吸血の魔法名間違えまくる問題。データ管理に加え新作書いちゃったから筆が遅れる…!
| 3F判定結果 人形、勇者、蟲戦→移動中→「怪人変換室」効果→怪人化進行 …このマス目を通過した際に起動。「怪人」の単語が入っている状態異常を持っている場合かつ、怪人でないなら怪人へと変換する。 電子の海に存在するからこそのプログラム的改造法。例え対象が生物だとしても通用する、「怪人にするプログラム」だ。
*あなた達の怪人化が進行した…*
魔法行使→《 …任意行使可能。建築物由来の場所効果を除去する。 |
うわああ!
「うぎゃ!」
「びびび…これヤなのだ!」
「あちゃー… 《
「《
案外余裕だなあとのんびり過ごしていたバチが当たったのだろうか。
あなた達は金雲を貫通する罠に掛かり、アリスに診察して貰う事になった。
いや、正確には罠ですら無くただの門でしかないのだが、害があるなら全部同じだろう。
災難ではあったが…その分帰り道は安全になったのだから良いだろう。
「ひい…ビリビリしたあ…急に来るからビックリしたよ、もう!」
「災難だったな…我にも反応したのは驚いたぞ」
「はいはい、完全に治療してなくてごめんなさいね。状態異常の格的に治せないのよ、それ」
…状態異常の格?
「そう、ランクって意味よ? 病でいう軽症、重症って区分。魔法ってより医療の分野での格付けね」
私の魔法にはそんな情報はないけど…。
「それは鼠の魔法が、魔法に関連した情報しか開けないからよ。それとも、自分の律動がなんでも見通せるとでも思ってた?」
そんな訳じゃないけど…。
「だったらまた一つ賢くなれたわね。回復も除去も「完全に」が無いと軽症か一定水準までしか治せない。精進なさい」
そんな豆知識を教えてもらいつつ、回復も終わって先に進むと、幾つものマジカル怪人の象徴が混ざった景色になった。もうごちゃついていて、何が何だかだ。
「景色を見たとこ9、10人以上。四階と五階の混合ね。シンプルな魔法の面子ばかりだから、攻勢が逆転しない限り勝てそう──行きましょう」
そこからは…私の言葉で語るには余りにも──呆気ない幕切れだった。
「《
さっきと同じように先手が確定し…この場に静寂が満ちた。
「……魔法行使不可の突破はないのね。そう──終わりよ」
……実の所、その傾向はあったのだが。今に至ってアリスちゃんと共に確信した。
吸血鬼達が走り出すを眺めながら、疑問を口にする。
……魔法のレベルが全然進んでないよね?
「初手で最大戦力を出すのは戦争の王道だけど…まさか、仮にもゲームに拘ってる連中がそれをするとはね。いや、攻略側がそれをするのは普通か」
場に血が満ちる。シェフちゃんの魔法で命が甘き血に変わり、徴税されていく。
これまで通りの一方的な戦い…いや、屠殺だった。
「思えばここは跡地……決戦の戦力以上を用意出来る訳がない。理屈では分かるけど、いざ目の前でそうなるとギャップを感じちゃうわね.……私も幻魔に囚われてたってことか」
アリスちゃん曰く、魔法少女だった時よりも弱体化した面々だったそうだ。
助かると言えばそれまでだが、今までの苦労を思い出すと複雑な気持ちになる。
これなら外回りの方がまだ辛かった。
「これで
「…ん? 今アリスちゃん自分の名前言った?」
いや、アリスはあだ名だから…あだ名が被ることあるかな?
