ブルーアーカイブ×アークナイツ 調月リオと星外の予言者 作:バトクロス
あとあとがきの部分を知り合いに相談したら、『作風的にプロファイル、もしくはフレーバテキストみたいにしたら?』と言われたので5話以降のあとがきの雰囲気を変えました。
「ここは高いな……」
私は彼女と二人きりでエリドゥのコントロールタワーに居る。夜、本来はゲーム開発部のソファーで仮眠をとるつもりだったが、現実はそうならなかった。
私を呼び寄せた調月リオは、先ほど私に対して飲料とお茶菓子を出すとすぐさま自前のタブレットを開いた。
彼女はタブレットで様々な3Dウィンドウを立ち上げながら此方を横目で見ている。シッテムの箱には及ばないものの、その技術力はミレニアムがキヴォトスでも突出した技術力の持ち主で有ると実感させる。
その画面には成り行きでアリスと名付けられた彼女の周りにはゲーム開発部とトキ、そして彼女達が気が付かない場所から
「ミレニアムについて上手くゲーム開発部に匿えたと思ったらミレニアムに入った時点で
「いいえ、貴方が連邦生徒会長との繋がりが希薄であり独自の価値観に従って行動する大人であると判断しただけよ。」
「……アリスを私が信用しているとしてもかい?」
「貴方が信用した所で、
「
彼女が自分の目の前で監視と観察を行っている事に苦言を呈すも、直ぐ様返事が返ってくる。
「でもそうね、確かに対談前の態度としては良く無かったわ。」
しかし彼女はそう言ってタブレットを閉じ此方に向き合った。
「そろそろオラクルが来るわ。」
「そうか……緊張して来たね。……
前回のリオと会った時は電源をoffにさせられたが、今回は予め入れておいて欲しいと伝えられた。何故なのだろうか。
「ええ、そっちの方が
「……うん。」
その発言に複数の意味で同意する。
彼女の発言は此方の信用ではなく、
キヴォトスに来て、初めて外の大人に会う。
「先生でも緊張する事は有るのね。外の大人だから?」
「君のせいだよ?」
自分の返答に疑問符を浮かべ、さらに問いかけようとするリオだったが扉が開く音を聞き、一先ず口を閉じた。
何れにせよ、
開いた扉の先には一人の女性が居た。
灰色の目、灰色の髪、何方かと言うと痩せ気味の美人だ。身長はリオよりも少し小さい。何というか肩透かしだった。
「初めまして、先生。私がオラクルだ。お互い色々と背負うものが有るのだろうが、一先ず会えて嬉しいよ。」
彼女は微笑みながら握手を求める。
「あ、あぁ。初めまして、オラクル。私も貴女に会えて嬉しいよ。」
「今回リオが貴方を呼んだのはお互いのスタンスの明確化と誤解を解消しようと言う意志によるものだ。此方からは貴方を傷つけるつもりは無いから安心して欲しい。
やはり彼女は連邦生徒会に対して何かしら思うところがあるようだった。
「
その言葉に、空気がわずかに変わった。
リオは一瞬だけ視線を伏せ、オラクルを横目で見つめ、すぐに先生をまっすぐ見据える。
「彼女に会ったことはあるのね……質問させて頂くわ。」
「何かな。」
「何故、私が貴方に敵意を向けていたと思うの?」
予想外の返しに、私は一拍置いた。
「……君の発言からして、連邦生徒会との関係、かな。」
話の展開からそう予測する。
「一つの正しい側面ではあるわね。だけど一番違う。もっとシンプル問題は構造そのものよ。」
リオは指先で机を軽く叩く。
「貴方という存在は、単体であまりにも多くの権限を持ちすぎている。そしてそれを抑止する仕組みが存在しない。」
淡々と、だが明確な拒絶を含んだ声。
「現にどう?たった一つの部活の依頼で、ミレニアムの生徒会と貴方は軋轢を生んだ。」
「……それは」
「否定できる?」
言葉を続けようとしたが続きが出ない。
「貴方は正しい事をしているつもりでも、その正しさは
リオの視線が一層鋭くなる。
「だから、私は警戒した。」
それが彼女の結論だった。
ゆっくりと息を吐く。彼女の言葉は静かで、だが重い。はぐらかすつもりはなかったが、軽い返答をしてはならない。頭をまわしながら答える。
「……確かに、そう見えるかもしれない。」
否定しない。
そのまま受け止める。
「でも、それでも言わせてほしい。」
顔を上げる。
「君は連邦生徒会長に敵意を向けているが、客観的には彼女は『超人』と呼ばれるほどすべてが完ぺきだった。そんな連邦生徒会長が選んだ人間を、信じてみないか?」
そこまで言ってコップに口をつける。
「残念ながら、
すぐにオラクルが割って入る。
声は穏やかだが、明確に線を引いていた。
「どうして?」
コップを置き、そう尋ねる。
「理由は単純だ。」
私の質問にオラクルは肩をすくめながら答えた。
「私とリオは、その連邦生徒会長から
その言葉に、空気が一変する。
「……敵意を向けられている?君たちが勝手に警戒しているのではなく?」
「そうだ。」
オラクルは淡々と続けた。
「だからこそ、リオは君をここに招いた。君が思っていたよりも、連邦生徒会長との繋がりが薄いと判断できたからだ。」
「……」
(どういうことだ?)
