ハイスクールD×D 赤い乳龍と愉快な仲間。   作:キバタニア

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赤龍帝、未来行きます編
赤い乳龍と八つの頭の蛇


どーも。兵藤一誠です。

俺は今、だだっ広い小島に一人でいます。

『私もいますよ?マスターイッセー』

あー、ごめん。妖精の姿をしたディータも一緒です。

どうして俺が今こんな状況なのか、それはさかのぼること、数時間前のこと。

 

 

俺たちは英雄はとの戦いから、数日たった。

被害の復興作業やら冥界は大忙し。

サーゼクス様の計らいで、学校のある俺たちは人間界に戻っていた。

今はみんな、部室にいる。

「それにしてもディアスちゃんの髪って綺麗ね?リアスもなかなかだけど、それの上を言ってるわ」

「あ、ありがとうございます。朱乃さん」

その部室では、椅子に座らせたディアスにみんなが囲んでいる。

「なんかキラキラしてます。なんかつけてるんですか?」

「いえ、地毛です」

「まぁ、それでこんな綺麗に」

なんかすごいなでなでされてる。

ディアスはなんか気恥ずかしそうだ。

「あのみんな?それくらいに」

「イッセー君もさわってみたら?すごい気持ちいいから」

「・・・パパぁ」

・・・何度聞いてもパパという言葉にはドキッとする。

こんなかわいい美少女が俺の娘か。

めっちゃ甘やかしそう。

「ほらっ!みんな!うちの子をあまりからかわないで!」

母親であるリアスが止めに入る。

「だって可愛いんですもの!」

「そ、そりゃぁ私とイッセーの子なのだから、当然だわ!」

「ママ、恥ずかしい・・・」

「・・・・・・まだママって言葉になれないわね。ドキドキする」

リアスも俺と同じようだった。

「私もイッセーとの子供ができたら、あんな子に育つだろうか」

「ゼノヴィアの子供ならきっと大雑把な豪傑児になってるかもよ?」

「・・・・・・お前の子ならきっとなんちゃって子供になるだろうな?なんちゃって天使」

「何よ!なんちゃって天使って!なんちゃって子供って!私はれっきとした天使だし、子供もれっきとした子供よ!・・・・・・なんか変な言い方」

「私だってそんな大雑把な子など・・・・・・いや、それも悪くないな?イッセーとの子ならどんな子でもかわいいだろう」

「それは・・・私だって」

なにやらこっちが恥ずかしくなる会話してるな。あっちの二人は。

俺との子供ができる前提ですか。

「私だっていつか・・・!」

「小猫さんには負けません!」

後輩チーム(女子)はなんかメラメラとオーラを感じる。

「・・・ふぅ。ところでディアス。あなたこれからどうするの?」

とリアスがディアスに質問する。

「ん?どうするって?」

「そもそもあなたの目的ってなんだったの?イッセーの復活?」

「それもあるよ。でも一番の目的はこの時代にあるお宝をゲットすることなんだ」

「お宝?」

俺がそう聞く。

「そう。僕、将来考古学を学ぶつもりなんだけど、その題目が神器なの」

「神器?つまりあなたはセイクリッド・ギアを探してるの?」

「そう!セイクリッド・ギア!様々な力を持つ神器!戦う武器もあり、アーシアさんみたいな回復アイテムがある!そんな様々なセイクリッド・ギアを僕は探してるの。んで今回の目的はこの時代にあるの」

すごく熱く語られた。

セイクリッド・ギア専門の考古学か。なんか夢があるな。

「ふーん。アザゼルが好きそうな夢ね?」

「そもそも、その講師がアザゼル博士だから」

「ほう。俺が講師か」

またいつものように突然現れたアザゼル先生。本当にいつもどうなってんだ?この人は。

「いつものことなんで僕も驚かないけど本当に神出鬼没ですね?アザゼル博士」

「いやー、わりぃわりぃ。ところでよ?博士ってなんだ?講師なんだから先生とかじゃねえのか?」

「僕の時代じゃ、アザゼル先生は博士号を取って、色々なセイクリッド・ギアの研究をしてます。それのついでに講師をやってるのでみんなは先生より博士って呼ぶ方がしっくりくるそうです」

