超A級小姓 アインクラッドを往く。   作:渚カエデ

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遅れましたが、SAO新作ゲーム発売と新作映画の発表がありましたね。
個人的には、映画のストーリーが気になります。

予想ですが、自分はタイトルに入っている【インテグラル】の意味から、ALOやGGOなど複数のゲームが一体化したゲーム世界が舞台になると思います。
では、今回の話のあらすじに入ります。

エギルの店に入ったランマル。
店の中に居たのは、かつて始まりの街で出会ったネモだった。


第25話 ネモとの再会

ランマル視点 

 

 

 

ランマル「ネ、ネモさん!?」

エギルさんの店に入ると、テーブル席にネモさんが座っていた。

ランマル「ネモさんもここ(76層)に上がって来たんですね」

ネモ「うん。76層で街開きしたと聞いて、上がってきたんだ。まあ……下の層に戻れなくなったのは残念なことだけど」

ランマル「そうなんですね。そういえばゴッホさんは?」

ネモ「ゴッホ?今はギルドホームにいるよ」

ランマル「そうですか。よかったです」

ネモ「ところで、ランマル。君の隣にいる人は?」

エルキドゥ「僕のことだね。始めまして、僕はエルキドゥっていうんだ」

ネモ「こちらも始めまして。僕はネモ。ギルド【NLS】のギルドマスターだ」

ランマル「え?ネモさんってギルドマスターだったんですか?」

ネモ「うん。Nemo(ネモ).Is(イズ).Life(ライフ).Service(サービス)。略して【NLS】」

ランマル「つまり、便利屋さんってことですか?」

ネモ「そうだね。ギルドメンバー各自の得意分野を生かして、サービスを提供する組織さ」

エルキドゥ「どんな仕事をしてるの?」

ネモ「レストラン業や鍛冶屋とかやってるね。あとは他ギルドからの依頼を受けて、マッピングや裏方仕事とかもしてるよ」

エルキドゥ「へえ〜。儲かってるの?」

ネモ「まあね。最近は全部門、黒字だよ」

エルキドゥ「すごいね。相当、腕の良いメンバーがそろってるギルドってことか」

ネモ「生活系のスキルを極めた人がまだ少ないからね。だからうちに依頼をお願いする人も多いよ」

ランマル「そうなんですね。今度、何か頼んでもいいですか?」

ネモ「いいよ。社会的にアレな内容じゃなければ、なんでも受け付けてるから」

ランマル「ありがとうございます。これからもよろしくお願いします!」

ネモ「うん。よろしくね」

NLS……サービス良かったら、ルナさんにもオススメしようかな。

エルキドゥ「依頼を送る場所はどこ?」

ネモ「依頼を出す時は、NLSのギルドホームに来てね。フレンド登録した人は直接、僕にメールでもいいよ」

エルキドゥ「じゃあフレンド登録していい?その方が楽そうだし」

ネモ「いいよ。今後も会うだろうし」

エルキドゥ「ありがとう。これからよろしくね」

エルキドゥさんとネモさん、2人はフレンド登録をした。

最近、僕の身近な人同士の繋がりが増えてきてる。これはとてもいい流れだ。

2人がフレンド登録をした直後、店の扉が開く。

扉の先から現れたのは、ルナさんと見知らぬ女性だった。

 

 

 

???「やっほー!ここがルナの行きつけのお店?」

ルナ「うん……」

???「じゃあ次はここにしようよ!」

ルナ「そ、そうだね……」

2人が席に座った。僕たちは2人の席の前に立つ。

ランマル「ルナさん、もしかしてこの人がストレアさん?」

ストレア「そうだよ。アタシがストレア。よろしくね!」

ランマル「僕はランマルです。こちらもよろしくお願いします」

エルキドゥ「僕はエルキドゥだよ。よろしくね」

ネモ「僕はネモ。ギルド【NLS】のギルドマスター。よろしくね」

僕たちの自己紹介を聞いたストレアさんは、目を輝かせながら言う。

ストレア「わぁ〜!ルナの友達ってみんな可愛いんだね!」

ランマル「あ、ありがとうございます……」

ネモ「か、可愛い……か」

ネモさんは赤面している。そういうところが可愛いと言われるところなんだろうね。

ルナ「確かに。俺の周りってみんな、顔面偏差値高いような」

ストレア「うんうん!仲良くなりたいな〜」

エルキドゥ「僕も君と仲良くなりたいかな」

ストレア「え?ほんと!?じゃあフレンド登録しようよ!」

エルキドゥ「うん。じゃあ君にフレンド申請送るね。名前の綴り教えて」

ストレア「STREA(ストレア)だよ」

エルキドゥ「うんうん……STREA(ストレア)ね。よし、送ったよ」

ストレア「どれどれ、あ、これね。よし、ポチっと!」

エルキドゥ「できたみたいだね。フレンドリストに君の名前が入ったよ」

ストレア「アタシのところにも入ったよ。これから仲良くしようね!」

エルキドゥ「こちらこそよろしくね。ストレア」

このあと、ストレアさんは僕やネモさんともフレンド登録をしたのであった。

 

