【TS】神様のミスで死にましたが、補償内容が羞恥プレイなんですけど   作:もろきゅー

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10話 森渡り

 ギルドの扉を押した瞬間、独特のざわめきが耳に飛び込んできた。

 

 昨日とは違う、少し落ち着いた空気。

 カウンター前で受付と話す冒険者、テーブルで依頼書を睨んでいる者、壁際の掲示板を眺めている者──それぞれが、それぞれの「仕事前」を過ごしている。

 

「行こうか」

 

 俺の言葉に、カイトとティナが小さく頷いた。

 

 今日は、昨日までとは違う服装だ。

 ハイレグアーマーとも粗いリネンのごわごわともおさらばし、下着も服も新品。

 普通のチュニックにズボン、上から軽い上着。腰には、例の髑髏の剣だけを下げている。

 

(……見た目だけなら、だいぶマシになったはずだ)

 

 ハイレグアーマーよりは、圧倒的に「人としてまとも」に見えるだろう。

 そう思いたい。

 

 カウンターへ向かう途中、何人かの冒険者と目が合った。

 

「……あれ、昨日の」

「服、普通になってる」

「でもやっぱ可愛いな……」

 

 小声のはずなのに、やけにはっきり聞こえる。

 耳が勝手に拾ってしまうのだから仕方がない。

 

「またあの鎧見たかったんだけどなぁ」

「わかる」

 

 そんな会話が背中のほうから聞こえてきたところで、隣のティナが小さく舌打ちした。

 

「じろじろ見んな」

 

 鋭い視線が、ひそひそ声の方向を射抜く。

 当人たちは慌てて視線を逸らし、掲示板のほうに顔を向けた。

 

(……ティナが怖いのか、面倒くさいのか)

 

 たぶん両方だ。

 ありがたいけど、申し訳なさもある。

 

 カウンターまで進むと、受付嬢のリーネが顎に手を当てて書類と格闘していた。

 顔を上げた瞬間、ぱちりと目が合う。

 

「あら」

 

 リーネの瞳が、ほんの少し丸くなった。

 

「アウラさん。今日は“普通の格好”なんですね」

 

「……そう見えるなら、喜んでいいのか?」

 

 苦笑気味に返すと、彼女も小さく笑った。

 

「ええ、とっても。昨日は……その、だいぶ印象的でしたから」

 

 遠回しな言い方が逆に刺さる。

 気を取り直して、本題に入った。

 

「ギルド長との面談の件だが……今、時間を取ってもらうことはできるだろうか?」

 

「来てくださってよかった。ちょうど、ロドリス様──ギルド長も手が空いてます」

 

 ロドリス。

 この街のギルド長の名前か。

 

「ギルド長にお伝えしてきますから、少しだけ待っていてもらえます? あっ、椅子に座っていていいですよ」

 

 そう言って、リーネは奥の階段へと急ぎ足で去っていった。

 

 俺たちはロビーの隅のベンチに腰を下ろす。

 しばらくすると、さっきよりあからさまに視線が集まってきているのを感じた。

 

「なあ、昨日の子だよな?」

「うん、間違いない。ほら、剣が同じだろ」

「服変わると印象も変わるな……」

「隣の子に罵って貰いながら、二人に踏んでほしい」

 

 昨日の白鹿亭にいた連中とは違う顔ぶれだ。

 ティナが再び、じろりと周囲を一掃するように睨んだ。

 

「……変なこと言ってたら、聞こえるわよ」

 

 その一言で、空気が一瞬だけぴんと張る。

 そうこうしているうちに、階段のほうから足音が近づいてきた。

 

「お待たせしました」

 

 リーネが戻ってくる。

 

「ギルド長がお会いになるそうです。二階の応接室にご案内しますね」

 

 俺たちは立ち上がり、リーネの後について階段を上った。

 二階は一階より静かで、事務室や会議室が並んでいるらしい扉がいくつも見えた。

 その一番奥、重厚な木の扉の前で、リーネが振り返る。

 

「こちらです。どうぞお入りください」

 

 軽くノックしてから、扉を開ける。

 

 

 

 応接室の中は、落ち着いた雰囲気だった。

 厚手のカーペットに、重そうな木製の机。

 壁には地図と、いくつかの証書のようなものが飾られている。

 

 机の向こう側の椅子に、一人の男が座っていた。

 

 年の頃は五十代くらいか。

 短く刈った黒髪には白いものが混じり、頬から顎にかけて一本、古い傷跡が走っている。

 肩は広く、シャツ越しでも分かるほど体は鍛えられていた。

 

 いかにも「元冒険者」といった風貌だ。

 

「紹介します」

 

 リーネが一歩前に出る。

 

「こちらが、このギルドのギルド長、ロドリス・ハーランド様です」

 