「なるほどね」

確かにこの人は先生も向いてるかもだが、どちらかというと博士。いやマッドサイエンティストかな?そっちの方が向いてるな。

「それで?この時代にあなたが探す神器があるの?」

「うん。ここにね?」

と言ってた地図を出す。

これは日本地図?

「ここにあるんだ」

「ここって・・・京都ね?」

京都。俺らが修学旅行で行った場所。

あそこで曹操たちと初めて戦ったんだよな。そういや九重は元気かな。

「そう!京都!一度に行ってみたかったんだよね?今はもう行けないから」

ん?行けない?どういうことだ?

「さて、そろそろ出発しないと!」

「あっ!待ちなさい。ディアス。初めて行くのなら案内役が必要だわ。私達も一緒にいくから」

「えー。いいよ。あっちで九重ちゃんたちと待ち合わせしてるし」

「え?九重と?」

「うん。ここに来る前に会ってきたんだ。その神器、九重ちゃんたち妖狐族が持ってるんだ」

へー。九重たちが。どんなだろ?

「・・・おい。ディアス、それってまさか草薙じゃねえのか?」

とアザゼル先生がディアスに聞く。

「さすがアザゼル博士。すぐにきづきましたか。はいその通りです」

草薙って確かよくゲームなんかにも登場する伝説の剣か。ってそれってかなりの代物なんじゃ!

「草薙って、それじゃ無理よ。草薙は日本妖怪達の宝剣。それを悪魔に渡すのは無理があるわ」

「んー。そうでもないだよね?草薙って実は妖刀なんだけど、由来は知ってるよね?ヤマタノオロチの首から出た剣。それが草薙」

「別名妖怪殺し。そのため、妖怪たちが厳重に保管してるんだ。それで門外不出」

「それのそばにいるだけで妖怪が死ぬとしたら?」

・・・へ?

「なんだそりゃ?そんなの聞いたことねぇぞ?」

「だろうね?今はそんなことないから・・・でも私の時代。それが理由で妖怪たちが原因不明の病や事故にあってるんだ。そしてその病に九重ちゃんもそのお母さんも病に、ふせっている」

「なんてこと・・・」

「草薙の呪いが強力化した理由は?」

「草薙は月に何度か妖怪の血液を与えなければならない。だけどここ最近それがとどこうってるんだ。それに怒った草薙が暴走。ていうわけ」

・・・未来の九重が病気・・・・・・。

あれ?でも・・・。

「お前は平気なのか?それを持って」

そんな妖刀、俺たち悪魔だってヤバイんじゃ。

「僕は大丈夫。あとパパとアザゼル博士。それとヴァーリさんと朱乃さんも大丈夫」

ん?俺と朱乃さんも含めた四人?

なんか共通点あるか?これ?

「・・・ドラゴンね?」

とリアスが言う。

あー!ドラゴン。ディアスは俺の娘だからドラゴンの血を。あれ?朱乃さんは・・・あっ。俺のドラゴンの気を吸ったときに。

「そう。ヤマタノオロチは一応蛇として言われてるけど、ドラゴンの伝承では羽の映えたら蛇として書かれるものもあるんだけどヤマタノオロチも実はそうなの。だから呪いは対象外・・・どちらかと言うと、この中で一番危ないのは小猫さんとギャーさんかな?純粋な妖怪悪魔に吸血悪魔だからね」

なるほど・・・それなら。

「んじゃ俺たちがディアスといきます。みんなは剣の対象だからここで待機していてください」

「それしか・・・ないようね?朱乃あなたも付いていってあげて」

「もちろんです。部長。イッセー君は私に任せて」

「俺もいんだけど?」

ということで俺たちは京都に向かった。

 