 

 

ストレア「ねえ!ルナ。この店のオススメって何?よければ教えてくれない?」

ルナ「教えてと言われても、まだ2回しか来てないからわからない」

ストレア「そうなんだ、残念」

ルナ「まあ、そのうち見つかったら教えるね……」

ストレア「ほんと!ありがと〜」

ルナ「ふぐっ!」

ストレアさんが、ルナさんの顔を胸に抱き寄せる。

ルナさん、少し羨ましいな〜。

エルキドゥ「ストレア……ずいぶんと大胆だね」

ストレア「うん!それがアタシだから」

そう言うと、彼女はルナさんを解放した。

ルナ「はぁはぁ……、苦しいからそれ、あまりやらないで……それに恥ずかしい」

ストレア「え〜、可愛い子は抱きしめたいのに〜」

ルナ「だったら、せめて回数は減らして……」

ストレア「わかったよ」

ルナ「ありがとう。それでお願い」

ストレア「うん」

僕としては羨ましいと思うけど、やられすぎると少し恥ずかしいよね。

心の中でルナさんに同情していると、ストレアさんが突然立ち上がる。

ストレア「あ、そろそろ時間みたい。みんな、また会おうね。バイバイ!」

ストレアさんが店を出ていった。登場から去り際まで、全てが嵐のような人だった……。

ネモ「おつかれ、ルナさん」

ルナ「うん。悪い子じゃないけど、あれは振り回されるよね」

ランマル「まあ、見ていて面白い人ですよね」

ルナ「そうだけどね……」

エルキドゥ「僕もランマルに同意だね。あの子は中々、興味深い子だ」

ランマル「ですよね!僕、エルキドゥさんと気が合うかも」

エルキドゥ「それは嬉しいね。僕もそう思うよ」

僕たちはストレアさんのことで盛り上がる。

やがて話題はストレアさんのことから、ネモさんのことへと移っていった。

 

 

 

ルナ「へえ〜。ネモって便利屋ギルドを運営してたんだ」

ネモ「うん。依頼を出すなら、NLSのギルドまで来てね。フレンド登録者は僕宛てに直接、メールでもいいよ」

ルナ「じゃあ、せっかくだからフレンド登録してもいい?」

ネモ「いいよ」

ルナ「ありがとう。助けてほしい時にメールで依頼送ってもいい?」

ネモ「いいよ。人の道に外れた行為以外なら大体の依頼は受け付けるから。あと……できれば、君たちのフレンドにも宣伝をしてくれたら、嬉しいかな」

ルナ「了解」

ランマル「はい!」

2人がフレンド登録を終えると、エルキドゥさんがルナさんの方に顔を向けた。

エルキドゥ「ルナ。僕もフレンド登録していい?」

ルナ「え?」

エルキドゥ「僕もそろそろ攻略組に入ろうかなと思ってね。フロアボス戦とかでまた会うと思うから、そのためにね」

ルナ「まあ……それならした方がいいか……わかった。いいよ」

エルキドゥ「ありがとう」

2人のフレンド登録が終わった。ルナさんの表情は、少し困惑気味だった。

まあ、友達になろって突然言われたら、それは戸惑うよね。まあ、今後も会うならフレンド登録をしておいた方がいいかも。

それにしても最初の頃は一匹狼だったルナさんも、けっこう友達増えたな〜。

なんだか嬉しくなってきたよ。

 

 

 

