アイエス!彼の事が大大大大大好きな150人の彼女!   作:どこかの超電磁砲

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一角獣の赤龍帝対獅子の白龍皇 中編

 

 

放たれるビームマグナム。しかしそれを弾いた者が居た。

 

 

 

「この…!馬鹿野郎っ!!」

 

 

「邪魔するなよォ……綾崎ィィィィィ!!!」

 

 

 

 

バンシィを纏う翔真だった。一夏はビームサーベルを振るうと翔真に斬り掛かる。翔真はシールドでそれを受け止めながらセシリアから一夏を離す。

 

 

 

「大丈夫か?オルコット」

 

 

「危なかった……あと少ししたら間に合わない所だったよ」

 

 

「リーズシャルテ様に、貴女はデュノアさん……」

 

 

 

セシリアにリーズシャルテとシャルロットが駆け寄る。デストロイモードとなったユニコーンはバンシィと共鳴。バンシィもまた“NT-D"が発動しようとしていた。

 

 

「バンシィ堪えろっ!ユニコーンに共鳴するなっ!!」

 

 

「退けよ綾崎ィ……全てを否定したアイツに!俺は全てを叩き込むんだ……邪魔するなら!」

 

 

《BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!!!》

 

 

「パワーが…!」

 

 

一夏の中にあったのは二天龍の内の"ドライグ"が封印された神滅具"赤龍帝の籠手"。力が増してゆく一夏はビームサーベルを仕舞うと拳を振るう。翔真はブローやアッパーを喰らい地面へ叩き付けられる。

 

 

「お前に分からないだろうな綾崎。俺は姉貴と比較されて皆から否定された。だけどこのユニコーンと籠手が俺を変えてくれる…!そうすれば今までの奴等を見返す事だって出来るっ!」

 

 

 

「……お前は本当にそれで満足なのかよ?」

 

 

 

「何?」

 

 

「そんな事したって、お前がやってる事はただの暴力での支配だっ!暴力で全てを黙らせるやり方は違う」

 

 

「っ!お前まで俺を否定するのか…!」

 

 

「いい加減気付けよこの馬鹿っ!!お前には見えないのかよ!篠ノ之の涙が!」

 

 

「…っ!?」

 

 

 

翔真の後ろにあるアリーナ席に一夏を心配する箒が涙を浮かべていた。

 

 

 

「一夏様っ…!」

 

 

「ほ…うき……あああァァァァァァ!!!」

 

 

「ちぃ!」

 

 

 

視界に箒が入ってしまった事で一夏は錯乱する。ビームマグナムを乱射してアリーナを破壊してゆく。これには生徒達が逃げ出す。リーズシャルテとシャルロット、更に後からやって来た夜刀ノ神を纏う夜架がシールドを張り一部生徒達を守っていた。

 

 

 

「一夏やめてくれっ!!一体どうしたというんだ!?」

 

 

「目障り…なんだよ……」

 

 

 

そんな錯乱する一夏の前に現れたのはブリュンヒルデの異名を持ち一夏の姉である織斑千冬だった。

 

 

「一夏…私はお前を愛している!だからこんな事!」

 

 

「うるさい……うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!俺の前から消えろっ!」

 

 

「何をしている千冬っ!」

 

 

一夏がビームマグナムを放つ。千冬の同僚で学園七武海の一人、平塚静がゴッドガンダムを纏い砲撃を撃ち返す。しかし撃ち返されたビームマグナムはシャルロット達に迫る。

 

 

「させるかァァァァァァァァァ!!!」

 

 

「翔真!?」

 

 

「ショウマァ!」

 

 

「翔真様!?」

 

 

 

シャルロット、リーズシャルテ、夜架に迫るビームマグナムを翔真は自らを盾にして受け止めた。

 

 

「かっ…!?」

 

 

「そんな…!嫌…嫌ァァァァァァ!!」

 

 

 

シャルロットの悲鳴が空高く響く。

 

 

 

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