「アウラだ。こっちはティナとカイト」

「どうも」

「よ、よろしくおねがいします!」

 

「ロドリスでいい」

 

 低くよく通る声だ。

 ギルド長は立ち上がり、俺たちを見ると少しだけ目を細めた。

 

「君たちが昨日、キラーボアを倒してくれた冒険者か?」

 

「はい」

 

 俺が頷き、カイトとティナも続く。

 

「座ってくれ。そんなに固くならなくていい」

 

 勧められるまま、向かいのソファに腰を下ろした。

 ロドリスも再び椅子に座り、肘を軽く机に置く。

 

(……見た目は怖いけど、声は思ったより柔らかいな)

 

 緊張しすぎないように、息を整える。

 

「まずは礼を言わせてもらおう」

 

 ロドリスがゆっくりと言った。

 

「あのサイズの個体を、よく倒し街まで届けてくれた」

 

「運搬は、手伝ってくれた人たちのおかげだ。俺たちだけじゃ、途中で力尽きていた」

 

「それでも、君たちが仕留めていなければ、今も森の入口をうろついていたかもしれない。街にとっては大きな問題だ」

 

 ロドリスはそう言ってから、リーネの持つ書類に視線を落とした。

 

「リーネから、報告は受けている。キラーボアが現れたのは、オーロックの森の入口付近……街からさほど離れていない場所だそうだな?」

 

「ああ。森の入口から、少し入ったあたりだ」

 

 頭の中で地形をなぞりながら答える。

 ロドリスは短く頷いた。

 

「本来、キラーボアはもっと森の奥に棲む魔物だ。入口近くまで出てくることは、滅多にない。……だからこそ、君たちにひとつ依頼をしたいと思っている」

 

「依頼?」

 

 思わず聞き返す。

 

「内容は、単純だ」

 

 ロドリスは机の上に一枚の用紙を置いた。

 依頼書だろう。

 

「オーロックの森に向かう調査隊をひとつ出す。その中に、“森に詳しい冒険者”を一人同行させる予定だ」

 

 森に詳しい冒険者。

 ──高ランクの者だろうか。

 

「君たちには、その者と一緒に森へ行き、“キラーボアと遭遇した場所”を正確に教えてほしい。……それだけだ。危険な調査は、後日その者とギルド側で行う。君たちに戦闘を求めるつもりはない」

 

「場所の案内だけ、ということか」

 

「そうだ。ギルドとしても、入口付近に何が起きているのかは把握しておきたい。君たちの記憶が一番確かだろう?」

 

 言っていることは筋が通っている。報酬はそう高くないだろうが、内容を考えれば妥当だ。

 

(ギルドと揉める理由もないしな)

 

 ここで「関わりたくない」と断ってしまえば、今後何かと面倒になりそうだ。

 それに──あのキラーボアが、単なる偶然で出てきたのかどうかは、自分でも少し気になっている。

 

「俺は……今のところ、特に依頼は受けていない」

 

 俺は隣の二人を見る。

 

「ティナ、カイト。何か外せない用事はあるか?」

 

「特にないわ。森の入口くらいなら、すぐ往復できるし」

 

「僕も大丈夫です! むしろ、ちゃんと確認しておきたいですし」

 

 二人とも即答だった。

 

「なら、問題はない」

 

 俺はロドリスのほうへ向き直る。

 

「引き受けよう」

 

「助かる」

 

 ロドリスの表情が、ほんのわずか緩む。

 

「では、依頼書の手続きはこのあとで済ませておく。……それから、もうひとつだけ確認したいことがある」

 

 視線が、俺の腰の剣に落ちた。

 

「キラーボアを仕留めたのは、その剣だな?」

 

「ああ」

 

 腰の柄にそっと手を置く。

 

「……鞘から抜いて、見せてもらってもいいかな?」

 

 顔は笑顔だが、目は真剣だ。

 

(……まあ、見せるくらいなら構わないか)

 

 女神の事や、勝手に動く事など、その辺りは話すつもりはない。

 ただの「武器の確認」なら、ギルドとしては普通の行為だろう。

 

「分かった」

 

 ゆっくりと柄を引き上げる。

 鞘口から、銀色の刃が現れた瞬間──

 応接室の空気が、ほんの少しだけ変わった気がした。

 

 鏡のように全てを反射し、異様なほど滑らかな刀身。

 研ぎ澄まされている、というより、最初から「そういう形」で存在しているような、歪みのない線。

 

 室内の音が、半歩遠のく。

 ロドリスの目が細くなり、隣で控えていたリーネが小さく息を飲んだのが分かった。

 

「……これくらいで十分だ」

 

 ロドリスの声で、軽い緊張が解ける。

 俺は再び、刃を鞘に戻した。

 

「ただの剣ではないな」

 

 ロドリスが静かに言う。

 

