TSよわよわVtuberはバズっても外には出ません ~かわいくなったら余計他人が怖くなったんだけど!~   作:あずももも

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※他のサイト様では100回目なので強引に100話としてご覧ください。


64話 【祝・100回記念配信】

「えーっと。『ここは本編とは切り離された時間軸です』……なんじゃこら」

 

僕は、なぜか目の前に置いてあった紙に印刷されていた文字を読み上げる。

 

「『大丈夫、君の意識は一時的にこっちにコピーしてあるだけで、あとでちゃんと記憶を消去した上で戻してあげるから。100話記念のお祭りだからね』……なんか怖いんだけどこれ。なにが大丈夫なんだ……?」

 

【草】

【字面がこぇぇ】

【お祭り回だから深く考える必要はないぞ】

【そうそう】

 

【俺たちだって肉体を喪失して意識だけになってるしな】

 

【えっ】

【こわいよー】

【おろろろ……あ、吐くべき胃袋がない】

【草】

 

「……よく分からないけども、配信しないと終わらないんならするか。……よし」

 

きゅぽんっ。

 

「どうせ無かったことになるんなら、いいお酒呑んじゃえ」

 

とくとくとく……こくこくこく。

 

「ぷはっ……やっぱお酒は基本的にお値段なり。高いほどに雑味が薄くなるし、アルコールの質も上がるよね。あと香りも爽やかでマイルドになって鼻を抜けるときに気持ちいいし、深みも増すし……なによりも、同じアルコール量でも酔いにくいし悪酔いもしにくくって、次の日に響かない」

 

【うわぁぁぁ急に饒舌になるんじゃない!!】

【お酒が入ったこはねちゃんは無敵だからね】

【無敵(ギャン泣き&マジ泣きの過去】

【草】

 

【こはねちゃんってときどき早口になるよね】

【引きこもりとは信じられないくらい口が回るよな】

【そこはまぁ、普段高頻度で配信してしゃべってるからでもある】

【あー】

 

あー、おいしい。

 

将来稼げるようになったら、こういうお酒を毎晩晩酌で楽しめる程度にはなりたい。

 

【あとで覚えてないからなんでも話せるし、なんでも聞けるんだよ!】

 

【TSの感想はどう?】

 

「えー……まぁ、こうなったせいでいろいろあったけど、こうなったおかげで数年ぶりに家族と会えたし、これまた数年ぶりに家族以外の人ともコミュニケーション取ったかな……」

 

【ぶわっ】

【なかないで】

【こはねちゃん……】

【この「数年ぶり」のガチさよ】

 

【良かったね、こはねちゃん……ギャン泣きして……】

 

【草】

【草】

【ひでぇ】

【でもギャン泣きからのマジ泣き配信のおかげでこうなったともいえる】

 

【妹ちゃんにお世話されるお兄ちゃんの感想は?】

 

「うーん……複雑。かつては僕がおふろに入れてやった妹から入れられて洗われるとか」

 

【!!】

【!!!!?】

【ガタッ】

 

【詳しく】

【百合よ!】

【百合ね!!】

【ひぇっ】

 

【※どうせ終わったら無かったことにされます】

 

【そんなぁ】

【無かったことにしてはいけないのだ……】

 

「呼びましたか?」

「あれ、優花」

 

なぜか優花の部屋のイスに座りながら僕の横に居る優花。

……お祭りなら不思議じゃないか。

 

「兄さんの隅々まで洗いました。……ええ、股下まで、隅々と」

 

【!?】

【!?】

 

【ひより「どういうことですか」】

【ハルナ「kwsk」】

【ミナミ「洗いっこしたい」】

 

【草】

【ひより先生が食いついてる】

【あとの2人は本編ではまだだろ草】

【お祭りだからね】

 

「ふふっ……これが、家族の特典というものです。幾つになっても家族は家族……ゆえに、お互いに世話を見るのは当然……家族ですから、裸の付き合いも不思議ではありません」

 

「いや、そんなことはないと思う……病気とか怪我で世話するならともかく」

 

「でも兄さんが泣きじゃくって体を洗えなかったからしょうがなく洗ってあげたましたので、実質的に病気や怪我での看護です!」

「うぐ……」

 

