてカタパルトハッチから全身装甲型の白き一角獣 ユニコーンを纏う一夏と青い機体 ブルーティアーズを纏うセシリアが現れる。
「織斑一夏、私に喧嘩を売った事後悔させてあげますわ!」
「俺はただ正論をぶつけただけだ。お前が勝手に一人で怒ってこんな事態にまでなったんだろ」
「くっ!ブリュンヒルデの弟だからと!織斑先生とはまるで正反対ですわね!」
「お前もそうやって、姉貴と比べるのか…!」
『それでは試合開始です!』
試合開始のアナウンスが流され先にセシリアが動く。セシリアはビットを駆使しながら砲撃。対する一夏はビットをビームマグナムで撃墜してゆく。
「このっ!」
「くっ!」
セシリアはスターライトmkⅢを仕舞うと近接武器 インターセプターを展開して一夏に襲い掛かる。対する一夏はビームサーベルでインターセプターを受け止める。
「貴方のその態度が気に入りませんわっ!そうやって自分は関係ないという態度がっ!」
「実際そうだろ。俺だって来たくなかったさ!」
「やはり貴方はブリュンヒルデの織斑千冬さんとは違いますわ!これだから!」
セシリアは一夏を否定する発言を次々としてしまう。それが駄目だった……一夏は遂に怒りが爆発しそうになる。
「お前等は何時もそうだっ…!誰も俺を見てくれない!誰も認めてくれない…!俺はァァァァァァ!!!」
《boost!!!》
怒りが爆発した瞬間、一夏の左腕に赤い籠手が現れた。同時にユニコーンのワンオフアビリティ《NT-D》が発動する。赤と紫のオーラが混じり合い、ユニコーンはデストロイモードへ変形する。
「全員……殺してやるっ!」
「ひぃ!?」
一夏はビームマグナムの銃口をセシリアに向けた。