ハイスクールD×D 赤い乳龍と愉快な仲間。 作:キバタニア
・・・そんなあなたにドレスブレイク!
※今回からタグをかなり増やします。
気に入らない方もおられると思うのでそちらを拝見してからお読み頂きたいと思っております。
リアス部長があの仮面の男にイービルピースを渡した後僕、木場祐斗を含めたグレモリー眷族の皆と何かに気付いたリアス部長に連れられ、現ベルゼブブことアジュカ・ベルゼブブ様の城に向かった。
そこでリアス部長はアジュカ・ベルゼブブ様に残ったイービルピースを見てもらった。
「なるほど。確かに兵藤一誠は生きているようだ」
アジュカ様は僕らが一番聞きたいこと即言ってくれた。
やっぱりイッセー君は生きている!
「そしてもう一つ驚きなのはその仮面の男はどうやら特殊なイービルピースのみを持っていったようだ」
「特殊なですか?」
特殊なイービルピース。例えばギャスパー君のように本来、ピースの領域外の力があってもそれ一個で補ってしまうピース。ミューテーションピースがそうだ。
「私はイッセーに普通のポーンのピースしかつかっておりせんが」
「ああ。どうやら途中から変わったらしいな。ミューテーションピースにね」
ミューテーションピースに!?
「それも4つもだなんてね。恐らくトリアイナと真・女王の影響だろう」
「なるほど、兵藤一誠のあの力はかなりものだが、イービルピースを変化させるほどだったか」
共に来てくれたサイラオーグ様も納得したように顎に手をおく。
「ふむ。とりあえず彼の状況はわかったよ。彼は完全に消滅はしてない。多分肉体のみが消滅したんだろうね。全くどういう強運なんだ。今回の赤龍帝は」
アジュカ様は苦笑しながら、言う。
確かにサマエルの血を使われて、生還だなんてね。イッセー君。君は本当にすごいよ。
「さて、生きているわかったことで、リアス・グレモリー。彼の両親は健在かな?もしくは彼の体毛かなんかでもいいが」
「彼の両親は共に生きています。体毛は多分彼の部屋を探せば見つかるかと」
「よし。ならば彼の体を作ることは可能だな。だが・・・多分必要ないかもだが」
?アジュカ様は今度は微笑しながら席をたつ。
「だが、まず先んじてやることがある。侵入者の討伐だ」
アジュカ様がそう言うと部屋の外にいる人達が騒ぎ始めた。
侵入者!?英雄派か!
「君たちも手伝ってくれ。私はもう少しこのイービルピースのデータを調べたい。彼が戻ったら連絡してくれ。すぐに届ける」
「はい。お願いします!アジュカ・ベルゼブブ様。私の眷属たち。行くわよ!」
リアス部長の指揮で皆が動いた。
イッセー君。君の帰ってくる場所は僕らが守る!だから早く戻ってきて。
はい。皆さんこんにちは。ゼロです。
いやぁ。冥界では色々大変のようですね。
僕は今、タブレット端末を、冥界の中継と繋ぎ、ニュースを見ています。
・・・まるで怪獣映画を見ているみたいです。
なんか色々ごちゃまぜしたような怪獣が冥界の町を襲っています。それに対抗してるのがレヴィアタン眷属などの魔王眷属が戦っている。
さすが魔王様方。あんな怪獣にも全く負けてないとは。
さて、かくいう我らが赤龍帝ことおっぱいドラゴンさんは・・・。
「ぎゃぁあああああ!!」
絶賛複数の雷に追われてます。
グレートレッドに龍の巣まで行ってもらい、無事肉体も新しくできたイッセーさんは龍の巣・・・と言っても実際に龍がいっぱいいる巣のことではなく、雲海の渦に龍のような雷が雨のように出ることから、言われている物です。
さらにこの雲海は立って歩くことができます。
一応言っておきますが、この先には空とぶお城は多分ありません。
そして着いた我々はイッセーさんに最終ステージへと駒を進めてもらいました。
最終ステージのお題はここにあると言われている伝説の武器を取ってきてもらうことです。
「おい!てめぇ!なにのんき解説してんだよ!」
「今回はイッセーさんがかなりキツイ状況なので僕、ゼロが語り手をさせていただきます」
