「塔の喧騒」が選択されました。
選択に伴った情報が開示されます。
・シーン
ストーリーの進行、時間の進み、行動枠。
4シーンで1日、夜も動くなら6シーンに増えるがデバフを受ける。
シナリオによって合計シーンは変わり、何回かのシーン後にクライマックスに突入する。
現在、あなたはシナリオには参加していない。
現状、東京タワーに3/4に行くことでイベント「塔の喧騒」に参加することが出来る。
・東京タワー
高所/電波。探索時判定+1、戦闘時判定-1。更に電気系の魔法を扱う際判定+1。
言わずと知れた東京のシンボルであり、観光地としてはスカイツリーと並ぶ東京の名所。かつては電波塔としての役目を担い、最近ではMGP財団の拠点として使われもした。
今は魔法少女とMGP財団の決戦の地となった余波で逆さまで刺さっている。
この思いっきり斜めに刺さった建物は…?
「ああそれ? 東京タワーっていう観光地ね。なんでそうなったかは…ほら、MGP財団と魔法少女で戦ったって言ったでしょ? ここがそうよ」
ちょっと一回実物見に行っていいですか?
あなたは衝動的にそう言った。仕方ない。誰だって投げ槍が突き刺さったみたいに逆さまになった建物を見たらそうもなろう。
そうして行き先を決めたあなたに対し、アリスちゃんは何処かへと電話し、東京タワーに行ける仕事と、私に付き添う魔法少女を決めたようだった。
「初めてだし、今日は軽く新聞記者のインタビューに付き合いなさい。まだピンと来てないでしょうけど、魔法少女は知名度が命。がっぽり稼ぐことね。私は4人目の捜索に行くから電話しても…ああそうだ、あなたの分のスマホを渡さないと!」
そんな風に新品のスマホを貰ったり、言われるままにアプリを入れたり、何人かの電話番号を登録させられたりしつつ、あなたは早速集合場所に向かうことにした。
「じゃあ私はもう行く──そうそう、私なりにあなたの脳みそと知識はある程度治してるから、この程度簡単に出来る筈よ。スマホとかの単語を言われずとも知ってるのがその証拠だけど……兎も角、今は病み上がりなんだし、無理だったら帰った時に言って頂戴? 色々あなたの身体を見直すから」
と言う訳で1人この高層ビルの群れに放り出された訳である。
見上げれば日の高い青々とした昼の空、疎らに雲があって、生ぬるい夏風が吹いている。
街は…所々建物や道が壊れているが、人々には活気があり、工事や話し声、人々が動く音が絶えず街を満たしている。
それに感動を覚えるが、懐かしい気持ちになる光景だ。
記憶を失って初めて見た感動と、忘れた記憶が刺激される感覚を同時に味わい、なんだか変な気分になった。
なるほど、確かに私はこの街の人間なようだ。これなら行きたい場所に行くくらい出来るだろう。
あなたは記憶を失ってから、初めての一歩を踏み出した。
| 探索判定「アリスの住む部屋→施設:駅→東京タワー」 基本難度4+[記憶喪失4]+[怪人化後遺症4]=12 施設:駅→移動に経由すると時間経過を1日3回まで無効。 スマホ→現実世界で移動時に使用することで難度-5。一度到着した場所には判定無しで移動出来る。 難度12-5=7 2D6+1=11+1=12 成功 |
| あなたは無事、目的地に到着した。集合場所である喫茶店はもう直ぐだ |
身体が覚えていたのだろう。記憶を失っているにしては随分と手慣れた動きであなたは言われた場所に辿り着いた。きっと隣を通り過ぎる人々も、あなたが今日の朝から記憶が始まった魔法少女だとは思わないに違いない。
スマホの案内に従って駅を使ったお陰で時間もさほど経っておらず、まだ決められた集合時間まで余裕がありそうだ。
ふむ…。
改めて自分を確認する。
今のあなたにはアリスちゃんが渡した服、ICカード、クレジット、スマホ、アリスちゃんの部屋の合鍵、手提げ鞄、全体的に女の子らしい格好でまとまっている。
カバンの中にはモバイル充電器を始めに便利な物が入っていて至り尽くせりだ。
しかし服はアリスちゃんの物なのか女の子だし、食べ物の類いは入っていない。
買い物、調べ物、散歩…何か自分のやりたいことをするには十分な戦力に違いない。
街を移動して自分が男の格好から離れたものであるのも自覚した。誰かに会うなら相応しい格好で、腹を満たしてからでもいいだろう。
あなたは──。
| 自由行動→情報収集「*対象:無し*」 1D4=1 あなたは少しだけ勇気に偏った。 |
| 1.腹が減っては戦は出来ぬと近くの飲食店に行った。 勇気+1 |
| 2.女の子の格好に恥ずかしさを覚え、近くの服屋に行った。 理性+1 |
| 3.あまり遠くに行くのもなんなので、スマホでゲームアプリを入れてみた。 快楽+1 |
| 4.アリスちゃんや魔法少女について調べてみることにした。恐怖+1 |
「いらっしゃいませー!」
──くうと鳴ったお腹と美味しそうな匂いに釣られて近くの「co1」なるカレー屋に寄った。
体感初めての食事である。あなたはわくわくしながら店に入って唯一空いていた席に座ると、テーブルに置かれた注文表を開いた。
……しかし、どれがどんな物か想像が出来ない。別の席に座っている人が食べているのはどれも美味しそうではあるが、果たしてどんな味なのか…少なくともピリッとした匂いのものは避けたい所存である。なんだか舌がヒリヒリしそうだ。食べたことはないが、思い出せない記憶がそう呟いている気がする。
うーん…こうなったら適当に選ぶのも手か…?
