Mirror Rider Stratos【完結】   作:無限正義頑駄無

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2学期編、スタートです。

コラボ最終話での書き忘れ⬇︎
・ウェポナイズゴーレム(7000AP)
トライドッグスラッシュとデュアルドッグスラストが合体した姿(ユナイトベントのカードは不要)。
イメージは「電脳冒険記ウェブダイバー」のゴレムオン。

・光莉の人化した状態での戦闘形態
イメージは仮面ライダーウィザードのオールドラゴンスタイル。
ただしシャインナーガは3つ首龍なので、胸だけでなく両肩にも龍の首がある。


2学期
第65話 部活に入りましょう


2学期が始まって数日。

俺と鋼夜は楯無さんに生徒会室へと呼び出されていた。

 

「楯無さん、一体どういった御用なんですか?」

「それはね……あなたたち2人に部活へ所属して欲しいのよ」

 

学園で2人しか居ない男子が部活に無所属なのは看過できないから、か……。

 

「部活ならちゃんと所属しますよ」

「あら?2人とも決めているのかしら?」

「はい。これが書類です」

 

ちょうど楯無さんに申請しようと思っていたので、持って来ておいて正解だったな。

書類の内容はこうだ。

 

部活設立申請書

部活名…IS研究部

顧問…織斑千冬

部長…織斑一夏

部員…織斑光莉・織斑マドカ・工藤鋼夜・更識簪・布仏本音

活動場所…IS学園整備室

活動内容…IS用の装備の開発および篠ノ之束を招いてのISに関する講義

 

「なにこの布陣!?」

 

楯無さんが驚愕している。

まぁISの開発者(束お姉ちゃん)世界最強(千冬お姉ちゃん)男性IS操縦者(俺と鋼夜)日本代表候補生()だからな……。

束お姉ちゃんは自分も千冬お姉ちゃんと同じくIS学園の教師になろうかと1度は考えたそうだが、教師は公務員だ。

AMWの社長と兼任することは出来ない。

なので妥協案として、ボランティアの外部講師という形でIS学園でたまに指導するということになった。

 

「いつの間に簪ちゃんや本音とこんな話をしていたのかしら?」

「昨日です」

「……ハァ、それならしょうがないわね。今月末の学園祭で、各部活による2人の争奪戦をやろうと思ったのだけど」

 

事前に鋼夜から聞いた『原作』の楯無さんと同じこと考えている……。

世界は違っても楯無さんは楯無さんということか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「変身!!」

 

IS研究部の設立が受理された翌日。

部員とミーティングをしようと整備室へ足を運んでいる途中、ミラーモンスターの存在を知らせる金切り音がしたので、ライダーに変身してミラーワールドに潜る。

 

『SWORD VENT!!』

「ハァァァァァッ!」

「グルアァァァァァッ!」

 

そこでは、仮面ライダー赤龍(ウェルシュ)こと鈴が1人でミラーモンスターと戦っていた。

相手はワニとティラノサウルスを足して2で割ったような姿をしており、光莉(シャインナーガ)並みの巨体を有するモンスター、『タイラント』だった。

久々の大物だな。

俺ですら単独では手こずる相手だ。

鈴1人では荷が重いだろう。

 

「鈴、加勢するぞ!」

「一夏!頼むわよ!」

 

鈴がドラグセイバーで切り込み、俺がシャインブラスターで援護する。

 

「グルオッ!」

ズガンッ!

「きゃあっ!?」

「鈴!」

 

タイラントが尻尾を地面に叩きつけ、鈴がその衝撃で吹き飛ぶ。

 

「グルル……」

「させるか!」

『SHOOT VENT!!』

「くらえっ!」

 

ナーガキャノンで、鈴に近付こうとしたタイラントを吹き飛ばす。

 

「おい鈴、大丈夫か?」

「えぇ、なんとかね……。けど何なのよあの馬鹿げたパワーは!」

「トップクラスとまではいかないが、あいつはかなり上位のモンスターだ。気性が荒い分、光莉を敵に回すのと同じくらい厄介かもな」

「一時撤退して他のライダーを呼ぶ?」

「いや、そしたら放置されたこいつが暴れて大きな被害が出るだろう。このまま戦うしかない」

「でも……わたしそろそろ制限時間が限界なのよ?」

 

見ると、鈴の身体が粒子化し始めていた。

これはマズいな。

 

「…………っ!」

 

しばし悩んで、案がひとつ閃いた。

緋鼠の衣(スカーレット・バスター)の変身ブレスを取り出し、中から『SURVIVE -烈火-』のカードを抜き取って鈴に渡す。

 

「サバイブのカード……」

「このカードを使えばミラーワールドでの制限時間が無くなるし、自身もパワーアップする。鈴、そいつを使え」

「わかったわ!」

『『SURVIVE!!』』

『『SURVIVE!!』』

 

鈴がサバイブのカードを使って、龍騎サバイブと同じ姿をした赤龍(ウェルシュ)サバイブとなり、俺自身も『SURVIVE -疾風-』のカードを使って龍騎士(ドラグナー)サバイブになる。

その瞬間……。

 

『SWORD VENT!!』

「フンッ!」

ザシュッ!

「グギャアァァァッ!」

 

どこからともなく仮面ライダーオーディンが現れ、ゴルトセイバーでタイラントを切りつける。

 

「なっ……オーディン!?」

「たまたま通りがかったのだ。手を貸そう」

 

マジかよ。

サバイブ化したライダーが3人揃っちまったぞ。

 

「恩に着る。鈴、いくぞ」

「うん!」

 

俺と鈴は、それぞれシャインソードとドラグブレードを構えて、戦線に復帰する。

そこからの戦いは熾烈を極めた。

サバイブ化したライダー3人の猛攻をものともせず、タイラントは暴威を奮う。

俺たち3人は何度も打ちのめされたが、それでもめげずに剣を振り続けた。

そして遂に……。

 

「ハァッ!」

ザシュッ!

「グルアァァァ……!」

 

何度も足を切りつけたおかげで、タイラントは身体を支えきれずその場で横倒れになる。

 

「鈴、トドメだ!」

「おっけー!」

『『FINAL VENT!!』』

 

ファイナルベントの発動と同時に、サバイブのカードで『無双龍ドラグレッダー』から進化した『烈火龍ドラグランザー』が現れ、鈴を乗せてバイクに変形する。

 

「いっけぇぇぇぇぇっ!」

 

バイクとなったドラグランザーがウィリー走行をしながら、タイラントに火球を浴びせる。

そして火達磨(ひだるま)となったタイラントをそのまま踏み潰す。

ファイナルベント『ドラゴンファイヤーストーム』だ。

そしてその場に残ったタイラントの生命エネルギーを、ドラグランザーが捕食して去って行く。

 

「なんか轢き逃げみたいな技だったわね」

 

その言葉には同意する。

ただ、ナイトサバイブの『疾風断』の方がよっぽど轢き逃げといった感じがするが。

オーディンはいつの間にか姿を消していた。

まさか学園内で会うことになるとは……。

もしかして学園の関係者だったりするのか?

あと、『SURVIVE -烈火-』のカードはしばらくの間、鈴に預けることにした。

緋鼠の衣(スカーレット・バスター)は、IS以外の力が必要な時に使うものだ。

龍騎士(ドラグナー)が何らかの要因で使用不能になるまで、出番は無いだろう。




・タイラント(6000AP)
上位クラスのミラーモンスター。
イメージは「デルトラ・クエスト」に登場する怪物・ブラール。
もしくはモンハンのイビルジョー
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