ハイスクールD×D 赤い乳龍と愉快な仲間。   作:キバタニア

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赤い乳龍と赤龍三星座

俺は、ゼロの修行を終えて、体も全快したところで、みんなのいる冥界にやっと来れた。

冥界はひどい惨状でビルやら家やらがのきなみ煙をだし、崩れていっていた。

ひどいことをしやがって!英雄派のやろう!

俺は着いた瞬間バランスブレイクし、鎧を展開する。

「やはり、魔王様の眷属はすごいですね?巨大な怪物に全く遅れをとっていないとは」

確かに、ここに来る前超巨大クラスの怪物を複数みたのだが、そこほとんどをグレイフィアそんとルシファー眷属の皆さんにやられていた。俺も後れ馳せながら参戦し、なんとグレートレッドと合体して怪物の一体を倒した。

その後グレートレッドは元の異次元に帰り、オーフィスは俺と来ることを選んだ。

「イッセー。金髪シスターがあっちにいる」

この間まで俺をドライグと呼んでいたのに、今では普通に俺のことを名前で呼んでくれた。

「おっ!わかるのか?」

「金髪シスターは我と遊んでくれた者。オーラを覚えた」

そうか。オーフィスに対してアーシアだけは積極的に会話をしていたっけ。

さすが俺のアーシアだ!

「ではイッセーさん。急いで向かいましょう。なにやら胸騒ぎがします。こう言うときは全速力に限ります」

共に俺についてきてくれたゼロも俺の横でそういった。

「ああ。ところで正体わかったことだし、敬語なんて使わなくても・・・」

「イッセーさん。僕の正体がわかったとたんなんですか?その態度の変わり用は!?」

だって正体がなぁ?ドライグ?

『俺にふるな。まぁ気持ちなんとなくわかるがな?』

「むふふ」

「・・・その顔、キモいですよ?」

「キモい言うな!泣くぞ!」

「イッセー、ゼロ。シスターたち見えた」

オーフィスの言葉に俺たちは前を向く。

「みんなっ!」

俺は飛び出す。

「あっ!ちょっと!待ってください!」

 

 

〈このオーラは・・・赤龍帝?〉

「そんな馬鹿なことあるわけないわ。あいつはシャルバによってサマエルの毒で消滅したわ。」

イッセー。このオーラ、間違いない!イッセーのだわ!

私、リアス・グレモリーはオーラの力を感じ、キョロキョロと辺りを見回す。

「イッセー君、どこに?」

「・・・まさか幽霊になって姿がみえないとか?」

「おいおい、小猫、演技でもないこと言うなよ」

「そうよ。イッセー君ならきっと生きて体だって主のご加護できっと復活だってしちゃうんだから」

「彼にとって神の加護は毒なのでは?」

私以外の皆も同じように辺りを見回す。

「おっぱいドラゴン来るの!」

ジャンヌに捕まってる子供が私達の反応見て喜ぶ。

イッセーは子供達のヒーローですものね?

「そんなわけないでしょ?あなたの大好きおっぱいドラゴンは死んだのよ」

っ!ジャンヌ子供になんてことを!

「死んでないよ!」

子供は間髪入れず、否定した。

「おっぱいドラゴンは死んでないよ!だって僕見たもん!おっぱいドラゴンが仮面の男の人と来て僕達に待ってていったもん!」

仮面の男がイッセーと一緒に?

「どこで見たのよ?」

「夢だよ!」

「ふっあはははははははは!」

それを聞き、ジャンヌは高笑いした。

「いいわね?子供は・・・呑気で!夢の中になんてことを!ヒーローなんて・・・ふふっ!笑いが止まらないわ!」

「そんなにおかしいですか?」

「ええ!可笑しいわよ!だって本当にあいつは!・・・っ!だれ!?」

自分の後ろで、聞き覚えのない声に気付き後ずさる。

「こんにちは。ジャンヌさん」

仮面の男!

