ヒカマーズバトルロワイヤル続編   作:開發 雅人

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第30章: はやお阿鼻叫喚地獄

安全地帯の中央部の廃墟。マニマニア 信号ハンマー、TNアナゴ、korumaeのチームと、まうまに、thai-mania、コアルヒーファン、合法ロリコンのチームが激しい戦いを繰り広げていた。「オラオラオラァ!!」マニマニアがセミオート拳銃TEC−9を乱射!thai-maniaはビルの柱を遮蔽にして防御!お返しに回転式拳銃のM19で狙い撃つ。だが、マニマニア側も遮蔽物に隠れていて命中しない! ビルの二階の窓から馬用麻酔銃を構えるまうまには狙撃タイミングを待ち構えるが、相手が中々体を出さない!遮蔽物を利用した銃撃戦は、双方ともに有効打を与えられない膠着状態となってしまう。両チームのメンバーの心にやり場のないもどかしさが募っていた。「ああ〜もう!我慢できな〜〜い!!」じっとしていられない性格のkorumaeは、マンションの壁から飛び出し、メイスを持って相手陣地へ突撃!「危ない!」TNアナゴの警告も意味をなさない!コアルヒーファンは咄嗟に廃車の影から一瞬顔を出して硫酸瓶を投擲!korumaeの顔に命中し、瓶が割れて強酸が飛び散る!「グワーッ!グワーーッ!」顔面が炭化したkorumaeは痛みにのたうち回る。そこにまうまにの麻酔銃狙撃!致死量のエトルフィンを注入されたkorumaeは絶命!「ザッケンナコラー!!」マニマニアは道路を隔てて目の前にあるビルの二階に決断的TEC−9射撃!「うっ!」まうまにの額に着弾!即死!「まうまにが……!そろそろコレを使うべき時か!!」廃車の後ろで風向きを読んでいた合法ロリコンは、コアルヒーファンとthai-maniaに目配せをしてから麻酔ガスボンベの栓を開放!亜酸化窒素が風に乗ってマニマニアの元へ流れ出す!「うっ……なんだ!?空気が……」マニマニアは若干酩酊状態となり、ふらつく!「今だ!息止めて行くぞ!」thai-maniaの号令と共に3人は向かいのマンションへと突撃!マニマニアから数メートル離れた壁の裏に居た信号ハンマーの脳に決意の炎!「ヤーッ!」こちらへ走ってきた合法ロリコンを蹴飛ばし、モーニングスターを振り上げて突進!thai-maniaは振り向きざまにM19乱射!「アバーッ!」しかし、信号ハンマーの腹を銃弾が貫くコンマ1秒前、彼はモーニングスターを投擲していた!「グワーッ!」thai-maniaの頭蓋骨をモーニングスターが粉砕!即死!「ひえっ!」リーダーの死を目の当たりにしたコアルヒーファンは慌ててM19を拾おうとする。だが、恐怖のあまり息を止めることを忘れてしまった彼は、味方が流した亜酸化窒素をモロに吸い込み、動きが鈍る!その隙を見逃さず走ってくるTNアナゴ!「フンッ!」敵の会話をよく聞いていた彼は息を吸わないようにしてアイスアックスをフルスイング!コアルヒーファンの首がシャンパンの栓めいて飛ぶ!石を握りしめた合法ロリコンがTNアナゴの頭を全力で殴打!「グワーッ!」絶命!突如、合法ロリコンの胴体に風穴!息を止めて亜酸化窒素の影響から脱したマニマニアの銃撃だ!マニマニアは亜酸化窒素から逃れるためマンションから離れると、糸が切れた浄瑠璃人形めいてへたり込んだ。「ハァ……ハァ……うぇ……俺一人になっちまった……」喪失感が彼の脳神経を苛む。殺伐とした雰囲気を消し飛ばすほどに明るい彼であっても、仲間を失った悲しみまで感じなくなることなどできなかった。

 

 

