氷の少年とシャーレの先生   作:打率3割

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登場人物が考えているところは()の中に入れてみました



第3話 救出

 

『あれ?セリカは?』

 

柴関ラーメンへ行った次の日、教室にセリカがいないことに気づいた。

 

「先生!大変です!」

『ど、どうしたの?そんなに慌てて』

「実は、まだセリカちゃんが帰ってきてないんです!」

「え!」

『本当?』

「はい!電話にも繋がらなくて…家にもまだ帰ってきてないんです…」

 

(まさか、セリカが帰っていなかったとは、まさかストーカーされたのがあんなに嫌だったのか…?(まだ引きずってる))

 

「セリカちゃん大丈夫でしょうか…」

『…じゃあ、私が権限を使ってセリカの位置を特定するよ』

「えっ!それって大丈夫なんですか?」

『安心して、ヒョウガ。バレなきゃ大丈夫だよ。』

「…緊急事態なのできっと連邦生徒会も許してくれますよね。多分…」

 

先生がシッテムの箱でセリカの位置を特定する。するとそこには郊外の砂漠にセリカの反応があった。

 

「ここは…」

『砂漠…?』

 

先生とヒョウガが呟く。

 

「ん、ここはヘルメット団とかのチンピラが多いところ」

「何でここにいるのでしょうか…?」

「なるほどねー、帰宅途中のセリカちゃんを拉致してアジトに連れていったてことかー」

「そしたら、急いでセリカちゃんを救出しましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

「う……ん」

「へ?ここはどこ?」

「ここは…トラックの荷台?」

 

セリカはトラックの荷台で目を覚ました

 

「外…見えるかな…」

 

セリカはわずかに空いている隙間から外を覗いた。そんなセリカの目に映ったのは、

 

「…砂漠…線路⁉︎……ということは、ここ、アビドス郊外の砂漠⁉︎」

 

そう、アビドス郊外の砂漠であった

 

(どうしよう…、これじゃあ対策委員会のみんなに連絡も取れない…)

 

「…やだな、最後の言葉が死んじゃえなんて…」

 

セリカは泣き出しそうになっている。

 

すると、

 

ドゴォォン!

 

「⁉︎」

 

爆発音が響き、トラックが止まる。

 

「セリカちゃん発見!生存確認しました!」

「こちらも確認した、半泣きのセリカ発見!」

「⁉︎」

 

突如トラックの扉が開き、陽の光と共に聴き馴染んだ声が聞こえる。

 

「な、泣いてないわよ!」

「セリカさん!…無事でよかったです!」

『よかった〜、セリカが無事で』

 

先生とヒョウガもセリカに声をかける。

 

「な、何で先生達まで⁉︎どうやってここまできたの⁉︎」

「さらわれたお姫様を助けるのは勇者の役目ですからね!」

『伊達にストーカーじゃないからね〜』

 

「ばっばっかじゃないの⁉︎」

「誰がお姫様よ!しかも先生もストーカーって認めてんじゃない!」

「よかった…私、セリカちゃんに何かあったんじゃないかって…」

「アヤネちゃん…」

「まだ油断は禁物。ここは敵陣のど真ん中だから。」

「前方にヘルメット団の兵力確認!」

『さぁ皆んな!後もう一踏ん張りだ!』

「うわー、おっきい武器もたくさんあるねー」

「あいつら、絶対痛い目見せてやるんだから!」

 

戦いの火蓋は切って落とされた。

 

 

 

 

「くらいなさい!」

「うわ!」

「くっ!」

 

順調にヘルメット団を倒していく対策委員会たち。

 

ガゴゴゴゴ

 

そこにキャタピラの音を立てながら戦車が現れた

 

「うわー、こいつはめんどくさそうだねー」

「絶対倒してやるんだから!」

「みなさん気をつけてください!」

 

戦車はこちらに向かって砲弾をうってくる。

 

「チッ」

「ギャハハハハハ!お前らも戦車には勝てないだろ!」

「うるせえよ」

 

するとヒョウガが素早く戦車に近づき

 

ドガン!

