ヒカマーズバトルロワイヤル続編   作:開發 雅人

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第34章: カラミティ・カムバック

 

 

「勝者が確定。外に出ろ」エレベーターの扉が開き、応接_maniaはフォークを拾って乗り込む。外に出ると、近くの低木の陰からナミアリとヒロヒト_maniaが飛び出した。「…………おめでとう」「とにかく……君が無事で私は嬉しいよ」2人も、ニコチンTVを殺す羽目になってしまった事実に複雑な思いを抱えている様子だった。「ああ、うん……ありがとう」応接_maniaは素直に喜んでいいのかどうかわからなかった。「勝者に対するプレゼントだ!」突如、ガラス張りの闘技場に備わったスピーカーから音声が流れ、地面が自動ドアめいてゆっくりと開く。「なんだ?」地下からゆっくりとせり上がってきた床の上に鎮座するものを見て3人は息を呑む。頑丈な8つのタイヤ、森林迷彩の車体、屋根にはグレネードランチャー。そう、装甲兵員輸送車である。「すげぇ……こんなのがあったら……」「もう私達の勝ちは決まったようなものではないか……!」ナミアリとヒロヒト_maniaは目を輝かせる。「早く乗り込もう!」応接_maniaは2人を急かして、後部のドアから車内に入る。「てかこれ、操縦できないと意味ないんじゃ……」「私なら可能だ」ナミアリの心配はヒロヒト_maniaの力強い一言で消し飛ばされた。ヒロヒトは操縦席に乗り込むとエンジンを起動。重厚な車体が唸りを上げる。「よし、これで私達が勝つ確率は非常にもうひじょーに高くなった。自信を持って……」ヒロヒトが言いかけた瞬間、車内で鳴り響くアラート!操縦席と後部乗員席のモニターには、『ミサイル接近中!』の文字!「えーっ嘘だろ嘘だろ!!?」応接_maniaの叫びも虚しく車両後部の屋根に成形炸薬弾が着弾!粉塵と爆風が車内に侵入!しかし3人は前方に居たため奇跡的に無傷!「逃げるぞ!」ヒロヒト_maniaはアクセルを全開!猛スピードで装甲兵員輸送車は走り去る!離れた茂みからそれを見ていた男あり。園芸鋏を背負い、対戦車ミサイル発射器を構えた大男の名はロウリー。「チッ、走行能力までは奪えなかったか」物資投下から手に入れた発射器を背負うと、男は何処かへ移動した。

 

◆ 

 

「ハァ……ヤバかった……」3人を乗せた輸送車は廃墟の奥に停まっていた。「ミサイルを持ってるやつが居るなんて聞いてないよ……」ナミアリは苦い顔をする。「きっとヘリから投下された物資から手に入れたんだよ。これからも……」応接_maniaが言いかけた瞬間、ヒロヒト_maniaの声。「おい、前方から誰か歩いてきたぞ!」3人が外を見ると、道路をこちらへ向かって歩いてくる影。「誰だ!?」応接_maniaはキューポラから顔を出し、グレネードランチャーを向ける。「落ち着け応接_mania。俺だよ」それはマチェットを持ったまま両手を上げた。薄暗くて見えにくいが、その顔を3人は知っていた。「……110弱!?」応接_maniaの驚きに呼応するように、2人も車外に出る。「110弱……無事だったの!?フランスの怪我を治すために医療キットを探しに行ったまま帰って来なかったからてっきり死んだものかと……」ナミアリに笑顔を向け、110弱は話す。「俺は無事だよ。それはそうと新入りが居るみたいだけど……」「私はヒロヒト_maniaだ。味方なら歓迎する」「おう、よろしく。あと、学生キン達は車内か? フランスの怪我の様子は?」その質問を聞き、3人の顔は曇る。「いや……それが……」「フランスと学生キンと設xキン名言bot、そして途中から仲間になってくれた東雲なの_maniaとPoland_maniaは……死んだ」応接_maniaの言葉で、110弱は驚きと悲哀の表情を作った。「そうか……それは残念だ。俺が持ってきた包帯と消毒液も無意味だったか……」「ねぇ、なんで僕達がここに居るってわかったの?」「え……いや……それは…………」ナミアリの質問を受けて目に見えて動揺する110弱。自分は政府側とグルだから特定の参加者の位置情報を教えてもらえるなどと言えるわけがないのだ。「なんとなく歩き回ってたら……見つけたんだよ」3人は110弱の様子に違和感を感じながらも、それ以上の詮索はしなかった。

 

一方、そこから離れた位置の廃墟の一角。AIpro、激エロ門田ヒロミ名言bot、えぐまに、ヒカマニーズ、マニマニアのチームが休んでいた。「やっぱり仲間集めも楽じゃないな」門田ヒロミ名言botはスーパー社長から奪った電卓を見る。彼らは移動中に出会ったスーパー社長の説得を試みたが、信用されず戦うこととなり、殺したのだ。「みんな、これを見て!」監視用ドローンを操作していたAIproが声を上げる。全員がモニターを覗き込み、ドローンの赤外線カメラが捉えた映像を見ると、そこには110弱と会話する3人の人物!「110弱……ここに居たのか!」ヒカマニーズは歯ぎしりした。「顔を見るに、110弱と話してんのは応接_mania、ナミアリ、ヒロヒト_maniaか。これはマズイな。アイツラも110弱に騙されて死ぬかもしれない」えぐまには毒液の瓶を握りしめる。「みんなで乱入して110弱を止めようぜ!そしてあの3人にもこの戦いの真実を教えてやるんだ!」マニマニアは二丁拳銃を構える。こうして、五人は行動を開始した。

 

「それで……」110弱が話しかけた瞬間「動くな!」突然の声!4人が振り向くと、AIpro、門田ヒロミ名言bot、えぐまに、ヒカマニーズ、マニマニアの5人の姿が街灯に照らされていた!「110弱、その3人から離れろ!」M19とTEC−9を構えるマニマニア。だが110弱の視線は、二丁拳銃を構えた筋骨隆々の大男ではなく、その隣のファッション眼帯をつけた青年に吸い寄せられていた。「ヒカマニーズ……お前……なんで生きて……」「110弱、この人達と関係があるの!?」応接_maniaが聞く。「いや……こんな奴ら知らな……」「誤魔化しても無駄だぞ110弱……いや、素破 牛碩!」門田ヒロミ名言botの口から出た名前を聞いて110弱の額に冷や汗!「お前がこの戦いの運営……政府側と繋がってるってことはわかってるんだ!」「『実は生き残るのは2人で、それはもう決まってるんだ』と言ってヒカマニーズを不意打ちで殺そうとしたこともね」AIproが付け加える。「一体どういうことなのだ……!? 説明してくれ110弱!」ヒロヒト_maniaの問いに、110弱は答えられない。「なぁ、最初の放送で『最後の一人になるまで殺し合え』とか言われたけど、結局出来レースなんだろ?この戦いは。お前が知ってること全部吐いてもらうぞ110弱」えぐまには廃墟で拾った五寸釘を構える。「僕みたいに、騙されて殺されそうになる人をこれ以上出さないために……君を必ず止める」ヒカマニーズも手製の石斧を構える。夜の廃墟に、殺伐とした雰囲気が立ち込めた

 

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