特定人類絶対守護 ベリアル   作:ぶ千切れた尻尾

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本話全編の地の文を三人称視点でお送りいたします。

また、ベリアルの能力の詳細設定不明により独自設定と独自解釈のタグを追加いたしました。

extra要素は薄いです。


6-2

 

 

 

 

空は薄く夕暮れにさしかかり、夜の到来を感じさせる風が足元を通り過ぎていく。開け放たれた窓の外から入ってきたそれは、行き場を失ってしのぶ術なく渦巻いて消えてゆく。

 

ここは元王都の中でも端の方に位置する安宿だ。そしてその部屋の中には悪魔が魔族か、彩色を感じさせない黒の体躯を持つ男(ベリアル)が背もたれのない椅子に足を組んで座っている。

 

そして見るからに固そうなベッドの上には、さらに3人の人間が横たわっていた。男が一人と、女が二人──この世界における、異世界の勇者と呼ばれた者たちだ。

 

「フン。さあ、起きろ」

 

パチン!と、ベリアルは指を鳴らした。そしてたちまち勇者達に掛けられていた眠りは解け、一人はバッと顔を上げた隣で二人は寝ぼけ眼を擦り擦り、そしてようやっと三人揃って頭を擡げた。

 

「「「…………!!」」」

 

先のことを思い出したか、みるみるうちに顔色が曇っていく。しきりに腕の周りを確認したり、他の二人を見聞したりと。

 

その上起きてみれば見慣れぬ部屋に居るのだから、彼らの困惑は測りきれないというものだ。しかし、この部屋にはもう一人人物がいることを忘れてはいけない。ベリアルは彼ら彼女らを刺激せぬ様に声をかけた。

 

「全員起きたみてェだな」

 

「ッ?!」

 

「あなたは──あの時の、悪魔」

 

「フン……酷え言い草だな、恩()によ」

 

そこで三人ははっきりと思い出した。助けの来なかったはずの荒野草原の道中、周りを囲んだ騎士達に裏切られ──そして、その後の記憶はないが……目の前の男が助けてくれたのだろうということは易く想像できる。

 

「す、すいませんでした。……ありがとうございます」

 

「あっ、ありがとうございます!」

 

「来てくれてなかったら、多分……うぅ」

 

「気にしちゃいねーよ。だが、状況は理解できていると考えていいんだなァ?」

 

一定の距離を保ち、ベリアルは尋ねる。

 

「え……ええ、はい。あの腕輪は──これまで見てきた不思議な道具の様な」

 

「けど──それとは違って、悍ましい力のある道具だった……」

 

「そうだなァ。アレを付けられた者は所有者の言いなりになるしかねえっつう隷属の力を持ってるらしい。国際的に禁じられてる禁制品だぜ」

 

「そんな……ものを」

 

そういえば、と。

 

「名乗ってなかったな……俺の名はベリアル。悪魔じゃねェぞ、別に気にしてねえがな」

 

「あ……お、俺は櫂斗といいます」

 

「莉緒です」

 

「花音です」

 

「そォか。……てめえら三人は通学中だか下校中だかにあの国へ連れてこられた。真っ黒なあの国へな──……あってるか」

 

「……はい。俺たちは通ってた高校へ歩いていた途中でした」

 

「急に足元が光ったと思ったら、周りが……」

 

「それであの王様に助けてくれって」

 

いまでは認識を変えているだろうが、とベリアルは思う。召喚される時に違和感を抱かないようにでも弄られていたんじゃねーのか、とか。向田は“三人の勇者”じゃねえからその影響が薄かったのかもな、とか。

 

「良いかァ?再確認だがな。あの国の王は私腹を肥やしたいだけで、勇者を呼んだのは兵器として運用したかったから。ここまでは良いな」

 

「……はい」

 

