【TS】神様のミスで死にましたが、補償内容が羞恥プレイなんですけど   作:もろきゅー

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 やっと100話まで来れました。
 ここまで書けたのも、皆さんのお陰です。
 本当にありがとうございます(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ ペコ


100話 二人の強者

 それから、どれくらい経っただろう。

 リリアは次から次へとウィッグを試し、そのたびに鏡の前で右を向いたり、左を向いたりしていた。

 どうやら、ようやく満足したらしい。

 

「楽しかったですわ~!」

 

 店の外へ出たリリアは、両手を胸の前で組み、満ち足りたように息を吐いた。

 

「お化粧と合わせて、いつもと違う自分になりたいというアウラの気持ちも、少しわかった気がしますの」

 

 うんうん、と一人で納得したように頷いている。

 

「ま、まあ、普段と違う自分になれるのは新鮮ですよね」

「ええ!」

 

 リリアは大きく頷いた。

 

「さっそく家へ帰ったら、お父様に相談してみますわ!」

「本当に買うんですか?」

「まだ決めてはいませんの。でも、少しくらい持っていてもよいと思いますわ!」

 

 少しくらいで済むのだろうか。

 店の中では、あれもよい、これもよいと随分悩んでいた。

 下手をすると、クラウスが根負けするまで何日も頼み続けそうだ。

 そんなことを考えながら、俺は通りの端へ目を向けた。

 

 ロイドは、ウィッグ店へ入る前とまったく同じ姿勢で立っている。

 背筋を伸ばし、周囲へ視線を配り続けていた。

 俺だったら、とっくにどこかへ座って寝ているだろう。

 長時間立ち続けていたはずなのに、疲れた様子も見せない。

 さすが騎士というべきか、随分と真面目な人だ。

 

「リリア様、アウラ様」

 

 ゲオルグが、俺たちへ穏やかに声をかけた。

 

「もしよろしければ、少し甘い物でも召し上がっていかれませんか。長い時間お店にいらっしゃいましたので、そろそろ休憩を挟まれた方がよろしいかと」

「そうですわね。わたくしも、少しお茶をいただきたいですわ」

 

 リリアはすぐに賛成した。

 確かに、化粧品店からウィッグ店まで回り、かなりの時間が経っている。

 ほとんど椅子へ座っていただけとはいえ、顔へ何度も化粧を施されたり、ウィッグを試着したりしていたせいか、俺も少し疲れていた。

 

「私も賛成です」

「では、近くにおすすめのお店がございますので、そちらへまいりましょう」

 

 ゲオルグが先へ立ち、歩き始める。

 

「お茶とタルトが評判のお店でございます。今の時期でしたら、リリア様がお好きな木苺を使ったタルトが美味でございますよ」

「木苺ですの?」

 

 リリアの顔が、ぱっと明るくなった。

 

「それでしたら、ぜひ行きたいですわ!」

 

 ゲオルグのおすすめなら、味も期待できそうだ。

 以前教えてもらった星蜜焼きも美味しかった。

 食べ物に関しては、信用してよいだろう。

 しばらく通りを歩くと、開けた角地に洒落た店が見えてきた。

 

 白く塗られた壁に、深緑色の屋根。

 大きく開かれた窓からは、焼き菓子の甘い香りが漂っている。

 店先にはいくつかの丸い卓と椅子が置かれ、通りを眺めながら飲食できるようになっていた。

 

「こちらでございます」

 

 ゲオルグは空いていたテラス席へ俺たちを案内した。

 

「私は注文をしてまいります。リリア様は木苺のタルトとお茶でよろしいですか?」

「ええ。それでお願いしますわ」

「アウラ様はいかがなさいますか?」

「では、私も同じ物をお願いします」

「かしこまりました。少々お待ちくださいませ」

 

 ゲオルグは一礼すると、店の中へ入っていった。

 俺とリリアが椅子へ腰を下ろす。

 

 ロイドは座ろうとせず、リリアの少し後ろへ立った。

 テラス席の周囲だけではなく、その先にある通りまで広く見渡している。

 館にいる時は、声が大きくて、妙に張り切っている人という印象だった。

 だが、こうして護衛をしている姿を見ると、やはり隙がない。

 顔は正面へ向けたままなのに、視線は通りを行き交う者を一人ずつ追っているようだった。

 気配が鋭い、というのだろうか。

 ただ立っているだけなのに、遠くまで見透かしているような感じがする。

 

 俺がじっと見ていたことに気づいたのか、ロイドと目が合った。

 真剣だった顔が、一瞬だけにこりと緩む。

 だが、すぐに表情を戻し、再び周囲へ目を配り始めた。

 

 うん、こうして見ると、立派な騎士って感じだな。

 そんなことを考えていた、その時だった。

 