卵様神社内部。応接_mania、設xキン名言bot、フランス、ナミアリ、学生キンのチームは、新たに加わった東雲なの_mania、ヒロヒト_mania、Poland_maniaのチームと食事を摂っていた。「ねぇみんな、戦いの始まりにスピーカーから流れた音声覚えてる?」バイオコーラの瓶を呷りながら応接_maniaが切り出す。「俺達ヒカマーは社会に不要な人間だ。だから最後の一人になるまで殺し合わせると国が決めた。そう言ってやがったよな……」学生キンの顔に怒りの表情。最後の一人になるまで殺し合う。それが意味するのは、現在仲間として協力し合っているメンバーとも最終的には敵として戦わなければならないということだ。その事実が、各々の心に昏い影を落とした。「でも、僕達を拐って殺し合わせてるのは本当に国なんだろうか? 日本政府を騙るテロリストとかだったりしないのかな?」東雲なの_maniaが疑問を口にする。「その可能性は低い」とヒロヒト_mania。「冷静に考えてくれ。渋谷のLoftで大規模なオフ会を開いていた我々全員をいつの間にか眠らせ、この無人島まで拉致する組織力。この爆弾首輪や全員分の支給品、島中にある無数の地図モニターやスピーカーを用意する資金力。そして安全地帯と禁止エリアを隔てるあの半透明の壁……未知の科学技術だ。こんな力を持てるのは正規の国家だけだろう。アルカイダだって不可能だ。信じたくはないが……本当に日本政府がやっているのだとしか思えない」ヒロヒトは自分の首輪に忌々しそうに触れながら言う。「ねぇ……もしかしてこれって『オールスターダストプログラム』によるものじゃないの?」ナミアリが呟く。「オールスターダストプログラム?」Poland_maniaが聞き返す。「ほら、学校の授業でも習ったじゃん。定期的に行われる軍事訓練に、政府がランダムに選んだ国民を参加させるっていうアレ。現総理大臣の鯣 岩男が何十年か前に考えた法律で決められてるらしい。俺らが生まれる前の話だね」「でも……殺し合いをさせられるなんて聞いてナイ!テストにも出ないよ!」と設xキン名言bot。「国民に知られると都合の悪い部分は隠されているということですか……」フランスは深刻な面持ちになる。「ニコチンTVさんのことも心配だ……」応接_maniaが零した一言に、全員が同意を示す。「あの人ならそう簡単には死なないだろう。けど……俺は彼と戦いたくない」と学生キン。ニコチンTVは、現代ヒカマー文化の礎を築いた功労者として、全ヒカマーの始祖たる『マニアさん』と同列に語られるほどの偉人である。多くのヒカマーから尊敬されており、このデスゲームの参加者も例外ではない。フランスが不安そうに語る。「でも実際心配です。僕達が最初に集められた廃校で、ニコチンTVさんに支給された道具をチラッと見たんですけど、『タオル』でした……」

 

 

一方、安全地帯のジャングルにて。「ハッ!」「ヌッ!」ニコチンTVが石を包んだタオルを振り回し、H特化チョッキハピナスの顎に命中!気絶!背後から迫るせくきんのバタフライナイフをしゃがんで回避、石タオルで下から顎を殴打!「グワッ!」気絶!ニコチンはH特化チョッキハピナスから防刃ベストを剥ぎ取ると、気絶した二人を引きずり、近くの半透明の壁の向こうに投げ捨てる。数秒後、二人の首輪が爆発四散!「ハハハ!残り55人!どんどん潰しあえ!また物資投下も来るぞ!」スピーカーから響く声!ニコチンTVは新しいタバコにライターで火を付けると、何も言わずどこか別の場所へ歩き出した。

 

 

 