ネモ「じゃあ、そろそろ僕戻るね」

エルキドゥ「僕はレベリングしにいくね。バイバイ」

2人は店を出ていった。そろそろ僕も店を出ようかな〜と思いながら立ち上がると、背後から

???「お久しぶりです!ランマルさん、ルナさん」

振り向くと、そこにはキリトさん、アスナさん、そしてユイちゃんがいた。

ランマル・ルナ「「ユイちゃん!?」」

たしかユイちゃんって、キリトさんのナーブギアに保存されたんじゃ……

ランマル「き、キリトさん……どうやってユイちゃんを復活させたんですか……?」

キリト「ああ……復活させたっていうより、眠りから覚めたっていう感じだな」

ランマル「そうなんですか」

キリト「そうだな。カーディナルのシステムエラーで復活したんだと思うけど、まあ怪我の功名っていうやつだな」

ルナ「この層に来てから、始めてのいい事だね」

アスナ「そうね。ユイちゃんとまた会えるなんて思わなかったから……」

ユイ「わたしも、みんなとまた会えて嬉しいです」

ルナ「俺もだよ」

ランマル「僕もです。また遊ぼうね!」

ユイ「はい、今度はオダ軍のみなさんや、パパのお友達とも遊びたいです」

ランマル「じゃあ今度、ギルドホームに招待してあげるね。キリトさんたちもどうぞ!」

キリト「ありがとう。俺も久々に彼らと会いたいしな」

アスナ「楽しみにしてるね。ランマルくん」

ランマル「はい!」

 

 

 

ギルドホームへの帰路についている道中、後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。

?「よオ!マル坊!」

声の方へと振り返る。茶色の外套(がいとう)に可愛らしい声。あの人は情報屋のアルゴさんだ。

ランマル「あ、アルゴさん!」

アルゴ「久しぶりだナ。マル坊」

ランマル「アルゴさんもここ(76層)に来てたんですね」

アルゴ「ああ、攻略組が街開きをしたと聞いて、オレっちも上がってきたとこなんだけどナ……」

ランマル「下の層に戻れなくなっちゃったんですよね……」

アルゴ「そうだナ。まあ、過ぎたもんはしょうがない。引き続き情報屋は続けるサ」

ランマル「ありがとうございます。いつもアルゴさんの情報に助けられてるんで、これからも応援しますね」

アルゴ「サンキュー。という訳で、オマエに渡したいモノがある」

ランマル「なんですか?」

アルゴ「76層のボスデータだ。オマエさん家のギルドメンバーにも渡しといてくれ」

6冊の本がアイテムボックスに送られる。この中には今回のフロアボスのデータが入っているらしい。

アルゴ「今回のボスは迷宮区【死者の大釜】にいる巨大な単眼モンスター【ガストレイゲイズ】ダ。触手技が厄介な奴だゾ」

ランマル「うげぇ……触手系ですか」

アルゴ「まあ、そんなモンだナ。詳しくはこのガイドブックに書いてあるから、それ読んでナ。じゃあオレっちは他の人にも配ってくるから。じゃあな」

そう言うと彼女は去っていった。さて、そろそろ僕も帰るか。

 

 

 

ランマル「主様。戻りました」

ノブナガ「おっ、戻ってきたかランマル」

ランマル「アルゴさんから、この層のボスモンスター攻略本を貰いました」

ノブナガ「おお〜、ついに来たか!早く見せてみろ!」

ノブナガさまが僕の肩に手を置く。

ランマル「待ってくださいノブナガさま。みなさんが戻ってきた時に配りますので、ギルド会議の時間を決めましょう」

ノブナガ「あ、そうじゃな。じゃあ今日の夕方4時にしてもいいか?」

ランマル「僕は大丈夫です」

ノブナガ「そうか。他の者にも聞いてみるから、少しまっとれ」

ランマル「はい!」

 

 

 

ルナ視点

 

 

 

はぁ〜、今日はほんといろんなことがあった。

エルキドゥという不思議なプレイヤーとフレンド登録をしたり、ストレアという自由人に振り回されたり……。

さて、次はどんなことが起こることやら。

そう思いながら歩いていると、後ろから声をかけられる。

???「君、ちょっといいかい?」

ルナ「はい」

振り向くと、そこには左肩にマントをかけた美少女がいた。

ルナ「どうしたんですか?」

???「この辺にいい武器屋はないかい?」

どうやら武器屋を探しているようだ。ここは普段、お世話になっているあの店を出すか。

ルナ「リズベットさんの武器屋はどうですか?あそこ、けっこう評判いいらしいですから」

???「そうか……」

ルナ「よかったら案内します」

???「いらない。教えてくれてありがとう」

そう言うと彼女は、長い銀髪を(ひるがえ)しながら去っていったのだった。

今後もFGOのサーヴァントを元ネタにしたキャラを登場させますが、このキャラを見たいというのはありますか?

  • エルキドゥ
  • 徐福
  • バーヴァン・シー
  • メリュジーヌ
  • バーゲスト
  • 長尾景虎
  • 武田晴信
  • ノア
  • エリザベート・バートリー
  • 花咲翁
  • 宮本武蔵
  • アントニオ・サリエリ
  • マシュ・キリエライト
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