「あっそ!それより何でお前は雷に襲われないだ!」
「私は特別仕様なので・・・てへっ!」
「てへっ!じゃねぇ!男のテヘペロのなんざ見たくねぇんだよ!」
さて、などと言っていてもさすが数々の修羅場を乗り越えたイッセーさん。なかなか軽やかに避けますね。まぁ避けなきゃ今度こそ終わりですが。
「なぁ!トリアイナって使っちゃダメなのか!?」
と避けながらイッセーさんが質問する。
「おお!余裕ですね?本来ならOKなのですが、そもそも今使えません!」
「は!?何で!」
「あなたは今悪魔じゃないからです」
「へ?」
「あなたは先のステージで4つのイービルピースを回収はしました。ですが、今そのイービルピースにはリアスさんつまり主がいないのです。つまりあなたは力のないイービルピースが入ったただのドラゴンなんですよ。ちゃんと悪魔に戻るにはリアスさんの残りのイービルピースを使ってあなたを転生してもらうしかありません」
それを聞き、イッセーさんはガーンとしたかおになった。
「そうか、今俺悪魔じゃないのか。ならどうしたらいい!せめてなんかヒントを」
「そうですね?では、流れをよく見てください!一見バラバラに落ちているように見えますが一定のリズムで出来ています。それを感じつつ進んでください」
「り、リズム?」
彼は目を凝らし、雷の落ちる様子をみた。
雷は次々とイッセーさん目掛けて降ってきた。
「っ!ここだ!」
何かを掴んだのか、イッセーさんはさっきよりも断然軽やかになってる。
おお!すごいすごい!
とパチパチと拍手する僕。
これだと結構早く終わるかもね。最終ステージ。後はあの剣を・・・。
はぁはぁはぁ!
なんとか雷の雨を避けきり、俺、兵藤一誠は雲の洞窟見つけ、隠れた。
「なんとかなった!」
「おめでとうございます!最終ステージ前半クリアです」
「はぁはぁはぁ!これで前半か!よっしゃあ!後半も、一気に進もうぜ!」
「多分そんなにきつくはないとはおもいますよ?今回のは」
するとゼロはどんどん洞窟の中に入っていった。
「あっ!ちょっと待てよ!少しは休ませろよな」
俺もその後を追いかける。
洞窟は進むにつれ、足音が変わっていくとに気付いた。
さっきまでの雲のふわふわ感ではなく鉄を踏むのような足音だった。
ん?なんだ?周りを突然光が灯されていく。
これは!?
俺のいた場所はまるでゲームのダンジョン内のような作りだった。
「この先に、我々の探しているものがあります。」
「伝説の武器ってやつか?」
「はい。さぁ!時間がありません!急ぎましょう」
今度は駆け足でかけるゼロ。俺も走って後を追う。
・・・こう言うのって大抵トラップとかありそうなのに・・・何もないか?
「止まって!」
などと疑問に思ってる俺の前にいきなり止まったゼロ。突然のことで、止まれず激突した。
「っ!いったい~」
「わ、わりぃ。でもいきなり止まるなよ?いてて。んで?どうして止まった?」
「トラップです」
っ!俺は足元、壁、後ろを、見回す。けどお決まりのトラップが発動したような形跡はない。
「どこみてんです?ほら目の前ですよ?」
「は?・・・っ!」
俺が目の前を確認する。
するとあることに気付いた。
目の前に何かデカイ物体があることに。
これは足だ!そう。俺の目の前には巨大な2本の足。
俺は視線を上に向け、この足の持ち主を見る。
その正体はグレートレッドぐらいの巨大なドラゴンだった。
「魔龍ピーターハウゼン」
とゼロが言う。
ピーターハウゼンこいつの名前か?
「動くのか?こいつ」
「気を付けてください。イッセーさん。こいつは異世界の魔王の龍です。本来はその世界の魔王のそばにいるはずですが、どうやら今はこの先の剣を守っているようですね」
マジかよ。異世界って前に会った乳神様みたいなやつか!
『お前らは何者だ?この場に何のようだ?』
ッ!目の前のピーターハウゼンが話しかけてきた。
喋れるのか?
