これはタイトル詐欺になるのではないか…
まぁ、いいや
最新話です
「五条くん、知っとるか?」
黒髪の青年は目の前の男に向かって口を開く
目の前にいる男の髪は白く、黒いサングラスしをしている
「……」
白髪の男は言葉を返さず、ズボンのポケットに手を入れながら突っ立ている
明らか此方を舐めている、直哉は額に青筋が浮き上がるのがわかる
年下だから舐めているのか、いや違う。彼は自分以外の全てを下に見ているのだ
わからせねば──ー
直哉は決意した。舐め腐ったガキをボコボコにして全治1年くらいにしてやる、と
「君って弱いんやで」
本当は術式の開示してやろうか思ったが直前でやめた、こういうガキには言い訳をさせずにボコボコにするのが一番効くと思うから
言葉を発っした瞬間に投射呪法を発動する
父さんは24fpsに拘っているが、俺は違う。術式を重複し1秒を13824分割する。脳に負担が掛かるが反転をフル回転してやり過ごす。
13824個のコマ割打ちは常人の脳みそではどうにもできない、だが、この体は普通じゃない。人外レベルの身体能力とスパコン以上の演算能力、この体のスペックであればもう二段階ほどあげても余裕である。
0.1秒 それが五条悟に100発拳を入れるのにかかった時間
コマ換算すれば1382コマであり、重複しても加速できる速度は同じだから、既に音速は超えている。
よく漫画でスピードキャラにはパワーがないと言われるがそんなことは無い。エネルギーを求める時の式は質量の項目よりも速度の項目が重要になる。それは何故か速度が二乗で計算されるからだ。
つまり
「がッ……」
瞬殺ということである
いくら無限のバリアとはいえ発動には呪力の操作が必要になる、どれほど発動の時間を短くしても神経の伝達速度よりもはやく発動はできない。
術式は脳に存在している為、脳を通さずに反射での術式発動はできない。出来るとしたら呪力で神経を強化して発動を極限まで短くするくらいだろう。
「いやぁ、今日は調子が出んさかい何時ものキレがないわ。こんな状態で五条家の当主サマにあったら不敬やし帰らせて貰うわ」
「ほな、ばいなら」
直ぐさま術式を発動して京都の実家まで移動する
「(やっぱり自動操縦は便利やなぁ、な〜んにも考えんでも勝手に家に帰ってくれるし。本当に楽やなぁ)」
特級呪術師 禪院直哉
全呪術師最速の称号をもつ呪術師である。
一方その頃、五条家では
「何なんだ、あの小僧は」
「私が知るわけないでしょう!」
「お前が連れてきたんだろ!」
「私は案内しただけです」
大人達は焦っていた。
家の歴史でも最も才能があると言われた五条悟が先程の試合──一方的に五条悟が喧嘩を売ったので正確には喧嘩だが──無下限持ちが瞬殺されたのだ。
無下限持ちが生まれたからと高を括っていた家の者たちからすれば寝耳に水、冷水をかけられた様に興奮が覚めたのだ。
我が家の春だと思っていたのに、実際は年下の子どもに瞬殺された。つまるところ恥である、相伝と言われているが実際はここ数十年で出てきた投射呪法に瞬殺されてしまっのだ。此れが鄒霊呪法や呪言であれば、また違ったのだろう。
騒がしい大人達をを無視する様に五条悟はベットから身体を起こし、しっかりとした足取りで部屋を出る。当主たる自分が部屋を出たのにも気づかない愚物に呆れながら中庭を目指す、思い返すのは先程の喧嘩、いつの間にか意識を失いベットの上だった。
六眼によって、呪力量も桁違いだとわかっていた。
相手が見に宿す術式も何もかもわかっていたが、反応が出来なかった。術の起こりはギリギリ見る事ができたがそのあとはサッパリ、鼻が伸びていたのだろう、自分に勝てるものなどいないと無意識に思っていた。
無下限は強力な術式であるがその分融通が効かず拡張ができない。できても瞬間移動であったり収束と発散の応用でしかない、そんな自分の術式よりも幅の狭い術式で自分の眼にも悟られずに背後に周り瞬殺してきた。
頭が冴える、敗北のショックはあるがそれを上回る興奮が体を支配する。心臓が加速して体内の血液が溢れそうになる、溢れ出るエネルギーに身を任せる事が最善だと本能が囁いてくる。
思ったよりも早く中庭に着いた、興奮で早歩きになっていたらしい。
待ちきれない体と心は呪力を捻出する。
「 位相 黄昏 智恵の瞳 」
何時もなら省く呪詞を丁寧に紡ぐ、六眼で補助された呪力操作は滑らかに流水の様に動き術式を発動する。
「術式順転 蒼 」
中庭は無惨に更地となった。
禪院直哉(転生)
術式:投射呪法
1秒を24分割する術式だったが、直哉(転生)は24分割したものをもう一度24分割という方法で投射呪法の重複を可能にした。ただし、3回重複しただけでも1万を超えるので直哉(転生)は原作知識を無くす事でスペックを超絶強化する縛りを組んだ。
たがら、劇中スペックになりました。
五条悟
この後、さすがに怒られるかな?と思ったが怒られなくて少し悲しくなった。