???「そこの黒髪のキミ、話がしたい。」
後ろから声をかけられる。
そこにいたのは金髪セミロングヘアの女の人だった。
ランマル「なんですか?」
???「キミはキリトって人を追いかけてるんだよね。」
ランマル「そうですけど……」
???「やはりか……あっ、名前をいい忘れていたね。俺の名はルナ。片手剣使いだよ。」
ランマル「そうなんですか。僕の名前はランマルです。使う武器はカタナです。」
ルナ「この世界でカタナ使いは珍しいね。もしかして歴史好き?」
ランマル「まあ、多少。プレイヤーネームも森蘭丸公にあやかってつけました。」
ルナ「そうなんだ。いいね。さて……本題を言うね。キミはキリトを追いかけてるんだよね?」
ランマル「はい。てかなんでキリトさんの名前を知ってるんですか?」
ルナ「ベータテストの時点で好成績を出していて、彼はちょっとした有名人だ。それに手鏡の時に近くにいたんだ。」
ランマル「そうなんですか……キリトさん……そんなにすごい人だったんだ。」
ルナ「だな。それにしてもせっかく仮想世界に来たのに、閉じ込められるわ、顔を現実と同じにされるわで嫌になっちゃうね。」
ランマル「ははは……そうですね。取りあえず僕は攻略のために頑張ります。」
ルナ「俺もそのつもりだ。」
そう言ったルナさんだったが、どこか迷ったような表情をしていた。もしかして……現実世界の家庭環境が悪いのかな……?それとも精神的に何かトラウマがあるのかな?
まあ、今はキリトさんを探さないと。でもその前に。
ランマル「ルナさん。フレンド登録していいですか?今後、また会いたいので。」
ルナ「いいよ。」
僕とルナさんはフレンド登録をした。この世界でキリトさん、クラインさんに次ぐ友だちだ。
ランマル「ありがとうございます。ではまた会える日まで。」
ルナ「こちらこそ。健闘を祈るよ。」
僕とルナさんは別方向に歩く。それにしてもルナさん……一人称は俺だし、首元に喉仏があったような……
どうやら僕とルナさんはある意味、同類みたいなようだ。
ルナSide
ランマルのヤツ……キリトを追いかけてるとか言ってたけど……
でもキリトは責任感が強く、何でも自分で解決しようとするところがベータテストの時にも出ていたな。
ランマル……キミもキリトの役に立ちたいなら、とにかく強くなれ。カタナを極めろ!
あと……喉仏と一人称から男であることはバレバレだぞ。
キャラ解説
ルナ
実はベータテスター。ランマルこと
現時点の装備は初期装備の服に、片手剣【アニールブレード】
ギルドには入らず、ソロプレイを貫く。