その後ろにいたのは、イッセーのイービルピースを持っていった仮面の男だった。

「改めまして、ゼロと言います!」

「ゼロ?それがあなたの名前?」

「仮のですがね?」

「イッセーは?」

「ふふん。すぅーレディースアーンドジェントルマン!お待たせいたしました!真打ちの登場です!」

彼は上を指差し、私達もそれに合わせて上を見る。

すると一つの影があった。

赤い・・・赤い鎧がこちらに向かって降りて・・・

「あ゛あああああ!」

てあれ?落ちてる?

「おい!落ちてくるぞ!」

「イッセー(君(さん)!」

「あああ・・・あ゛っ!」

そのまま地面にめり込んだ。

 

俺はかっこよく登場するはずが、突然、後ろからゼロに引っ張られ、俺は体勢を崩してそのまま落ちた。

「な、なに?」

あまりに突然のことで、ジャンヌも戸惑っている。

「・・・イッセーさんカッコ悪いよ?」

とゼロが言う!俺はめり込んだ穴から顔をだし、ゼロにいう。

「っ!お前のせいだろう!いきなり俺をぶっ飛ばしやがって!」

「だってヒーローの登場は派手じゃなきゃね?」

「イッセー?」

俺は後ろから聞こえたリアスの声に振り向く。

「っ。リアス・・・みんな!ただいま帰りました!ご心配をおかけ・・・うっぷ」

その言葉を聞いた瞬間、リアスが俺の胸に飛び込んできた。

「おかえりなさい・・・イッセー」

リアスが抱きつくと同時に

「イッセー君!イッセーイッセーイッセー!」

「イッセー先輩・・・よかった。無事で・・・」

「私が好きなった男だ。そんな簡単には死なんさ」

「ああ。主よ感謝します!アーメン!」

「一体どうやって・・・でもすごく嬉しいですよ?イッセー君」

と女性陣。

「イッセー君。お帰り」

「兵藤一誠。信じていたぞ」

と男性陣。

「兵藤一誠!?どうやって!」

後ろでジャンヌが言った。

「悪いな。思惑はずれだったか?」

〈何を怯えている?生き返ったのならまた消せばいい〉

っ!あいつは最強の死神プルート!それにジャンヌのやつよく見たら子供を抱えている。

人質!?

〈赤龍帝?せっかく復活したのに残念だが、また死んでくれ〉

あっさり言いやがって。

「一体どういう状況なんだ?」

地面には倒れたヘラクレスとゲオルク。

んで、ぼろぼろになって子供を人質にとるジャンヌとまだ無傷なプルート。

お?これってリアス達が押してて今まさにあっちが最終手段として子供を盾にとそういうことか!

〈ふっふっふ。どっちにしろ赤龍帝は攻撃できないだろ?英雄派の娘!時間稼ぎを続けようぞ?それにグレモリー眷属はヒーラーを封じらてるしな〉

ヒーラー?回復担当のアーシアのことか?

あれ?そういやそのアーシアは?あれ?俺が帰ってきて、一番に抱きつくと思ったのに・・・。

「イッセーさん。どうやらあれが原因のようです」

とゼロが俺にその方向を指差して教える。

あっ本当だ。いた!アーシア、誰かを回復してたのか!良かった元気そうで。

俺はすぐにアーシアに近付く。

「アーシア。ただいま」

と声をかけた。

「・・・ぐすっ。イッセーしゃん・・・」

振り向いたアーシアの顔は涙でぐしゃぐしゃだった!

「アーシア!?どうした?何があった!」

どう見ても俺の生還に喜ぶ顔より悲しみの方が大きく見える。

俺はふとアーシアが回復をしている相手を見た。?なんだ?この黒い塊?なんか異臭もするけど。

「アーシア?何にトワイライトヒーリングかけてんだ?」

「・・・さんです」

え?

「匙さんです」

「あー匙か。はぁ!?匙!?」

この黒いの匙!

