魔法少女まどか☆マギカ ~人外の転生~   作:エセ理系

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なんとか投稿できた…


この回はこれからの繋ぎなので、少し退屈かもしれません


悪いな

 

 

「皆さん入学おめでとうございます。─────」

 

そんなこんなで原作開始1年前だ。

 

今俺は教師として、見滝原中学校にいる。

 

これで、原作キャラと接しても何の違和感もないという訳だ。

 

ちなみに、その原作キャラ達はちょうど俺の前あたりにいる。

 

あの青髪は美樹さやか。ピンク色のが鹿目まどか。緑色の奴は志筑仁美だろうし、灰色は上条恭介で間違いないだろう。

 

「─────────────────────────」

 

……長い。とにかく校長の話が長い。いいかげん飽きてきたぞ。

 

見ろ、もう何人もの生徒が寝オチしてるだろうが。

 

「─────────────────────────。」

 

…やっと終わったか。って、ん?

 

「なので、──────────────────────」

 

まだ続くのかよ!

 

 

 

────校長の話が終わったのは、それから随分後だった。

 

 

───────────────────────────────

 

 

そして、クラス分けでさっきの4人は同じクラスになり、俺はそのクラスの担任を任されることになった。

 

「皆さんこんにちは。このクラスの担任になった高祖真司です。これから1年間よろしくお願いします」

 

…まあ、最初はこんなものでいいだろう。

 

これから1年掛けて生徒との間をゆるゆると縮め、原作開始頃にはある程度の信頼関係を築いておくべきだろう。

 

「それでは、何か気になる事があればどうぞ」

 

その言葉を境に、俺に向かって大量の質問が飛んできた。

 

…まあ、そのほとんどが『趣味は何ですか』とかのどうでもいいものばかりだったが。

 

───────────────────────────────

 

それから数ヶ月

 

 

「─────。じゃあ、今日の授業はこれで終了だ」

 

「や、やっと終わった……」

 

「どうしたさやか。まさか、この程度で音を上げたとか言わないよな?」

 

「いやいや、そんなことないですよ!?」

 

「そうか、よし、なら宿題増やしてもいいよな?」

 

「えっ……!?ち、ちょっとそれは……」

 

「冗談だよ」

 

「高祖先生がいうと冗談に聞こえない……」

 

「まあ、この間も居眠りした生徒全員に宿題2倍なんてやったしね」

 

「上条、お前も宿題2倍な」

 

「えっ!?」

 

「これも冗談」

 

「本当に冗談だと思えない……」

 

「さてと、じゃあこの後HRやるから全員席についてろよ」

 

そう言って俺は教室を一旦出た。

 

───────────────────────────────

 

 

……生徒達、それも主に原作キャラ達とは良い関係が築けていると言ってもいいだろうな。

まあ、不真面目な生徒達に宿題増量とかやっているから若干の苦手意識を持たれているかもしれないが、その程度なら問題ないだろう。

 

そんなことを考えつつ、職員室に向かう。

 

と、そこには

 

 

「高祖先生!」

 

……早乙女先生がいた。

 

「先生!一体、朝どこにいたんですか!?」

 

「え~っと、すいません。生徒の宿題を持ってくるのを忘れて取りに帰ってました」

 

「そうですか。でも、そんなことはどうでもいいんです!! 先生は雑煮に丸餅を入れますか!? それとも角餅ですか!?」

 

「え?い、いや、どっちでもいいかと……」

 

「そうですよね!! 雑煮の餅なんかで五月蠅く言ってくる男は間違ってますよね!」

 

「……先生、また上手くいかなかったんですか?」

 

……こうなると長いんだよな、この先生。

 

以前同じ様な事があって、その時親身になって聞いてあげたら振られるたびに愚痴ってくる様になってしまったのだ。

 

以前はそんなに長くは無かったのだが、俺が愚痴を聞いてもあまり嫌がる素振りを見せないのをいいことに話の内容をどんどん延ばしてきている。

 

誰か助けろ。

 

「えっと、早乙女先生。これからHRがあるので……」

 

「……分かりました。じゃあ、続きはHRが終わってからということで」

 

まだ続くのかよ……

 

───────────────────────────────

 

 

「という訳で、誰か俺の代わりに早乙女先生の愚痴を聞きにいってくれ」

 

「いやいやいやいや!? 何でそんなことしなきゃならないんですか!?」

 

「割と切実に頼む。このままだとプリント整理が終わらないんだ」

 

「いつまでに?」

 

「定時までに」

 

「だったら残業すればいいじゃないですか!」

 

「いやいや、早乙女先生の愚痴を舐めないほうがいいぞ。あの人自分が気に入らない返事が返ってくるともう一回同じ話をしてくるんだ」

 

「嘘っ!?」

 

「本当だ。お前等は生徒だから大分手加減されてるだけでな、本来あの先生の愚痴には時に優しく、時に冷たく、時に無関心を装ってといった具合に適切な言葉を返さなければ駄目なんだよ。」

 

「何ですかそれ!?」

 

「だからもう俺の精神は相当危ない領域に入ってるんだよ。誰か助けろ。今なら特別に次の数学の定期テストの範囲皆より早く教えてやるから」

 

 

 

俺がその言葉を言い終わるのと、何人かの生徒達の手が挙がるのはほとんど同時だった。

 

 

───────────────────────────────

 

「それじゃあお疲れさまです」

 

「はい、さようなら。高祖先生」

 

 

 

 

 

「ですからね─────────────」

 

(安請け合いするんじゃなかった……。あと何十分続くんだよ…)

 

 

 

 

 

悪いな、原作には顔すら出ない生徒A君。

 

俺にはやるべき事が他にあるんだ。こんなところで時間を浪費できないんだよ。

 

そんな事を考えながら俺は学校を後にした。

 

 

 

 

────さてと、杏子はこことは違う学校に通ってるらしいからな。様子を見に行ってやるか。

 

 




高祖の日常を書いて見ました。

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