 

ハンドキャノンを0距離で打った。ヒョウガのハンドキャノンの威力は、はっきり言って、銃が出しちゃいけないレベルの威力だ。そんなものを至近距離から受けた戦車が耐えられるはずもなく。

 

ドゴォォン!

 

爆発した

 

「おー、すごいねー」

「ん、ナイス」

「すごいです〜」

「や、やるじゃない」

 

その後のヘルメット団との戦いは対策委員会の勝利となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みなさん、お疲れ様です。」

 

ヘルメット団との戦いが終わった後、教室に戻り、アヤネから声がかけられる。

 

「セリカちゃん、怪我はない?」

「うん、私は大丈夫!皆んなありがとう!」

 

皆んながセリカの救出に歓喜した後、対策委員会の会議が始まる。

 

「皆さん。まずはこれをみてください。」

 

セリカがそう言って机の上に置いたのは先ほどヒョウガが破壊した戦車の部品だった。

 

「戦闘中に回収した、戦車の部品を確認したところ、キヴォトスでは使用が禁止されている違法なものだと判明しました。もう少し調べる必要はありますが…ヘルメット団達は、普通だったら入手できない武器まで保有しているそうです。」

「じゃあ、この部品の流通ルートが分かれば、ヘルメット団の裏にいる存在を探し出せますね!」

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり、とあるビルの一室。

 

「ふむ、やはりあの程度のチンピラではこの程度が限界か。」

 

声の主は窓の外を見ながら呟く

 

「ならば、あいつらに依頼するとしよう。」

 

部屋の一室で1人、カイザー理事はとあるところへ電話をかける…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、セリカとヒョウガは廊下にいた。

 

 

「そういえばアンタ…」

「?なんですか?セリカさん」

「あの時お姫様って言ったの…」

「あ、あ〜あれですか?あれ、先生に『セリカを助けたら言って』っていわれたんですよ〜」

「はぁ?」

 

セリカは顔を赤くしながら怒った。

 

「何人の乙女心で遊んでんのよ⁉︎」

「?乙女心ってなんですか?」

 

ヒョウガは先生に乙女心というものを教わっていなかった。ずっと凍っていたため、まだまだ世間知らずである。

 

「ん〜!もういいわよ!」

 

セリカは怒りながら歩いて行った。ヒョウガはポカンとしながら背中を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

「それでは、アビドス対策委員会の会議を始めます。」

「本日は先生方にもお越しいただいたので、いつもより真面目な議論にできると思うのですが…」

「は〜い⭐︎」

「もちろん」

「何よ、いつもは不真面目みたいじゃない…」

「うへ、よろしくねー」

『よろしく』

「よろしくお願いします」

 

アビドス対策委員会の定例会議が始まる。

 

「早速議題に入ります。本日は、「学校の負債をどう返済するか」について、具体的な方法を議論します。」

「ご意見のある方は、挙手をお願いします!」

「はい!」

 

セリカが元気よく手を上げる

 

「はい、1年の黒見さん。お願いします。」

「…あのさ、名字で呼ぶのやめない?ぎこちないんだけど…」

「せ、セリカちゃん…でも、せっかくの会議だし…」

「いいじゃーん、せっかくだし、おかたーい感じでいこーよー」

「ですよね⭐︎なんだか委員会っぽくていいとおもいま〜す⭐︎」

「先輩達がそういうなら…」

「とにかく!対策委員会の会計担当として、我が校の財政状況は破産の寸前としか言いようがないわ!」

「毎月の返済額は、利息だけで788万!このままじゃ、利息の返済も追いつかなくなっちゃう!」

「だから、ここで何かでっかく1発狙わないと!」

「でっかくって、例えば?」

 

そうアヤネが質問し、セリカが取り出したのはブレスレットが描かれたポスターだった。

 

「これこれ!街で配ってたチラシ!」

 

そこには大きく、「ゲルマニウム麦飯石ブレスレットであなたも一攫千金」と書かれていた。

 

「これは、身につけると運気が上がるんだって!これを3人に売るだけで…」

「却下ー」

 

ホシノが止めた

 

「な、何で?」

「セリカちゃん、それ、マルチ商法だから…」

 

教室内のセリカとヒョウガ以外は呆れたような表情をしていた

 