理解しようとしている。同時に、受け入れたくないものを前にしている。
「失礼ながら、聞いてもいいだろうか。」
慎重に口を開く。
「何か、連邦生徒会に対して具体的な敵対行動でもしたのか?」
自然な疑問。
だがそれに対する返答は即座に否定だった。
「逆よ。」
リオが短く言う。
「彼女が。」
ほんの一瞬だけ、オラクルを見つめ
「一方的に敵意を向けられている。」
否定したい。けれど、できない。体面に座る彼からはそのような言葉が出ようとしているのは明白だった。
誰も口を開かない。その重苦しい空白を埋めたのは、オラクルだった。
「……言葉だけでは、納得できないだろう。」
静かに、端末を取り出す。
「だから証拠を見せる。」
淡々とした動作で画面を操作すると、空間に映像が展開された。
ノイズ混じりの視界。
固定されていない、不自然な視点。
そして――銃を向ける連邦生徒会長。
空気が凍りついた。
映像は長くない。だが十分だった。
そこにあったのは交渉でも誤解でもない。
明確な「脅迫」そして「殺意」。
そしてそれが、オラクルへ向けられているという事実。
再生が止まる。
無音。
先生は、しばらく動かなかった。
「……これは」
かすれた声が漏れる。理解はできている。だが、受け入れが追いつかない。
ゆっくりと顔を上げる。
「……誤解、ではないのか?」
それは確認というより、願いに近かった。
オラクルは首を横に振る。
「状況証拠ではなく、これが結論だ。」
迷いのない断定。
私は何も言わない。
ただ、先生を見ている。
その反応を観測するように。
「……」
先生は沈黙した。
思考が目まぐるしく回転している。
信じていた前提が、音を立てて崩れていく。
連邦生徒会長。
彼が信頼していた、彼を呼び、全権を託した存在。
その人物が。
「排除」を選択した。
「……この、映像だと、彼女は、私のために、この選択を、取ったように見える。」
絞り出すように先生が口を開く。
「だがどうして、そんなことをする必要があったんだ?彼女は他者からの評判では……その様な事をするような人間では無かったと聞いている。少なくとも連邦生徒会の生徒達からは。」
彼は急速に落ち着いていく。必死に情報を集め、何かを探している。
「……随分落ち着くのが早いのね。」
思わずそう口にする。独り言のつもりだったがそれを先生の耳は拾ったようだ。顔を上げ、私を見つめている。
「
彼は小さくため息を吐き、私から視線をきり、オラクルに話しかける。でも彼の手は
「貴方は何故、彼女がこの様な行動をしたか考えられるか?何かしら思い当たる節が有れば教えて欲しい。」
その問いに、オラクルはすぐには答えなかった。
ほんのわずかだけ、視線を細める。
「私はそれを知る術を持たない……私もそれは知りたい事だ。それに……今回の話し合いにおいて、それは
耳を疑うような言葉だった。
「オラクル、ここは簡単に流すようなことじゃ!」
「いや、彼の反応を見れば
オラクルの判断に今度こそ絶句した。そんな私を置いてなおも彼女は話を進める。
「私としては、あなたにはこの映像を見たうえでこれからの判断や選択をしてほしい。逆に言えばそれ以上の事は求めない。先の確執などこの先の未来と比較して些細なことだ。それに私の事よりもまずは
今度はオラクルが私の方を見る。
「私は『今回リオが貴方を呼んだのはお互いのスタンスの明確化と誤解を解消しようと言う意志によるもの』と言った。あくまで今回の主役は君と先生だ。私は『大人』だ。リオ。」
彼女はそう言って先生の方を向く。
「私と話したいのなら個人的な連絡先を交換しようか。後日連絡をしてくれれば暇な時に話せる事は話そう。」
「……分かった。此方としてもその方がありがたいかもしれないや。」
先生は何処か肩の力が抜けた様子でそう言った。
「私としてはオラクルに対する攻撃性、並びに危険性についてはひとまず流すことにするわ。彼女もそういっているし。ここからの議題はゲーム開発部の事、およびシャーレという組織についてよ。」
「先に言わせてもらうと私はゲーム開発部の支援を優先する。君たちのスタンスや理念は理解したつもりだ。しかしそれでも私は彼女たちを助けたい。」
私が言いたいことを終え、漸くゲーム開発部の議題になった。今回の話し合いにおいて先生はリオが話の展開を作る前に先手を取った。
「あなたの理念一つでそのようなことが許されるとでもいうのかしら。」
「理念だけではない。シャーレは名目上は連邦生徒会とは独立した超法的機関だ。だが、