「プルートが特殊な毒を匙にさしたのです。アーシアさんのヒーリングでも少し進行を遅らせるのがやっとで・・・」

「・・・てめぇ、プルート。匙をこんなしやがったのは!」

俺はプルートの方を向き、怒鳴る。

〈お前には何も救えないのさ。赤龍帝・・・〉

「くそっ!匙!しっかりしやがれ!」

〈無駄だ。もうそれはただの生ゴミだ〉

「・・・っのやろう!」

「イッセーさん!」

「ま、まて・・・ひょうどう」

っ!匙から匙の声が聞こえた。

「匙・・・お前まだ・・・」

「いきて・・・たんだな・・・よかっ・・・た」

ほぼかすれてやがる!もう長くは・・・。

「匙、匙!」

ソーナ会長が匙に呼び掛ける。

「すいま・・・かいちょー・・・おれ、あなたのぽーんで・・・よかっ・・・」

「匙!」

「おい!匙!」

「匙さん!」

くそっ!ダメなのか!・・・そうだ!

「おい!ゼロ!君の眷属の中にいないのか!なんでも直せるやつ!それの力を使って・・・」

「いません。いたら出し惜しみせずに使います」

「・・・そんな」

俺の親友が・・・ライバルが・・・。

「でも助けられますよ?」

友達が・・・へ?

「今なんと?」

ソーナ会長が聞き返す。

「正確には僕ではなく、イッセーさんが助けられます」

「え?俺?」

いやいや俺、基本パワーバカだぞ?そんなアーシアが治せなかった毒を俺が・・・?

『もっと正確に言えばお前の中のお前にだ。相棒』

ドライグ?

『リアス・グレモリーよ。早速相棒に力をあげてくれ』

ドライグが皆に聞こえるようにリアスに話し掛ける。

「それで匙君は助かるのね?」

『ああ』

「わかったわ。イッセー。また私のポーンになって」

「リアス・・・もちろんです!俺はいつまでもあなたのポーンです」

〈いかん!ジャンヌ!あの二人を止めろ!何か仕掛ける気だ!〉

「ええ!」

二人が俺の悪魔化を阻止しようとする。

「おっと!ヒーローの変身シーンに邪魔するのは無粋だよ?死神と英雄派さん」

それをゼロが間に入る。

リアスは残ったイービルピースを俺に向けた。

イービルピースは俺に向かってふわふわと浮かび来る。

俺のすぐそばまで来るとピースは体に溶けていった。

「ふう。よっしゃ!馴染むのも早い!さすが俺の駒!さっそくだ!ドライグ何をすればいい」

俺はピースが入ったと同時にすぐにドライグに話し掛ける。

『トリアイナのビショップを使え。もうセッティングは終わってる!』

セッティング?まぁいいや!わかった!

「行くぜ!プロモーショントリアイナのビショップ!発動!」

『Boost!/ツヴァイ!』

ん?ツヴァイ?

すると何かが変わっていくのがわかった。

心が頭がなんかすみわたる!