「ど、泥棒ーっ! 誰か、そいつを捕まえて!」

 

 通りの向こうから、女性の叫び声が響いた。

 何事かと顔を向ける。

 人混みを乱暴に押し退けながら、一人の男がこちらへ走ってきていた。

 

 薄汚れた服に、手入れのされていない髪。

 小脇には、革製の鞄らしき物を抱えている。

 その少し後ろを、若い女性が必死に追いかけていた。

 

「待って! それを返して!」

 

 男は後ろを振り返り、悪態をつく。

 前方の人間が慌てて道を空けた。

 その結果、男は逃げ道を見つけたように進路を変え、まっすぐこちらへ向かってくる。

 

 おいおい。

 このままでは、リリアの座っているテラス席のすぐ横を通る。

 俺は椅子を引き、立ち上がろうと足へ力を込めた。

 だが──。

 

「えっ?」

 

 すぐ後ろにいたはずのロイドの姿が、視界から消えた。

 いや、消えたように見えただけだ。

 次に姿を捉えた時には、ロイドはすでに男との距離を半分以上詰めていた。

 

 速い。

 

 迷いも、予備動作もなかった。

 地面を強く蹴ったというより、気づいた時にはそこへいたように見えた。

 だが、男へ迫っているのはロイドだけではなかった。

 通りの反対側から、もう一つの小柄な影が飛び出している。

 奇妙な形をした兜。

 兜の両側へ張り出した部分は、どう見てもシュモクザメの頭を思わせる。

 そしてあの変わった鎧には、見覚えがあった。

 星蜜焼きの店で出会った少女、フィアだ。

 

 ロイドが男の右腕をつかむ。

 ほぼ同時に、フィアが反対側の肩へ手を伸ばした。

 

「むっ?」

「ありゃ?」

 

 二人は、互いが同時に男へ手を出したことに驚いたようだ。

 だが、すでに手は止められない。

 ロイドが男の腕をひねり上げる。

 フィアが肩をつかみ、反対方向へ引いた。

 二人の力が重なった結果、男の身体がふわりと地面から浮き上がった。

 

「へ?」

 

 泥棒本人が、間の抜けた声を上げる。

 次の瞬間。

 

「ぐえっ!」

 

 男は地面へ叩きつけられ、そのまま動かなくなった。

 死んではいないだろうが、完全に気を失っている。

 男を押さえたまま、ロイドとフィアが顔を見合わせる。

 

「……あんた、速いな」

「おにーさんこそ~」

 

 フィアは楽しそうに答えた。

 ロイドは本気で走ったように見えた。

 それでも、フィアはほとんど同じ速さで男へ到達している。

 

 いや。

 

 同じだっただろうか。

 ロイドの動きには、鍛え上げた者特有の鋭さがあった。

 身体の使い方に無駄がなく、一歩目から最大限の速さで踏み込んでいる。

 

 だが、フィアの方は違った。

 力んだ様子もなく、少し急いで駆け寄っただけに見える。

 まるで、あれが本気ではないような──。

 

「あ、ありがとうございますぅ!」

 

 泥棒を追っていた女性が、息を切らせながら近づいてきた。

 

「そいつに、急に荷物を取られて……!」

 

 女性は地面に落ちていた鞄を拾い上げ、胸へ抱き締める。

 

「盗られた物に間違いありませんか!?」

「は、はい! 私の物です!」

「わかりました!」

 

 ロイドは周囲へ顔を向けた。

 

「すみません! どなたか、近くの兵士を呼んでいただけますか!」

 

 通り中に響き渡るほどの大声だった。

 

「うわぁっ」

 

 すぐ隣にいたフィアが、肩をびくりと跳ねさせる。

 

「おにーさん、声でっかいねぇ~」

「あー……すまん」

 

 ロイドが、気まずそうに頭をかいた。

 普段のきっちりした話し方とは、まるで違う。

 

「騎士団で、腹から声を出せって散々訓練されてんだ。どうも加減ができなくて、ついでかくなっちまう」

「へぇ~。でも、あれなら遠くまで聞こえそうだね」

「まあな。緊急時には役に立つぜ」

 

 何だか、いつもより生き生きしている。

 リリアは二人の活躍を見て、しばらく目を丸くしていた。

 やがて、興奮したように立ち上がる。

 

「す、すごいですわー! 二人とも、とっても格好よかったですの!」

 

 周囲にいた客や通行人からも、拍手が起こった。

 

「すごいぞ、二人とも!」

 

「一瞬だったな!」

 

「騎士様はともかく、もう一人は冒険者か?」

 

「変わった兜だなぁ」

 

「あれには何か意味があるのか?」

 

