遅れました。冬は寝落ちして執筆が進まなくて嫌ですね。
| 9/24 3日目 朝 コミュ「自惚れ」 |
| 場所:「SPオフィス」 |
| 配信→CH「魔法少女東京チーム」 参加者…あなた/自惚れ/案山子/吸血/ナイト/猫 …コラボの数が多ければ、それはもう集団として見做される。魔法少女が4人以上で配信する場合、主軸枠がなくなって全員同数獲得、計算が単純化(チームの2番目に高い能力×3×(魔法少女人数÷2))=1人の獲得CPとなる。別名、ダイス処理を少しでも楽にする為の簡易化。若しくは「そもそも同じ動画見られてるのに登録者は兎も角獲得CPに差があるの可笑しくない?」と指摘された為。 |
| 判定 5D6+2 ×3×4÷2=20×6=120 バズり1D10=8 ・非活性×10 全員が1200CP増加した!
CP処理 あなた 2653+1200→3,853CP 自惚れ 23+1200→1,223CP 案山子 423+1200→1,623CP 吸血 50+1200→1,250CP |
カメラ用意ヨシ。
『───パシャ』
「雑談配信ってなにするの?」
「いつも通りでいいらしいですよ」
「……………」
録画テストヨシ。
『────パシャ』
「でも雑談配信は外でやる物じゃなくない? それならゲリラ路上ショーの方がまだいいでしょ」
「それは前回やったそうで…今回は見た目も兎でキャッチーだからと…」
「もしかして私の散歩がメインって言わないよね。確かに兎だけどほぼ人だよ?」
「だとしたらなんですか。生の獣人だけで盛り上がる事実は消えませんよ」
「……………なんぞこれ」
3人とも、始めの挨拶するよー。
「「うぇー」」
「…うぇー?」
ゆるいなぁ…はい、3、2………。
「チェリオ★ 初めまして、パーミッション・クリアだよ☆」
「初めまして、ラビリーヘブンです」
そしてわがはいがシール・サプライズである。
「…そろそろ、誰か説明をせよ。なあ、おい……うぅ…我を助けろアリスちゃん!」
………
……
…
これはあなたが配信の勧誘に成功した成果というべきだろう。
些か強引な流れではあったが、無事にアリス以外での配信を終える事が出来た。
状況を把握出来てない新人も居たが、それをネタに魔法少女や施設の使い方を教えられたので問題はない。大事なのは始めの一歩を予め踏み超え、説得の手前を省くことである。
「寝起き早々に悪しき夢を見た気分だ……」
「どんまい、これから良い事あるって」
「そもお主らのせいぞ…無知の醜態を晒すなぞしおって…」
「大丈夫ですよ、魔法を使えばみんな忘れてなかったことになります」
「しかし鎧女…それは我の傷心が癒えると同義ではない…しょげるのだよ…」
大変申し訳ないと思うが、こういうのは始めにやるのが手っ取り早いから…ごめん。
「…アリスー…早く迎えに来てくれぇ…」
「初めて幼稚園に預けられた子供みたい」
「見た感じ8歳ほどでしょうし…仕方ないですよ。シルちゃんが擦れてただけです」
そこは大人っぽいと言って欲しかったとあなたはボヤきつつ、新人を改めて観察する。
アリス曰く「ヴァンピーグルシェフ」、略してシェフちゃん。
内側が赤く外が黒い変な髪、
現代日本の金持ち吸血鬼の箱入り娘でイメージしたものがそのまま出てきたような姿のもそうだが、生来の喋り方なのか実に特徴的な喋りも耳に残る。
「我高貴ぞ…? 覚えておらなんだが、絶対そうに違いない。なのにこの扱いはどういうことだ…」
「魔法少女に自分を探してくれる家族なんて幻想の産物だし…」
「変身前はおしゃまな子供でしかないので…なんか賢いなあとは思ってます」
「うげぇ…げっそりするマジレスはやめよ…」
…私の時より記憶がハッキリしてない?
