超A級小姓 アインクラッドを往く。   作:渚カエデ

25 / 26
裏世界【ホロウ・エリア】に、別ゲームからやってきた少女たち。
混乱しつつあるランマルたちだが、彼らはここで新たなるスタートを切る。


第23話 リ・スタート

ランマル視点

 

 

 

光が消えると、そこはアークソフィアの路地裏だった。

良かった〜、戻ってこれたよ。さて、メールボックス確認しないと。みんなに心配かけちゃったかもしれないし。

メールボックスを見ると主様〈ノブナガ〉からの《今、どこじゃ?》のメールが3通届いていた。

どうやら2時間もの間、あの世界〈ホロウ・エリア〉にいたようだ。

謝罪とホロウ・エリアに飛ばされていたことを書いたメールを送る。

案の定、返ってきたメールには主様からの《すぐ本丸〈ギルドホーム〉に戻るのじゃ!》という文章がそえられていた。

僕は急いで本丸へと走った。

 

 

 

本丸に戻ると、そこには不機嫌そうな表情をしたノブカツさんとミツヒデさん、無表情なノブナガ様が待っていた。

ランマル「すいません、ただいま戻りました」

ノブナガ「やっと来たか……ランマル」

ノブナガ様の声色は、いつも以上に低くなっていた。これは完全に怒っている。

ランマル「申し訳ございません!ノブナガ様!」

僕は彼女の前で土下座をする。

これで許してもらえるかはわからないけど、今はこれしかない。

許してもらえなかったら、僕は潔くここを去ろう。

ノブナガ「……ランマル」

ランマル「はい……」

静寂の中にノブナガ様の声が入る。

ノブナガ「今のSAOではどのようなことが起こるか、わからんからな。だから突然、音信不通になることもあるのだろう」

ランマル「は、はい……」

ノブナガ「というわけで……これから単独行動をするときは、事前にわしか、ノブカツに伝えるように。約束できるか?」

ランマル「は、はい!」

ノブナガ「うむ、いい返事じゃ。次はないと思え」

ランマル「はい」

ノブナガ「よし。これにて解散!」

よかった……なんとか首の皮一枚でつながったようだ。

ノブカツ「これは姉上からの慈悲です。次は気をつけてください」

最後まで残ったノブカツさんは

 

 

 

ランマル視点

 

 

 

光が消えると、そこはアークソフィアの路地裏だった。

良かった〜、戻ってこれたよ。さて、メールボックス確認しないと。みんなに心配かけちゃったかもしれないし。

メールボックスを見ると主様(ノブナガさま)からの《今、どこじゃ?》のメールが3通届いていた。

どうやら2時間もの間、あの世界(ホロウ・エリア)にいたようだ。

謝罪とホロウ・エリアに飛ばされていたことを書いたメールを送る。

案の定、返ってきたメールには主様からの《すぐ本丸(ギルドホーム)に戻るのじゃ!》という文章がそえられていた。

僕は急いで本丸へと走った。

 

 

 

本丸に戻ると、そこには不機嫌そうな表情をしたノブカツさんとミツヒデさん、無表情なノブナガ様が待っていた。

ランマル「すいません、ただいま戻りました」

ノブナガ「やっと来たか……ランマル」

ノブナガ様の声色は、いつも以上に低くなっていた。これは完全に怒っている。

ランマル「申し訳ございません!ノブナガ様!」

僕は彼女の前で土下座をする。

これで許してもらえるかはわからないけど、今はこれしかない。

許してもらえなかったら、僕は潔くここを去ろう。

ノブナガ「……ランマル」

ランマル「はい……」

静寂の中にノブナガ様の声が入る。

ノブナガ「今のSAOではどのようなことが起こるか、わからんからな。だから突然、音信不通になることもあるのだろう」

ランマル「は、はい……」

ノブナガ「というわけで……これから単独行動をするときは、事前にわしか、ノブカツに伝えるように。約束できるか?」

ランマル「は、はい!」

ノブナガ「うむ、いい返事じゃ。次はないと思え」

ランマル「はい」

ノブナガ「うむ。ところでランマル」

ランマル「はい。なんでございますか?」

ノブナガ「お前が転送された【ホロウ・エリア】とはなんじゃ?」

ランマル「はい。説明いたします。ホロウ・エリアは……」

僕はホロウ・エリアとフィリアさんのことを説明した。

 