「魔剣……といったところか」

 

「詳しいことは、俺もよく知らない」

 

 これは嘘ではない。

 女神から渡された、よく分からない剣。

 異常に切れ味がよく、勝手に動くこともある、という事実以外は、俺もまだ知らないのだ。

 

「どこで手に入れた?」

 

 ロドリスの視線が、もう一度こちらを掬い上げる。

 

「知り合いから、譲り受けただけだ。……詳しい出自までは聞いていない」

 

 女神を「知り合い」と呼んでいいのかは分からないが、広い意味では間違っていない。

 ロドリスは、数秒だけ俺を見つめ、それから短く息を吐いた。

 

「……なるほど。深く踏み込むつもりはない」

 

「……助かる」

 

「ただ、ギルドとしては、“危険物”かどうかだけは把握しておきたい。今のところ、君自身の意思で扱えているなら、問題視はしないさ」

 

「扱えているかどうかは微妙だが……少なくとも、誰かを斬りつけたりはしていない」

 

 今のところは。

 心の中でそう付け足す。

 

「ところで」

 

 ロドリスがふと思い出したように言った。

 

「もうひとつ、確認しておきたい装備があったな。リーネから聞いた話だと、昨日はずいぶんと……特徴的な鎧を着ていたそうだが」

 

「……」

 

 反射的に、肩に力が入った。

 

 ハイレグアーマー。

 この世界に来てから、俺の羞恥心と命運を弄んでいる問題作。

 

「今は外している。宿に置いてある」

 

「そうか。機会があれば、いつかそれも見せてほしい。防御性能や魔力の反応次第では、ギルドとしても何か参考になるかもしれん」

 

「前向きな言い方をされても、複雑だな……」

 

 鎧を「資料」として扱われるのか。

 とはいえ、今ここで断言してしまうのも得策ではない。

 

「……考えておく。機会があれば、だ」

 

「分かった。無理強いはしない」

 

 ロドリスが頷いた、そのときだった。

 

 コン、と扉がノックされる音がした。

 

「入れ」

 

 ロドリスの声に、扉が開く。

 

 現れたのは、黒づくめの男だった。

 

 黒いシャツに黒いズボン、黒いブーツ。

 腰には、装飾の少ない長めの剣。

 ただ──その全身黒よりも目を引いたのは、その疲れ切ったような顔だ。

 

 銀色の髪は寝癖で跳ね放題、無精ひげがうっすら伸びている。

 目の下にはクマ。片手で額を押さえながら、男は部屋に入ってきた。

 

「……頭痛ぇ。マジで、二日酔いのやつを引っ張り出すのはやめてくれないか、ロドリスの旦那」

 

 男がぼやくように言う。

 

「昨日だって、依頼帰りで泥のように寝てたんだぞ。せめてあと三時間は寝かせてくれよ。なぁ?」

 

「うるさい」

 

 ロドリスが一言で切り捨てた。

 

「お前が飲み過ぎなだけだ、ヴァンクロウ」

 

 ヴァンクロウ。

 

 その名を聞いた瞬間、隣のカイトが小さく息を呑んだ。

 

「ヴァンクロウって、あの“森渡りのヴァン”ですか!?」

 

(……森渡り?)

 

 聞いたことのない単語に頭が追いつかず、困惑した表情を浮かべていたらティナが説明してくれた。

 

「“森渡りのヴァン”って言えば、オーロックの森を単独で踏破する、高ランク冒険者よ。この街で一番ランクが高いミスリル級冒険者……。この辺では知らない人は居ない有名人ね。まぁ、私も実物は初めて見るけど……」

 

 そういえば、冒険者ギルドのランク制度が銅級から始まって……

 銅 → 鉄 → 銀 → 金 → ミスリル → アダマンタイト → オリハルコンって規約に

 書いてあった気がする。

 そうするとこの男は上から3つ目か。

 

「……んん?」

 

 寝ぼけたように、男──ヴァンがこちらを向く。

 銀色の髪が揺れた。

 

 そして、俺と目が合った瞬間。

 彼の表情がぴたりと止まった。

 

「…………」

 

 視線が、数秒間固定される。

 

「……ちょっと待ってくれ」

 

 そう言い残して、ヴァンはくるりと踵を返し、そのまま扉の外へ出ていった。

 

「……?」

 

 全員がぽかんとする。

 

 数分もしないうちに、再びノックの音。

 今度のヴァンは──別人みたいだった。

 

 髪はきちんと整えられ、無精ひげもきれいに剃られている。

 シャツの皺も伸びていて、さっきまでの「寝起き二日酔いの兄ちゃん」が、綺麗なイケメンにランクアップしていた。

 

「お待たせしました」

 

 さっきとは打って変わって爽やかな声で言うと、軽く前髪をかき上げる。

 視線はまっすぐ、俺に向いていた。

 