顔がバレて、パニックを起こして――優花が帰ってきてくれた日。

いろいろな液体をとめどなく漏らした僕は、優花に洗われたんだ。

 

「かわいかったですよ」

「言わないで……」

 

【ほう……】

【いいね】

【ふぅ……】

【姉妹百合、ここに至る】

【すばらしいですわ】

 

「私も洗いっこしたいです!」

 

「先生」

「はい!」

 

真横に座り、軽く抱きついてきている優花――その反対側に、ひより先生が出現している……見たことのないイスに座って。

 

「先生」

「はい!」

 

「僕は男ですよ?」

「なにも問題はありません!」

 

「僕は大人ですよ?」

「なにも問題はありません!」

 

「問題しかありません」

「私にはありません!」

 

【草】

【つよい】

【最近のひよりママは強気だ】

【こはねちゃんへの対抗手段を獲得したからね】

 

【対抗手段……ああ、おもらしイラストか】

【草】

【1回やらかしてからはおしがまに移行したから……】

【なんにも意味なくって草】

【週1以上こはねちゃんが漏らすぎりぎりを攻めるママ……】

 

「先生」

 

「創作家を止めることは……誰にもできないんです!」

「先生……!」

 

「ひよりさん! もっと描いてください!」

「優花……!」

 

【草】

【草】

【悲報・こはねちゃん、四面楚歌】

【四面になるにはあと2人ほど足りないぞ】

 

「――だいたいの女は小学校で漏らさずに、みんな、なんとか必死で我慢してトイレまで待って、でも涼しい顔しながらトイレの前の列で友達と話しながら必死に我慢してから駆け込む経験を数百数千と重ねるの。つまりはみーんなおしがましてる……それを楽しめるのは女子の特権よ!」

 

「――分かる。澄ました顔してるくせに実はみんな必死で、ポーカーフェイスの内側はえっちなイラストみたいに悶えてるって思うと興奮する」

 

「はるなさんにみなみさん」

 

「来ちゃった♥」

「ぶい」

 

振り返ると――会社用のイスへスーツ姿で座っているらしいはるなさんに、ゲーミングチェアの中に埋もれるようにして毛布でくるまっているみなみさん。

 

これを見て異常とも感じなければ人見知りが発動しない時点で、ここはやっぱりなんだかとても特別な空間なんだなって理解する。

 

【朗報・四面楚歌】

 

【1:4の総受け百合か……】

【いいね】

【ふぅ……】

 

【TS総受け百合だよ!】

 

【ふむ】

【なるほど】

【\――しまった、お祭りだ!】

【草】

 

【無かったことになるからか投げ銭ができないのだけがかなしい】

 

【その代わりに自称成人男性なせいで、こんな配信した時点で「ハーレムだ」とか炎上する可能性も回避できてるから……】

 

【草】

【それな】

【さっき言ってた2人の名前、声と話し方で、分かる人には分かってユニコーンたちが怒り狂うからね】

【あいつらは本当に……】

【どうせユニコーンするならちょうちょ……仲間と一緒に、ちょっと羽ばたいてくる】

【草】

 

【こはねちゃん  総受け百合ハーレムの感想は?】

 

「総受け……? 百合……? ハーレム……?」

 

僕は、首をひねる。

 

「ごめん。その全部の要素について心当たりがない」

 

僕は、優花を見てみる。

 

「………………………………♥」

 

うん、普段通りの優花だ。

 

僕は、ひより先生を見てみる。

 

「きゃー……」

 

うん、普段通りの先生だ。

 

僕は、はるなさんを見上げてみる。

 

「うふふ」

 

うん、普段通り――かは分からないけど、優しそうなお姉さんだ。

 

僕は、みなみさんを見てみる。

 

「………………………………」

 

なんだかおめめが濁ってる気がするしじめっとしてる気もするけども、そういう子なんだろうって思う。

 

「やっぱりないなぁ……いや、みんながそういう設定で楽しむのは良いけどさぁ……」

 

【???】

【????】

【アバターがあっちこっち見てたけど】

 

