アイエス!彼の事が大大大大大好きな150人の彼女! 作:どこかの超電磁砲
「(何なのよ!ただの男じゃない……どうしてドキドキが止まらないの!?)」
「(このトキメキ…もしかしたら)」
「(視線が気になる)」
食蜂操祈とミーアの視線が自分に向いている。翔真は現在オカルト研究部へ顔を出しているのだが先程から2人を見た衝撃が忘れられない。
「翔真は色々と大変みたいね」
「ええまあ」
「でもよくやっているわ。偉いわよ」
リアスがそう言って翔真の頭を撫でる。しかし翔真は見逃さなかった…リアスが一瞬悲しい顔をした事を。それと同時に床に魔法陣が展開。業火が吹き荒れ1人の男と複数人の女性達が現れる。
「ら、ライザー!?」
「リアス、酷いじゃないか。折角俺が家に招待したのに無視するなんて」
「行こうが行くまいが私の勝手でしょ?」
「俺達は将来を誓い合った仲だろ」
「家同士が決めた勝手な婚約でしょ!?私は認めないわ!」
「なら…少しばかり分からせるしかないようだなァ!」
赤いスーツに身を包んだライザー•フェニックスは手元に炎を纏わせてそれを放つ。しかし翔真がリアスを抱き締めて白龍皇の光翼を出現させて上へ浮上する。
「な、なに!?」
「随分手荒な挨拶だな。全て力で解決するのはどうかと思うが?」
「翔真……」
翔真はリアスと共に下へ降りる。
「その翼……まさか白龍皇か?はっはははは!!本当に実在したとはなぁ?だが今はどうでもいい。リアス、俺と来るんだ」
「嫌よ…!私がもし貴方の元へ行けば朱乃達は!」
「心配するな。全員まとめて愛してやるからよォ」
ライザーはまるで獣のようは眼差しで朱乃達を見るが、朱乃達もライザーを嫌い、翔真の背後に隠れる。
「嫌だ…あんな奴なんか…」
「(アカメ…)」
アカメは翔真の袖を握り締めて静に呟いた。朱乃とエミリア、ゼノヴィアは警戒しつつ、ユリシアは操祈とミーアを抱き締めて2人を守ろうとしている。
「いい加減にしろよ。婚約とかどうとか……本人の意思を無視してまで」
「人間は黙ってもらおうか?これはもう決まった事だ」
了解が睨み合う中で再び魔法陣が現れ、1人のメイドが現れる。
「ラム!」
「リアス様、お久しぶりです。今回ラムはサーゼクス様の代理で来ています。婚約の件は両家の話し合いで決まった…しかしリアス様には意思が無く、ライザー様にはある。割れた意見のままでは歪みが生じる…ここは一つレーディングゲームで決めるのはどうでしょうか?」
「成る程。サーゼクス様の計らいか…俺は構わんがリアスはどうする?」
「やるわ。貴方との婚約は御免よ」
「…そうか。ならこちらから条件がある。白龍皇…貴様もレーディングゲームに参加しろ」
「「「……!?」」」
「最初見た時から気に入らん……俺様が直々に白龍皇を倒してやろう」
ライザーの発言に一同が驚く。本来レーディングゲームは悪魔のみの参加しか許されていない。ライザーの指定に翔真は前へ出る。
「望む所だ」
「翔真!?」
「俺とアルビオンを舐めてると…痛い目見るぞ」
「なら決まりですね。レーディングゲームを2週間後に開催します。両者はそれまでに…」
ラムが話す途中でライザーと翔真が近付き睨み合う。両者から赤い炎と白いオーラが吹き荒れる。
「はっ」
「……」
不死鳥とドラゴンの対決。リアス達を守る為に翔真は立ち上がる。