上手い話の展開の仕方だ。リオにとって、感情以外の点で自らの正当性を主張するのは正しいだろう。彼女は優秀だ、その発言が有りうる未来であることは認めざるを得ないだろう。
「……
「失望したのかい?」
「いいえ、ただ意外だし不信感を与えているという自覚はあるのかしら?」
「それは……違う。ただ自分はただの個人の意思以外にも様々な責任を背負っていると伝えたいだけなんだ。これは脅しじゃない。ただ、失敗した場合に影響が出るのは確かだ。だから、できる限り衝突しない形でやりたいんだ。それに……君一人ならこんな発言はしない……と思う。」
「なぜ口ごもったの?」
「他の生徒と比較するようなことではないけど、君はずいぶんと大人びている。いや
「そう、だけど私としてはやはりあなたたちの事が信頼できない。」
先生はため息をつきながら尋ねる。
「どこが信頼できないんだ?」
彼女は話題をずらしたようだ。先生は……
「理由は一つではないわ。まず、あなたの立場そのもの。シャーレは学園の枠を越えて介入できる。にも関わらず、それを制御する仕組みが存在しない。その時点で、構造として不安定なのよ。」
「……続けて。」
「そして実例もあるわ。ゲーム開発部の件よ。あなたは“助けた”。でもその結果、ミレニアムの生徒会……というよりも私と衝突した。あなたは正しいことをしたつもりでしょう。でもそれは“あなたにとっての正しさ”でしかない。」
「そして……あなたの判断が、本当にあなた一人のものかも分からない。」
「ここら辺かしらね。」
リオが話を終え、部屋が沈黙に満ちる。
その沈黙の中で彼女がほんの一瞬自分を見た気がした。その目はどこか
「そ…か、かん…がい…てい…。かのじ…も…だせい……」
「……少し考えた、完全な解じゃないけど一つ案がある。」
彼は小さく息を吐き額に手を当て、俯き、数瞬後手を放し力強い目で見つめてきた。
「約束事を結ぶのはどうだろうか。」
先生の口から興味深い発言が飛び出してきた。
「約束事?」
「リオの好きそうな言葉で言い換えるなら『契約』としようか。」
先生が人差し指を立てる。
「1、依頼を受けた際その利害関係者と依頼人の双方から情報を聞く。それによってまず受けるべき依頼かどうかを判断する。今回の件は多分話を聞いても受けていた気がするけど、少なくとも今よりは君たちの言い分も理解できるはずだ。」
中指を立てる。
「2、シャーレの活動で得た情報は依頼主の所属している学園に共有し、依頼完了時にはシャーレのデータベースからは削除する。これは情報の秘匿と横流しを防ぐものだ。」
薬指を立てる。
「3、対立先はシャーレの活動に対して護衛という名目で監視を付けることを認める。ただし、その生徒はシャーレの行動を妨害してはならず、依頼遂行中は場合によって協力してもらうなどの臨機応変な対応をする。」
小指を立てる。
「4、シャーレの行動によって学園が不法行為に関与した場合、シャーレが連邦生徒会との間に立ち、事後処理を行う。……責任は、こちらが引き受ける。」
親指を立てる。
「5、これを踏まえてもなお完全な敵対関係になった場合でも、シャーレは全力で依頼主を守り任務を遂行する。」
これは……少々先生を見くびっていたようだ。
「失礼だが、口をはさんでも良いかな。」
「どうぞ。」
「今までのあなたはただ理想を語るだけの人間だった。だが、この変化はどうやって起きた。確かに私は多少場を整えたが……」
先生の言葉に耳を傾ける。
「……今でも納得はしていないですよ。」
少しだけ言葉を止めてから、続ける。
「ただ、単純なことです。
一度だけ、彼女を見る。
「目の前で一生懸命に何かをしようとしているなら……それに、応えるべきだと思っただけです。」
しばしの沈黙。
指を組み、目を閉じたままのリオは、その提示された「契約」をゆっくりと反芻しているようだった。
やがて――小さく息を吐く。
「……合理性はあるわね。」
ぽつりと、そう言った。
それは肯定でも否定でもない。だが明確に、拒絶ではなかった。
彼女と先生の間には入らない、何も言わず待つ。ここで急かすのは違う。彼女は今、思考している。
「少なくとも、現状のあなたよりは
目を開く。視線は鋭いままだが、その奥にわずかな揺れがある。
「完全ではない。穴も多い。それでも——」
言いかけて、止まる。
ほんの一瞬、視線が逸れた。
それは迷いではなく、何かを飲み込んだ後の動きだ。
「……受け入れる価値はある。」
はっきりと、そう言い切った。
空気が、わずかに動く。
彼は小さく頷いた。
「承諾してくれるのかい?」