「アリスちゃん曰く"慣れてきたから記憶の復活具合を攻めてみた"らしいよ。上手くいけば今夜中には3ぐらいにはなるとかなんとか…3ってなに?」
うーん…私達の記憶の無くし具合を4として3ぐらい軽くしてみた…? 症状の進行度的な…。
情報を得るタイプの魔法を持ってないと分からない表現だが、余裕が出来たあなた達より即戦力になるやり方を試したそうだ。
なので夜に悲鳴を上げて目覚めてたら優しくしてやって欲しいらしい。同時に、起きてる内に記憶を受け止める心の下地を…素敵な体験をさせろとも。
曖昧なお願いだなあ…。
「その返答もあるよ! "初挑戦だから何があってもおかしく無いのよ"ってさ。じゃあ、聞いたからにはシルちゃんも手伝って?」
もちろん。友達だからね。
考えるまでもなく、どんなことがあっても手伝うとあなたはラビに宣言する。このくらいならお安いご用意だ。
「あのう、そろそろ機嫌治した方がいいですよ?」
「やだ」
「…お菓子食べます?」
「……おかしとはなんだ?」
「今あなたの眷属さんが創って来た物です。起きないと私が全部食べますよ?」
「ぐぅ…おかしは知らないがオマエに取られるのはイヤだな…仕方ない、ここは我が折れてやるのだよ」
そうしているとシェフちゃんはパミが上手く機嫌を直したようで、美味しそうにパティシエが創ったカントリーマームを食べていた。
……つまり、今のうちにラビと仲を深められるチャンスということだ。
仮に財団が魔法少女のパチモンで場を荒らそうとしても、直ぐに見破れるくらい仲を深めるのは当然の備え。あなたは早速ラビに絡んでみることにした。
そういえばラビって普段スマホは何してるの?
「ツイッターとインスタかなーやっぱ。孤独感癒せるし、世間の話題とか、やるのがマストって感じだからさ」
へぇ、それなら私もやってみようかな…どう始めるの?
「アプリ入れて名前住所…私らの場合だとアリスちゃんと同じ部屋でいいと思う。ええと、あそこの住所どんなだっけ…」
そんなこんなであなたは無事に[SNS]をいつでも扱えるようになった。
| [SNS]…コンピュータを使用する場合、自身に任意付与可能。探索で「ネット調査」を行えるようになり、判定結果に+10し、最低限の情報を得られるようになる。 [SNS/ツイッター]等々…「ネット調査」で範囲を絞り込むことで当たりを付けやすくした状態。判定が自動失敗するか、判定ボーナスを大きく貰えるのどちらかになる。 |
「探すからなんか変なの呟いてー」
ノドクロワッサンドイッチツナマヨ味。
「あーいたいた。フォローしといたからこっちにもフォローよろしくね」
おお…フォローされるってなんだか嬉しいね。
「でしょ? アリスちゃんから貰った電話の連絡先って仕事用みたいなとこあるし、プライベートなのはこっちが向いてるんだよ」
トレンド見て興味を増やす感じ…色々あるね、全部見ようとしたら永遠に終わらないかも。
「世界中の会話が集まってるようなものだからね。やるなら半分は嘘だと思って使おうね」
その後もあなたはラビによるネット講座を受け、ラビのアカウントの呟きを遡ってみる。1番古いので16日前のようだ。始めは初々しいかったものも、3日後には動物関係をメインに呟いている。
その中でも目に付いたのは…彼女が自分の高校を調べた時と思わしき日の呟きだった。
他の呟きには一桁でもいいねがあるのに、これだけ全く反応がない。
三匹の兎*〔多分母校だ。なんとなく懐かしい気がする〕
三匹の兎*〔間違いなく閉じ込められた場所を見つけた。放置されてたのか腐った臭いがする〕
三匹の兎*〔兎の白骨死体にしては人っぽい骨が埋められてた。手術跡があって、歪〕
三匹の兎*〔学校に頼んで集合写真を見た。3人分の不自然な空白があるクラス写真があった〕
三匹の兎*〔…探したら他にも同じものがあった。酷いのだと先生しか居ないものもある。その先生ももう死んでるらしい。不慮の事故だって〕
三匹の兎*〔…………ねえ、何が起きたの? 誰か教えてよ〕
内容はそれだけ。写真も添えられている呟きだ。
ラビのフォロワーは230人いるのにハートの一つ、コメントの一つもないなんて…どういう事だろうか?
