そういうわけでメンバーがそろってきたよ!紹介するね!
正実のNo.2がここに来ていいの!?目的はダイエットか!?羽川ハスミ!
ハスミ先輩が心配だからここまで来てしまった!驚異の回復力!下江コハル!
護身術研究部はお前のために作られた!アリウスからの刺客!白洲アズサ!
ティーパーティー入りはど~した!?ザ・問題児!浦和ハナコ!
そして!そして!ナギちゃんはあなたを待っていた!真のアウトロー!阿慈谷ヒフミだ!
ふう……これに週一でホシノちゃんが来るし……
たまに自警団のレイサちゃんもちょろちょろしてるよ。
ハスミちゃんいないときはイチカちゃんとかマシロちゃんが来るし……
なんなら一人二人そこそこ腕のいい子が常駐してくれてる……
あれ?これこの修道院をいざという時に本気の要塞にしようとしてない?
ナギちゃんかセイアちゃんの差し金かな?
いやナギちゃんの仕業だこれ!
ヒフミちゃんがあちこちえげつない仕掛けしてどんどん要塞化してるもん!
なんならアズサちゃんもアドバイスしてるし!
まあ……いいや。
とりあえずすぐスパーできそうなのはハスミちゃんとアズサちゃんとハナコだね。
とはいえ、みんなにちゃんと役立つのを教えなくちゃだし……
色々考えはしたんだよ。やっぱり銃持ってても使える技となると基本足技だから……
やっぱり不知火流忍術かなあ。飛燕連脚からのムササビの舞が雑に強いんだよ。
そこからコンボの締めに繋がる陽炎の舞はさすがに私もまだ習得してないけどね。
ま、まあムササビの舞の代わりに死連閃を後で教えれば威力的にはトントンかな。
「って……基本はこういう感じなんだけど、いいかな?」
「なるほど足技が基本の格闘技ですか……失礼ですが、ご自身で?」
基本と必殺技を一通り演武して技を見せた後にハスミちゃんがたずねる。
今日は体操着だけど相変わらずすごいね……
「古流武術だよ。不知火流っていうんだ。銃を持ちながら戦う事の方が多いから蹴り技主体がいいかなって」
「そ、そうですか……たしかに一番大きな筋肉であるふとももを使うのは理にかなってますね……」
「でも、パンツ丸見えですよね♡」
ハナコ!言うと思ったよ!
「だから下にスパッツはこうねって言ってるじゃんね」
「で、でもあんなにお股開くなんて……」
「えっちですよね♡」
コハルちゃんおもったより頭の中が煩悩でいっぱいだった。
でもそれはそれとして勇気すごいよね。
大事にしたいね……
「まあまあ、最初はあんまり足を広げない技から始めるから、ね?」
「最初はちょっとしたところから、やがては戻れない領域へ……♡」
「あわ、あわわわわ」
コハルちゃんに後ろからASMRしてるじゃんね……
でも案外嫌がってないのかな?まあやりすぎたら止めようかな年長者として。
「あはは、まあとりあえずやってみませんか?習って損にはなりませんし……」
「一つ質問がある」
「何かな?アズサちゃん」
「以前見せてもらった『アレ』はいずれ私たちも習えるのだろうか?」
「波動拳?もちろんだよ!私自身ほかの人が撃てるか興味あるしね」
「そうか、ありがたい……」
ハスミちゃんとコハルちゃんが「?」って顔してるね。
せっかくだから見せておこうかな。
的は……あのサンドバッグでいいや。
今ここはちょうどルークの道場、バックラー綜合警備のトレーニング場みたいな感じ。
だから暴れるにはちょうどいいね☆
「あの、ハドウケンとは……?」
「そうだね、せっかくだから見せるね☆みんなにはこの領域についてきてほしいんだ☆」
立ち上がっていつもの構えからの……波動拳!
「ねえ何アレ!?人間があんなことできるものなの!?」
「コハル!……ですが、実際私も困惑しています……それは一体……?」
「んー、なんかね、ヘイローを構成してるのと同じ力「神秘」ってやつらしいよ。私はこれは闘気……闘う意志だと思ってるけど。アレだよ、山海経にある気功みたいなものだよ」
「そういうものなんですか……?たしかに治療でそういったものはありますが……」
「そういうものだよ☆こういうのは『できる』って思う事が肝心なんだよ」
「あはは……まあ、とりあえずやってみましょうよミカ様!」
さすがヒフミちゃんだね。気遣いの達人だよ。
でもアウトローなんだよね……アウトローって何だろう……
私のストリートファイト概念と同じくらいヤバい概念じゃないかな。
「そうだね!座学はここまで。実際に体を動かしてみよう!」
「そ、そうですね。何事も体をうごかしてみないと効果がありません」
ダイエットの事かな?でも鍛えるから最終的に結果は同じだね。
「うん、やろう。私はもっと強くなりたい」
いいね、アズサちゃんのその目、すごくいいよ!
