アイエス!彼の事が大大大大大好きな150人の彼女!   作:どこかの超電磁砲

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このチャラ神は脳コメから


チャラ神のお告げ

 

 

ティアーユと出会ったその日に恋人になった翔真は浮かれていた。金髪美人でドジっ子という属性もそうだが、何より彼女の笑顔に夢中になっていた。

 

 

「はぁ…ティアーユが可愛い」

 

 

夜空を眺めながらそう呟いているとスマホが鳴る。着信画面には見知らぬ番号が表示されている。翔真は何の躊躇いもなく電話に出る。

 

 

『ハロハロー、やあ僕神様だよ。綾崎君の携帯で合ってるかな?』

 

「あ、新聞とか間に合ってるんで」

 

 

 

スマホの向こう側から聞こえて来たチャラそうな声に翔真は即座に電話を切る。しかし何度も着信が入り、翔真はスマホの電源を切る。だが……

 

 

『ハロハロー、綾崎君で合ってるよねぇ?』

 

 

「勝手に再起動した!?何でもアリか!?」

 

 

『うん!だって神だもん』

 

 

 

着信の相手はどうやらマジの神様だという。声はチャラそうな若い男性の声で胡散臭かったが、アクアの事も知っていた為、翔真は取り敢えず用件を聞く。

 

 

『実はさぁ、アクアがどうやら手違いで君に恋愛の加護を施したみたいでね』

 

 

「恋愛の加護?ああ、それだったら今日恋人が出来たが」

 

 

『違うんだよ。問題はそうじゃないのさ。アクアが施した加護っていうのはハーレムの加護なんだ』

 

 

「ハーレムって……あのハーレム?ハー◯ルンやPI◯IVとか二次創作で見るあのハーレムか?」

 

 

『そうだね。いいかい、本来運命の人っていうのは互いに一人までと決まっているんだ。だけどこのハーレムの加護は最大150人の異性と出会い、付き合う運命にあるのさ』

 

 

「150人って……マジで?」

 

 

『マジマジ〜!でね、このハーレムの加護にはデメリットが存在するんだ』

 

 

「デメリット?」

 

 

『ハーレ厶を良しとせず、一人だけに愛情を注いでいると…残りの149人が不幸に陥るんだ』

 

 

「なん…だと?」

 

 

 

ハーレムの加護は最大で運命の人となる150人の異性と出会い恋人になれるという加護。しかしハーレムを受け入れずに一人だけに愛情を注いでいると、残りの149人に不幸が訪れるという。

 

 

『加護が解けるならとっくに僕がやっている所なんだけど、何せ色々事情があるんだよ。彼女呑んだくれだけど、結構優秀だからね』

 

 

「ま、待ってくれよ!もしそのデメリットが本当ならヤバいじゃないか!アクアは居ないのか!?」  

 

 

『それがねー!アクアが急性アルコール中毒で寝たきりになってるから無理』

 

 

「あの駄女神…!」

 

 

『こうやって下界の人間と連絡するのは本来は禁止なんだけど、うちのアクアが迷惑を掛けたみたいだから今回は特別措置として僕が連絡したのさ』

 

 

「そうかよ。ならそのハーレムの加護はどう足掻いても解く事は無理なんだな?」

 

 

『そういう事。ちなみに一度付与された加護は永遠に効果を発揮し続けるし、加護を施した張本人でも解く事は出来ないんだ。一応僕の方で出来る限りのサポートはしてるから安心してよ』

 

 

「……これ、なんてギャルゲーだよ」

 

 

神からのお告げに翔真は頭を抱えた。

 

 

 

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