【もしかして:鈍感】

【もしかして:天然】

【もしかして:幼女】

【もしかして:げろげろ】

 

【草】

【げろげろは関係ないだろ草】

【え、げろげろがすばらしいからハーレムに入りたいってことだけど】

 

「そういうことなのよ」

 

「あ、如月先生。居たんですか」

「ええ……たった今」

 

なぜかモニターの横からぬるっと出てきた先生。

 

いつもの白衣、いつもの優しそうな女医さん。

 

「……今日は吐いてくれないのね……仕方ないわ、お祭りだもの……」

 

しょんぼりとしながら、なにかを考えているらしい先生。

きっと賢いから今もなにか重大な事案を考えているんだろう。

 

【ひぇっ】

【お前……】

【行動力のある変態って怖いね……】

【変態怖い】

【でもこの配信、みんな変態です……】

【それは否定できないな】

 

【こはねちゃん以外のクセが強すぎて、これをリアルで実現したら配信が成り立たなそう】

【草】

 

 

 

 

 

「……いいか。すべてを疑え……常識と思っていた日常ですら。一切信じるんじゃないぞ、お前たち」

 

僕は断固と主張する。

 

「いいか……! ……ぐすっ、えぐっ……!」

 

僕は……優花にすがりつく。

 

「うぇぇぇぇぇえーん……」

 

「兄さん、よしよし……がんばりましたね」

「こはねちゃんさん、プログラマーさん?みたいにかっこよかったです! よ、よしよし!」

 

「いや、あれは……あ、私のリスナーさんの何割かはパソコン使えないし、実質的にハッカーみたいな絵面だったわねぇ。よしよし♥」

「本来はクラッキング……ううん、ちょっとPCとネットに詳しい程度の一般人としてはがんばった方。とにかくがんばった。ムィンドウズの理不尽なバグに立ち向かって、ほとんど丸2日……見てたよ。えらいえらい」

 

「あー、普段は業者さんとかに任せっきりだけど、常にオンラインでアプデ来るタイプのパソコンは怖いのねぇ……まさかの、中身総サルベージからのクリーンインストール……からの、データ復旧作業とか。がんばったわねぇ……よしよし。げろげろはないかしら?」

 

僕の周りで――みんなが代わる代わるによしよししてくる。

 

「ぐす……」

 

……僕はがんばったもん。

 

【草】

【草】

【急に配信が止まったと思ったら】

【他のことごとくも止まってたな】

 

【一応はムィッターで  漢字入力すらできなくなって、ひらがなだけなのが逆にぞわっとさせる通知をしていたが】

 

【20時間近くか……】

【長かったな……】

 

「まさか、パソコンに特有の現象で丸1日かかるだなんて……」

 

「今のムィンドウズはなぁ……! ぽんこつなんだよぉ……!」

 

【草】

【こはねちゃんに言われるレベルのぽんこつっぷりだよな】

【本当にMindows11のH24はなぁ……】

【会社ごと大ダメージ負うレベルの事象も多発してるしなぁ】

 

【現行のムィンドウズ、その致命的なバグの起きる個体を引き当てちゃって】

【PC本体、アカウント、アプデのタイミングとかランダム要素多過ぎなんだけど!!】

 

【これまでも何回かクリーンインストールの憂き目に遭って】

【でもこれはもうムィンテルのCPUとムィンドウズのアカウントのガチャだから】

 

【なんにもない人はなにひとつ苦労もせずに使えるところを】

【唐突に起きるアプデからの強制的な再起動】

 

【おのれムィンドウズアップデート!】

 

【その後、突如として繋がらなくなるインターネット】

 

「……あ゛あぁーん……」

 

「よしよし……」

 

「思い出し泣き……かわいい……」

「分かるわー……食べちゃいたい」

 

【おのれムィーロン!】

【でもこはねちゃんをもっと泣かせろ!】

【草】

【流れ弾で草】

 

【原因はもちろんムィンドウズのバグ】

 

【そこから数時間格闘したらしいこはねちゃん】

 

【お祭り空間なおかげで俺たちは見てたけど】

【そこから泣きじゃくりながら、みんなに支えられてバグとの格闘】

 

【※みんな泊まりでした】

 