「で、これに関しちゃ俺も悪いかもしれねえが、中々恭順しねェお前達に業を煮やして行動に出た。それがつまりあの馬車で起きたことだ。そんで……俺たちが城を出た時に渡した結晶を覚えてるか」

 

「あっ、私がずっと持ってたんですけど……なくしちゃって」

 

「良い、それは元々そういうモンだからな。んでその結晶はつまり、俺を呼ぶ為の呼び鈴だった」

 

ベリアルの魂から直接抽出された善なる結晶は、それそのものに何の力もありはしないが──しかして救いを求めて願えば、ベリアルにその願いが届くようになっているという代物だ。

 

今回は結晶を握りしめていただけで、彼女の頭の中にそんな事実は存在せず、ただ闇雲に口から漏れただけであった懇願だが……ベリアルには届いた。

 

「俺は奴らを滅するつもりだった。俺の闇の中で、じわじわと嬲り殺しにしてくれるつもりだった」

 

「……ッ」

 

「ま、冷静を取り戻してからまともな奴らに引き渡したから安心しろ。それでも正しく罰は受けるはずだ。お前らも溜飲は積もっていたんだろうが、理解してくれ」

 

「は、はい」

 

「王城にいた奴らももう居ねェ……お前らが追われる様なことは無いぜ」

 

「ありがとう……ございます」

 

「ありがとうございます」

 

勇者達は目の前の男の狂気や「やる時はやる」という殺意を感じつつも、自分達を悪どい王や国から救ってくれた事実をしっかり理解していた。この男の(おも)いは自分達に向いたものではないはずだ、と。

 

むしろ勇者達に向けられた感情は慈愛に満ちていて、彼らはベリアルのことを久しく感じていなかった保護者のような存在であるとも感じていた。あの国や王とは違って、真に自分達を慮ってくれている。と──

 

「聞きてェことがある」

 

「……なんでしょう」

 

「お前たちは──帰りたいか?」

 

「!」

 

「日本から、お前たちは誘拐の様に連れてこられた。そこにはなんの正当性もねぇし、レイセヘルにも同情や共感の余地なんてねえ」

 

閉じられていた感情が芽吹く。どうにも、どこか遠いことの様に思う心を否定する。帰りたくないわけがない、家族に会えないままで良いわけがない、友達と二度と顔を合わせられないで良い、わけがない!

 

「「「──帰りたいです!!」」」

 

「……ふ、だよなァ」

 

男、ベリアルは苦く笑った。

 

実のところベリアルにも彼らを帰す算段はついていなかった。異世界へのゲートを開くことなど、そう容易にできようものか。

 

レイセヘルの王や術師に聞いても、王は白痴のようなもので、術師に至ってはなんと術式を構築した者は既に処されているらしい。

 

頼みの綱だと思っていた魔族の王も、帰す方法など知らぬと謝る。

 

その上、どうも呼ぶより帰すこと……それも特定の場所に帰すことが格段に難しいらしい。砂漠の砂粒をひとつまみ掴んできて、それを寸分違わず元の場所へ戻せるかと言われてしまえばベリアルには何も言えなかった。

 

「櫂斗。花音。莉緒……俺にお前らを元の世界に帰す力は無い」

 

「……っ」「そう、ですか」

 

「ハァ……俺も呼ばれた身だからな。方法が解ってりゃさっさと帰──か、え……」

 

「……?」

 

「ともかく、俺はお前らを帰す方法を全力で探る。正解を見つけるその時まで……お前たちにはこの世界で暮らし続けてもらうことになる」

 

目の前の、明らかに異様な男でさえも元の地球に帰す方法は知らぬという。三人の勇者は、目に見えて落胆してしまったが、失礼だとすぐに身を起こした。

 

しかし、

 

「本当にッ、帰れるって思ってるんですか……?」

 

「花音、何を」

 

「王様が帰る方法は魔王が知ってるって……ッ、でも嘘だったんでしょう?!そんな、だったら、帰る方法があるかなんて、わかりっこ、ない……」

 