 

 

ノブナガ「うむ。アインクラッドには裏世界があったのじゃな。初耳だ」

ランマル「はい」

ノブカツ「もしかしたら、今回のバグで生まれた新世界かもしれませんね」

ランマル「ですね」

ノブナガ「それに新たな出会いか……そやつの情報や能力が攻略の役に立つかもしれぬな」

ランマル「はい。ホロウ・エリアの転移門もアクティベートしたので、僕限定ですが、いつでもホロウ・エリアに行けます」

ノブナガ「そうか……。行くときはわしか、ノブカツに報告するのは忘れずにな」

ランマル「はい!」

ノブナガ「よし。これにて解散!」

よかった……なんとか首の皮一枚でつながったようだ。

ノブカツ「これは姉上からの慈悲です。次は気をつけてください」

最後まで残ったノブカツさんは、僕に注意をすると廊下に出ていった。

 

 

 

キリトさんに呼び出された僕は、指定されたカフェに入った。

どうやらここは、エギルさんがオーナーをしているようで、キリトさんたちの新たな拠点でもあるそうだ。

カウンター席にはキリトさんとルナさん。そして見知らぬ2人の少女たちが座っていた。

キリト「やあ、ランマル」

ルナ「待ってたよ」

ランマル「はい……ところで、キリトさん。そちらのお二方(ふたかた)は?」

キリト「ああ。どうやら別のゲームから飛ばされて来たみたいなんだ」

え?別のゲームから?そもそも、フルダイブ型ゲームってSAO以外にもあったの?

リーファ「始めまして。あたし、リーファっていいます」

シノン「……シノンよ」

ランマル「リーファさんに、シノンさんですか。僕はランマルといいます。よろしくお願いします」

彼女らと互いに自己紹介をする。

キリトさん曰く、リーファさんは彼の妹らしく、シノンさんは記憶喪失らしい。

僕はホロウ・エリアとフィリアさんのことを5人に話した。

 

 

 

キリト「そんな隠しエリアがあったのか」

ランマル「はい。なぜか僕だけ行けるみたいです。理由はわかりませんが……」

ルナ「へえ。キミも新たな出会いがあったんだね」

ランマル「キミも?もしかしてルナさんも新しいフレンドが?」

ルナ「ああ。ストレアっていう人と知り合いにね……」

僕はストレアという人について、ルナさんから説明された。

 

 

 

ランマル「そんなプレイヤーがいたんですね。ルナさんですら、感知できないなんて……」

ルナ「まあ、敵対する意思はないみたいだし、ただ俺に興味があるだけみたいだったよ」

キリト「ストレア……もしかしたら俺よりレベルが高い隠蔽スキル持ちかもしれない。少し気になるな」

ルナ「少し警戒した方がいいかもしれない。悪い人じゃないと思うけど」

キリト「ああ。そうだな」

ランマル「そうですね」

ストレアさんの話を終えると、キリトさんが僕たちを見て言う。

キリト「ルナ、ランマル。君たちに頼みたいことがある」

ランマル「はい」

ルナ「何?」

キリト「リーファとシノンにレクチャーをしてくれないか?俺は情報収集で手を回せないんだ」

ルナ「いいよ」

ランマル「はい!キリトさんの頼みなら何でもきけます」

キリト「ありがとう。場所はアークソフィアからすぐそこの草原で頼む」

 

 

 

2人へのレクチャー

 

 

 