「そうだよね。名前ならまだあり得るけど…アリスちゃん、どういうこと?」
アリスちゃんが上げた指折り数えた名前に質問する。
それもそうだろう。気にならない訳がないのだ。こんなことは。
しかしアリスちゃんは飄々とした振る舞いを変えない。余裕を崩さない。
最初から会った時と、何一つ変わらない立ち振る舞いで先を見る。
「どれもこれも狙った様にウチのエースオブエース…その上アリスも…か。はぁ…言うつもりは無かったのだけど、ここまで順調だとは…参るわね」
「アリスちゃん、答えて」
「…よせ、兎よ。別に悪い事を問い詰めてる訳でもあるまい?」
「それは…そうだけど」
身体は前を向いたままにアリスちゃんが後ろを振り向く。
あなた達の顔を見て…案山子ぃ…と呟いた。
そういえばずっと来ないな、あの人。マーキングどうしたのだろうか。
「事情を話すなら全員が良かったけれど…あの子の間が悪いのはいつものことか」
やれやれと首を振って、アリスちゃんはあなた達の方を向いた。
話す気になった。ということらしい。
「けれどその前に。ここから先は弱体化してても【明確に私達より強い魔法少女がいる】。
普段私が使ってる巫女舞の本家。
何でもかんでも無かったことに出来る検閲。
多分だけど、今回倒す目標である相手から力を吸収し続けてた夏。
政府が抱える
あなた達を怪人から治療する時にも大活躍だった治療。
吸血鬼の倍強い手勢を瞬時に1万出す頭おかしい将軍。
天候自在の月光。
弱食強肉の下剋上。
案山子の完全上位互換の楯。
「思った通りになる魔法」を使える、本物の
どれだけ強いか、特別かが語られていく。
常に合理的な決断を下すアリスが、確たる意思でこのまま戦えば敗北すると断言した。
「今回回収した子達を復活させてから、全員万全な状態で挑んで、果たして1人相手に勝てるかどうか…怪人化による弱体化の程度によるけど、それほどの相手よ」
だから選べとアリスちゃんが言う。このまま無謀に進むか、戻るか。
「戻るなら私は何も説明しない。進むなら聞かせる。それだけ、先に決めて」
「恐怖」──答えはいつだって一つだけだった。
律動が静かに響く。
私は、進まない。
「…そう──」
だって──。
| 魔法行使→《 …任意行使可能。回数制限なし。詠唱破棄可能。行使者は任意の要望をGMに送り、GMはそれを最大限実現しなければならない。弱体化により1T1回まで。 *情報伝達の遅れ、及び確定先制→あなたの発言を遅延* |
『──ああ、迎えに来てくれたのね。私の愛しい子リスちゃん?』
「ッ!?」
──向こうから来た…のを伝えようとしたが、不自然に口が遅くなってしまった!
アリスそっくりの怪人がアリスを抱擁して……更に2体の、巫女と楯の魔法少女が襲って来た!
『寂しかったわよね、会いたかったわよね。でも、もう安心して? あなたのご主人様が来たのだから……今度は、遠くに逃げないでね?』
*アリス→行動放棄→名前が█████ →未定義事項により、偽万能のアリスの行動も放棄された!*
「──けど、魔法は使える! 《
『《
「《
「《
(*詠唱《
『《
『《
「楯通すよりマシね! 《
| 魔法の効果確認 怪人側:確定先制×2 相手の魔法行使不可 あなた:確定先制×2 相手の魔法行使不可 相殺!→真偽により怪人側の先攻対抗+2
*《 *アリスは█████以外に興味がないようだ…両者を戦闘未参加と裁定* |
| 魔法行使→ 《 …戦闘開始前行使可能。確定先制。次に動くまで相手は魔法を行使不可。弱体化により他効果無し。 |
| 魔法行使→ 《 …戦闘開始前行使可能。味方に[無敵7]-4(弱体化)→[無敵3]を付与。 [無敵]…回数ターンの間ダメージを受けない、必中を無効化する。 |
| 魔法行使→ 《 …戦闘開始前行使可能。「眷属/ドラグーンLv.0」を召喚する。 「眷属/ドラグーンLv.0」…HP100、All1D100+10。弱体化により他能力無し。 |