分からないなら天運に任せてもいいんじゃないかと、あなたが指を迷わせていた所だった。
| ランダム遭遇表 1D10=7 |
| 1.警 2〜6.高 7.変 8〜10.気 |
| *目的のない情報収集では新たな出会いが発生します。基本的に現状から見て1ほど悪く、10ほど良い結果を齎す可能性が高い相手です* |
「悩んでんならコレにしとけ。お子様の舌にゃピッタリのブツだ」
横からメニュー表に沢山指輪を嵌めた指を置いて、そんな事を言う人が現れたのは。
お子様ランチは子供っぽ…え?…だ、だれ?
思わず面食らい、そう言ってしまうのも無理はないだろう。
慌てて見上げれば白い髪を雑に切った、革ジャケットを羽織った女性が居た。
厳つい…美人さんな顔をしているが、おでこに太い傷が走っていて、何だか怖い人に見える。
「さて、同席いいか? ちっこい子供1人じゃ不審者に絡まれるかもしれねぇだろ?」
もう絡まれているとツッコミたい所だったが、そこまで命知らずにはなれない。
あなたは次からはカウンター席にすると誓いつつ、不満気ながらも同席を認めることになった。
「おう、センキュ。すみませーん、激辛牛すじカレーとお子様ランチお願いしまーす!」
そのまま女性はあなたの分まで頼み、更にはあなたの分のお冷まで注ぐ。
不気味に感じたあなたはサッサと食べて行こうと、スマホを取り出してなるべく顔を合わせないようにした。
「…なあガキ、パパンとママンはどうした? 迷子か家出か?…もしくは捨てられたか」
…したかったが、向こうから質問されてしまった。
しかも割と真っ当で、コレまで考えもしなかったことについてだった。
無視する訳にも行かずにあなたが覚えてないと言うと、女性は怪訝な顔をする。
「なんだそりゃ? 記憶でもないのか…ああマジか。その顔はマジでない奴だ。そりゃ大変だ……電話もなんもないのか?」
アリスちゃんから貰ったスマホには魔法少女らしき名前と偉そうな漢字が並んだ電話番号が並んでいるが、そこに父と母はない。
そもそも自分の名前も性格も覚えてないのだ。ある訳がなかった。
なのでシール・サプライズって魔法少女だったのは覚えてると言うと、あー…と女性が察する。
「記憶喪失って奴? しかも最近めっきり顔を出さなくなった魔法少女か……魔法少女ねぇ…」
ジロジロと舐め回すように見られても何も出ないぞとあなたは言う。
これでも変身しようと思えば出来る確信があるのだ。カツアゲされる心配はないのである。
「変な意味じゃねーよ。ただ、私の妹も魔法少女でな。最近家に居ないのに気付いてショックを受けてたとこなんだ」
最近?
変な話だ。電車に揺れてる間に調べてわかった事だが、東京の決戦から既に1ヶ月は経っている。
丁度「シール・サプライズ」の動画投稿が途切れた辺りだ。
それ以降行方不明になっているのだから、最近と言わず1ヶ月前から分かっててもおかしくないだろうに。
「…ああ、記憶がないのか。なら1人の視聴者として大事なことを教えてやる……前に、メシの時間だ」
「お待たせしましたー!」
真面目な空気が張り詰められ──そうな所でカレーがやって来た。
話は一旦終わりだと小さな旗が立ったカレーを早速食べてみようとして…。
「ひゃー美味そうー! いただきます」
女性が食べる前に手を合わせて言った言葉が、大事そうなことに思えたので真似ておくことにした。
いただきます。
「ふぃー…やっぱカレーと言ったらコレだぜ……しかしなんだな、お前スプーンの扱いも忘れちまってるんだな。そんなんで生きていけるのか?」
大変美味しかったが、同じくらい大変粗相をしてしまった……。
あなたは恥ずかしい思いをしたが、女性は愉快そうに笑って丁寧に教えてくれたのもあり、途中からは上手く食べられるようになった。
食器にはスプーンより難易度の高い箸という物もあるらしいので、そこは要練習である。
「で、大事なことだったよな。ああ、そんな畏まんなくていい。「魔法少女は誰かに知られてる事実を薪に魔法を使う」ってだけだから」
誰かに知られてる事実…?