「…………」

 

「……気持ちはわかるが、俺に当たるんじゃねェよ」

 

何かの箍が外れたのだろうか。急に湧き上がった孤独や恐怖の入り混じった慟哭の心が勇者達を揺らす。

 

クソ、なりふり構ってらんねェか……ハァ。確実とは口が裂けても言えねェが、完全に当てがない訳じゃねぇ」

 

「え……」

 

「期待はすんなよ」

 

ベリアルは存在しないはずの胃が非常に重くなるのを感じた。やりたくない。全然、全くやりたくない。本当に腹の底から搾り出すような溜息をついた。

 

「もう一人居た召喚者のことを覚えてるかァ?」

 

「え?あ、はい」

 

「サラリーマンの人……ですよね」

 

「そいつのところに移動する。が、そこそこ遠い所に居てな──選べ。徒歩や馬車で一週間前後かけて行くか、俺に任せて数秒で行くか」

 

「え?」

 

「すう、ふ…概要を教えてもらっても」

 

「端的に言うぞ。テレポートだ」

 

「ええ……??」

 

唐突に突きつけられたよく分からない二択に勇者達は迷うより先に困惑した。ただ、想像はできる。こんなファンタジー世界なのだから、そう言うことができてもおかしくないと彼らは思った。

 

「さっさとしろ。ただでさえ晩に差し掛かってんだ、一晩ここで泊まるのかどうかは早く決めてえ」

 

「あ、じゃ、じゃあ俺はその数秒との方で……」

 

「えっ」

 

「なっなら私も!」

 

「え〜っ」

 

「よしわかった」

 

ベリアルは勇者達が目覚めてから初めて椅子から腰を離した。ぱっぱっと埃を払いつつ、その長い指を一人──櫂斗の額にひと、と翳した。

 

「拒むなよ」「────」

 

しゅるり。

 

「よし」

 

「えっ消えっ」「ベリアルさん?!」

 

まるで風に靡くリボンのように、若しくは風に吸い取られる紫煙のように櫂斗は闇と共に消えた。

 

「慌てんな。消えたわけじゃねェし、攻撃じゃねェ……次はお前らだ」

 

「は、はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『にく』

 

「うーん、今日は何にするか」

 

『肉』

 

とある宿屋の獣舎前にて、ムコーダはフェルと共に晩御飯の用意をしていた。ベリアルの帰りが遅いであろうということを気にしつつ、今日はそのメニューを何にするかと軽く悩んでいた。隣のフェルは最早いつものように肉、肉と催促してやまない。

 

そんな折、視界の端でもうかなり暗くなってきた空に一筋の光が走ったような気がして顔を向けた。大気汚染や技術の発展のあまりないこの世界は星の煌めきがかなり綺麗で──

 

「ん?」

 

人がいた。

 

呆然とした顔の、若い男がそこに立っていた。

 

「なっ、なんだ?!なになに??!何者?!」

 

降り立ったのは異世界の勇者の一人、櫂斗。しかし当たり前だがムコーダにとって、櫂斗は召喚時にたった数分顔を見たかどうかという間柄である。顔を覚えていなくても無理はない。

 

「ど、どうも。初めましてです……?」

 

「えっと。お久しぶり、ですかね……櫂斗って言います」

 

「あ、私向田と申します」

 

「……」

 

「…………」

 

無情にも時の砂が落ちて行くように、気まずい空間が生まれた。フェルは関わりたくなかったのでただ黙り込んだ。

 

 

 

 

困惑しきりなムコーダの近くに、一人、また一人と人間が瞬間移動してきて──三人になった頃、やっとムコーダは自分が共に召喚されたいつぞやの高校生勇者であると気づいた。

 

そこでこれはベリアルの仕業であると確信したムコーダは、逆にベリアルが帰ってこないことに疑問をもった。というか、ベリアルさんは瞬間移動なんて使えたんだな、なんて思っていたら……

 

夜空の星が一筋、刹那にキラリと瞬いた様な気がしてムコーダは上を見上げた。しかしそれは星などではなかった。

 

 

 

ドッ!