「えー!私3つも買っちゃった!」

「先生、マルチ商法ってなんですか?」

『…悪いことだよ…』

 

セリカは「ムキー!」と怒り、先生はヒョウガに簡単に説明していた

 

「それでは…気を取り直して…他に意見がある方はいらっしゃいますか?」

「はいは〜い⭐︎」

「2年の十六夜さん、どうぞ」

「はい!私はアイドルをやるのがいいと思います!」

「却下ー」

「えー、何でですか?ホシノ先輩なら特定のマニアに大受けしそうなのに…」

「こんな貧相な体がいいとか言っちゃう輩は人間としてダメでしょー、ないない」

 

ノノミの意見がホシノに一蹴され、また振り出しに戻る

 

「…それでは、他の意見がある方は挙手をお願いします…」

「はーい」

「3年の小鳥遊さん、どうぞ」

「まず、我が校には生徒数が少ないことが課題だよねー。トリニティやゲヘナみたいに、生徒数が多いと、毎月のお金だけでも結構な金額が入るはずー」

「そうなの?」

「うんうんそうだよー」

「それでは、具体的な方法を教えてください。」

「それはねー、他校のスクールバスをハイジャックするんだよー。アビドスへの転校手続きを書くまで降りられないようにするのー」

「はい⁉︎」

「ん、標的はどうする?ゲヘナ?トリニティ?」

「まっ待ってください!スクールバスなんかハイジャックしたら他校の風紀委員会が黙っていませんよ⁉︎」

「ならいい考えがある」

「…はい2年生の砂狼シロコさん…」

「銀行を襲うの」

「はい⁉︎」

「金庫の位置、警備員の配置、現金輸送車の走行ルートは事前に把握済み。」

「さっきから一生懸命見てたのはそれですか⁉︎」

「5分で1億は稼げる。はい、覆面」

「は、犯罪はいけません!」

「じゃあ〜もう先生達に決めてもらおうよ〜」

「え⁉︎この意見から選ぶんですか⁉︎も、もう少しまともな意見出してからでもいいのでは⁉︎」

 

急に先生とヒョウガに話が振られる。

 

「大丈夫だよー、先生なら間違いないってー」

 

先生とヒョウガは少し考えて答えを出した

 

『じゃあ、アイドルにしよう!プロデューサーは、私がやる!』

「僕も、アイドルがいいと思います。皆さん、可愛いのでアイドルやったらきっと人気でますよ。」

 

「い、いいわけないじゃないですか!!!」

 

ガッシャーン!

 

アヤネのちゃぶ台返しによって教室内に緊張が走る。

 

「いつもふざけてばっかり!銀行強盗とかマルチ商法とかそんなことばかり言って!」

 

その後、先生達はめちゃくちゃ説教された。

 

「いやぁー、悪かったってアヤネちゃん、ラーメン奢ってあげるからさ?」

「…怒ってません」

「はい、お口拭いてー。よくできましたー⭐︎」

「やめてください…赤ちゃんじゃないんですから…」

「…そういえば、ヒョウガさん、アイドルの時言ってたかわいいって…あれ本当ですか?」

「?はい、本当ですよ?」

「///…あんまり、女の子にそうゆうこと言わない方がいいですよ」

「え?何でですか?」

「何でもです!」

「アヤネちゃん、照れちゃってかわいいです〜⭐︎」

「揶揄わないでください!」

「…何でもいいんだけどさ、なんでまたウチに来たの?」

「アヤネ、チャーシューもっと食べる?」

「はい」

 

ガララと音が鳴り、紫の髪をした少女が開いた扉の隙間から顔を覗かせ、セリカに声をかける。

 

「あ…あのう、…ここで1番安いメニューっておいくらですか?」

「1番安いのは、580円の芝関ラーメンです!看板メニューなので美味しいですよ!」

「あ、ありがとうございます!」

 

すると、少女は扉を閉め、少し経つと先ほどの少女の他に3人の少女が入ってきた。

 

「やっと見つかったね〜、600円以下のメニュー」

「ふふふ。ほら、あったでしょう?これも想定済みだわ」

「はぁ…」

 

白い髪の少女がため息をつく。先ほどの少女以外に、長い白い髪をした少女と、コートを羽織った少女がいた。

 