前回は新幹線でいったが、今回は転送魔方陣で一瞬だった。俺、朱乃さん、アザゼル先生、ディアスは京都の駅地下の人気の無い場所に転移した。

「おーい!イッセー!!ここじゃここじゃ!」

そんな俺たちの元に狐耳としっぽを隠した巫女姿の九重がトテトテと走ってきた。あらかじめ連絡してあり、九重が、迎えに来てくれた。

「九重!久しぶりだな!」

「おお!イッセー!久しぶりじゃ!」

九重が飛びかかってきた。

「おお!元気だな九重!」

「あらあら、イッセー君はホントにモテモテですね?」

「パパ。ロリコンはダメだよ?」

「ば、そんなじゃ!」

「おー!ディアス!お主も久しぶりじゃ!」

「うん。九重ちゃんも。それで?例のものは?」

「お主の言った通りじゃ。調べたところかなりよくないのが草薙から出ておる」

「マジか!?大丈夫なのか?妖怪たちは」

「うむ。近付かぬよう呼び掛けておる。母上が今、妖力で押さえておる。さぁ!早く!」

と言い、俺たちは九重と一緒に妖怪の町に向かった。

 

来てみてわかった。かなりのヤバいオーラを感じる。

これが草薙ノ剣のオーラか。

なんかピリピリ来る。

『あなたは半分悪魔ですから、その部分が反応してるのでしょう』

と俺の新しいもう一人の相棒ドライブキッド・セイバー星龍帝ことディータが話しかけてきた。

ディータ・・・ドライグの様子は?

『まだ眠っています。ぐーぐーです』

曹操との戦いのあと、ドライグは力を使いすぎて、深い眠りについている・・・・ドライグ。

『大丈夫です。オーフィス様と私の見解ではもう少しで目覚めるかと』

そうか。まぁ俺を復活させるために頑張ったんだ。ゆっくり休んでくれ。

「イッセー!こっちじゃ!」

九重がぴょんぴょんジャンプしながら、俺を呼ぶ。

「おー!すぐいく」

俺は走って、九重の呼ぶ場所に向かった。

そこは古い蔵の前だった。

「ここに草薙が?」

「うむ。わかるじゃろ?」

確かにここからだな?周りのピリピリしたオーラの出元は・・・近くに来たらなんか気持ち悪いな。

「朱乃さん。大丈夫ですか?俺よりドラゴンじゃないから」

「・・・ええ、少々キツいですが大丈夫」

「朱乃。これ飲んどけ」

アザゼル先生が何かの薬が入ったビンを渡す。

「こ、これは?」

「一時的にドラゴンの気を上げる薬だ。少しだけにしておけ?じゃなきゃお前はドラゴンになってしまう」

朱乃さんのドラゴン・・・想像つかん。

「ありがとうございます。先生」

朱乃さんはビンの薬をちょっと飲む。

「どう?朱乃さん」

心配そうに朱乃さんに話しかけるディアス。

「うん。大丈夫。ありがとうディアス」

「よかったぁ。さぁ行こうか?九重ちゃん」

「うむ。開けるぞ」

九重は袖から鍵を出し、蔵の鍵を開ける。

「よしっ!ここからは妾は行けぬ。イッセー、みんな気を付けてな?」

「ああ!任せとけ!」

扉を開け、中に入る。

 

なんか・・・この蔵、外見対してにやけに広いな。

『異空間に繋がってるんですね?マスターイッセー』

ああ、なるほど。ん?ディータ、なんかお前の声。いつも頭の中に聞こえるのに今はなんか後ろから聞こえるぞ?

