アイエス!彼の事が大大大大大好きな150人の彼女! 作:どこかの超電磁砲
「翔真ごめんなさい…貴方を巻き込んで」
「大丈夫ですよリアス先輩」
ライザーとのレーディングゲームに参加する事になってしまった翔真。リアスは巻き込んでしまい申し訳ないと謝罪するが翔真が手を取る。
「こうなったら勝ちましょう。大丈夫……俺は負けません絶対に」
「っ!」
リアスにビビーンと衝撃が走る。胸の高まりが抑えきれず顔も次第に赤くなる。
「(今のは一体…!このドキドキは…)」
レーディングゲームは2週間後。リアス達オカルト研究部は強化合宿に向けて色々と準備を始めるが翔真はある目的の為に個人での修行を選び、オカルト研究部とは2週間後に会う約束をする。部室へ出て携帯に着信が入る。相手は黒乃だ。黒乃の指定でis整備室へ足を運ぶ。
「よく来たな綾崎」
「理事長、一体」
「まずは見て貰った方が早いな」
整備室の奥に佇むグレーの機体。顔をはガンダムフェイスに酷似しており、胸や袖にはエングレービング施された機体の名はシナンジュスタイン。今この世界に存在するガンダムタイプのプロトタイプである。
「コイツは?」
「シナンジュスタインだ。コイツはユニコーンやバンシィを造ったアナハイム社が最初に造った全身装甲型のisでありガンダムタイプの祖先とも言うべき機体だ」
「……」
「スタインは白騎士を模倣し、白騎士を超える為に色々な装備を施されているが、今現在このシナンジュスタインを扱える者は誰も居ない」
「まさか理事長…」
「綾崎、お前にはしばらくシナンジュスタインのテストパイロットをしてもらう。このスタイン…どうやらお前を求めているらしい」
黒乃の話によれば、翔真が戦う毎にスタインは勝手に起動し共鳴を起こしていると報告が上がっていた。黒乃は神の加護を持つ翔真ならば扱えるのでは?と考え、翔真をテストパイロットに指名した。
「もし万が一の事があれば私に言え。このスタインがお前でも扱え切れないのであればアナハイム社にこれを返却せねばならん」
「シナンジュスタイン……」
シナンジュスタインの調整を軽く済ませて待機状態のグレーのイヤーカフスにする。それを耳に付けて早く修行をする為に走る翔真。すると箒が浮かない表情で歩いていた。
「篠ノ之?どうしたんだ」
「綾崎さん…実は」
箒が話したのは一夏の事だった。あの暴走以来一夏はより一層殻に閉じ籠もった。セシリアと和解は出来たのだが一夏は誰も寄り付かせないように1人で過ごす事が多くなった。箒やセシリアが一緒にご飯を誘っても上の空らしい。
「そっか…」
「私不安なんです。このまま一夏様が1人になってしまう…だからどうしたらいいかと考えていたんです」
「……篠ノ之、これ」
「っ!綾崎さん!これって!」
翔真は箒にある物を渡した。それは黒いガントレット…そうバンシィだった。
「今のアイツは危険だ。だから今は1人にしといてやれ。だけど…もし万が一の時はお前が止めろ」
「ですが!」
「大丈夫だ。ユニコーンやバンシィもNT-Dっていう厄介なシステムが付いてるが、優しい心を持った篠ノ之ならきっと扱える。何時も俺が織斑を止めれるとは限らない。だからそん時は頼む…篠ノ之」
「綾崎さん……」
「わりぃな。俺も俺でちょっとトラブルがあってな。もし危なかったら連絡してくれ」
翔真は自身の連絡先とバンシィを箒に託してその場を後にした。翔真は部屋に戻りジャージに着替えると修行の為にある人物を訪ねる。
「つまり、君は私の弟子になりたいと?」
「はい。理事長から話を聞きました…平塚先生。俺にはどうしてもやらなきゃならない事があるんです」
平塚静…学園七武海の1人。絶賛彼氏募集中の魔神の肩書を持つ教師だ。