「僕はゼロ。この先の剣に用があります。どうか通して頂きたい。誇り高き異世界の魔よ」
と動じずゼロが応対した。
『・・・剣を・・・聖剣レイブーストをどの様な目的で使用するつもりだ?』
レイブースト?それが伝説の武器ってやつか?
「それはここにいる兵藤一誠が答える。イッセーさん。彼にあなたの気持ちを伝えてください」
と俺を前に出す。おおう、俺が話すのか。
でも言うべきが自分の意思なら!上等だ!
『兵藤一誠とやら、そなたの思いを言え』
「俺は・・・守る為に力が欲しい!」
俺は大きな声でそう告げた。
『守る?何をだ?』
「俺が愛した人たちをだ!!俺を生んでくれた人達、俺と友達になった人達、俺を愛してくれた人達を俺は守りたい!あんたは世界を守ってるんだよな?すごいよ。あんたは・・・俺はそんなデカイ物は守れない。けど俺は自分のできる最大限のものを守りたい!その為には俺はこの先の力が必要なんだ。頼む!ピーターハウゼンのおっさん!ここを通して欲しい!」
俺は深々と頭を下げ、魔龍ピーターハウゼンに願う。
『・・・ダメだな』
ッ!そんな!
俺にとって守ることが一番の理由なんだけどダメなのか?
「フフフ」
とゼロが笑いだす。
「何で笑ってるんだ」
「いえ、相変わらず熱い人だなと思いたまして」
?
『お前の覚悟を我に見せよ!赤龍帝!』
へ?ピーターハウゼンの突然の言葉に俺は一瞬唖然としてしまっていた。
そのすぐ後ピーターハウゼンの牙が俺に向かってきた。
「なっ!?」
俺は鎧を出現させ、かろうじて避けた。
「イッセーさん。彼はどうやら戦って勝てと言ってるようです」
んな!・・・定番だな。ならやるしかないか!
行くぜ!ドライグ!
『おう!相棒!』
『Boost!』
「ドラゴンショット!」
俺はドラゴンショットを放ち、攻撃する。
デカイ図体当たりはするもののダメージはほとんどないようすだった。
『その程度か?貴様の覚悟は』
くっ!言いたいこと言いやがって!
「イッセーさん!相手は炎の化身です!そういった攻撃はむしろ逆効果かと」
「だからそう言うことはあらかじめ言えって!」
『よそ見するな!相棒!』
ドライグの声で振り返るとピーターハウゼンの二回目の攻撃が来ていた。
ダメだ。避けきれない!
『jet!』
ドライグがつかさずジェットを噴射させ、ギリギリ回避する。がその爆風で吹き飛ばされた。
「ぐあっ!」
『ほらどうした?まだ我は本気も出してないぞ?』
ああ。本気出してたらかなりヤバイよな。俺。
「くっ!トリアイナも真・女王も使えないのにこんな奴相手がかなりキツイ」
『・・・おい。そこのお前』
ピーターハウゼンは突然俺からゼロに視点を変えた。
「ん?僕?」
『貴様は何の覚悟もないのか?』
となぜかゼロにも質問した。
「ん?あるよ?僕にだって覚悟がある」
『ならばお前もその覚悟をみせろ!』
とゼロに向かって挑発する。
「んー。本来はイッセーさんのトレーニング目的なんだけどな。さすがにこれじゃハンデありすぎか・・・仕方ない」
そう言ってゼロが俺の前に出る。
「一緒に戦いますか?イッセーさん」
と言ってくれた。
「!助かる!」
これにて俺とゼロの即席チームがある結成した。
「行くぜ!ゼロ!」
「はいはい。おいで!僕のセイクリッドギア『使者(マイスター)の目録(ロジック)』」
ゼロの手に何かの手帳が出現した。
あれがゼロのセイクリッドギア。
「んー。よしっ。この子にするか」
手帳から何かのカードを取り出す。
手帳というよりはカードフォルダ?
そのカードをフォルダの表紙に入れる。
『install! カンピオーネ!』
とフォルダから音声がながれた。
「主は仰せられた。背を砕き、骨、髪、脳髄を抉り出せ。血と泥ともに踏み潰せ。鋭く近寄りがたき者よ。契約を破りし罪人に裁きの鉄槌を下せ!」
とゼロが何かの呪文らしきことを言うとゼロの背後に突然デカイ猪が出現した。
なんだこりゃぁ!