応接_mania達が交互に見張りを立てながら仮眠を取っている時、卵様神社の鳥居をくぐる者あり。「誰か来たぞ!」学生キンは拝殿の中に叫ぶ。全員が慌てて起き上がり、武器を構えて外を見る。金属バットを持ったその男の名は、Z3マニア。「俺は怪しい者じゃないぞ!お前らに危害を加えたりもしない!仲間に入れてくれよ!」そう叫ぶ男を見て、応接_mania達は訝しんだ。「もしかしたら、油断させた隙に襲ってくるかも知れない。備えよう」ヒロヒト_maniaは警戒を解かない。「君の言うことが本当なら仲間に加える!でも、裏切ったりしたら即座に殺す!」設xキン名言botが言うと、Z3マニアは静かに拝殿へと歩き始めた。「俺はZ3マニア。よろしく。みんなで力を合わせて最後まで生き残ろう!」「おう、よろしく」「よろしくお願いします」Z3マニアの態度に、一見裏がないように見え、皆警戒を解いた。しかし、彼が一瞬目線を走らせ、全員の持つ武器の種類を判別したことに誰も気づかなかった。全員で色々なことを話し合った後、再び仮眠を取ることとなった。その最中、突如スピーカーからの声!「エリア移動の時間だぞ!動け動け!」それを聞いてPoland_maniaが叫ぶ「ヤバいぞみんな!早く安全地帯に移動しないと!」卵様神社から飛び出し、安全地帯へと走るヒカマー達。ジャングルを横切っている途中で、不幸にも厄災と言うべき集団に出くわしてしまう!「お前ら、いい武器持ってんじゃねーか!」応接_maniaの狙撃銃を見て声をかけてきた男が視界に入り、全員は戦慄!特徴的な細い目、背中には袋、腰のポケットにはボンカレーゴールド。そう、ネオミドである。その隣には参謀ポジションの藤原たまぐで。その後ろには怯えた目をしたずがまに、otter$、マニヒカの3人。「野獣キンとネオホシが帰ってこないからなぁ……人手が必要なんだよ。お前らが私様の下僕になるなら……殺さずにおいてやるが……どうする?」それ聞いた設xキン名言botの額に青筋!「誰がお前なんかの下僕になるかよ!死んでも御免だ、そうに決まってる!」ネオミドは気味の悪い笑みを浮かべる。「ならいい……見たところ飛び道具持ちは一人だけだな。おい新入り、こいつらを片付けろ!」「「「は、はい喜んで!!」」」ずがまに、otter$、マニヒカが冷や汗を浮かべながら襲い来る!この3人は、ネオミドの凶悪さと藤原たまぐでの持つグロック19の恐怖によって無理やり従わされているのだ。「イ、イヤーッ!」ずがまにが電撃警棒でフランスに殴りかかる。南無三!それは大賢者キンの死体から回収した拾い物である!「うわっ!」フランスは警棒が纏う青い電光を見て、金属製のレンチで防御するのは危険と判断!横薙ぎの警棒を回避し、槍めいた前蹴りを繰り出す!総合格闘技サバットの技、シャッセ・フロンタルだ!「グワーッ!」ずがまには吹き飛ばされる!応接_maniaは竹槍を構えて突進するマニヒカにテーブルフォークを投げつけて怯ませ、狙撃銃を構える。その瞬間、銃声とともに彼の頭皮を弾が掠めた!慌てて地面に伏せる応接_mania!「ハハハ!俺達が攻撃しないとは言ってないぞ!」グロック19を構えながら笑う藤原たまぐで!そして隣のネオミドの手には……なんとクロスボウ!堕天使マニアの死体から回収した武器だ!「全員木の後ろに隠れろ!射線を切れ!」ヒロヒト_maniaの叫び!マニヒカは応接_maniaの銃撃をジャンプで躱し、上から竹槍を突き刺しにかかる!しかしそこへ東雲なの_maniaのバール突撃!「ヤーッ!」東雲なの_maniaがマニヒカを吹き飛ばしたその時!風切り音、そして鮮血!彼の側頭部に、一本の矢が刺さった!「見たか!私様の狙撃センス!」ネオミドが木の陰から嘲笑う。「おのれ!」距離を詰めようとするPoland_maniaに、otter$の医療用メス斬撃!「グワーッ!」人数的には応接_maniaのチームが有利だが、相手の飛び道具持ちは二人、それに対してこちらは障害物の多いジャングルでは取り回しの悪い狙撃銃持ちが一人。迂闊に遮蔽物から体を出せず、戦いは長引く!がむしゃらに電磁警棒を振り回すずがまにに対し、ナミアリとフランスは毒針とレンチによる同時攻撃を試みる!「「イヤーッ!」」しかし、動きを読んだずがまにはサイドステップ回避、それと同時にフランスの頭部が爆ぜる!