「勝己、おいで」
亡くなった母が優しい表情で勝己を誘う。
それを見て勝己はこれは夢だな、と確信する。
母親が生きているからではない。
勝己は母があんな穏やかな表情を浮かべているところを見た事がないからだ。
山の奥地で隠されて生きてきた保志家がどうやって血を繋いできたのか。
それは保志家の伴侶が戦えなくなった元鬼殺隊の隊士だからだ。
勝己の母は風の呼吸を修得した剣士だったらしい。
しかし鬼との戦いで右の腕と脚を喰われた。
一命を取り留めた母は産屋敷の勧めで齢十八で十五になったばかりの父の下へ嫁いで来たらしい。
ただ、
しかし、腕と脚を失い、勝己を産んだ事で本格的に身体を壊した。
勝己の母は鬼にとても強い怨みを抱いていて、子守唄の代わりに失った腕と脚。鬼に付けられた傷を見せながら毎日息子に鬼への憎悪と怨恨を聞かせ続けた。
弱っていく母を心配して父が駆け寄ると、そんな事をする暇があるなら子供に技の一つでも教えろと父を引っ掻き、物を投げつける。
だから勝己が優しい母を見たのはたった一度だけ。
その日が綺麗な満月が空に浮かんでいたのを覚えてる。
一人縁側で普段の恐ろしい雰囲気とは別人のように静かだった。
「勝己、おいで」
今見てる夢とは少し違う。息子を呼ぶのに少し緊張した様子で勝己を左手で手招きする。
勝己は恐る恐る近付くと、母が覚えている限り初めて頭を抱き寄せてくれた。
そして皿に置かれていた小さな団子を勝己に食べさせてくれた。
もうあの時食べた団子の味は思い出せないけど、とても美味しかったのは覚えてる。
それから母はぽつりぽつりと昔の事を話始めた。
母の実家は老舗の茶屋で、特に羊羹が名物だった事。
小さい時の母も仕事を手伝い、穏やかで当たり前の幸せが確かに存在した。
そこでいつもなら鬼への憎しみを語る母がその日はそこで話をやめ、勝己の頭を撫でた。
「ごめんね、勝己……」
母が亡くなったのはそれから三日くらい後。
元々身体は限界で、いつ病死してもおかしくない状態だったらしい。
そんな母が、どうしてあの日はあんなにも穏やかに話しかけてきたのか。
鬼への憎しみと怨みばかり教える事に、思うところがあったのか。
今ではもう、確かめられない事だった。
「ん……」
「むー」
夢から覚めると、そこには炭治郎の妹である禰豆子が勝己を見ていた。
蝶屋敷に滞在していた際に顔合わせを済ませており、禰豆子は鬼だが、鬼殺隊の長であるお館様から手出し無用の命が出ているとの事。
「禰豆子、さん……?」
まだ寝起きで意識が定まらず、ぼーっとしていると、車内に見える肉の蔓のような物が禰豆子を狙っているのが見えた。
「月の呼吸、捌ノ型"満月狂宴"」
竹刀袋から刀を取り出し、禰豆子を狙う肉の蔓を身体を回転させて斬り刻んでゆく。
それだけで大体状況を理解した。
「あ〜つまり、さっきまで見てた夢は鬼の血鬼術ってことですかね? 敵の攻撃を受けてます」
独り言だったのだが、近くに居たらしい煉獄杏寿郎が答える。
「うむ! どうやら我々は敵の術中に嵌まってしまったようだ! 柱として不甲斐なし! 穴があったら入りたい!」
そう言って一閃。
この車両で動く肉の蔓が斬り刻まれていく。
格の違いを見せつけられながら、煉獄杏寿郎が指示を出す。
「俺はこのまま後方の車両に行き、鬼を斬りつける。君は────」
「炭治郎君や伊之助君達と合流して鬼の捜索ですか? 勿論乗客を守りながら」
二本の刀を腰に差す。
善逸は禰豆子と乗客を守るように壱ノ型で応戦している。
「うむ! 任せた! 鬼を見つけ、即刻頚を刎ねてこの事態を終わらせよう!」
そのまま勝己の返事を待たず、後方の車両に走っていく。
判断と行動が早いなぁ、と思いながら前方に向かって行くと、炭治郎の声が聴こえた。
「伊之助ぇっ! この汽車は鬼に取り憑かれてる!! この列車自体が鬼なんだ!!」
その声と同時に車内の肉が広がっていく。
「月の呼吸、肆ノ型"月華美刃"」
移動しながら肉に切れ目を入れていき、客から遠ざける。