『ぐおぉぉぉぉぉ!』
「いけ!猪よ!」
と指示を出し、巨大猪はピーターハウゼンに向かって突進した。
『ぐ、ぐぬぁ!』
それを真っ向から受け止めたピーターハウゼン。
『これしき!』
「今だ!イッセーさん!」
「っ!おう!」
『Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!Boost!』
俺はオーラを全力までの溜める。
「いっけぇ!ドラゴンショット!フルパワーだぁ!」
俺は最大級のドラゴンショットを放つ!
『ぬ!?まだまだ!』
ピーターハウゼンがそれに対してデカイドリルような物を口から吐いた!
ドリルはドラゴンショットとぶつかり相殺した。
なんだそりゃ!んなもんな出せんのか!
「猪!」
『おおお!』
ゼロはピーターハウゼンにさらに突進を加える。
『くっ!こしゃくな!悪魔の小僧どもが!』
ピーターハウゼンはそれすらも受け止める。
だが今だ!
「アスカロン!」
『ブレード!』
俺はアスカロンを出現させ、ピーターハウゼンにきりかかった!
『ぬ?ドラゴンスレイヤーの剣か』
そうだ!異世界の龍でも龍を殺すための剣ならこいつを倒せるだろ!
「イッセーさん!猪を踏み台に!」
「おう!」
言われた通り猪に飛び乗り、背を上る!
頂上についたとたん飛んだ!
「ピーターハウゼン!これが俺の、俺たちの覚悟だ!」
『・・・見事!』
アスカロンを頭に当てる寸前で止める!
「これで・・・終わりだ!ピーターハウゼンのおっさん」
『ふん。確かに赤龍帝だな。こいつはあまいな?ドライグよ?』
『ああ。だが面白いだろ?』
『やつれた顔で何を言う』
『う、うるさい!色々あるんだ!』
仲良く話す二人、いや二頭か。
知り合いだったのか?まぁドラゴン同士だしあるよなそういうこと。
「んで?通してもらえるのか?」
『ああ。俺は貴様を認めた。その覚悟を忘れるなよ。赤龍帝』
「イッセーだ。兵藤一誠」
『そうか。ならイッセー!通るがいい』
ピーターハウゼンが俺たちの前から移動すると後ろの扉が開く。
「よっしゃ!これでみんなのところに行ける」
俺は急いで扉に向かう。
「あっ!待ってイッセーさん!」
そう言って俺を追いかけるゼロ。
「ありがと。ピーターハウゼン」
『面白いな。お前の―は』
「でしょ?」
「おい!何してんだ!行くぞ!」
「あ、うん。またね?そっち魔王によろしく」
『ああ。帰るとしよう。さらばだ』
ピーターハウゼンはすうーと消えていった。
俺とゼロは扉をくぐり、まっすぐ進んだ!
そして、真っ白な広い空間に出た。
その真ん中には土台に突き刺さった綺麗な白い剣があった。
「これがレイブースト?」
「やりましたね?これでゲームはすべてクリアです。これを抜けばね?」
「ああ。ありがとうな。・・・そう言えばさっきの猪。あれはなんだ?」
「ああ。僕のセイクリッドギアはかなり特殊でね?自分の眷属の力を一部借りて使うことができる。さっきの猪も僕の眷属の技さ」
「眷属!お前、キングなのか!?」
「うん。ある家のね?ささ、それより早く抜きなよ?みんなが首を長くして待ってるよ?」
ああ、そうだ!早くいかなきゃ!
「聖剣レイブースト。聖剣の中でもとびっきりのワザモノです。ロンギヌスの槍相手なら十分以上に相手できる」
「よしっ!抜くぞ!」
俺は剣の束を掴む。
こういうのの定番。簡単には抜けないだろうからな!目一杯力を込める。
「ふんぬ!」
カキン!
へ?その予想は大きくはずれ、レイブーストは簡単に抜けた!?