「4名様ですか?お席にご案内しますね」

「いや、どうせ一杯しか頼まないし大丈夫」

「一杯だけ…?でも、今はお客様が少ない時間なのでせっかくなら空いている席にどうぞ」

「おー、優しい店員さんだね!ありがとう!じゃあ、わがままついでに箸は4膳よろしく、優しいバイトちゃん♪」

「えっ、4膳ですか?まさか1杯を4人で分け合うつもり?」

 

そうセリカが聞くと、最初に来た少女が頭を下げ、謝り始めた。

 

「すっすみません!貧乏ですみません!お金がなくてすみません!」

「あっ、いや、別にそんなに謝らなくても…」

「いえ、お金がないのはクビがないのも同じ!生きる資格なんてないんです!虫ケラにすら及ばないんです!虫ケラ以下ですみません…」

「はぁ…、ハルカ、ちょっと声大きいよ、周りの人に迷惑…」

 

落ち着いた雰囲気の白い髪の少女が先ほどの少女を宥めていると、セリカが言った。

 

「そんな!お金がないのは罪じゃないよ!胸を張って!」

「はっはい⁉︎」

「お金は天下の回りもの、ってね、まだ学生だし、それでも、小銭かき集めて来てくれたんでしょ?その姿勢が大事なのよ!」

 

セリカはそう言い、少女達を席へ案内した。

 

「私たち、ここの常連なんです〜⭐︎」

「そうなの?確かに、このラーメンは何度でも食べたくなるわね…」

「その制服、ゲヘナ?遠いところから来たんだね」

「私、こんな感じの光景、見たことあります。たしか、一杯のラーメンでしたっけ?」

「うへ〜、それは、一杯のかけそばじゃなかったっけ?」

 

賑やかに話していると、先ほど来たカヨコとムツキが何やらヒソヒソと話し始めた。

 

「…ねぇ、奴らの制服、アビドスじゃない?」

「うわ、本当だ」

「社長は気付いてないみたいだけど…」

「うーん、面白そうだしいいんじゃない?このままで」

「はぁ…」

 

 

 

「それじゃあ、気をつけてね!」

「お仕事頑張ってください!」

「じゃあね!」

 

ラーメンを食べた後、対策委員会は先ほどの少女達を見送っていた。

 

「ふふふ、いい人たちだったわね〜」

「…社長、あの子たちアビドスだよ。」

「え?」

「くふふ〜、アルちゃんほんとに気付いてなかったんだ〜」

「ななな、」

「何ですってーーーーー!!!!???」

「あはは、ほんとに気付いてなかったんだ〜」

「えっ!?それってターゲットってことですよね?私が始末してきましょうか?」

「あはは、もう遅いよー。しかも、もう攻めに行くんだしー。」

「あわわ、どうしましょう…」

「はぁ、行こう、社長。バイトの人たちが待ってる。」

「え、えぇ…」

(どうしましょう、あの人たちいい人だったし…)

 

 

そうしてアル達は傭兵のところへ向かった。

 

 

 

「後者より南に15kmの地点に大規模な兵力を確認!」

 

アヤネが教室に叫ぶ。

 

「まさか、ヘルメット団?」

「違います!おそらく、日雇いの傭兵です」

「へぇ〜、傭兵かあ、結構高いはずだけど。」

「これ以上接近されるのは危険です!先生!」

『うん!皆んな、出動だよ!』

「「「「「はい!」」」」」

 

先生の掛け声に対策委員会達が声を上げる。

 

 

学校を出て、傭兵達の方に向かうと、アヤネから通信が入る。

 

「前方に傭兵を率いている集団を確認!」

「あれ?あの人たち、ラーメン屋さんの…」

「う、ううぅ…」

「誰かと思えばあんた達だったのね!無料でラーメン特盛にしてあげたのに!この恩知らず!」

「あはは、あの件はありがとう、でもこれはこれそれはそれ。こっちも仕事なんだよねー」

「残念だけど、公私ははっきり区別しないと。受けた仕事はきっちりこなす。」

「…なるほど、その仕事が便利屋なんだね。」

 

 

