超A級小姓 アインクラッドを往く。   作:渚カエデ

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瑠蘭くんもといランマルがSAOの世界に入りました。そこにはやり方をレクチャーしてくれる男気溢れるサムライやナンパ男などいろんなプレイヤーがいた。
なんやかんや平和に遊べると思っていたが……


第2話 レクチャーと平和の終わり

アバターを決めたらいよいよログイン。ログインした先にはまるで中世ヨーロッパのような街が広がっていた。僕は浮いた気分になってしまい、思わず1回転してしまう。

さて、武器はどうしよう。この世界の武器は主に、

片手剣、カタナ、両手大剣、槍、レイピア、弓などがある。

考え抜いた末、僕はカタナを使うことにした。

その理由は僕が好きな歴史人物、森蘭丸の影響だ。プレイヤーネームの由来もそこから来ている。

 

 

 

僕がカタナを買って歩いていると前からチャラそうな男たちがやってきた。

モブ「女の子がカタナ使うなんて珍しいじゃん。せっかくだから俺たちのギルドに入ろう。俺たちがレクチャーしてあげるからさ。」

うわぁ、こういうヤツらはレクチャーしてくれると思わせといてホントは僕や女の子に対して下心もっている奴じゃん。気持ち悪い。

ランマル「大丈夫です。他のプレイヤーさんに教えてもらいます。」

しかし、立ち去ろうとする僕の腕をチャラ男が掴む。

モブ「せっかく教えてあげようとしているのに……これだから女性プレイヤーは……」

こいつ!しつこい。おまけに女性を下に見てる。そんな時。

???「おい!その子が困ってるだろ!」

そこにもチャラそうなバンダナをつけた男がいた。しかし今はその人に頼るしかない。

モブ「ちっ!しかたねえな。」

悪い方のチャラ男は僕から離れていく。

???「キミ、怪我はないかい。俺、クラインって言うんだ。」

ランマル「あ、ありがとうございます……クラインさん。」

クライン「当然のことをしたってだけさ。ところでキミもカタナ使いなのか?」

ランマル「はい。そうです。」

クライン「俺がカタナの使い方を教えてあげるから、始まりの草原に来てくれ。そこに俺のダチもいるけどいいかな?」

ランマル「ありがとうございます。行きます。」

この人もチャラそうだけど、さっきの人たちよりは信じられそう。

僕はクラインさんについて行く。

 

 

 

クライン「よう!キリの字!紹介するぜ!ビギナーカタナ使いのランマルだぜ。」

ランマル「よろしくお願いします。」

???「よろしくな。ランマル。俺はキリト。片手剣使いだ。」

このキリトって人……如何にもイケメン勇者ってアバターにしてる。リアルだと冴えない顔なんだろうな。

そんな余計なことを考えてる内にレクチャーが始まった。

まずはクラインさんがカタナでフレンジーボアというイノシシ型モンスターと戦っているところを見学する。

クライン「だいだいこんな感じだ。ランマルもそろそろ始めるか?」

ランマル「はい!」

僕もついにモンスター戦だ。クラインさんの動きを参考にカタナを振るう。ある程度モンスターのHPを減らして、トドメにカタナソードスキル【方眼】をおみまいする。するとモンスターは青い塵となって消滅する。

クライン「おおっ、よく出来てるじゃねぇか。」

ランマル「クラインさんほどではないですが……」

クライン「初心者っていうのはこういうので充分さ。これからは経験を積んで慣れることだな!」

キリト「クラインの言うとおりだな。あとは経験を積むことだ。」

ランマル「キリトさんもありがとうございます。」

そのまま、僕らはモンスター狩りでレベル上げをする。

僕もついにレベル5になる。

キリト「レベル5おめでとう。」

クライン「これでランマルも普通に戦えるな。」

ランマル「これも全てキリトさんとクラインさんのおかげです。」

キリト「俺は何もしてないよ。ランマルが頑張ったからだな。」

クライン「こんな可愛い女の子に言われると照れるな〜。まあ、これが男気っというものよ!困ってる人や初心者には優しくする!当たり前のことだな!」

女の子と言われたのが、少し気になるが、まあ気にしない。今の僕は女の子アバターだから。

 

 

始まりの街に戻った僕らだったが、なんだか空が赤い。それにログアウトボタンがない。

ランマル「あれ?ログアウトボタンがない。バグかな?」

キリト「バグなら運営から連絡が来るはず……」

クライン「俺、ログアウトしたら宅配ピザ食べる予定だったのに……」

今思うと、バグだったほうが良かったかもしれない。

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