力を入れすぎた俺はそのまま後方に倒れた。
「・・・・・・~っ!」
痛い・・・。後頭部に床をぶつけて悶える俺。
「大丈夫?」
「あ、ああ。予想以上に簡単に抜けたな」
「よかったですね。認められたってことでは?」
そうか?んー?なんか拍子抜け。何の力も感じないし。
『これは・・・ははっ!面白い!』
ドライグ?なにかわかったのか?
『ああ、こいつはかなり面白いぞ!相棒!期待してろ!そのときになったら説明してやる』
今して欲しいんだけど?
『あまり時間がない。後にしよう!ゼロよ。早くグレートレッドの元へ!』
「はい」
『install! 魔王の勇者』
とゼロは自分のセイクリッドギアを出し、また何かのカードを使った。
その後俺の肩に手を置き、
「転移魔法発動!」
魔方陣が現れ、俺たちの頭上に降りる。
眩しさで目をつむってしまった。
次に目を開けると目の前にグレートレッドがいた。
「これは・・・うっぷぅ!」
急に吐き気とどっと疲れが出た。
なんだ!急に!
「転移酔いです。深呼吸して、しばらくすればなおりますよ。後度重なる戦いでしたからね。着くまで体とオーラを休めてください」
「ドライグ、大丈夫?」
オーフィスが俺の側の来て言う。こいつもずっと待っててくれたんだよな。
「ありがとう。オーフィス。ゼロの言うとおり少し休むわ」
俺はその言葉に甘え、グレートレッドの上で少し休んだ。
「・・・なぁ?ゼロ」
「はい?」
「何でこんなにしてくれるんだ?」
俺は今まで思っていたことを聞いた。
「・・・」
「正直、赤の他人にこんなことできるとは到底思えない。それに俺、お前に初めて会った気がしないんだ。教えてくれ、お前は、君は誰なんだ?」
「んー。仕方ないなぁ・・・」
するとゼロはちょいちょいと指で俺を呼ぶ。
「耳かして?」
「うん」
俺は耳を近づけ、ゼロの話を聞いた。
「・・・・・・え?」
ゼロの正体を俺は聞いた。
マジかよ?
先程のアジュカ様の城を出て、僕、木場祐斗とグレモリー眷属は攻めてきた英雄派や渦の団と対峙した。
僕はジークフリートと戦い、右腕を負傷しながらもなんと敵の武器である魔帝剣グラムの協力があり、勝利した。
その後、ゼノヴィアたちと合流。近くでヘラクレスとジャンヌそしてゲオルクがソーナ会長達シトリー眷属も乗る避難していた子供達の乗るバスを襲撃してると知らせを受け、早急に駆けつけた。
着いたときにはすでにシトリー眷属の皆、ぼろぼろの状態だった。子供達を、かばいながら戦ったんだ当然だ。
僕らとサイラオーグ様は怒り、三人と対峙した。
ゼノヴィア、イリナさん、朱乃先輩はジャンヌを、ヘラクレスはサイラオーグ様一人で、ゲオルクはギャスパー君が相手をした。
僕達はこの後来るであろう曹操に警戒して待機。
そこ結果は総じてほぼ勝利を納めた。
ヘラクレスはサイラオーグ様の圧倒的な力に押され、最後には英雄としてのプライドを取り戻しつつサイラオーグ様の拳にやられた。
ゲオルクは最初は修行の成果が出なかったため逃げていた苦戦してはいたが、初めて聞かされたイッセー君の死を聞き、そのショック、その怒りで謎のものに覚醒した。絶霧を無効化され敗北。
これで残るはジャンヌのみとなったのだが。
「くそっ。やられた。逃げていた先に子供がいたとは!」
ゼノヴィアが悔しそうに言う。
「卑怯よ!それでも英雄の子孫なの!」
とイリナさんが抗議する。
逃げ遅れた悪魔の子を抱いたジャンヌが言う。
「悪魔の子よ?英雄の比護の対象外でしょ?」
「でも子供は子供よ!最低なのは変わりないわ!」
ジャンヌは三人の戦いでかなり苦戦し、逃げていたジャンヌがその先に逃げ遅れた子供を発見。捕らえ、人質にしている。
「くっ!」
「さて、曹操がくるまでこの子と一緒に逃げさせてもらうわ?どうせ追いかけて来るんでしょ?」
と言いながらジャンヌは後方に下がりながら、逃げる態勢をとる。
子供がいるんじゃ無闇に動けない!