「ハハ!俺の銃は強いぞ!」離れた場所で嗤う藤原たまぐで!ナミアリは安全な岩の後ろに戻り、踏み込んできたずがまにと超至近距離の攻防を開始する!今は仲間の死を悲しんでいる暇はない!「グワーッ!」電撃を受け、一瞬体の自由を奪われるナミアリ!ずがまには太鼓めいて連続で殴りつける!「やめっ、グワーッ!ウワッ!」ナミアリは地面に倒れ、ずがまには殴打を続行!南無三!絵面が蛮族そのものである!しかし、その電撃警棒の電流は非致死性!ナミアリは死なない!「グッ!許せ!」痣だらけのナミアリは隙を見て毒針をずがまにの足首に刺突!柄のボタンを押すとアジ化ナトリウムが注入される!「アバッ!」ずがまにの筋肉が弛緩し、警棒を取り落とす。地面に倒れ、体温が急速低下し呼吸麻痺!マニヒカはヒロヒト_mania、学生キンと応戦していた。ヒロヒトはネオミドと藤原たまぐでの射撃に当たらないように遮蔽物を上手く利用しながら軍刀で突き攻撃!しかしリーチの長い竹槍に阻まれる。マニヒカの力強い突きがヒロヒトを襲う!が、学生キンの自転車用チェーンが横から竹槍に絡みつき、軌道を逸らす!その隙にヒロヒトの軍刀が一閃!頸動脈を貫かれ、マニヒカは即死!Poland_maniaはotter$の素早いメス斬撃と投石攻撃、木の間を跳び回るアクロバティックな動きに苦戦していた。otter$は周りの状況や地形を上手く利用して戦うのが得意なのだ。応接_maniaはotter$の狙撃を試みるが、相手の動きが早く、Poland_maniaへの誤射の危険性があり、おまけにネオミドと藤原たまぐでが重点的に彼を狙っているため迂闊に動けない!「ヒヒヒ……私様の射撃でみんな全滅させてやる!」ネオミドと藤原たまぐでは場所を変え、狙撃しやすい地点に移ろうとする。するとそこへ突進する影!「オラーッ!」学生キンである!決断的なパンチが振り向いたネオミドの顔面に直撃!跳ね上がった自転車用チェーンが藤原たまぐでの目に衝突!「「グワーッ!」」ネオミドは吹き飛ばされ、藤原たまぐではがむしゃらにグロック19を乱射!「ぐっ!」学生キンの肩や大腿部を銃弾が掠めるが、構わず突進!藤原たまぐでに体当たり!直後、学生キンの頭を無慈悲な矢が貫通!「ハハハ!私様の矢を侮っグワーッ!」ネオミドの頭に石が命中!見ると、離れた木の陰にZ3マニア。ずがまにとマニヒカが倒されたため、otter$は一人で5人を相手にしていた。設xキン名言botが懐中電灯を起動!ヒロヒトの斬撃を躱したotter$に照射!「うわっ!」眩しさで視界を塞がれ、木に飛び移れず落下!そこへ応接_maniaの狙撃!otter$の頭はスイカめいて粉砕され即死!「待ちやがれ!」怒り狂ったネオミドと藤原たまぐではZ3マニアを追いかける!乱射する矢と銃弾は木々と草むらに阻まれ、4足ダッシュするZ3マニアには当たらない!ヒロヒト_maniaは背後からネオミドを襲わんとこっそり尾行する。勘付いたネオミドが矢を放つが、トンファーで防御!藤原たまぐでがグロック19をヒロヒトに向けた瞬間、頭が破裂!応接_maniaの狙撃だ!「嘘だろ!?やばい!」矢の再装填にもたつくネオミドは正面からのトンファー打撃を受けて転倒!「フンッ!」Poland_maniaがクロスボウを蹴り飛ばす。設xキン名言bot、応接_mania、ナミアリ、Poland_mania、ヒロヒト_mania、Z3マニアの6人に囲まれ、最早敗北が確定したネオミド!「ゆ…許して……私様のボンカレーゴールドをあげるから……」なんたる無意味な命乞い!Poland_maniaは騎兵刀を振り上げる「お前はコレで死ね!」死の直前、彼の脳内にこれまで犯してきた過ちの数々が走馬灯となって浮かぶ。ネット炎上、顔バレ、未成年に邪悪な要求をし、自分の秘部の画像を送りつけたこと…………刃が一閃、ネオミドの首を刎ねる!こうして、ヒカマー界隈で最も凶悪な男の人生は終わった。「やった……勝った……!勝った……けど……」応接_maniaは周囲に転がる死体を見る。フランス、学生キン、東雲なの_mania。支払った犠牲も大きかった。

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