 フィアは兜へ手を当て、少し首を傾げた。

 本人は、この装備がどれほど目立っているのか、あまり気にしていないらしい。

 しばらくすると、呼びに行った者が兵士を連れて戻ってきた。

 ロイドは泥棒を兵士へ引き渡し、何があったのかを簡潔に説明する。

 兵士はフィアにも確認したが、フィアは「泥棒だって聞こえたから捕まえただけだよ~」と、軽い調子で答えていた。

 

 説明が終わると、兵士たちは気絶した男を担ぎ上げ、被害者の女性とともに去っていった。

 ロイドとフィアは、その場に残って互いの顔を見合わせる。

 

「あんた、やるなぁ。俺と同時に動ける奴なんて、そうはいねえぞ」

「おにーさんこそ、なかなか速かったじゃん~。普通の人なら、私が捕まえる前に追いつけないよ~」

「普通の人って……あんた、一体何者だ?」

「んー? 私は私だよ~」

 

 フィアが、楽しそうに口元を緩めた。

 目元は兜に隠れているが、弾んだ声からも機嫌のよさが伝わってくる。

 ロイドも、つられるように笑った。

 

「ははっ。変な奴だな」

「おにーさんに言われたくないよ~。声すっごく大きいし」

「それとこれは別だろ」

 

 二人は、すっかり意気投合したようだった。

 だが、そこでロイドの表情が固まる。

 

「あっ、やべっ」

 

 こちらを振り返り、リリアの姿を確認したらしい。

 ロイドは急いで戻ってくると、姿勢を正した。

 

「護衛位置を離れてしまい、申し訳ありません!」

 

 いつもの大声で頭を下げる。

 

「泥棒はこちらへ向かってきていましたし、ロイドはわたくしを守るために動いてくれたのでしょう?」

 

 リリアは不思議そうに首を傾げた。

 

「でしたら、謝る必要はありませんわ!」

「し、しかし──」

「ふむ」

 

 低い声が割り込んだ。

 いつの間にか、ゲオルグが店から戻ってきていた。

 両手には何も持っていない。

 騒ぎを聞いて、注文を済ませるとすぐに外へ戻ってきたのだろう。

 

「ロイド」

「は、はい!」

 

 ゲオルグは、いつもと変わらない穏やかな笑みを浮かべていた。

 だが、その目はまったく笑っていない。

 

「リリア様へ危険が及ぶ前に対処した判断は、間違っておりません」

「は、はい!」

「しかし、やはり気を抜くと、普段の言葉遣いが出てしまいますね」

「うっ……」

 

 ロイドの顔から血の気が引いた。

 

「も、申し訳ございません!」

「続きは館へ戻ってからにいたしましょう」

「……はい」

「今は護衛をお願いします」

「はい……」

 

 先ほどまでフィアと楽しそうに笑っていた姿が嘘のように、ロイドは肩を落とした。

 あれが素なんだな。

 というか、普段は無理をして、騎士らしい言葉遣いをしていたのか。

 

「まあまあ」

 

 フィアが、俺たちの方へ歩いてきた。

 

「泥棒捕まえたんだから、大目に見てあげてもいいじゃん~。悪いことしたわけじゃないんだし」

「そうですわ!」

 

 リリアも、すぐにフィアへ加勢する。

 

「せっかく悪い人を捕まえたんですから、少しくらい大目に見てあげてくださいまし!」

「お、君、話わかる子だね~」

 

 フィアはリリアへ顔を向けると、嬉しそうな声を上げた。

 

「うんうん。かわいくて、話もわかる。すっごくいい子だよ~!」

「そ、そうですの?」

 

 褒められたリリアが、照れたように頬を緩める。

 

「本当、本当。その金色の髪も綺麗だし、髪飾りもよく似合ってるよ~」

「まあ!」

 

 リリアは嬉しそうに、自分の髪飾りへ手を触れた。

 

「あなたも、とても変わった兜をかぶっていますけれど、格好よいですわ!」

「本当~?」

「ええ! ほかでは見たことがありませんの!」

「でしょ~? お姉ちゃんが作ってくれたんだよ~」

 

 褒める部分は、そこなのだろうか。

 だが、フィア本人は気をよくしたらしい。

 兜の横へ張り出した部分を、両手で軽く叩いている。

 

「わたくしはリリアですわ。あなたのお名前は?」

「私はフィアだよ。リリアちゃんね、覚えた~」

 

 フィアが親しげに名前を呼ぶと、リリアも嬉しそうに笑った。

 何だか、あっという間に仲良くなっている。

 フィアはそのままこちらへ顔を向けた。

 

「あれ?」

 

 少し首を傾げ、俺をじっと見る。

 

「君って、この間会った人だよね」

「私ですか?」

「そうそう。星蜜焼きをローブにかけちゃった人! すっごい偶然だね~!」

 

 フィアは、俺のローブを指差した。

 