これは・・・なるほど・・・わかった。

光が俺の体から発せられる。

「な、なに?」

〈この魔力・・・赤龍帝に何が起こってる?〉

光はだんだんおさまっていき、新しい鎧姿の僕が現れた。

「イッセー?その姿は」

僕の鎧は今までの鎧姿とことなり、大きなブラスターはなく、代わりに左腕には弓が備わっていた。

〈貴様は赤龍帝か?〉

「赤龍帝の射手座(ウェルシュ・サジット・ビショップ)。それが今の僕(イッセー)の名前です」

「サジット?・・・ブラスターに比べて、弱そうね?」

まぁそうでしょうね?でも僕の真髄は攻撃だけじゃありませんが。

「ちょっとそこで待っててくれますか?ジャンヌとプルート・・・あなた方の相手はこちらの予定がすみ次第させていただきます」

彼らよりもやらねばならぬことがたくさんある。

「イッセー?」

あまりの性格の豹変ぶりに戸惑うリアス。

「大丈夫ですよ?リアス。僕は僕です。さて」

さっそく僕は死にかけている匙の元に近付く。

「イッセーさん・・・」

「まかせて、アーシア。ドライグ分析を開始します」

『おう。相棒・・・なんかやりづらいな?』

「なれてください。行きますよ!」

『search!』

鎧の目の部分が光り、匙の体内の毒を見つめる。

なるほどこれはかなりきつい毒のようですね。

うわっ!ゴーゴンやマンドラゴラまで。

ってことは解毒方法は・・・。

「よしっ!分析完了!アーシア。ちょっと力貸してください。この弓のところに筒状の物がわかりますか?これにあなたの癒しのオーラを注いでください」

「え?でも」

「大丈夫です。君が少しやめてもまだ数分はもちますよ?ささ、早く」

「は、はい!」

アーシアが僕の指示通り筒に向かってトワイライトヒーリングを当てる。

『twilight charge!』

ブーステッドギアから音声が聞こえ、アーシアを止める。

「ありがとう。アーシア。少し休んでて、後は僕が・・・」

僕はトワイライトヒーリングが入った筒を上下に振る。

『MIX!twilight divide boost!』

と音声が響く。

「イッセー君」

「ソーナ会長。任せてください。僕は友達を助けます!僕をあなたの親友リアスのポーンを信じてください」

そう言いながら僕は匙に向かって弓を構えた。

「兵藤くん!なにを!」

「待ちなさい!椿!彼を信じましょう」

さすがです!ソーナ会長!

さぁ!匙!いつまでも休んでると、あなたの愛しの会長様が悲しまれますよ!

「戻ってきてください!匙!」

ほら、ソーナ会長がそうさけんでますよ。

「行けっ!トワイライトディバインアロー!」

『Arrow!boost!!』

放たれた矢は匙を貫いた。

「ぐはっ!」

貫かれた匙は矢の刺さった痛みに反応する。

「匙!」

「兵藤くん!これは一体!?」

「始まりますよ?治療が」

『Divide!』

最初に矢から発せられた音声、ディバイン。

僕のブーステッドギアの中にある白龍煌の力。

「っ!腐敗が少し収まった?いや半減された?」

『twilight!』

つかさずトワイライトヒーリングの回復の力が腐敗した部分を治癒する。

『Boostboostboostboost』

それをブーステッドギアの力が倍加する。

それを繰り返す。

「ぐああっ!」

「かなりきついでしょうが、毒を吐き出すためです頑張って!」

「匙!頑張って」

「匙くん!」

「元ちゃんファイトー!」

シトリー眷属のみんなも匙を応援する。

〈あのオーラ。ジャンヌ!その人質を!〉

「だめですよ?邪魔したら?」

それを邪魔するかのように、ゼロが前に出る。

「ところでジャンヌさん?いつまでそれを抱っこしてるです?」

指を指すとジャンヌが抱えていたのは、子供ではなくなんともデカイカエルだった!

「・・・ギャー!なによ!これは!いつの間に」

「冥界のカエルです。安心を毒はありません。いつ変えたかと言うと登場した時点で変えました。てへっ!」

〈おのれ!〉

「正直僕は怒ってるんですよ?先生によくもあんなことを!」

匙を先生と呼び、ゼロは怒っていた。

ふーん。匙が先生ね?

すると矢から音声が鳴りやんだ。

「あっ。終わりましたね?」

矢は光となって散り、匙の体にも矢の後はなかった。

「・・・俺は・・・どうなったんだ?」

「っ!匙!」

起き上がった匙をシトリー眷属みんなが飛び付いた。

「うわっ!なんだ!って会長!?あばばば!え、え、えーっと!」

好きな女性が急に抱きついて来たので戸惑う匙。すると匙はこちらに気づく。

「お前、赤い鎧・・・形状は違うが兵藤か?」

「はいっ!あっ・・・とこの場合おうっ!と言った方がオリジナルらしいですかね?」

「・・・生きてやがったのか!兵藤!」

「ええ、ちょっと今訳あって口調が違いますがご容赦を?」

「ああ、なんとなくわかるぜ!助けてくれたのもお前だろ?」

「いえいえ、僕より君の腐敗の進行を遅らせたアーシアのお手柄です。ね?」

「え?」

「そっか。ありがとうアーシアさん」

「いえいえ!私はなにも!イッセーさんが来てくれなかったら・・・本当によかったです!匙さん」

涙を流し喜ぶアーシア。うんうん。やっぱり物語はハッピーエンドがいいですね?