「はい。後ろにいますから」

「はぁ?」

「イッセー君、後ろに・・・」

振り向くとそこには銀髪の妖精がいた。

あっ。でも羽がドラゴンの羽だ。

「お前、ディータか?」

「はい。ディータフェアリーモードです」

「ほほう。妖精になるセイクリッドギアか・・・かなり珍しいな?」

「実験は止めてくださいね?アザゼル様。あっ。そこは左です」

とナビをしてくれる。

「わかるのか?」

「私もドラゴンなんで気配でわかります」

「パパ。みんな。気を付けてね?たぶんだけど草薙の中には、ヤマタノオロチが眠っていて、今目覚めようとしているから」

「なに!てことはまさか戦うのか?ヤマタノオロチと」

「うん。たぶん。オロチの機嫌がいいことを願って?」

んー。昔、大暴れした8つ首の蛇か。今、ブーステッド・ギアは使えないし、結構苦戦するかも。

「パパ、朱乃さん、アザゼル博士!あったよ!」

先にいったディアスが草薙を見つけた。

「おー!これがそうか!本物は俺も初めてだ」

「なんて禍々しい・・・」

「朱乃様、気を付けて。この中で一番悪魔なのはあなたなので」

「よしっ!持っていこう」

ディアスが草薙を掴もうとする。

『悪魔か?』

ん?誰だ?

「なんだ?この声」

「草薙からです。マスター」

何!?

『ほほう?我と同じ力を感じるぞ!』

ホントだ!草薙から声がする!

「ヤマタノオロチだね?」

『いかにも!我はヤマタノオロチ!世界を滅ぼす蛇ぞ!』

草薙ノ剣からより強くオーラが出た。

「マスターイッセー!ヤマタノオロチが出ます!」

「おう!なんとなくこうなる予感してた!」

いつもの事だしな!

「パパと朱乃さんと僕はヤマタノオロチの動きを押さえます!アザゼル博士はこれを使って封印してください」

ディアスはアザゼル先生に緑色の玉を数個渡す。

「なんだこりゃ?」

「未来のあなたが作った封印の宝玉です。中には光の鎖が封じてあります!それじゃ行きますよ!」

「ブーステッド・ギア!・・・は今は使えないからドライブキッド・セイバー!行くぞ!ディータ!」

「はい!マスター!」

ディータは剣の姿に戻り、俺の右手で掴む。

『一気に決めましょう!』

「ああ!バランスブレイク!」

『drivefullmail!balancebreak!』

セイバーが鎧を出現させる。

ヤマタノオロチも準備万端。オーラは八つの頭を持つ蛇に変わった。

『ほほう?見たこと無いやつだな?銀の龍の鎧か?』

ん?銀?

『前回とは少々デザインが異なりますが、能力は変わりません。ただ白のままだとヴァーリ様とアルビオン様と同じなので変えました。いかがですか?』

お、おう!カッコいいな!けどお前そんなこと気にしなくても。

『それより前方に注意を。ヤマタノオロチが火を吐きます』

「何!?おわっ!?」

ディータの言うようにオロチは一つの口から火を吐いた!

『drive!barrier!』

俺はバリアを発動し、防ぐ。

『このバリアはそう何度も使えませんのでご注意を!次が来ます今度は電撃です』

電撃!?どういうこと!?あいつ技複数持ってるの!?

「パパ!気を付けて!ヤマタノオロチは頭のそれぞれに異なる能力があるんだ!」

滅びの槍で電撃を防ぐディアス。

「朱乃さん!」

「ええ!雷光!」

朱乃さんの雷光がオロチを襲う。

『ぐぬぬ!やるな!魔の者よ!ならば!』

『次、氷の矢です』

『drive!』

「ナイトにプロモーション!」

ナイトのスピードで俺は氷の矢を避ける!

ドライブキッド・セイバーでスピードがより増してる!

『チョロチョロと!なら重力だぁ!!』

なっ!おっも!体がスッゲエ重い!?

『重力を操る力ですか!ですが』

『drive!GALAXY!』

おお!軽くなった!