その2時間後に投稿されたラーメン3杯完食にはハートが60もあるのに…不自然だ。
「ん?……ああそれ。アリスちゃん曰く"財団は魔法少女の研究をしてるから、魔法の燃料が消費される過程を応用してる"んだって。「記憶が消える」って現象を「興味を持つ間もなく忘れる」って方向に使ってるとかなんとか」
あーやりそー…ネットは見たい情報が沢山あるし、興味がないなら読み飛ばしちゃうのか…。
「そうなんだけど…暴れて毎日財団のことは放送されてるのに、意味あるのかな?」
うーん…でもさ、毎日放送されてるにしてはみんな財団のこと話さないよね。
「あ、それめっちゃ分かる! 怪人が暴れてても死人が出ないと全然反応しないの! やっぱアレ財団の仕業だよね!」
そ…れはまだ人前に怪人連れてったりしてないから分からないけど…。
「じゃあシェフちゃんの付き添いでやってみ? みんなの反応鈍いから!」
会話してて痛感するが、財団の未来技術、魔法技術は圧倒的と言わざるおえない。
元々ヤバい連中が魔法少女の研究で更に強くなっているのだ。
当然と言えば当然だが、将来的にまた来るとはいえ、よくもまぁ東京から追い出せた物だと思う。
…ねえラビちゃん。
「ん、どしたん?」
これさ、私達勝てるのかな。
「勝つよ」
ラビが不安を一太刀で切り伏せる。不安なんて吹き飛ばしてやると、笑顔でラビは言った。
「殆ど死んだけどさ、一回勝ったんだもん。なら、もっと強くなって、命を掛ければやれないことはない。違う?」
…そっか。ありがとう、励ましてくれて。ちょっとナイーブになってたかも。
「別にいいよ───友達でしょ?」
うん、そうだね…あ、そろそろ行かなきゃ! ありがとうラビ、また後でね。…シェフちゃん!
よし、楽しく話せたな。
なんだかラビの赤い眼が光りかけた気がするが、あなたは深く考えずにそろそろ時間だと、お菓子を食べているシェフちゃんに声を掛けた。
アリスに渡された仕事一覧を見せる。昨日の内にシェフの付き添いをしたいと申し出て貰ったものだ。
「モグモグ…なんだ、何か用があるのか? よいぞ言ってみよ。今は気分がいいからな!」
シェフちゃんには魔法少女として、配信以外にも仕事をして貰います。
「…えぇ〜」
これはアリスちゃんから任されたものです。
「あ〜アリスちゃんからか…仕方ない、我が手伝ってやる。感謝するのだよ」
シェフちゃんが気怠そうに「んっ」とあなたに向けて両手を広げた。
……抱いて連れて行けと言わんばかりの仕草だ。まさか本気でそのつもりではないだろうな。
「……なんだ? 連れて行かんのか?」
あ、本当に私に抱えさせる気だ…仕方ないなあ。お手をどうぞ、お嬢様。
あなたは個性的な後輩が増えたと思いつつ、変身前に戻って背負うのだった。
| コミュ終了 ラビの趣味を知りより深く関わるキッカケを得た。 絆変動なし フラグ1/3獲得 「配信の代わりにSNSでCP稼いでた人/私が必要な人かも…?」 |
| *探索→「ネット調査」が解放された!* *財団の[認識工作]を知ったことで、調査時に見破りやすくなった!* |
一方その頃 財団跡地にて…
アリス「ワンチャンでマスコットか精神コレクター狙いで彷徨くか、3F行くか…3Fにしよ。魔法連打する余裕あるし」