Mirror Rider Stratos【完結】   作:無限正義頑駄無

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先に言っておきます。
福音との戦闘は原作に比べて万全な態勢で挑んでいるので、物語としてはつまらない内容となるでしょう。


第44話 銀の福音

俺・セシリア・ラウラ・シャルが出撃して十数分。

 

「一夏さん。センサーで福音を捉えましたわ」

「了解」

 

強襲型パッケージに付属していた高感度センサーにより、セシリアが最初に福音を捕捉する。

それに応じて、俺は契約モンスターのカードをシャインレイザーにスキャンさせていく。

 

「福音と真正面からすれ違いますわよ!コンタクトまで5……4……3……」

 

よし、スキャン完了!

 

「2……1……0!」

「いっけぇぇぇぇぇ!バーサークスラッシュLv.12!!」

 

カード12枚分の力を込めたシャインレイザー・ソードモードを福音に振り下ろす。

 

「なっ!?」

「ちっ、やっぱ駄目か!」

 

福音はバレルロールのような動きでシャインレイザーを回避する。

バーサークスラッシュの効果時間は、最後のカードスキャンからの15秒間。

超高速ですれ違った以上、時間内での再コンタクトは不可能だ。

念のためライダーの皆から契約モンスターのカードを借りてはいるのでもう1度バーサークスラッシュを発動することは可能だが、最初の1発を外した以上は2回目以降の命中率はほぼ0だろう。

 

「失敗してしまいわしたわね……」

「輝龍逆鱗による撃墜は駄目元の作戦だったし、仕方が無いさ。シャル、ラウラ、砲撃開始!」

「「了解!」」

 

ラウラのレールガン『ブリッツ』とシャルのアグニⅡが火を吹き、離脱しようとする福音の足を止める。

 

『…………!』

「さて、この場で墜とさせてもらうぞ!」

 

シャインブラスター2丁を取り出して、福音に向けて連射する。

 

『La…………♪』

 

福音は歌のような電子音声を発しながら、銀の鐘(シルバー・ベル)を起動させる。

銀の鐘(シルバー・ベル)には36の砲門があり、内訳は実弾とビームが半分ずつ。

福音のシールドエネルギーをある程度削ったら、サバイブ化して特攻を仕掛けるのもアリだな。

 

銀の鐘(シルバー・ベル)はシャインブラスターより威力も手数も上で、シャインブラスターのビームを相殺してなお攻撃がこちらに向かって来る。

 

「ふむ……銃じゃ駄目か」

『SWORD VENT!!』

 

ドラゴソードを呼び出し、弾を叩き落としながら福音に接近する。

 

「くらえ!」

『ッ!?』

 

タイミング良くラウラの放ったレールガンが福音に命中し、福音がよろめく。

 

「今だ、お兄様!」

「ラウラ、ナイス!」

『ACCEL VENT!!』

「飛天御剣流・龍槌閃!!」

 

俺の龍槌閃が銀の鐘(シルバー・ベル)の片方を切り落とし、福音はバランスを立て直せないまま海に落ちる。

 

「やったのかな?」

「まだだ、シャル。4対1とはいえ、軍用ISがこの程度のはずが無い」

「一夏さんの言う通りみたいですわね」

「これは……高エネルギー反応!?」

 

水柱と共に、福音が再び俺たちの前に現れる。

先程俺が与えたダメージは修復され、全身からエネルギーの翼のようなものを放出している。

 

二次移行(セカンド・シフト)したというのか!?お兄様、気をつけろ!」

「わかってる。そろそろコイツの出番のようだな」

 

カードデッキから、サバイブのカードを取り出す。

その瞬間、俺の周囲に風が巻き起こる。

 

『『SURVIVE!!』』

 

シャインバイザーツバイにサバイブのカードを装填し、こちらも二次移行(セカンド・シフト)する。

 

「さあ、第2ラウンドといこうか!」

 

月夜に照らされた海の上。

黄金の龍騎士と、銀翼の天使が今、ぶつかり合う。

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