Mirror Rider Stratos【完結】 作:無限正義頑駄無
国連が女尊男卑を「危険思想」と認定。
IS委員会との共同で、世界各国での撲滅運動が始まった。
その1ヶ月後には、残存の女性権利団体のメンバーはほぼ全てが投獄され、逆に女尊男卑の影響で冤罪を被った男性は再審のもと、無罪となって出所し始めている。
女尊男卑の歴史の、事実上の終わりを迎えた。
翌年。
IS学園が2学年以降の選択科目に、「操縦科」・「整備科」・「開発科」に続く4つ目の科目として「宇宙航空科」を設立。
第1期生として、織斑一夏、織斑光莉、ほか十数名の生徒が所属。
数年後。
篠ノ之箒が刑務所を出所。
のちにAMWへ就職。
篠ノ之束が「ネオマキシマエンジン」(出典:『ウルトラマンダイナ』)の開発に成功。
太陽系の各惑星に、極短時間で移動する技術が確立された。
これにより、人類は月以外の星へ行くことが可能となる。
そして更に月日が経ち…………。
「ついにこの時が来たんだな、光莉」
「えぇ……非常に長い道のりでしたが、束さんの夢がやっとその1歩を踏み出すんです」
発射直前のスペースシャトル。
織斑一夏と織斑光莉は、乗組員として操縦席に座っていた。
2人がIS学園を卒業して十数年。
月でのコロニー建設の目処が立ち、人類の次の目的地は火星だ。
今回、2人が火星へ行く目的は、火星を人間が住める環境に変えることだ。
とある生物の力を借りて……。
『パパ、ママ、いよいよですね』
「あぁ……お前の力、存分に発揮してもらうぞ、『セレナ』」
「期待してますからね」
『はい、任せてください』
背後から2人に話しかけたのは、束が生み出したゲル状の生物。
この生物は『ウルトラマンティガ』に登場した『人工生命体 ビザーモ』と同じく、電力を糧に増殖しながら酸素を生み出す能力を持っている。
それによって火星に酸素を生み出し、火星を人類が住めるようにすることができる。
原作のビザーモは理性が無いため、過剰な増殖によって生まれ故郷である惑星ビザーモを滅ぼし、地球に降り立った際も
一夏と光莉も、セレナを血の繋がった子供のように接している。
しかし、2人の間に血の繋がった子供が居ない訳ではなく……。
『ほら、
『は〜い。お父さん、お母さん。宇宙でのお仕事、頑張ってね』
『頑張ってね〜』
通信回線が開き、マドカの言葉に従って2人の子供が一夏と光莉に挨拶をする。
2人は一夏と光莉の間に生まれた双子兄妹、『
人間とミラーモンスターのハーフである2人だが、特に成長や日常生活に問題は無く、現在は小学生だ。
「おう、ちゃんと良い子にして待ってるんだぞ」
「マドカちゃんやハルカちゃんに迷惑をかけてはいけませんよ?」
『『うん!』』
一輝と夏輝が元気よく返事をした後、通信回線が束に切り替わる。
『いっくん、そろそろ時間だよ』
「了解。セレナ、シートに座れ」
『はい』
一夏の指示で、セレナはアメーバのような不定形から人型になって硬化し、シートに着席してベルトを締める。
「では行きましょう、旦那様」
「そうだな。では……こちら織斑一夏。スペースシャトル『
『
こうして、戦いを終えた騎士と龍は
完
「Mirror Rider Stratos」
著:
原作:
オープニング主題歌
第1クール(1学期まで)
「TAKE ME HIGHER」(『ウルトラマンティガ』OP)
第2クール(夏休みから)
「Revolution」(『仮面ライダー龍騎』劇中歌)
エンディング主題歌
第1クール
「君にできるなにか」(『ウルトラマンコスモス』ED)
第2クール
「Beat on Dream on」(『ウルトラマンガイア』ED)
はい、という訳で「Mirror Rider Stratos」完結です。
今まで応援ありがとうございました。
ちなみに、エレナのイメージは原作のビザーモのようなグロテスクなものではなく、「メトロイドフュージョン」に登場した寄生生命体「
次回作に関しては、活動報告にてお話し致します。