「ええ。」
即答。
「ただし。」
その一言で、空気が再び張り詰める。
彼は目を細める。
「追加の条件、かな。」
「当然でしょう?無制限にあなたを信頼するほど私は甘くない。」
淡々と、しかし確実に主導権を握る声音。
机に指先を置き、軽く叩く。
「一点だけ、追加させてもらうわ。」
その言葉に、先生の背筋が自然と伸びる。
「聞こう。」
短く答える。リオは先生を真っ直ぐ見据えたまま口を開く。
「“判断の最終責任”を、あなた一人に委ねない。」
「……どういう意味だい?」
「そのままの意味よ。」
間を置かず、言葉を重ねる。
「あなたが下す最終判断は、
視線がわずかに細くなる。
「具体的には、依頼の重大性が一定ラインを超える場合、必ずもう一人――信頼できる第三者の確認を通す。」
「つまり……監査、のようなものか。」
「ええ、そうね。」
わずかに頷く。
「名前は何でもいいわ。
そこで、ほんのわずかに声の温度が下がる。
「あなたは善意で動く。でもそれは同時に、
「だから、止める装置が必要なのよ。」
静かに。けれど確実に。
「それが存在しない限り、私はあなたを信用しない。」
部屋が完全に静まり返る。
条件付きの信頼。
それは——彼女にできる最大限の譲歩だ。
そして、意味も理解できる。
「……なるほど。」
ゆっくりと、息を吐く。
「つまり、“私の善意が暴走しないようにするための制御装置”だね。」
「そういうことになるわね。」
即答。
迷いはない。
「それを受け入れることが出来るなら、あなたの契約に乗る。」
視線が交差する。
試されている。思想ではなく、
私は考える。ほんの一瞬だけ。
そして――
「……分かった。」
答えた。
「受け入れよう。その条件。」
一切の逡巡を見せずに。
その瞬間。
リオの目が、ほんのわずかに見開かれた。
「……随分あっさりね。」
「意外だったかい?」
「ええ。」
正直な返答。リオは目をわずかに見開いている。
「少しは食い下がると思ったわ。」
私は肩をすくめる。
「内容としては思うところはある。でもそれはリオも同じだ。それに……
「……」
その返答に、リオは一瞬言葉を失った。
予想外、という顔。
だがすぐにいつもの表情に戻る。
「そう。」
短く言う。
それだけだ。
「今回のゲーム開発部に関しては今後監視は継続しつつも、何かしら致命的な破局が訪れるまで直接的な干渉は取り下げる。」
会議は終わった。私は疲労感を感じながら席を立ち、扉に向かう。
「少し待って頂戴。」
「なにかな?」
「この問題は他の学園でも起こりうる……先ほどの契約
「分かったけど……どうしてなんだい?」
「私からは話すつもりはないわ。」
「分かった。」
『……以上で今回の件について報告を終了する。最終的には以下のような合意形成をシャーレと結んだわ。』
『前シャーレの事はそこまで危険視する必要はないと言いましたが、話を聞く限り、意外と危ういものでしたね。」
『風紀委員からの報告とは違って意外と強権的なのだな。いや本人にはその自覚が無いのかもしれないが……』
『とにかく仮に、そちらに先生が行くことになっても現状よりはだいぶましになるはずよ。』
『……あなたはすごいですね、私と比べて何歩も先に進んでいる。』
『キキキ、一度マコト様のところにきて働いてみないか?好待遇で迎えるぞ!』
『拒否させてもらうわ』
『冗談が通じないなあ。』
先生
対象は「生徒に向ける理想」と「大人としての責任」の間で揺らぎを見せている。
これまで、対象(リオ)を対等な存在として扱う傾向が強かったが、
当該時点において「守るべき生徒」として再認識する変化が確認された。
――判断基準の再構築が進行中。
オラクル
対象は一定期間内での離脱を想定している可能性がある。
そのため、現時点では対象(リオ)の補助・育成に注力。
観測外時間においても活動量の増加が確認されている。
――なお、早瀬ユウカをはじめとした外部人員との接触は継続しており、日常領域(食事供給等)への関与も確認されている。
調月リオ
能力面において全体的な向上が認められる。
一方で、行動原理および意思決定構造から、
完全な「大人」として扱うには未だ過渡的状態にあると推測される。
――対象は現在、“大人へ移行過程の個体”と分類可能。
羽沼マコト / 桐藤ナギサ
対象(リオ)からの情報共有により判断基準に軽微な変動が確認された。
しかしながら、既存の契約および勢力バランスを優先し、
現時点での大規模な方針転換は観測されていない。
――現状維持を選択。