「そう思いませんか?プルート、ジャンヌ?」

「くっ!余計な真似を!!」

〈ジャンヌ。赤龍帝を殺るぞ?今倒さねばいずれは我らの脅威にしかなりえん!〉

「バランス・ブレイク!断罪の聖龍(ステイク・ビクティニ・ドラグーン)」

ジャンヌの剣が変わり龍の姿になった

「そして・・・・カオス・ブレイク!」

今度はジャンヌ自ら、姿が変わる。

これは蛇?体が人間の蛇たしか、以前ラミアとか言う魔族がこんな感じだったような・・・・どっちが魔族だか。

『あははははは!これであなたたちの勝ち目はないわ!さっきはバランスブレイクだけで、負けたけど今度はそんな簡単には行かないわ!!』

もうほとんど人間やめてますね。これは。

そこまでして勝ちたいと。

『さぁ。いくらでも射ぬきなさい?鋼鉄の蛇の恐ろしさを体感するといいわ!』

さてさて。確かにいくら僕でもあれは骨がおれそうだ。

・・・剣士には剣士かな。

「ドライグ。ナイト行きますよ」

『Boost!/ツヴァイ!』

「プロモーション!トリアイナナイト」

僕の鎧がまた変化を始める。

だが前回のナイトのようにただ鎧をパージするのではなく、鎧が鎖の服ようになりその上に和風な服が出現、まるで忍者の衣装に変わった。

両腕の籠手には鋭い刃付きだった。

「赤龍帝の双子座(ウェルシュ・ジェミニ・ナイト)二刀流なので双子座を名乗らせてもらう」

「今度は忍者?ずいぶんと多種多様になったとのね?赤龍帝?」

「・・・」

「あれ?ちょっと何か言いなさいよ?」

「はぁ・・・遅いな?お前」

「はあ?」

「30回・・・今お前を斬った数」

俺のその言葉にジャンヌは首を傾げたまま。

すると腕から突然血が吹き出た。

「へ?」

だんだん腕だけでなく、体全体に同様の現象が起きる。

「き、斬られた!?こんな一瞬に?私の目でも追えないスピードで!?」

「ふっ。まっ、俺達のナイト殿達は見えていたようだがな?」

「うん。びっくりしたよ。30回もあんな一瞬で」

「それに加えいくつか打撃も加えてたな」

さすがそこまで見えてたか。

「さて、悪いが俺には飛び抜けた攻撃力はない。だが気をつけろ。その切り傷・・・」

『おのれ!赤龍帝!』

今度は剣のドラゴンがこちらに向かってくる。

「……ただの切り傷じゃないぞ」

俺がそう言った瞬間、ジャンヌの鎧から血が溢れ出した。

そう。これが俺の技だ。ただの小技じゃないんだよ。

さて、あとはこの向かってくるドラゴンか。

「ドライグ・・・ルークだ」

『Boost!/ツヴァイ!』

「トリアイナルーク・・・発動」

鎧は分厚く変わっていく。

前回と違うのは巨大化した腕が手にではなく背中に回り、四本腕のようになったこと。

「赤龍帝の牡牛座(ウェルシュ・タウロス・ルーク)。祭りの始まりだ!!パワーふぁいたーってか!!」

背中の腕でドラゴンを迎え撃つ!