さあ始めよう!
☆
「ね、ねえこれ本当にトレーニングなの!?」
「もちろんですよ♡しっかり柔軟しないと股関節を痛めてしまいますよ♡」
まずはしっかり柔軟。
「行軍か。演習を思い出す」
「パルクールだからね!?これを覚えているとマラソンの効率が変わってくるからね」
「ひぃ、ひぃ……これ本当に格闘なの……?でも私はエリート……!がんばるんだから……!」
「コハル……!たしかに、これは効きますね……!」
うん、準備運動のマラソンは控えめにしとこうかな……
基礎体力もつけさせてあげたいんだけどね。
訓練前にへばったら意味ないからね。
「じゃあ基本からいくよ。まずは中段蹴り!うん、さすがいい感じだねハスミちゃん!」
体型がおっぱい大きい不知火舞だからね。メチャクチャ似合うよ!
「これはなかなかハードなトレーニングですね……!よく効きます」
いいね!部活っぽいよ!こういうのやってみたかったんだ!
とりあえず蹴りから一通り教えていく。
立ち中キック、立ち強キック、立ち弱キックは膝蹴り。
ここまでは普通なんだよね。ここからがマグマなんだよ!
「ここからは蹴りだけじゃなく打撃も入るからみんな一人ずつこれ取ってね☆」
「これは……鉄扇ですか?」
「鉄が入ってるのは申し訳程度だけどね。実戦では代わりに銃を持っても良いよ」
「わあ、正実のマークが入ってる!」
コハルちゃんが喜んでくれてよかったじゃんね。
「私のはペロロ様……!覚えていてくれたんですね、ミカ様」
「アズサちゃんとハナコちゃんはまだほかの部活入ってないから白紙だけどごめんね?」
「いえ、私はこれがいいです」
「何か描きたいものができたら描いちゃっていいからね?好きにデコってね」
「そうか……白紙、か。ふふ……いいものだな。ありがとう」
「気に入ってくれてよかったよ☆ここからが大変だからね、がんばろうね」
ここから先は必殺技だけじゃなく星孔雀や飛燕連脚があるからね……
まずバク転バク宙、側転から始めようかな。
そこにゴンゴン、部室の扉がノックされた。
「ミカさん!勇者アリスがネル先輩を連れて遊びに来ました!」
「ようミカ。面白そうなことやってんじゃねえか!」
「久しぶりだね、ネルちゃん。ちょうどいいから一戦やってく?」
「いいねェ、そうこなくっちゃなあ!」
コハルちゃんとハスミちゃんがびっくりしてるね。
「あ、あなた誰!?不良!?」
「ミレニアムの方、ですか?何の御用でしょうか」
「あー、大丈夫大丈夫!私の友達だよ☆身元もちゃんとしてて、なんていうか……セミナー直属の子だから!」
「……!なるほど例の……」
それでハスミちゃんは気づいたみたいだね。C&Cの存在自体はさすがに割れてるから。
「オイ、そういうのはあんま言いふらすんじゃねえよ……」
「ごめんね!一戦終えたら、アリスちゃんにも続きおしえるよ☆」
「ハッ、あたしとやってトレーニングする体力が残ってると思うなよ!」
ネルちゃんはいつもの銃を置いて、代わりに鎖分銅を背中に回して構える。
そしてトレーニング場中央にあるプロレスリングのポールに飛び乗った!
私も助走をつけて飛び上がって疾空閃からリングに降り立つ。
「じゃあ、ちょっと早いけどファイトの実践の見本を見せるよ!」
「いいのか?トリニティのお嬢様じゃ気ぃ失っちまうぞ?」
「私も一応お嬢様なんだけどね☆」
「おまえはそんなガラじゃ……ねぇだろっ!」
ネルちゃんが体ごと私に突進してくるのを私の拳が迎え撃つ!
いいね!今私たち最高に青春してるよ!
聖園ミカ VS 美甘ネル
ラウンド1
ファイッ!