このままじゃ、曹操がやってくる。
いかに修行で力をつけたと言っても武器の差はかなりのもの・・・勝てるのか?僕らは・・・・・・。
〈なかなかの作戦だが、まだあまいな?〉
と突然薄気味の悪い声が聞こえた。この声は死神プルート!
頭上を見るとプルートが宙に浮き、こちらを見ていた。
「あら?死神プルート。助けに来てくれたの?」
〈ああ。アドバイスをと思ってな?そういう場合こうするとより逃げやすくなる〉
と言って腕に仕込んだ吹き矢のような筒をこちらに向ける。
なんだ!?矢か!
そう、思ったのもつかの間、やつはそれを放った。
僕らにではなくシトリー眷属に向かって!
「危ない!ソーナ!避けて!」
ダメだ!僕らでも間に合わない!
放たれた矢はすでにソーナ会長のすぐそばまで来て当たる寸前だった。
「っ!」
ソーナ会長は目をつむり、腕でカバーした。
がその腕にも彼女の体の何処にも当たらなかった。
その理由が・・・・・・。
「・・・・・・はあっ!?匙!?」
「だ、大丈夫ですか?か、会長?」
ぼろぼろで身動きの取れないほどダメージをおった匙君がソーナ会長の前にたち、盾となっていたからだ。
「匙君!」
「元ちゃん!」
「匙!」
まだ身動きの取れるシトリー眷属の皆が匙君のもとに向かう。
何てことを・・・・・・そんな。
「プルート。あなたはっ!」
その事にリアス部長も怒りを隠せない。
もちろん僕ら皆。
〈おお。怖い怖い。でもいいのか?リアス・グレモリーよ。そこのシスターを早くそのドラゴンの小僧に向かわせた方がいいぞ?無駄だがな?〉
「なんですって?」
「ぐあああああああっ!」
「匙!?どうたのです!匙!」
突然匙君が苦しみだした。
「っ!まさか毒っ!?」
〈ああ。さすがにサマエルの血とまではいかぬが、転生悪魔程度であれば、余裕で死に至る冥界の猛毒だ。刺された者はそこから腐敗していき、やがて死を迎える。まぁドラゴンだからなもって数分といったところか?〉
そんな・・・。
「アーシア!早く回復を!」
「はいっ!匙さん!死んではダメです!絶対ダメです!」
アーシアさんは匙君のもとに走りつかさずトワイライトヒーリングです回復を始めた。
「・・・・・・?・・・っ!?どうして!?」
と何かショックを受けるアーシアさん。
「どうたの?アーシア?」
「回復が・・・ヒーリングができないんです!」
「なんですって!?」
「そんな・・・」
〈いや、回復はしているさ?シスターよ。だがな?それ以上に腐敗のスピードの方が速いのさ〉
そんな回復できないなんて!
匙君は、どんどん人の形すら保てなくなってきていた。
「アーシア!とにかく続けなさい!今からやつに制裁してくるわ!」
「はいっ!気をつけてください。お姉さま」
アーシアさんは何度もヒーリングを、最大級まで高め、ヒーリングを開始する。
〈無駄だと言うのに・・・〉
「諦めないわ!だってあの人と約束したから!絶対諦めないって!」
リアス部長が、手に破壊の魔力を込める。
〈ほう?それで私を倒せるとでも?〉
「やってみなきゃわからないわ!・・・・・・え?」
リアス部長は投げる構えを途中でやめ、止まり魔力は消滅した。
〈ん?どうした?来ないのか?〉
リアス部長の止めた理由。それは僕にもわかった。
そのリアス部長やみんなの顔は嬉し涙の顔だった。
当たり前だよね?お帰り!イッセー君!
そう。僕らが感じたのはイッセー君のオーラだった!
今回もありがとうございます!あとまた暴走しましたね?すいません。
という訳で今回はハイスクールD×Dだけでなく、別の世界として他のライトノベルの登場人物、技等が今回登場しました。一応うぷ主はこの作品にはこれからもそういった方々を登場させていきますので、その都度タグも更新します。
それでもよろしい方は今後ともよろしくお願いします。
改めて今回も読んでいただきありがとうございました!