魔法少女まどか☆マギカ ~人外の転生~   作:エセ理系

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前回の修正

「先生」

「どうしたさやか」

「いや、この間杏子と話した時にでてきたキュゥべえっていうのがよく分からなくて」

「それぐらい聞いておけよ」

「いや、そういう雰囲気じゃなくって」

「はあ、まあ、端的に言えば魔法少女の契約を願い事と引き替えに迫る悪質セールスマンってところか」

「…ずいぶん悪意のある言い方ですね」

「だって俺あいつのこと嫌いだしな」

「……そうですか」



本当に申し訳ありません!

次回からこのように話が噛み合わないようなことが起きないようにします。

…投稿が遅れたのは発熱のせいです。

こちらもすいませんでした。




自分がそうでありたい自分

 

 

「さて、皆。今日は終業式だ。」

 

俺がそう言うと生徒達(さやか)から悲鳴が上がる。

 

「やばいやばい! 何がやばいって通知表がやばい!」

 

「私も大丈夫かなあ…」

 

「大変ですのね、お二人とも」

 

「日頃からちゃんと勉強してないからだよ、さやか、まどか」

 

「まどか~、仁美と恭介がひどいよ~」

 

「さ、さやかちゃん…」

 

「ほら、ざわつくな。通知表は終業式後に渡すから全員覚悟しておけ」

 

 

───────────────────────────────

 

 

 

 

 

「うう…さんざんな結果だったよ…」

 

「私も…ちょっと…駄目だったかな」

 

「また来年頑張ろうよ、さやか」

 

「そうですわ。次があるのですから二人ともそんなに気を落とさなくても…」

 

「二人は成績が良かったからそんなこと言えるんだよ~」

 

「まあ、成績が悪くて“来年こそは!”って思っても案外長続きしなかったりするものだしな」

 

「あ、先生。あれ、まだ定時じゃないですよね?」

 

「半休取った」

 

「……そうですか。…ところで何でついて来てるんですか?」

 

「いや、大したことじゃない。お前等は俺のお気に入りってだけだ」

 

「……はあ」

 

「ところでさやか、お前ひどい成績とったな」

 

「うっ! またその話を蒸し返しますか…」

 

「まあいいや。お前等通知表貸せ」

 

「え…?」

 

「いや、せっかくだし一口コメントみたいな物を書いておこうかと思っただけだ」

 

「……直接言えばいいじゃないですか」

 

「こういうものは書いて残す物なんだよ。いいから貸せ」

 

そう言って通知表を手に取る。

 

「…………よし、こんなものか」

 

「終わったんなら早く返してくださいよ~」

 

コメントを書き終わるとさやかはひったくるようにして通知表をとった。

 

「……じゃあ、俺はこれで帰るからな。お前等も寄り道するなよ」

 

「はーい、さようなら」

 

「それでは、何が書いてあるのか読んでみませんか?」

 

「そうだね。じゃあ、いいだしっぺの仁美から!」

 

「私は、えっと“あなたは多少思い込みの激しいところがあるかもしれません。ちゃんと自重してください”…だそうです」

 

「「「ああ、なるほど」」」

 

「その反応は一体!?」

 

「じゃあ、次は僕が読むよ。“あなたはなんだか男らしさが足りません。少年誌でも買ってみたらどうでしょう”…だってさ」

 

「それもなんとなく分かるな~」

 

「えっと、じゃあ私だね。えっと、“あなたは自分のことを卑下しすぎています。たしかに上を見ればきりがありませんが、時には自分が今いる場所を冷静に把握することも大事ですよ”って書いてある」

 

「そうだね、たしかにまどかは見ていてちょっともどかしいところはあるかもね」

 

「ええ、もっと自信を持ってもいいと思いますわ」

 

「そうかなあ…」

 

「最後はあたしだね。“あなたは多少真っ直ぐ過ぎるきらいがあります。自分の思ったことを貫こうとする姿勢は立派ですが、時には妥協することも覚えましょう”…そうなのかな」

 

「えっと、どうなんだろう」

 

「…なんとなく分かる気がするかな」

 

「どういうことなの? 恭介」

 

「ほら、さやかはさ、いつも“自分がそうでありたい自分”でいようとするだろ? まどかの前では“頼れるお姉さん”、僕や仁美の前では“気が置けない友人”、他のクラスメイトのまえでは“明るいムードメーカー”って具合にさ」

 

「それで、“自分が思っている自分”と“今現在のありのままの自分”が食い違ったときに、自己嫌悪を覚えたことはないかい?」

 

「あー、言われてみればそうかも…」

 

「だろ? だから、“そうなっても自分を許せるようになりましょう”って先生は言いたかったんじゃないかな」

 

「なるほど、そういうことなのか。 それにしても先生はあたし達のことよく見てるんだね。あたし、こんなの言われなきゃ分かんなかったよ」

 

「そこらへんは流石先生ってところだよね」

 

「それでは、今日はここまでにしましょう。もう、遅いですから」

 

「仁美の言うとおりだね。じゃあ、皆帰ろっか」

 

 

───────────────────────────────

 

 

…通知表のコメントはちゃんと読んでくれただろうか。

 

さっきから俺はそれが心配でならなかった。

 

…特に、さやかにだけは絶対に読んでもらわなきゃ困るんだよなあ。

 

まあ、他の三人にも読んでもらうに越したことはないんだが。

 

まあいい。今は来年度からのことを考えよう。

 

この程度ならいくらでも修正できるのだから。

 

問題なのはここからだ。

 

ここから先は修正が効かない物が多すぎる。

 

それらをどうくぐり抜けるかがこれからの課題だろうな。

 

そんなことを考えつつ俺は帰宅の途に就いた。

 

 




次回から原作スタートです。
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