「こはねちゃんさん、かわいかったです!」

「もうお嫁に行けない……」

 

「げろげろなら引き取りますよ!」

「こはねさんは妹の私のものです」

 

【百合百合でしたな……】

【ああ……】

 

【本編では……あっても、相当先ね……】

 

【あるといいね】

【なにしろ、もうこはねちゃんの自我がところどころ……】

【おいばかやめろ】

【詠唱は厳にお控えください】

 

 

【ヨンダ?】

 

 

【違う違う】

 

 

【今回も違うよ!? ただの偶然だよ!?】

 

 

【草】

 

【結局、いかなる手段でも「なぜかそれぞれのアカウントで特定に起きる不具合」という名のバグで、こはねちゃんの配信ソフトその他もろもろが無事ネットと繋がらなくなったと発覚】

 

【デバイス自体はネットに繋がってるのに、いくつかのアプリだけダメとは】

【人によっては0から全部だぞ】

【ひぇぇ】

 

【こはねちゃん、がぶ飲みからのふて寝】

 

【かわいそうだね】

【かわいかったね】

【かわいいね】

【かわいいね】

【ぷんすか逆ギレがマジでかわいかったんだ】

【わかる】

 

【翌朝からとうとうデータのサルベージ】

 

「がんばった」

 

「ノートパソコンとキーボード、あといろんな機械とケーブルだらけになったわねぇ。こはねちゃんがすっ転んでてかわいかったわ♥」

「ん……SSDとHDDからのクローンコピー。中身は壊れてなくて良かった」

 

【ここはスーパーハッカーみなみちゃんの手際が光ったな】

 

【機材とか家に取りに行ったとか】

【スマホ勢にはさっぱりな専門用語が高速で】

【大丈夫、ほとんどの視聴者が「?」だったから】

【※ほぼ全員です】

【こはねちゃんがまるでちょうちょ……ごめんなさいゆるs】

【草】

 

【大丈夫、あのへんは熟練のムィンドウズ勢でも無理だったから】

【コマンドプロンプトとか駆使して映画みたいだったな】

 

【元引きこもりダウナーSEの姫・みなみちゃん直々のデータ救出作業】

 

【※普通に業者で数万~取られるお仕事です】

【※失敗しても取られます】

【※今回はたまたまデータ自体は紛失しないバグ……でも、パニクって操作すると自爆しがちです】

【それを落ちついて止めてたのはさすがみなみ姫】

 

【すげぇ】

【まぁ今回のは普通に運が良かったそうだが】

【運が悪かったからこうなったんだがな】

【ま、まあ、結果的に全データは救出されたから……】

 

【そして今日の夕方】

 

「ああ……僕の、僕のパソコン……!」

 

「配信ソフトなども、無事そのままで……そのあとの、アカウントの同期?とかログインの作業で夜まで掛かりましたが……」

「それでもいい……僕の、僕の数年の結晶が戻ってきたんだ……!」

 

【ぶわっ】

【感動した】

【よかったね】

 

【※こはねちゃんは過去の配信で「お宝は平均的な男の平均な貯蔵並みには所持している」と明言しています】

 

【!!!!】

【ガタタッ】

【TSロリっ子のお宝……興味があります】

【ありまぁす!】

 

「兄さん」

 

「やだ」

 

「こはねちゃんさん!」

「嫌です」

 

「男の子なら恥ずかしがらなくて良いのよ?」

「恥ずかしいからダメです」

 

「肉体は女の子でも性欲は男として普通にあるのが正常です。ですからどんどん健康的に発散しましょうね」

「そういうのが1番来るんです……」

 

「……救出データ……私の端末に、1回保存済み……」

 

「!?」

 

【!?】

【!?】

 

【もしかして:みなみちゃん、こはねちゃんの弱味握った】

【ミナミちゃん! 言い値で買うぞ!】

【はよ】

【はよ】

【あくまで、あくまで学術的興味として! 統計データをお願いします】

 

「……妹として! 妹として、家族として! 兄の女性への趣味――性癖は熟知しておく必要があると思います!」

 

「はい、お姉――妹様のアカウントへ、後日」

「まって」

 