| 魔法行使→ 《 …他者の魔法行使時行使可能。この魔法は獲得時から成長しない。《 (1)魔法少女と絆5/10/15を通過する度に対象の魔法を確認し、任意の魔法を一つ劣化させて獲得する。 (2)魔法少女以外の星の敵によって死んだ者の死を、夢だったことにする。蘇らせた分だけ[空腹1]が付与され、沢山食べると[食い溜め1]を獲得するようになる。 [空腹]…1シーン経過するまでに数値×日分食べないと死亡する。 [食い溜め]…空腹と相殺される。見た目や体重には反映されない。 (3)[誓約]が達成されるまで存在0到達や残機マイナスなどでは死亡せず、[誓約]達成時に死亡する。代わりに元々の肉体は消滅し、魔法少女としての残機が初めから0になる。 |
出会い頭の魔法戦が終わり、お互いが死境の領域に立つ。
お互いに先手を取れた方が勝つ戦い。
相手が理解してるか定かではないが…その身体に染みついた戦闘経験は悟っているらしい、
駆ける。吸血鬼が、2人の魔法少女の怪人が、同時に殺意を滲ませた。
「──不快なのだよ、ゴミクズ共が」
──この場にシェフが居なければ、分からない戦いだっただろう。
本物の龍よりも恐ろしい存在が、漸く出番だと全力を出した。
「独善が、我が家族をペット扱いとは傲慢な事を…知るがいい。真祖の藤、その真髄を! ── 《
血が逆さまの雨となり、紅い嵐が到来し──怪物達の影が過ぎ去った。
| 先攻判定→吸血vsシドラコ→吸血の勝利 |
| HP25%変換→アリスHP750/1000、シドラコHP1500/2000、パラディHP3750/5000 吸血[甘き血280]+250+500+1250=[甘き血2280]→吸血鬼召喚×57→[甘き血]全消費 |
| 魔法行使→ 《 …任意行使可能。「眷属/真祖の藤」を召喚済みの場合、「藤原百合之命」死亡時の環境を3つだけ再現する。それは僅かな動きをするだけで必ず消滅する。
*怪奇1『九命』『がしゃがら髑髏』『青目赤目』『蒼の日』『空愚禅』5* *3D5=2、3、1 が再現された!* |
| 『青目赤目』→???→『がらがしゃ髑髏』→???→シドラコは死亡した。→『四命』→シドラコは狐になった。→猫になった。→人#0☆になった→????になった。
→アリス魔法行使→《 …怪奇相対時行使可能。行使者から見て未開示の変化を巻き戻す。 また、絆が15以上かつ承諾を得ているなら、あなたはそのキャラクターの関係、性格、容姿を自身の物として扱ってよい。(上限1) ただし、本質だけは自身のものを参照するとする。 現在→雨雲存守
*シドラコは怪人に戻った! しかしHPは0だ! シドラコは討伐され回収された!* *再現された怪奇達は██の██により消滅した!* |
混乱する。巫女が消えた事よりも、律動の不可解さに。
怪奇が魔法により再現されたのはいい。しかし何をしたのか、あなたの魔法では一切わからなかった。
動揺し、思考が乱れる。明確に手の届かない相手を目前にして、恐怖で声が乾く。
「──っ吸血! その魔法はやめろって言ったでしょ! ッチこのっ離せ!」
『かわいいねぇ、かわいいねぇ。ほーらなでなでー』
「私の飼い主ぶってないで離れ…ぐっ…なさい! クソ、《
………いや、いや、こんな事で動揺している場合では無かった。知識として知っていたのだ。何も慌てる必要はない。あなたは魔法の事しか分からないんだから、その外にいる者には無力だ。
受け入れよう。自分の欠点、弱さ。
けど、何をすれば…!
動きに迷いが出る。現状、楯の怪人は守りの専売特許。攻撃は得意ではないのか、アリスに攻撃しては幻影に惑わされている。
怪人のアリスの方もアリスを撫でていて動きはない。巫女はラビが回収した。
攻めることが叶えば今が最善だろう。あり得ない話だが。
『っ! はぁ!』
「シッ──ダメ! 楯って呼ばれるだけはある! 殴っても効いてない!」
「あやつは守り抜く事に関して右に出るものは居なかったのだ。██の方のアリスの言う通り、魔法が消えたらすぐ攻撃出来るようにせねばならん」
アリスはどうする?
「どっちだ?」
本物の方。
「だからどっちだ?」
怪人!