「同じローブだったから、すぐ気づいちゃった」

「よく覚えていましたね」

 

 この前も顔はほとんど隠していたはずだ。

 ローブだけで、これほど簡単に気づけるものだろうか。

 声や背丈も覚えていたのかもしれないが、妙に勘が鋭い。

 

「そういえば、木苺蜜味は食べてみた~?」

「ええ。食べてみました。とても美味しかったですよ」

「でしょー!」

 

 フィアが両手を上げて喜ぶ。

 

「あそこの木苺蜜味、すっごく美味しいんだよね~!」

「木苺がお好きなんですの?」

 

 リリアが、すぐに反応した。

 

「うん。大好きだよ~」

「わたくしもですわ!」

「本当? じゃあ、気が合うね~!」

 

 二人は、共通の好物を見つけたことが嬉しいらしい。

 

「実は、わたくしたちも今から木苺のタルトをいただくところですの」

「木苺のタルト?」

 

 フィアの声が、明らかに一段高くなった。

 

「いいね~! ここのタルトも絶品なんだよ。お茶も美味しいし、時々食べに来るんだよね~」

「では、フィアさんもご一緒にいかがですの?」

 

 リリアが、空いている椅子を指差した。

 

「一緒に木苺のタルトを食べましょう!」

「えっ、いいの?」

「もちろんですわ!」

 

 フィアは、今にも椅子へ座りそうになった。

 だが、店の中を覗き込み、少し考えるように首を傾げる。

 

「うーん……結構混んでるなぁ」

「ゲオルグ。フィアさんの分も注文できますの?」

「もちろんでございます」

 

 戻ってきたゲオルグが、穏やかに答えた。

 先ほどロイドへ向けていた恐ろしい視線は、もう消えている。

 

「では、追加で注文してまいりましょう」

「やった~!」

 

 フィアが喜び、椅子を引こうとした、その時だった。

 

「フィアさーん!」

 

 人混みの向こうから、少女の声が響いた。

 フィアの動きが、ぴたりと止まる。

 

「うげっ」

 

 もう一度、今度は少し近くから声が聞こえた。

 

「フィアさーん! どこに行ったんですかー!」

「リゼットだ」

 

 フィアが、小さく呟く。

 声のした方向へ顔を向けた後、慌てたように周囲を見回した。

 

「やば。もう見つかりそう」

「お知り合いですの?」

「うん。一緒に来てる子なんだけど、勝手に抜け出してきたから捕まると面倒なんだよね~」

 

 悪びれた様子はまったくない。

 

「木苺のタルト、食べていかないんですの?」

 

 リリアが残念そうに尋ねる。

 

「食べたいけど、今日は無理そうだな~」

 

 フィアも名残惜しそうに店へ顔を向けた。

 

「じゃあ、次に会った時に一緒に食べよっか~」

「本当ですの?」

「うん。約束!」

「では、約束ですわ!」

 

 リリアが嬉しそうに頷く。

 フィアは大きく手を振った。

 

「じゃあね、リリアちゃん! おにーさんも、ローブの君も、またね~!」

「私はロイドと申します!」

 

 先ほどまでの砕けた口調はどこへやら、ロイドが胸を張って名乗る。

 

「じゃあ、ロイドおにーさんね~!」

「フィアさーん!」

 

 呼び声が、さらに近づいてくる。

 

「はーい! 今行くよー!」

 

 フィアは返事をすると、人混みの中へ駆けていった。

 その動きは、先ほどの異常な速さとは違い、今度は人目を引かない程度の速さだった。

 それでも、人の隙間をするりと抜け、あっという間に姿が見えなくなる。

 

「面白い方でしたわね」

 

 リリアが、フィアの消えた方向を見つめながら微笑んだ。

 

「ええ、そうですね」

 

 明るく、人懐っこい少女だった。

 泥棒を見れば迷わず捕まえ、ロイドが叱られれば庇い、初対面のリリアともすぐに打ち解けてしまう。

 悪い人間には、とても見えない。

 

 ただ──。

 

 泥棒へ向かっていった時の、あの速さ。

 ロイドは、冒険者から盾の会を経て騎士に取り立てられた実力者だ。

 そのロイドと同時に動きながら、フィアにはほとんど力んだ様子がなかった。

 あれが、フィアの本気だったのだろうか。

 

「アウラ。どうかしましたの?」

「……いえ、何でもありません」

 

 俺は小さく首を振った。

 ちょうどその時、ゲオルグが店の中から戻ってくる。

 

「お待たせいたしました。間もなく、木苺のタルトとお茶が運ばれてまいります」

「楽しみですわ!」

 

 リリアの嬉しそうな声を聞きながら、俺はもう一度、フィアが消えていった人混みへ目を向けた。

 すでに、その奇妙な兜はどこにも見えなくなっていた。

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