「みなみちゃん! 私たち……親友よね!」

 

「それは、仮にはるながゲットしても『シェア』するってこと……?」

 

「もちろん!」

「ん、送る」

 

「まって、おねがい」

 

「私は主治医として――こはねさんのパートナーさんからの相談に応じる用意があります」

「送ります」

 

「まって、やめて。僕の恥部をさらけ出さないで。泣きたくなる……泣く」

 

【草】

【草】

 

【悲報・こはねちゃん、四面楚歌】

 

【最初からでは……?】

【そうとも言う】

【女の子に囲まれてるからねぇ……】

 

【こはねちゃんがロリっ子だろうとTSっ子だろうとトランスジェンダーだろうと、万が一の成人男性であろうと、心が男なら間違いなく蒐集しているし女の子には絶対知られたくない秘密が……ミナミちゃんの手のひらに!】

 

【ぶわっ】

【かわいそう】

 

【学校から帰ったら机の上に並べられていた俺のエロ本おろろろろ】

 

【良い雰囲気になった女の子を部屋に上げたら見つけられた俺のおろろろろ】

 

【寝てるあいだに彼女の手によって指紋認証を突破されて見事開封された俺のえっちなサイトの履歴おろろろろ】

 

【なんで女ってのは隙あらば男の秘密を探し出すんだろろろろろろ】

 

【        】

【        】

【        】

【        】

【        】

 

【あのね  言っとくね  そういうの……女もね、バレるとつらいの  妹とか家族とか……ほら、なまじ女だかおろろろろ】

 

【草】

【草】

【阿鼻叫喚再度で草】

【かわいそうに……】

【誰しも抱えている秘密がある……隠してあげようね】

【性癖だけは墓場まで……ね……】

 

【HDDSSDスマホ書物フィギュアその他すべてを内密で廃棄してやるのが、人としての情けってもんだ……】

 

【ほんそれ】

【人としての心だよね】

 

「分かる……分かるよぉ……ふぐぅ……!」

 

僕は、心の底から同意した。

 

「大丈夫ですよ。兄さんの大切な秘密は、本編に入ったと同時に無かったことになりますから」

「ですから私たちが見ても良いですよね!」

 

「このヒロインは、私に似ていますね……妹ものも、それなりに……」

「はわわ……ろ、ロリっ子ヒロイン……無知シチュ……はわーっ……」

 

「ふふ……大丈夫。ちゃんと、ランク別にしてある……オーソドックスで健全寄りからご披露……」

「……ふーん。この作品の女の子……おっぱいがおっきいのねぇ……」

 

「吐瀉物性癖は……ない、わよね……。 ……!! 女の子がかわいそうな作品が!! その女の子が吐瀉物を!!」

 

「あ、それは、間違えて買ったやつだから受け付けないです……」

「………………………………はぁー……」

 

【草】

【草】

【クソでかため息で草】

【草】

【まぁこはねちゃんはそういう性癖とは無縁よね】

 

【しかしこはねちゃんが言う通り、現代社会は電子機器とインターネットに支えられているな】

 

【それも、どちらも非常に不安定で、なにかひとつで破綻しかねないものだな】

 

【というわけでこはねちゃん】

 

「う゛ぅ……みんなは、ちゃぁんと定期的に……最低でも週1のバックアップ……今のバージョンは復元とかできないから、絶対にデータを別のとこに保存……あと、各サイトのIDとパスワードは別の機器へ随時メモしておかないと、こういうときに地獄を見るから……えぐっ……ええ゛ぇぇぇーん……」

 

「よしよし、なんとか合計2日を徒労で済ませられてよかったですね」

 

「危うく、こはね様の小説の最後までが虚空へちょうちょにいざなわれることになるところだった……」

「それはまずいわね……お話の結末がギャグ空間になってしまうわ……!」

 

「たまたまお祭り空間だったおかげでなんとかなったけど……みんなは、特に大切なお宝を抱える諸君は――バックアップとログイン情報は、ちゃあんと……ね?」




ハルちゃんの1巻&2巻発売中です!

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ついでにイラストや動画も週にいくつか上げています。
ぜひ見に来てください。
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