「やぁ、かわいいお嬢さん。さっきは失礼したね。自己紹介がまだだった」

 

 にこりと笑う。その笑顔は、確かに「慣れている」感じがする。

 

「俺はヴァンクロウ。森渡りのヴァン、って呼ばれてる。君の名前を、聞いてもいいかな?」

 

(……テンションの落差がすごいな、おい)

 

 さっきまで二日酔い全開だった人間とは思えない切り替えだ。

 内心ツッコミを入れつつも、名乗らないわけにもいかない。

 

「アウラだ」

 

「アウラ。いい名前だ」

 

 ヴァンは一歩近づき、当たり前のような口調で続けた。

 

「結婚を前提にお付き合いしてください」

 

「は?」

 

 脳が一瞬、固まった。

 

(いやいやいやいや、何を言ってるんだこの男は)

 

 冗談なのか本気なのか、声色だけでは判断がつかない。

 こっちは、ようやく下着問題を一段落させたばかりで、婚約どころか、明日の予定すら満足に立てられていない。

 

「いきなり何を言ってるのよ、あんた」

 

 ティナが、呆れというより半分本気で睨みつける。

 

「そうですよ! アウラさん困ってるじゃないですか!」

 

 カイトまで抗議の声を上げた。

 

 ヴァンは「おっと」と肩をすくめ、両手を軽く上げる。

 

「ごめんごめん。ちょっと口が滑った。……でも、気持ちはだいたい本当だよ?」

 

「だいたい本当ってなんだ」

 

 思わずツッコミが口からこぼれた。

 それを聞いて、ヴァンは楽しそうに笑う。

 

「ま、とにかく」

 

 改めて、きちんとした調子で手を差し出してくる。

 

「改めてよろしく、アウラ」

 

 差し出された手に、自分の手を重ねる。

 握手を交わした瞬間、手のひら越しに伝わる力は、見た目以上にしっかりしていた。

 

(……軽口ばっかりだけど、腕は本物なんだろうな)

 

 そんな予感がした。

 

「で──君たちは?」

 

 ヴァンが視線を二人に向ける。

 

「私はティナよ。風の初級魔法が使える。……アウラに変なことしたら、許さないから」

 

「物騒だなぁ」

 

 と言いながらも、ヴァンの目はどこか楽しそうだ。

 

「僕はカイトです!」

 

 カイトが背筋を伸ばす。

 

「まだまだ駆け出しですけど、頑張ります!」

 

 ヴァンは彼の全身をざっと眺めてから、口角を上げた。

 

「うんうん、初々しい感じだ。よろしくな」

 

「は、はい!」

 

 カイトが、少し緊張した声で返事をする。

 

「自己紹介は済んだな」

 

 ロドリスが軽く咳払いをする。

 

「ヴァンクロウ。改めて説明するが、彼女たちには“キラーボアが現れた場所”を案内してもらうだけだ」

 

「了解」

 

 ヴァンが気だるげに片手を挙げる。

 

「本調査の前に森の入口付近を見に行くだけだろ、大したことはないさ。……問題は、その奥だろうけどな」

 

 言葉の端に、うっすらと殺気のようなものが混じる。

 

「で、アウラ。君たちの予定を聞きたい。ギルド長からは出来るだけ早くって話は聞いてるけど……明日の午前中に森に入るのは問題ないか?」

 

 俺は隣の二人をちらりと見る。

 

「2人は?」

 

「別にいいわよ。森の入口なら慣れてるし」

 

「僕も大丈夫です!」

 

「じゃあ、明日だな」

 

 ヴァンがにやりと笑う。

 

「明日の朝、ギルド前で集合だ。かわいい子に待たせないよう、俺は先に待ってるから、遅刻しないでくれよ」

 

「誰がかわいい子なのかはともかく、遅刻はしない」

 

 適当に受け流す。

 横でティナが眉間に皺を寄せているのが視界の端に見えた。

 

「……こんなやつだが、腕は確かだ」

 

 ロドリスが苦笑混じりに言う。

 

「森に関しては、ギルドでも一番詳しい。君たちを危険にさらすような真似はしないだろう」

 

「勿論だとも。あー……もう限界かも。二日酔いで吐きそう」

 

「……明日までにどうにかしてもらおう」

 

 ロドリスが小さく肩をすくめる。

 

「こちらからの話は以上だ。質問はあるか?」

 

「今のところはない」

 

「では、今日はこれで解散としよう。リーネ、依頼書の処理を頼む」

 

「はい」

 

 リーネが頭を下げる。

 

「アウラさん、ティナさん、カイトさん。明日の集合時間などは、このあと一階でご説明しますね」

 

「ああ、分かった」

 

 俺たちは椅子から立ち上がり、軽く頭を下げて応接室を後にした。

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