「ぐぅっ!そのまま切り刻みなさい!ドラグーン!」

ドラゴンの刃が俺に襲いかかる。

「けっ!しゃらくせぇ!」

それをもう片方の腕で防ぎ、そのままドラゴンを投げ飛ばす。

「いけっ!タウロスインパクト!」

そのドラゴンを四本の腕を使い、連打を喰らわす。

「オラオラオラオラオラオラオラオラ!フィニッシュ!」

「なっ!?」

そのままジャンヌのもとへぶっ飛ばす。

ビショップ!使わねえなら俺がお前のブラスターもらうぜ!

両肩の腕がブラスターの形に変わる。

ん?ありゃ?形がちがうぞ?なんか砲というよりは尖ったクリスタルの槍?

まぁいいや!すごい力は感じる!そのまま行くぜ!

「とどめだ!ドラゴンツインキャノン!」

二つのクリスタルから光が放たれた。

「つ、つよすぎる・・・」

そのまま爆発した。

「・・・ドライグよ?俺、やり過ぎたか?」

『安心しろ?あまりの威力なんで俺が抑えておいた』

サンキュー!まっ!これでしばらく行動不能だろ。さて・・・およ?プルートどこいった?逃げた?・・・いや一旦撤退したのか。多分すぐ来るかな。

「すごいイッセー君」

俺の姿を見て、木場を含め、みんな唖然としていた。

俺は一旦トリアイナを解除し、みんなのそばに向かう。

「改めまして!ただいま!みんな!」

 

 

「・・・つまりあなたはグレートレッドの肉とオーフィスの力を使って体を再生。その間ここにいるゼロさんの力を借り、修行を始めた結果、あの並外れた力を手に入れたと。そう言うことですね?」

とロスヴァイセさんが言う。

「はい」

俺はみんなにここまで出来事を話し、お互いの今の状況の情報を交換しあった。

みんなもスッゴクレベルアップしてんな。

驚いた。

「・・・はあぁ~。前から常識はずれでしたがここまで来るともう呆れ以上に怖さを感じます」

俺の状況を聞き、みんなは驚き通り越してほおけていた。

あはは。まっ、そうなるよな?

「でもそれでイッセーが復活したのなら最高だわ。それより・・・私は大切なことをしなければいけないわ。ゼロ」

真剣な顔でリアスはゼロの近くまで行った。

「はい?うっぷ!?」

突然リアスがゼロを抱き締めた。

「な、なに!?」

リアスの胸から顔を出したゼロはリアスの行動に驚きながら聞く。

「ありがとう・・・イッセーを助けてくれて・・・私の愛する人を私の元に帰してくれて・・・ありがとう!」

リアスの顔は涙に濡れながら笑顔を見せていた。

「あー。そう言うこと。びっくりした。気にしない気にしない。イッセーさん助けなきゃ僕にとっても大事なことだから」

ゼロは抱きついたリアスの頭を撫でる。

うんうん!俺を助けのは事実!

「本当にありがとうな?ゼロ?」

「イッセーさんまで・・・あははは」

照れながら頬をかく。

「?・・・ねぇ?イッセー君?いいの?ゼロって男。リアスにあんなことして・・・ヤキモチとか」

と朱乃さんが言う。

「ん?あー。その心配はないですよ?」

だってこいつは・・・。

「ジャンヌ、ヘラクレス、ゲオルクがやられたか。遠くにはジークもやられたようだな」

っ!後ろからよく知るだがあまり会いたくない男の声がした。

「・・・よう?曹操」

「やぁ?赤龍帝。まさか復活するとはね?驚いたよ?・・・そこにいる彼か。彼を復活させたのは」

「いやいや、復活させたのはグレートレッドとオーフィス。僕は強くしただけ」

「・・・なぜかな?君から赤龍帝と同じいや似たオーラを感じるんだが、なぜかな?」

〈曹操!気をつけろ!こやつただ者ではない!〉

お?プルートも戻ってきたのか?