 

 

 

「……ハァ」

 

「あ、ベリアルさん!」

 

そう、空から降ってきてそこに立ったのはベリアル。ムコーダは、瞬間移動できるのに自分は飛んできたんだなと疑問に思いつつ、見知った顔が増えたことに僅かな安堵感を感じた。

 

「おォ、帰ったぜ。ただいま」

 

『おかえり』

 

「その……そこの、勇者さん?達?はどうしたんです……?」

 

「向田。お前はアレだろ、あの城と国に危機感を覚えて出奔したんだろォ?それに俺が着いてった」

 

「え?ええ、はい……あ!本当にそういうこと?!」

 

「そーだよ。レイセヘルがやらかしたから助けてきたんだよ」

 

ムコーダはそのやらかしの内容や、あの王様と国がどうなったのかやを聞きたい様な、恐ろしくて聞きたくない様な心地に苛まれてしまった。

 

レイセヘル王国がどう足掻いても、一国を壊滅させたというフェル以上の力があるベリアルに勝てている気がしなかった。地図上から消えてしまってもおかしくないとすら思う。

 

「その……や、その節は本当にありがとうございます」

 

「あっ、ありがとうございました!」

 

「私も!ありがとうございます!」

 

「気にすんな。もっと他に解決してねェことがあんだろ」

 

「えーっと、ベリアルさん」

 

「悪いな向田。人数分の飯……作れるか?」

 

「え?ああ、もちろんですよ!」

 

「飯を炊くなら俺がやっとくぜ」

 

「じゃあ、お米はお願いします」

 

幸いムコーダのアイテムボックスには先ほど解体してもらった二体分のレッドボアの肉がある。それだけあれば、ここにいる皆の腹を満たすことができるだろう。

 

改めてムコーダは晩御飯の内容について考える。量を賄うといっても、鉄の意志と一緒にいた時よりは人数も少ない。しかし、高校生に肉ばかりというのもよろしくないか……と考え、余っていた野菜を使うことに決める。

 

野菜や肉を適当な大きさでザク切りにしていく。プツプツと肉の筋も除いておいたものを先に焼き、その間に残りの野菜を刻んでしまう。油と脂の弾ける熱の籠った音と、重なった野菜の層を包丁が通り抜ける音が心地よく思えた。

 

肉を一旦全て取り出して、フライパンに滲んだ肉脂で野菜を炒める。この時、火の通りにくいものから入れるのを忘れない。にんじんは生焼けだと固いし美味しくないのだから。

 

「そして、俺が最近ハマっていたこの……甘辛中華味噌!」

 

チューブ入り、税込250円。

 

大量の具材に満遍なく振り掛けるように絞り出せば、なんとも食欲を掻き立てるような刺激的な香りが辺りを充満する。

 

「ほんとこれ、手軽だし美味いし……昨今の食品会社は本当に優秀だよな。あとは軽く炒めながらなじませて──」

 

その辛味噌が焼けて野菜のほんのり甘い香りと入り混じり、更には肉という味の暴力を感じさせる匂いが上に乗って、待っている四人と一匹の鼻腔を殴りつけた。何が何だか理解しきれていなかったような勇者達も、少し沈鬱な心地になっていたベリアルも、これには否応なしに気持ちがその飯へと向けられる。

 

「はい、出来上がりっと」

 

“野菜とレッドボアの甘辛味噌炒め”完成。

 

いい具合に土鍋の中の米もふっくらとして、特有の良い香りをしている。日本人なら好まない者は珍しいだろう──特に、ずっと異世界の飯を食っていて、ヤバそうな国に囲われていた勇者達なんかは。

 

「フッ……あァ、美味そうだな。見るからに」

 