車両を行き来して行った先に炭治郎が居た。
「ごめんなさい。遅れました」
「勝己っ!!」
「炎柱様からの指示を伝えます。後ろの列車は炎柱様がなんとかしてくれるそうです。私達は、前方に移動しながら鬼の捜索を、です。伊之助君もいいですか!」
勝己が上に向かって声を上げると、伊之助から返答が来た。
「わぁってる! 俺は既に見つけてるからな! 全力の漆ノ型でな! 前だ! 前の方から嫌な感じがするぜぇ!!」
伊之助からの情報に炭治郎がわかったと答える。
「柱でもこの列車から乗客を守り続けるのは限界がある筈。早く頚を斬りましょうか」
「あぁ!」
列車の上に移動する二人。
襲ってくる肉片を斬り裂き、掻っ捌きながら前へと走る。
すると先に到着していた伊之助が鬼の肉に掴まっていた。
数が多くて捌き切れないのだ。
「伊之助君は私が! 炭治郎君は鬼への攻撃を!」
「分かった!!」
近づいた事で鬼の匂いははっきりと感知できる。
「月の呼吸、玖ノ型────」
「水の呼吸、捌ノ型────」
運転席の車両に二人が飛び下りる。
「"月光鳥"」
「"滝壺っ!"」
勝己が伊之助の動きを封じる肉の縄を斬り、炭治郎は鬼の頚があると思われる箇所に刃を下ろす。
炭治郎の一撃で床下が露出する。
そこに在ったのは、太い頚の骨だった。
驚く暇もなく襲いかかる肉の塊。
避けるように一度距離を取る。
現れた無数の眼球には"夢"と書かれていた。
目が合うと、炭治郎は意識を夢に落とされる。
夢の中で即座に自らの頚を斬る。
しかし、すぐに他の眼球と目が合わせてしまい、意識を落とされる。
もう一度夢で頚を斬ると、再び眼球が────。
「"月華美刃"」
炭治郎を見ていた眼球が次々と斬られていく。
「勝己!?」
「危ない危ない。また寝かされましたよ」
炭治郎が二回自らの頚を斬る間に、勝己も自分の勘に賭けて夢の中から脱出した。
目を閉じたまま炭治郎を見ている眼球だけを斬っていく。
勝己には炭治郎のような鋭い嗅覚も伊之助のような繊細な触覚もない。
そんな彼が敵の眼球を斬りつけられるのは、覚えたから。
眠らされる前に一瞬だけ見た光景。完璧に覚えた景色を音と勘を頼りに眼球を斬り、炭治郎が再び眠らないように自分の体で隠す。
「ハーハッハッ!! 俺様は山の主の頭を被ってるからな! 恐ろしくて目ぇ合わせらんねぇんだろ!」
伊之助は頭部に被っている猪の頭のおかげで敵の術中に嵌まらずに済んでいた。
しかし、鬼の再生能力は思った以上に高く、踏み込む近付けない。
(流石に視界を封じ玉ままはやり難い。と、なると……)
勝己はここからどうするか考えていると、誰かが近付く音が聴こえる。
炭治郎と伊之助とも違う。
「夢の邪魔を、するなぁあああっ!!」
「勝己っ! ぐっ……!」
「てめえっ!?」
伊之助が叫ぶ。
「糞がっ! 玉三郎が刺された!」
「俺は、大丈夫だ……っ! それより早く鬼の頚を斬らないと、善逸達が保たない!」
「炭治郎君の障害になる物は全て私と伊之助君で蹴散らします! 殺れますかっ!」
「分かった!」
「指図すんじゃねぇ!!」
それぞれ違う答えが帰って来るが鬼の頚を斬る為に最善の行動を実践する。
炭治郎に近付く肉や眼球は勝己と伊之助が斬り払っていく。
「月の呼吸、捌ノ型"満月狂宴"」
「獣の呼吸、伍ノ牙"狂い裂き!!"」
炭治郎の道を作る為に刀を振るう二人。
だから炭治郎も迷う事なく鬼の頚を見据える。
(父さん、俺に力を貸してくれ!)
ヒノカミ神楽が本当に日の呼吸なのかは判らない。
今はどうでもいい。
ただ、この鬼の頚を断つ為に全力で刀を振るうのみ。
「ヒノカミ神楽────"碧羅の天!!"」
炭治郎が振るった黒刀が頚の骨を断つ。
その瞬間、列車そのものが悲鳴を上げるかのように蠢き、線路から外れる。
列車が転倒した。
列車が転倒した際に車内から投げ出された炭治郎。
最後に見たのが自分を刺した汽車の運転手だったが彼は大丈夫だろうか?