イマイチピンと来ない。それは大事な事なのだろうか。
薪に使うという表現も理解し難いものだった。
「知名度を燃料にしてるんだ。誰かの記憶にある自分、誰かとの繋がり……過去の歩み。それらを燃料にして魔法少女は魔法を使える。魔法少女の配信じゃあ魔法を使うと登録者数が減るとはよく聞くな」
つまり…魔法を使うほどみんなから忘れられる…?
「らしいぞ。だから魔法少女は配信して有名になりたがるらしい。それこそ炎上だろうと知ってくれればそれが魔法の力になる。ま、燃料にするのはMGP財団の「巣」に入ってる時に限るそうだが」
なんだか怖そうな話だとあなたは思う。
忘れるということは、今の私のようになるということだ。
今の私には1000人程度いるが…アリスちゃんは確か、5000万の内4999万をMGP財団の東京支部攻略で使ったと言っていた筈。
それを思うとどれだけこれがちっぽけか、0になったらどうなるか…想像付かない話だった。
「ま、普段は土着の神様からの力を使ってるみたいだし、緊急時はそうやって魔法を使うってこったな。で、私は魔法少女の姉だろ? だから魔法の燃料に私の記憶が使われて、スッパリ最近まで忘れてたって訳。な、ショックだろ?」
使わずに死ぬよかマシだろうが、ひでー話だよな。
家族としての愛情も魔法に焚べられたのか彼女は淡々と言っていたが、あなたにとってはかなり大事な情報だった。
なにせあなたは決戦に参加した魔法少女。登録者こそ1000人は居るが、自分の家族がその千人の中に居るとは限らない。
確実に魔法を使っている以上、何人分燃料にしたか定かではない以上、記憶の繋がりがあるとは決して保証されないのだ。
丁度、目の前にいる魔法少女の家族のように。
「ま、詳しいことはお仲間にでも聞くんだな。魔法少女が奴等の巣から仲間を助けてるのは私も知ってる。その中に私の妹が居たら…ほら、この電話番号でも教えてくれ。私に繋がるやつだ」
そうして書かれた番号と名前をあなたは登録した。
頑張れよという言葉を最後に彼女が立ち去り、私も店を後にする。
会計は少し迷ったが、髪飾りだけ魔法少女の物に変身して無料で済ませた。
| 魔法行使→[変身] *眼下の星から繋がりを感じる…* *[星の加護]が付与された!* [星の加護]…再度の[変身]のみで解除可能。魔法を使う際にCPの消費を代理し、レベルを+4した数値に変更、魔法の威力、最大威力、範囲、効果対象を最大+4まで任意で増加することが出来る。 |
| 魔法行使→[変身] あなたから[星の加護]が消えた。 |
| コネクション:「鉄変の魔法少女の姉」を獲得した |
変身して分かったが、どうやら変身している間は大地から力が流れ込むらしい。
アリスちゃんが言う外回りなら問題ないとはこういうことなのだろう。
無事に変身出来ることも分かったし、実に収穫のある食事だった。
ほくほくとした顔で集合場所に向かったあなたは──。
| シーン2「情報収集」(2/4) ↓ シーン3「塔の喧騒」(3/4) |
| *条件達成によりイベントが開催されます* |
そこには血溜まりがあった。
そこには死の匂いが充満していた。
そこには静寂があった。
あなたが居るのは──死地だった。
『──gaauu…』
カメラの頭部に手帳の盾とペンの剣を持った、3mほどの血濡れた騎士のような異形と、あなたは喫茶店で遭遇した。
───変身。
獣の唸り声と共に、運命が廻る音をあなたは感じ取った……。
[変身]
星が滅びに抗う為の力。魔法少女の意思と星の記憶を力に変える。
職業:魔法少女を持つ場合、
行使時[星の加護]を付与/解除する。この行動はターンを消費せず、妨害されることはない。また、変身中は自他全ての確定勝利、敗北無効、ターンスキップ、無限ループ処理、データのないキャラの行動権を無かったことにする。
・戦闘方針の決定
*勇気と理性の欠片があなたの思考を纏めていく……*
勇気→魔法応用
理性→環境利用
あなたは運命に身を任せ切らない程度に頭が回るが、未だその思考は未熟だ。
選択に従って、あなたの
(*PLがロールプレイでGMへボーナス補正を求める行為に相当します。高い傾向からの2択です。あなたがより上手く利用出来そうだと思った方を選択してください*)
戦闘方針選択
-
勇気→魔法を最大限利用して戦う
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理性→環境を観察し、周囲を利用して戦う