Mirror Rider Stratos【完結】   作:無限正義頑駄無

21 / 85
この小説の一夏に遊戯王の必殺技を使わせていると、セシリアやシャルにブラック・マジシャンガールのコスプレをさせたくなる作者っておかしいのでしょうか……?


第18話 IS学園入学直前

IS学園入試1日目が終わった翌日。

昨日入試を受けたのは受験番号が00001〜01000の受験生だ。

IS学園は世界中から入学志願者がやって来る。

千冬お姉ちゃんは1万人以上だと言っていた。

つまり10日以上かけて入試を行うという訳だ。

IS学園は基本的に1学年につき30人×8クラスの240人で構成される。

つまり、入試1日目だけでも志願者の3/4が落選するのだ。

このことからIS学園が非常に狭き門だと窺える。

 

夜に俺は千冬お姉ちゃんと電話で話をする。

入学後の俺に関する事だ。

 

『一夏、お前は男性IS操縦者ということと、入試の実力からしてお前のIS学園入学はほぼ確定だ。実際、入試1日目に限ればお前の筆記と実技の成績はトップだ』

「それ、教えても良いの?……とにかく、問題は俺自身の身の振り方か……」

『IS学園は世界で唯一、治外法権が成立する場所だ。入学と同時にお前は自由国籍になる。そうなればあらゆる場所から勧誘を受けることになるだろう』

「普通の勧誘は丁重にお引き取り願うとして、悪意のある連中は光莉の部下たちに食べて貰おうかな……?…………待てよ、自由国籍になるということは俺に対して日本の法律が適用されないから、18歳になる前に光莉と結婚出来るのか?」

『光莉は戸籍上は15歳の日本人だ。光莉が16歳になれば結婚が可能だろうな』

「光莉の誕生日は8月。5ヶ月先か……。楽しみだな」

『…………まったく』

 

光莉の誕生日が8月である理由は、光莉自身が『夏が好きだから』というのが理由だ。

ちなみに光莉はIS学園には通わない。

ミラーモンスターであることの影響か、光莉にはIS適正が無かったのだ。

光莉は中学を卒業したら束お姉ちゃんの元に身を寄せてISの技術を学ぶ予定だ。

そしてたまにミラーワールドを通してIS学園の寮の俺の部屋に来たりする予定でもある。

在学中に光莉と結婚出来れば、異性からのアプローチも無いだろう。

そういう意味でも、早い段階で光莉との結婚は都合が良い。

 

「まぁ他の事に関しては大丈夫だと思う。国家代表と代表候補生のライダーの知り合いが5人居るからね」

『まさか更識姉妹やお前の幼馴染までライダーだとはな……。この調子だといずれ全てのライダーに出会えるんじゃないか?』

「かもね。案外IS学園在学中にもう1人くらい会えるかも」

『……冗談に聞こえないぞ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後。

俺が龍騎士(ドラグナー)だと正体を明かしてから世界中で行われた男性のIS適正検査の結果、日本で2人目の男性IS操縦者が見つかった。

名前は「工藤(くどう) 鋼夜(こうや)」。

年齢は俺と同じ15歳らしい。

少しだけ同情してしまう。

俺は自ら望んでこの道を選んだ。

しかし工藤には自分の夢があったはずだ。

それがISを動かしてしまったことで全て崩れてしまった。

それに工藤の家族は、束お姉ちゃんの家族のように重要人保護プログラムの元、バラバラになってしまうだろう。

工藤の人柄にもよるが、学園では中良くやりたいと思う。

 

 

 

さらに数日後。

工藤のIS学園入学試験が行われたそうだ。

実技試験が行われている内に光莉が調べたところ、工藤はライダーで契約モンスターはサイ型モンスターのメタルゲラスらしい。

仮面ライダーガイか……。

まさか日本に他のライダーデッキがあったとは驚きだ。

 

 

 

さらに数日後。

IS学園の合格通知が届いた。

IS学園は全寮制だ。

入寮のための荷造りは既に済んでいる。

あとはいつこの家を空けても良いように、冷蔵庫を空にしてライフラインをカットするだけだ。

準備は万端と言える。

 

俺の一般人としての『織斑 一夏』ではなく、龍騎士(ドラグナー)の『織斑 一夏』の生活が始まろうとしていた。




次回から原作入りです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。