「炭治郎君……」
反対側に投げ出された勝己がやって来る。
「ありがとうございます。庇ってくれて。鬼と二人の気配ばかりに気を取られ過ぎてました」
「いいよ。俺だって勝己と伊之助が居なかったら鬼の血鬼術で眠らされ続けて戦えなかった。あの鬼の頚を斬れたのは二人のおかげだよ」
自分の未熟さを恥じる勝己に炭治郎は助けられたのはお互い様だと返す。
「炭治郎君を刺した人は汽車の転倒に巻き込まれそうだったので、引っ張って投げ飛ばしました。擦り傷と打ち身はあるでしょうが、命に別状はない筈です。刺された怪我は?」
「一応は、大丈夫……けどしばらく動けそうにないや……」
「分かりました。なら、先ず炭治郎君の止血をしてから私は善逸君と禰豆子さんの確認を……」
するとそこで煉獄杏寿郎が現れる。
「胡蝶の報告通り、常中を修得しているようだな! 感心感心! 常中は柱への第一歩だからな!」
彼は炭治郎の怪我の様子を見て、呼吸の精度を上げるように指示をする。
そして、神経から破れた血管を意識させる。
「そこだ。意識を集中させ、出血を止めろ」
煉獄の言われた通りにし、呼吸で腹部の出血を止める炭治郎。
それに満足そうな笑みを浮かべる。
「呼吸を極めれば様々なことが出来るようになる。なんでも出来る訳ではないが、昨日の自分より確実に強くなっている」
炭治郎が腹部を止血したのを見て、後で試してみようと思った。
勝己はこれまで刺されるなどの大きな怪我を負った経験がなかったので、こういう呼吸の使い方は斬新だった。
「安心しろ! 怪我人は多く出してしまったが、幸いにも死者は一人も出ていない! 後は────」
すると、大きな音を立てて何かが落ちてきた。
煉獄と勝己がすぐに振り向く。
舞い上がった土埃から現れたのは、新たな鬼だった。
赤い髪に軽装の。その瞳には上弦と参の字が見えた。
「上弦の、参……!」
困惑する暇もなく、現れた鬼は突っ込んでくると、戦えない炭治郎を狙ってきた。
「炎の呼吸、弐ノ型"昇り炎天!"」
「月の呼吸、壱ノ型"斬月"」
煉獄の刀が炭治郎を狙った拳を斬り裂き、勝己の刀が眼球を一閃する。
こちらの反撃に距離を取ると、その一瞬で既に斬られた身体が再生していた。
「良い刀だ」
(再生が速い。それに、恐ろしく硬い。僅かでも気を緩めたら、こっちの刀が弾かれそうだった)
上弦の肉体の硬さに勝己は奥歯を噛む。
これが上弦。
「何故手負いの者から狙うのか理解出来ない」
「邪魔になるかと思ってな。俺とお前の」
上弦は煉獄にしか視界に映していない。
「話? 何の話だ? 初対面だが俺は既に君のことが嫌いだ」
煉獄の拒絶を気にした様子もなく、上弦は猗窩座と名乗る。
彼は弱者が嫌いだと語り、煉獄にある提案をしてきた。
「お前も鬼にならないか?」
「ならない」
しかし当然ながら煉獄はその提案を真っ向から拒絶する。
猗窩座には何が視えているのか、煉獄が柱である事を看破し、練り上げられた闘気が至高の領域に近いと語る。
しかし人間はすぐに老いるからそこから先にゆくことが出来ないと。
鬼になれば何百年でも鍛錬に時間を費やす事が出来る。
だから鬼になろうと言う。
しかし何度誘われようとも煉獄はそれを拒絶。
「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ。死ぬからこそ。堪らなく愛おしく、尊いのだ。強さとは肉体に対してのみ使う言葉ではない」
煉獄の母、病弱だった。
それでも母は気高く、煉獄杏寿郎という人間に多くの物を遺して逝った。
名を名乗り、彼は猗窩座の言葉を否定する。
「この少年達は決して弱くない。侮辱するな。君と俺では価値基準が違う。俺は決して鬼にはならない」
完全な拒絶に対して猗窩座はそうか、と呟くと構えを取った。
「鬼にならないなら殺す!」
二人が同時に地を蹴った。
煉獄の初撃を猗窩座は跳躍で躱す。
彼は炎の柱と相対するのは初めてだと喜び、今まで殺した柱達が一人として鬼への誘いに乗らなかった事への疑問を口にする。
「素晴らしき才能を持つ者が醜く衰えていく! 俺は辛い! 耐えられない! 死んでくれ杏寿郎! 若く強いまま!」
猗窩座が虚空を打つと、それが砲弾のように飛び、煉獄を襲う。
刀を振るい、飛んできた打撃を迎撃すると、距離を取られたまま戦うのは不利と判断。
着地を狙って接近を試みる。
しかし、煉獄が前に出る前に勝己が動いていた。
