ウマ娘 VRダービ― 黄金因子獲得レギュRTA   作:重バ鹿

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方針・マッチレース

 ナンパ待ちRTAはーじまーるよー。

 

 改めてになりますが、ここからはトレーナーとの契約を待つ期間となります。

 そのトレーナーの目に留まるためには、9月から月に2回行われる選抜レースに出走しスカウトを受けると言った王道ルートが一つ。まったく別の機会で運命的な出会いを待つルートの二つの機会があります。

 

 現在は学園生活が落ち着いた5月の一週目ですが、9月までにやることはひたすら賢さトレーニングを踏みつつ、ランダムイベントへの対応のみとなりますのでオート設定でスキップ消化しましょう。

 

 この辺りもRTAらしく体力消費の無い賢さトレーニングをずっとすることで高速化を図っています。

 ランダムイベントに関してもこの期間はほとんど発生しませんし、発生したとしても大局に影響はほぼありません。

 

 ただ、ウェルカムレース後に開示された特徴に「練習下手」がついていたんですよね、ご存じ怪我の発生率が高まるバッドステータスです。初期からついているのは珍しい部類ですが、ままええやろ。

 賢さトレーニングをずっと行う関係上すぐ問題にはなりませんが、出来ればこの期間中に対応したいところです。

 

 寮に戻ってからの行動設定は自主練習として柔軟を設定しておきましょう。

 骨が脆いといったバッドステータスであればリセでしたが、練習下手であればリカバリーはそれなりの確率で可能です。

 

 というわけでひとまず9月まではスキップだ!

 スキップの間にどうやって、またいつトレーナーとの契約を目指すのかと言う部分を説明しましょう。

 

 基本的に来年3月末までにトレーナーとの契約を結べなければトレーナーなしでトゥインクルシリーズへ挑むことになってしまいます。

 トレーナー効果は練習により得られる経験点に倍率がかかることが挙げられますが、これにも色々な補正があります。

 

 たとえばホープちゃんとの相性であったり、トレーナーが新人か中堅かあるいはベテランかと言った要素が絡み合い、最終的にホープちゃんが賢さの数値で得られる経験点へと補正が発生するわけですね。

 

 また、本作のオリウマ育成にはサポートカードシステムがない代わりにトレーナーランクと言うものが存在しますので、狙うは新人かベテランのSR以上です。

 新人のランクは契約時点では開示されませんのでやや博打ですが、新人だけあってホープちゃんとだけの担当契約に期待できます。

 ベテランのSR以上は高ランクだけあって自分が運営しているチームの一人としてスカウトされることがあり、安定はしますが爆発力はありません。

 

 ですので重ねてここで狙うのは新人トレーナーのSR以上です。

 博打的な要素を多分に含んではいますが、そこはプレイヤーによるカバーが可能な範囲ですし、やはりつきっきりのマンツーマン指導は魅力的ですので。

 

 おっと、9月になりましたね。

 手元に選抜レース試験への参加申込書がありますが、ここは当然参加を見送ります。

 

 え? 早くトレーナーの目に留まるほうがいいのではないか?

 

 もちろんそれも一つの選択ではありますが、まだ賢さの数値はEに上がったところ、つまり通常倍率にようやく手が届いた程度です。

 計算式的にホープちゃん自身のみで得られるステータスを盛る方がやはりお得ですので、選抜レースへの参加は12月を超えてからとなります。

 

 加えて今回ブルボンとライスに割りこむことと決まっているので、そこそこ以上の確率で……いましたね。

 

「っ!?」

 

 校舎裏、エアグルーヴ秘密の花壇前に俯き座り込むライスシャワーを発見です。

 カレンダーを見れば10月の3週目、このあたりからライスシャワーは選抜レースをブッチッパ――もといサボタージュし始める時期となっています。

 