『私は星を名に持つドラゴンです。重力になんて負けません』

サンキュー!ディータ!そろそろこっちから行くぞ!

『drive!fulldrive!!!!』

力を極限まで上げる!

『overdrive!』

「ドラゴン・シューティングスター!!」

ナイトのスピードとドライブキッド・セイバーの能力でオロチに突進する!

『ぬうふ!!若僧が!?電撃!』

電撃と剣撃が向かい合う!

「パパ!」

『install!カンピオーネ!』

「我が元に来たれ、勝利のために!不死の太陽よ、我がために輝く駿馬を遣わし給え。駿足にして霊妙なる馬よ、汝が主たる光輪をとくはこべ!」

ディアスが自身のセイクリッドギアを使い、呪文を唱える!

「ん?なんだ?空が明るく・・・って馬!?」

空を見上げるとまぶしいくらい光る馬がヤマタノオロチ目掛けて降りてきた!

『これは・・・己!小娘、貴様一体!』

降りてきた馬の炎がオロチの体を焼く。

『ぐあああ!これはただの炎ではない!?』

「太陽のかけらだよ。いくらヤマタノオロチでもこれはきついだろ?まっ、民衆の敵にしかつかえないけどね?あなたなら十分条件クリアでしょ?パパ!」

「おう!あとはパパに任せろ!ディータ!」

『一気に加速します!』

『drive!drive!drive!drive!』

「いっけぇぇぇぇぇ!」

『ぐあああぁぁぁぁぁ!』

電撃をかきけし、俺の剣はヤマタノオロチを貫いた!

「今です!博士!」

「おう!封印の鎖だ!」

アザゼル先生はヤマタノオロチの下に幾つもの宝玉をおく。

宝玉から鎖が現れ、ヤマタノオロチの首を捕らえる!

『ぬおおお・・・己、小僧ども』

ヤマタノオロチは首を鎖に引っ張られ、地に伏せる。

「やった!・・・これであとは草薙ノ剣を!」

俺は草薙ノ剣の近くまでおり、剣を掴む。

「あら?1、2、3・・・イッセー君!気を付けて!」

突然朱乃さんが叫ぶ。

「どうしました!?」

「ヤマタノオロチの首が一つ足りないの!」

なに!?

『ぐふふ!小僧よくもワシの七つの首を・・・許さんぞ!』

七つの首がそのまま地に伏せっており、その姿のまま、胴体が起き上がった。

「な!?こいつ最後の頭が体に合ったのか!」

『ふん!若僧がワシに最後の切り札を出させるとは!褒美に時空をさまよえ!かぁぁ!』

ヤマタノオロチの最後の頭が得たいの知れない光りを吐き出す!

「ヤバい!避けられない!」

『これは・・・諦めましょう』

「おい!」

「パパ!?」

ディアスが俺に近づく!

「来るな!」

「っ!?」

俺はディアスを止め、そのまま光に飲まれた。

 

 

「くぁーくぁー」

ん?これは・・・鳴き声?

俺は次に目を覚ますと海があった。

「・・・・・・」

『いい波音ですね。マスター』

「うん。・・・いや!ここどこだ!」

『さぁ?』

後ろは森?上にはカモメ?

「なんだ?ここ・・・小島?」

「そうですね?ちょっと飛んで見てきます」

ディータは妖精の姿になり、自身の羽で飛ぶ。

「ふむふむ。結構広いですね?」

「どうだ!何かあったか?」

「今のところここには森しか見当たりません」

マジか!くそぉ!俺この間まで異空間にいたのに今度は無人島に漂流かよ!

「恐らくヤマタノオロチの攻撃を受けたのが原因でしょうが・・・はて?時空をさまよえ!っと言っていたはずですが、ここは・・・」

「まぁどうみてもただの小島だよな?そんな訳のわからない場所ではない」

時空間になんていたらまたか!って言ってやりたい!