「月の呼吸、漆ノ型"
落下を始めた猗窩座に向かって跳び、回転を加えた斬撃を放つ。
それは鬱陶しげに払われる。
二人が同時に着地すると、先ずは勝己を潰しにかかってきた。
「弱者が俺と杏寿郎の戦いに割って入るな!」
不愉快だと言わんばかりに勝己の頭部を破壊する拳を放つ。
「月の呼吸、伍ノ型"半月回し斬り"」
体を回し、猗窩座の背後を取りつつ遠心力を利用した全力の一撃を後ろ頚に叩き込む。
「っ!?」
しかし、勝己の刃は猗窩座の肉皮一枚通すのがやっとで、骨は断てなかった。
「なるほど。良い反応速度だ。だが、この戦いに割って入るにはまだ早い!」
猗窩座の拳が勝己の腹を穿とうとする。
「炎の呼吸、参ノ型"気炎万象!"」
煉獄の刃が勝己を穿つ筈だった拳を腕ごと斬り捨てる。
「待機だ! 君は竈門少年を守れ!」
勝己にそう命じる。
煉獄と猗窩座が衝突する。
互いが技を放つ、その衝撃で土埃が舞い、振動が周囲にまで伝わる。
だが互角ではない。
猗窩座の速度が徐々に上がって行き、煉獄を追い詰めていく。
防戦を強いられていく。
猗窩座の拳が煉獄の肉体を捉えていた。
「くっ!」
姿勢を崩した一瞬、猗窩座の手が煉獄の眼球を潰す為に動く。
「月の呼吸、捌ノ型"満月狂宴"」
全力の回転斬りが猗窩座の腕を斬り落とした。
「保志少年!?」
「命令違反です! すみません! でも、ここで貴方に死なれる訳にはいかないでしょう!」
ここで煉獄が殺されれば、間違いなく全滅する。
伊之助もこの場に来たが、好戦的な彼が参加しないのは、割って入れば死しかないと確信してるからだ。
(私がなんとかしないと! 炎柱様を死なせないように……!)
なにより、保志家の人間である自分が煉獄家の炎柱を見殺しにするなど論外だ。
既に再生を終えた猗窩座に向かって構えを直す。
「まさか、二人がかりが卑怯だなんて言いませんよね?」
頚は斬れなくても、腕や脚などの他の箇所なら斬れるのは判った。なら、それで煉獄への猛攻を減らすのみ。
構える勝己に猗窩座が口元をつり上げた。
「月の呼吸、か……まさかあの男以外に月の呼吸を使う剣士が居たとは知らなかったぞ。この数百年、柱どころか今まで殺した鬼殺隊の者でその呼吸を使う者は一人も居なかった。だが技が違うなぁ!」
興味本位から勝己に狙いを定めて虚空に拳を打ち、遠距離から仕掛けてくる。
「月の呼吸、肆ノ型"月華美刃!"」
連撃で飛んでくる打撃を迎撃する。
(風柱様と稽古してなかったらこれでやられてた!)
風柱との稽古で打たれた木刀の速度。
アレを体験してなければとても対応出来なかった。
「はっ! どうやら俺はお前を見縊っていたようだ! その
「……つっ!?」
答えないというより答えられない。
猗窩座の猛攻が激しくて名乗っている余裕などなかった。
しかしそこで煉獄が参戦する。
「炎の呼吸、伍ノ型"炎虎!"」
炎の虎を生み出すが如く刃を振るい猗窩座の肉体を斬る。
しかし以上なのは猗窩座の防御と回避の意識の薄さ。
肉体の硬さと再生能力への自信からかまるで斬れるものなら斬ってみろと言わんばかりに斬られてくる。
防ぐにしても攻撃は最大の防御とでも言うように打ってくる。
上手い連携が取れる筈もない二人がなんとか死なないように立ち回れているのはその為だ。
だが、その状況も少しずつ変化がする。
二人の悪い方向へと。
勝己の動きの精度が段々と落ちてきているのだ。
「くそっ!」
無理もない。
これ程までに実力差のある鬼と戦うなど初めての経験なのだ。
敵の攻撃に対処する度に体力と精神力がごっそり削られていく。猗窩座の攻撃に跳躍して避けると次の技に入る。
「月の呼吸、玖ノ型"月光鳥!"」
虚空を蹴り、空中から高速で落下して敵を斬る。
しかしその攻撃は回避される。
「月の呼吸、壱ノ型"斬月!"」
着地で沈んだ体勢のまま逆に猗窩座の脚を斬ろうと刃を振るった。
だが────。
「ふんっ!」
(踵、落とし────っ!?)
振るう刃の腹に踵を落として、勝己の刀を破壊した。
信じられない物を見た眼で猗窩座を見上げる。
「本当に残念だ。もしもお前と遭遇したのがもっと後だったのなら。お前は柱として俺の前に立ち、もっと素晴らしい戦いを演じることが出来ただろうからな!!」
猗窩座の拳が勝己の胸を穿った。
勝己と柱の任務で見たいのは?
-
水柱
-
岩柱
-
風柱
-
恋柱
-
蛇柱
-
霞柱
-
蟲柱