「誰の差金だ。答えろ」

 

ヒョウガが、普段聞かないような声で言った。

 

「え〜、ラーメン屋さんにいた時は優しそうだったのに〜、怖いよ〜?」

 

そうムツキが言うと、ヒョウガは銃をムツキの顔の横に撃った。

 

「3度目はない。誰の差金だ?」

「へぇ〜、じゃあ、力ずくで聞いてごらん!」

 

そう言うと、ムツキが何やら大きいカバンを投げてきた。

 

「っ!」

 

すると、それがヒョウガの近くで爆発した。

 

「ヒョウガさん!」

「ヒョウガ君!」

「ヒョウガ!」

『ヒョウガ!』

 

先生や、対策委員会が、ヒョウガの名前を叫ぶ。

 

「…」

 

煙が晴れると、ヒョウガが立っていた。

 

「あー、わかった。そういうことなんだな。」

 

すると、ヒョウガの周りに、白い冷気が出てきた。そして、足元が凍っていく。

 

「じゃあ…」

 

ヒョウガは手を横に伸ばした。すると手のひらのあたりから氷ができていき、やがて氷はマチェットのような形状となり、ヒョウガの手に握られた。

 

くたばれ

 

刹那、ムツキの前にヒョウガが現れる。

 

「っ!」

「ムツキ!」

 

間一髪のところでムツキが避けられたのは奇跡だった。

 

「大丈夫?」

「う、うん…」

「社長、あいつやばいよ」

「わ、私が仕留めてきます!」

「待って!」

 

すると、ハルカがヒョウガの元へと向かっていく。

 

「死んでください死んでください死んでください死んでください!」

 

ハルカが散弾銃を撒き散らしながらヒョウガに攻撃する。だが、ヒョウガはそれをマチェットで全て対応していた。

 

そして、

 

「うっ!」

「ハルカ!」

 

ヒョウガが近づいてきたハルカにマチェットで胴体を叩く。

ハルカの体が飛ばされ、近くの家に叩きつけられる。

 

「ハルカ!」

「うぅ…」

 

ハルカは気絶してしまっていた。

 

「撃て!」

 

するとヒョウガに向かって傭兵が銃を撃ってきた。

 

「させないよ!」

 

すると、対策委員会達が傭兵に向かって攻撃を始めた。

 

そして、便利屋とアビドスの戦いは、傭兵が全滅し、アビドスの勝利となって終わった。

 

戦いが終わり、教室の中に戻るとヒョウガは質問をされていた。

 

「あの氷は何ですか?」

「どうやって氷を出したんですか?」

「どうやってやったの?」

「ん、教えて」

「え、えっと…」

 

ヒョウガは質問に自分でもよくわからないが使えることは確かだと伝えた。

 

「へぇ〜、すごいねー。おじさん、羨ましいよ〜」

「ありがとうございます…」

 

ヒョウガがお礼を述べた後、アヤネが話を切り出す。

 

「先日の戦闘で手に入れた兵器の破片を調べたところ、現在は生産されていない型番だったんです。」

「えっ、じゃあどうやって手に入れたのよ?」

「生産が中止された製品を入手する方法は、キヴォトスではブラックマーケットしかありません。」

「ブラックマーケット…とっても危険な場所じゃないですか。」

「そうです、あそこは連邦生徒会の許可が降りていない部活やお店が多く並んでいる…いわば無法地帯です。」

「便利屋68もあそこに?」

「はい。何度かブラックマーケットでも騒ぎを起こしていると聞きました。」

「じゃあ、武器と便利屋にも関連がないか探すのもありだねー」

「はい、それではブラックマーケットへ情報収集に行きましょう!」

 

こうして、対策委員会はブラックマーケットへ向かった。

 




今、各学園のヒロインを決めております。1人ではありません。被害者は結構な数作るかもです。ヒョウガのタイプ的に、しっかりした同級生〜先輩辺りに多分ドストライクだと思うので、そこら辺の生徒がヒョウガに落とされると思っててください。

ヒョウガの口調が荒いのはキレているからです。普段は、戦闘中でもいつもの口調です。


文字数、長くなっちゃった…





誤字脱字報告等よろしくお願いします。
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