「……肉だけでいいのだが」

 

「ずっと肉ばっかだったじゃないか、少しは野菜も食った方が良いだろ」

 

「(そういや、フェルの消化器官は野菜を栄養に出来んのかァ?)」

 

「確かに偶には葉も食ったほうがいいとは言われているが……」

 

「あァ、お前らも食えよ。早く食べねェと冷めちまうぜ」

 

思ったよりも和気藹々とした空気に戸惑っていた勇者達も、目の前の皿に盛られた料理の誘惑には勝てなかった様だ。隣に添えられた艶々(ツヤツヤ)の白米も彼らにとっては致命的に強い誘惑だった。

 

「どんな葉を、食ったところで…(はぐ)不味いものは(もっ もっ)不味いからな……(もぐ)」

 

ガツガツガツ──フェルがその文句を言い終わるか否かの頃には、音を立てているかのように飯に食らいついていた。実に美味そうに食う狼だな、とフェルのことを聞かされていない勇者達も思った。

 

「そうだろうそうだろう」

 

「美味しい……!」

「はく、白米……」

「すごく家庭的で安心する味ですね……」

 

ムコーダは照れた。若人達に褒められて、悪い気はしなかった。

 

「ああ、美味え。ザクザクした野菜の食感と、弾力のある肉……そして甘辛味噌。舌に乗せた瞬間に脳天まで香りが突き抜けそうな鮮烈さだぜ……。白米が合うったらありゃしねェ」

 

「この甘辛中華味噌が合わないハズがないんですよねー」

 

ザク、ザク。もぐ、もぐ、ゴクリ。

 

味わって、喉で感じて、飲み込む。

 

シャキシャキ感をしっかり残した野菜に絡むこってりした味は、ムコーダの胃を喜ばせる。勿論米には抜群に合うし、ビールなんか喉に流し込めばピッタリ合うだろう……今日は酒を買っていないのだが。

 

「ベリアルさん、お米炊くの上手になりましたね!ツヤツヤだし、糠の臭いが全然残ってない。ふっくらしてて美味いです」

 

「フッ、向田にそう言われちゃあ嬉しいモンだぜ」

 

「いやホント。初めてから2、3回目の米とは思えませんね」

 

「教えてくれたのはお前だろ?クハハ」

 

どんどん夜も更けていく中、和やかな空気は途切れない。安堵を得た勇者達も交えて、皆で美味い飯を腹いっぱいに頬張る。フェルのおかわりも作ってやったりしながら、心和む時間は過ぎていった。

 

 

 

 




美味い飯が食べたい。回鍋肉とか、青椒肉絲みたいな米に合いそうな奴を。
前回末でexが続くだとかなんとか言っておきながら、殆ど原作沿いですが……その、お許しください。

所謂繋ぎ回として少し内容も薄いかな、とは思います。

次回は多分またアクションがあるかなって……。

いつもながら遅筆を極めており、申し訳ありません。これからも邁進してまいりますので、どうか応援お願いいたします。

読んでいて違和感なく、その上で面白い作品を書きたいと願っております。小説の書き方や構成としてここはどうなんだという所がありましたらどなたでもご指摘ください。皆様の読んでいる時の楽しさに繋がるように頑張りたい所存です。

感想や評価、本当にありがとうございます。弊小説では感想を返す癖にタイミングが次話投稿時点になってしまい、めちゃくちゃ遅れて返信をするものですから、読者の皆様方はお困りでしょうが……本当に申し訳ございません。

ムコーダさんの今後の使用するかもしれない武器

  • 棒(殴って突いて、頑張ります)
  • 剣(ダンジョン行く頃に魔剣ゲット)
  • 槍(もっと後に魔槍ゲット)
  • 魔法(加護の力でなんとか頑張る)
  • 素手(対人戦ならなんとか?)
  • 銃(ベリアルお手製の銃を贈呈します)
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