「最強の死神が恐れるほどか?ははは!面白いな!」

〈・・・恐れる?〉

「おや?違うのかい?」

〈違うな!私はただ!・・・よかろう!おい!貴様!私と勝負だ!〉

「・・・なんか最強の死神から小物臭がします」

と小猫ちゃんの一言。

「まぁまぁ。いいですよ?ちょうどさっきの不完全燃焼だったので。それにあなた方にはまだ怒ってますので?今度は本気で相手してくれるのでしょう?先程とは違い」

〈ああ!もちろんだ!我が名はプルート!ハデス様の腹心なり!貴様は?〉

「僕はゼロ・・・いやディアス・グレモリー!みんなはディアと呼びます」

〈グレモリーだと?〉

ゼロは自分のタキシード及び帽子に仮面を脱ぎ払った。

その姿は美しい真紅の髪を二つに束ね、今までタキシードに隠れていた豊満な胸が方駒王学園の制服姿であらわになった。

そう。グレモリー、そして真紅の髪。そう。ゼロは。

「あと人間界では兵藤ディアスとも呼ばれてます。もうお分かりですよね?私は赤龍帝兵藤一誠と紅髪の滅殺姫リアス・グレモリーの娘です!」

 




はい、ありがとうございました。

今回はこの場を借り、今回登場した赤龍帝の新たな当作品のトリアイナについて勝手ながら説明させていただきます。
これはあくまで皆様のイメージの補助になればと思い書きますので興味ない方はまた次回によろしくお願いいたします。


赤龍帝の三星座(ゾディアーク・ウェルシュ)

これは前々回にて主人公イッセーがゼロによってトリアイナ三人とのバトルで獲得した新たな姿です。それぞれオリジナルとは性格が異なりみんな個性的。ただ一点すべて同じなのはオリジナル同様乳が好き。なこと。
原作同様これにも別作でのイメージモデルがおり、そちらも説明致します。
モデルが分からない方はお手数ですが検索して下さい。


赤龍帝の射手座(ウェルシュ・サジット・ビショップ)
赤龍帝の籠手から弓が出現しタ姿
弦を引くことで矢が出る。
矢の属性は弓に取り付けてある筒に入れた魔力で変わる。さらに多数の魔力を重ねることで能力は多種多様になる。
例、アーシアの魔力+白龍皇+赤龍帝でチャージするとそれまで負ってた重症を白龍皇で半減させ、ヒーリング。さらにブーストで倍加とビショップらしいバックアップ能力になる。
その性格は温厚かつ紳士。だがそれにイッセーの性格も合わさって・・・変態紳士に。
イメージモデル 仮面ライダー鎧武ジンバーレモン、モンスターハンターの弓使い

赤龍帝の双子座(ウェルシュ・ジェミニ・ナイト)
赤龍帝の鎧が忍者装束になった姿。
両方の籠手から刃が出現し、相手を走りながら切ることが可能。
さらに今回敵があっさりやられてしまったためしなかったが、ジェミニの名に恥じぬよう分身が可能。忍者なのにナイトなのは気にしないで・・・
性格はクール。冷酷で冷淡。口数も少ない。だがそれにイッセーの性格が合わさり・・・むっつりスケベに。
イメージモデル ガンダムシュピーゲル ハヤテライガー

赤龍帝の牡牛座(ウェルシュ・タウロス・ルーク)
巨大化した腕が手ではなく背中に回り、四本腕となった姿。
ルークの元々の力+赤龍帝のパワーが合わさってかなり剛腕。
背中の腕は取り替え可能でブラスタービショップのブラスターが変化したクリスタルランサーキャノンを装備できる。
性格は豪快かつ大雑把。三星座の中で最もオリジナルに近い性格。なためスケベさはイッセーに+豪快さが付いたくらい。
イメージモデル ヴァンドレッドディータ

長々と説明にお付き合いいただき、ありがとうございます。
次はクイーンの二弾回変身を書く予定です。

注・この作品は原作を好きすぎたうぷ主の暴走作品です。


それでは次回もよろしくお願いいたします。

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