僕たち4人は草原に出た。ここはこの層でも比較的、モンスターが弱い場所だ。レクチャーには向いてるはず。

リーファさんは片手剣。

シノンさんはとりあえず、ダガー系の装備だそうだ。

僕はシノンさん。ルナさんはリーファさんの担当をする。

ランマル「では、シノンさん。今からダガーの扱い方をレクチャーしますね。よく見ていてください」

シノン「ええ……お願いします」

小刀(こがたな)装備時の動き方はダガー系とほぼ同じなので、小刀での動き方を理解すれば、ほとんどのダガー系武器での戦い方をマスターできると思う。

ある程度、動きを見せたら次はシノンさんが実践する番だ。

僕はシノンさんに街売りのダガーを渡す。

ランマル「次はシノンさんの実践です。不安なことがあったら、僕に遠慮なく質問してください」

シノン「わかったわ……」

次は彼女がダガーを振るう。少したどたどしい動きだが、このレクチャーは護身のための最低限の動きを覚える物。完璧にこなせなくても大丈夫だ。

 

 

 

ランマル「今回はここまで。次回はモンスターとの戦いを覚えましょう。おつかれさまでした」

シノン「ありがとうございます」

これにてレクチャー1回目は終了だ。

向こう側には同じタイミングでレクチャーを終えた、ルナさんとリーファさんがいた。

2人と合流して僕たちはアークソフィアに戻った。

 

 

 

あらたなる冒険へ

 

 

 

翌朝、僕とルナさんは街の掲示板前にいた。

その掲示板にはNPCやプレイヤーからの依頼がたくさん貼り出されており、その依頼をクリアすると報酬のアイテムがもらえる。

今回のバグで、一部のアイテムが使用不能になっているから、しばらくはこれらの依頼をこなして、アイテムや(コル)を稼ぐことにしよう。

ルナ「ランマル、このクエストにしない?」

ルナさんが指さしたところには【狙われた農作物】と書かれていた。

どうやら、農作物を荒らす猪形モンスター【フレンジーボア】を討伐しに【蜘蛛糸の漂う風陵(ふうりょう)】に向かうクエストらしい。

よし、これを受けてみよう。

ルナさんのクエスト受領後、彼とパーティーを組んで、僕らはフィールドへと繰り出した。

 

 

 

リズベット視点

 

 

 

はぁ〜、ここでの武具店稼業もようやく軌道にのってきたわ。

あとは鍛冶スキルをより高めないとね。

今後の展望を脳内で描いていると、どうやら新しい客が入ってきたみたいだ。

リズベット「リズベット武具店へようこそ!」

元気よく声を発した後、あたしはその客の顔に目を奪われた。

その顔は……とても美しいものだった。

デスゲーム開始前よりは減ったが、今でも美男美女が闊歩(かっぽ)するSAO内でも、とびっきりの美しさだ。

?「どうしたのかな?」

リズ「あ、すみません。武器の売買ですか?それとも武器強化ですか?」

?「武器の強化をお願いしようかな」

リズ「わかりました。その前に貴方のプレイヤーネームをお聞かせ願えますか?」

?「いいよ。僕の名前はエルキドゥ。よろしくね」

 

 

 

キャラ紹介

 

リーファ

CV 竹達彩奈

 

本名は桐ヶ谷直葉(すぐは)

リアルではキリトの義妹。剣道少女であり、全国大会でベスト8位に入るほどの実力者。

別のフルダイブ型ゲームをプレイしていたが、兄であるキリトを追って、アインクラッドにやってきた。

 

 

 

シノン

CV 沢城みゆき

 

本名は朝田詩乃。

PTSD治験中に、SAOのシステムエラーでアインクラッドに引き込まれてしまった。その影響で一部の記憶を失っている。

 

 

 

エルキドゥ

CV 小林ゆう

 

緑色の長髪を伸ばした美青年。

様々な武器を使いこなすウェポンマスター。

 




色々あって更新が遅れてしまいました。申し訳ございません。
今月は2、3話以上投稿する予定です。

今後もFGOのサーヴァントを元ネタにしたキャラを登場させますが、このキャラを見たいというのはありますか?

  • エルキドゥ
  • 徐福
  • バーヴァン・シー
  • メリュジーヌ
  • バーゲスト
  • 長尾景虎
  • 武田晴信
  • ノア
  • エリザベート・バートリー
  • 花咲翁
  • 宮本武蔵
  • アントニオ・サリエリ
  • マシュ・キリエライト
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。