 ブルボン然りではありますが、世代のライバル候補達と絆を結ぶと実際のレースでかかる相手側のバフが強くなって勝利がより困難なものになるのですが……逆に勝利できた時に得られる経験点も大きくなるので、ある程度の関わりはロスにならない程度にかかわった方が良いでしょう。

 

 と言っても、ここで選ぶのはライスシャワーの存在を認識したうえでストレッチを始めるという選択肢ですが。

 

「あ、あの」

 

 呆気にとられた様子のライスシャワーでしたが、居心地の悪さからか希望塗りのウマ娘ちゃんに――。

 話しかけられましたね、これで一安心です。何も言わず立ち去られてしまうのは少しマズ味でしたから。

 

 重ねてご存じの通りかと思いますが、ライスシャワーは平たく言えば勝利してしまうからという理由で選抜レースをサボっています。

 正確に言うのなら自分が勝利しても誰も喜んでくれない、祝福してくれないことが理由と言えるでしょう。

 

 理由は違いますが、選抜レースに現時点でも参加していないのはホープちゃんも一緒です。

 故にですが、ライスシャワーというウマ娘のことをホープちゃんは知りません。風のうわさ程度に聞いている可能性はありますが、実物と出会って知っている可能性はないでしょう。

 

「どう、して。何も言わない、んですか?」

 

 恐る恐るではありますがライスシャワーは選抜レースをサボっている自分に何故何も言ってこないのかが気になる様子。

 学園の新入生、だけではありませんが必死に選抜レースで結果を出してスカウトされるぞという空気があるなか、結果を残せるだろうにそれを嫌がるライスシャワーはまぁ異質どころか異常と捉えられるのはおかしくありませんし、そのことをライス自身理解しているからでしょうこの質問は。

 

 ここで出てくる選択肢は興味ないから、あるいは自分以外を気に掛ける余裕なんてないを――おや? 第三の選択肢がありますね、どうにもホープちゃん自身が既にライスシャワーのことを知ってる上に思うところがあるみたいです。

 

 ……《あなたの事が理解できないから》、ですか。

 何気にホープちゃん過激ですね、これはレースに飢えているタイプのオリウマであれば出てくる選択肢です。

 

 ホープちゃんはレース狂いなのかな?

 まぁそれはともかく、この選択肢が出ると言うことはマッチレースが発生するのが確定です。

 タイムロスではありますが、得られる経験点とライスとの絆をゲットできるのはうま味ですので遠慮なく。

 

「う……で、でも、あなたも選抜レース、でて、ないんです、よね?」

 

 よしよし、話が続きました。

 面と向かっての見識はないようですが、お互いの事は何となく知っている関係だったようですね。

 まぁ、重ねてこの時期に選抜レースへ一度も出走していないのは目立ちますからね。

 

 何処となくお前もじゃないか、なんて目の色を携えたライスシャワーに対してホープちゃんは。

 

 ――選抜レースに参加する理由がトレーナーの目に留まるためであるのなら、私に参加する理由はありませんから。

 

 ……選択肢が他に出現せずで、この返答ですか。

 うーん、ロスであっても経歴に目を通すべきでしたかね、ちょっといまいち背景が想像できません。

 けど結果が想定通りになるなら何の問題もないな! 私にガバはない!

 

「そ、そん、なの……」

 

 あのー走者ですけどー。まぁだマッチレースするの確定しませんかねぇ?

 

 どうにもホープちゃんとライスシャワーの相性は極めて悪そうですね、絆にしてもポジティブな形で結ぶのは難しそうです。

 どうしたものですかね、とりあえずマッチレースがあろうがなかろうが別にどっちでも構わないチャートを組んでいますしスキップしますか。

 

 お?

 

 ――でしたら、分かって頂きましょう。私の事を。

 

 マッチレースは行われるようですね、流石にトレーニングコースを私用では使えませんので、夜間練習の申請を出した上……うん、三日後の夜ですか、おけまる把握しました。

 

 では、本走最初のマッチレースが決まったところで今回はこの辺りで、ご視聴ありがとうございました。

 

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