「マスター。とりあえずここら辺を探索しましょう?どこかに人がいるかもしれません。もし本当に無人島なら食料と水の確保が必要です。大丈夫。ここが人間界の無人島ならリアス様方が、助けに来てくださいます。前回の異空間と違い、ここは誰も入れない場所ではないのですから」

「・・・そうだな?ありがとうディータ。よしっ!探してみるか!」

俺は後ろにある森の中に入った。

 

 

結論。ここは無人島だった。

ディータに少し遠くまで島の外に飛んでもらったが、他の島のひとつも見えない。船も通らなかった。

幸い、この島に木の実やら食料やらがあって、水もなんとか確保できた。

しかし参ったな。本当にどこなんだ?ここは。

「ふむふむ。ん?あれ?」

「どうした?ディータ。夜空をジーっと見て」

「いえ、星を見て、方角と場所を検討してるのですが・・・あれ?」

「なんだ?そんなことできるのか?」

「はい。私は星の龍なので。しかしおかしいんです。星座が見当たりません」

「はぁ?」

「星座がないのです」

「いやいや!そんなバカな!って俺が見てもよくわかない!こんなに星があるのに星座が無いなんてあり得るのか?」

「星座には星霊がおり、それぞれ意思があり、それが星座を形作っています。それがないと言うことは・・・まさかここって・・・」

星座がない。マジか・・・じゃあここ人間界じゃないのか!どこか別の世界・・・くそぉー。それじゃリアス達にも見つけてもらえないじゃんか!

俺はなんとか星座がないかと探す。

「・・・ま、マスター?ちょっと困ったことが」

「ん?どうした?」

「海が、というより島が沈んでます」

「 はい?」

下を見るとさっきまでなかった水が、足にまで浸かっていた!

「なんじゃこりゃ!」

「だから沈んでますってこの島!」

うそぉ!マジでかマジでか!どうすりゃいんだ!飛ぶか!?でも俺、飛ぶのあんまうまくないし!

あーもー!どうしたらいいんだ!!

「あれ?」

「今度はなんだ!?」

「・・・空の・・・鳥が」

鳥?・・・あっ。確かに月に鳥みたいのが・・・かなりでかいな?

ん?近付いてきた。・・・かなり・・・デカイ・・・。

「すいません。鳥じゃありませんでした。ドラゴンでした」

「ぎゃあああああああ!」

降りてきたのは赤いドラゴンだった!

なんなんだよ!次から次に!やっぱり人間界じゃないのか!!

「ああくそっ!行くぞ!ドライブキッド・セイバー!」

「お断りします」

・・・・・・はい?

「いや!ふざけてる場合じゃ」

「正確には戦いたくありませんと言うべきでした」

「どゆこと?」

『あのう?お客様?ここ危ないですよ?この島夜になると無くなるんですよ』

とドラゴンが丁寧に話してきた。

「はい?」

「彼はレッドドラゴン。気性はおとなしく優しいドラゴンです」

「もう一度言おう。はい?」

『あー。驚かせて申し訳ありません。もしかして別のガイドの方と?私、初見の方には大概驚かれて・・・私強面なので』

ガイド?なんの?

「マスター。今はっきりしました。ここがどこなのか」

「え?本当か!」

「はい。ここは・・・」

『・・・もしかして赤龍帝のイッセー様ですか?』

「え?ああ?そうだけど?」

俺を知ってるのか?

『おおおおおお!』

な、なんだ?レッドドラゴンが急に涙を流した!?

『あの二天英雄龍の一人とご対面できるとは!?』

「英雄龍?・・・初めて聞いたけど」

「ここはさっきいた時から18年後の未来・・・そうあなたの娘ディアス・グレモリー様の時代の日本です」

「え?」

 

 

 

 




はい!ありがとうございます!今回新しい章「未来編」に突入です!
次回はイッセーの他の娘たちを登場射せる予定です。
これからも、皆さんの期待に応えるよう精一杯頑張ります!
よろしくお願いいたします!
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