「この場に至っては倒す他ないのだ。無論楯の後にな」
シェフちゃんがそう言って、呼び出した吸血鬼達を隊列に加え位置を変えていく。
どうやら全員勝ちに行くつもりらしい。アリスちゃんが言うよりと通じているからだろうか。逃げる気はないようだ。
「いや、冷静になってみれば怪人化の影響がこの方向性ならこのまま一旦放置はアリよ」
『よーしよしよしよし』
「この感じはコイツが小さい頃に悪夢を見た時に似てるし、魔法の劣化が抑えられた代わりに精神が劣化してるわね」
「気が変わらない保証は?」
「怪人は同じ状況なら同じ思考を繰り返す。私がいる限り撫で魔なままよ」
「すまんがずっとそれなのは我がピキるから無しにして欲しいのだ」
「真の万能を倒せるなら考えてやってもいいわ」
一番厄介な相手がこんな感じなのは果たして良いことなのか議論する余地があるが、好都合なのに間違いはない。
気が抜けそうになるが、そろそろお互いの守りが解ける頃合いだ。
あなた達は武器を構え、楯を破壊した。
『《
破壊…しようとしたが、普通に全て受け止めきられてしまった。
嘘でしょ? ほぼ軍相手なのに?
| 魔法行使→ 《 …常時発動。固有。100以上の攻撃ダメージ半減後、100ダメージ以下の攻撃無効。弱体化により攻撃のみ限定。 固有…模倣や奪取など、これと同等のものの存在を許さない状態。形状、性能などを独占した証であり、後先の存在相手に同じ位置に立たせない。 |
『はあっ!』
「よっ…攻撃はへなちょこだね。どうする? 倒せないんだけど」
「我ならイケるぞ。今の調子なら13回は殴る必要がありそうだが」
「パミは? あれは確か反撃で攻撃じゃないからイケそうだけど」
私達で殴って相手にぶっ放す…どちらかといえば有りな作戦だけど、肝心のパミが居ないことには始まらない。というか本当にマーキングを誰にやったのだろう。まさか忘れた訳じゃないよね?
「じゃあ、待つしかないね!」
楯を引きつけ、攻撃を回避したラビが言う。
吸血鬼、ラビ、あなた…シェフちゃん以外の攻撃は全て無駄と言わんばかりの魔法だ。
シェフちゃんしか前に出られない以上、それしかないだろう。口惜しいばかりだが…仕方ない。
楯はラビとシェフに任せ、あなた達は吸血鬼達と一緒にアリスの方に当たる事にした。
「…まさか、アリスを倒すとか言い出さないでしょうね?」
倒したい。血の変換にも無反応だったし、いけそうだから。
「………ふぅ。願いの万能性は欠けた以上、その一回を乗り越えれば出来るでしょうね。でも本気? あなた、死ぬわよ?」
アリスちゃんが本気で止めに入る。
最初から一貫して私達には無理だと言う。
「恐怖22」……そこまで言われると、段々と自信が無くなって怖くなってきた。
もしかすると負けるかも知れないなら……しっかりと、頭を使う必要がありそうだ。
*恐怖が20以上の為、全傾向で思考開始。数値により思考量変化*
「理性8」……改めて考える。戦力は吸血鬼が282、あなたが1人、ナイトが1人、オマケの猫。
手数はあるが一発の火力を求めるには不十分で、デバフに耐性が無く、朱の月はアリスちゃんの場所効果の無効で意味がない。
仮に願いで全員死ねと言われたらそれで終わりになる状況と言えるだろう。
「勇気8」……いや、思考が幼いとアリスちゃんは言っていた。ならばあなた達の倒し方は子供らしいやり方になる筈だ。
魔法は万能だが行使する者が未熟。怪人化で言葉は通じないが…今まで見てきたアリスちゃんの振る舞いが彼女の物だというのなら、即死の類いは使わない筈だ。
「快楽7」……では子供らしいとは?…自信はないが、大ダメージ、すごく遠くに吹っ飛ぶ、核ミサイルなどだろうか。7歳ならば小学2年……ギリギリなラインだが、どうしようもない事はしないと思う。
というより、アリスなら優しい子なのは間違いないだろう。少なくとも、その頃の女の子なら敵にすら情けをかけてもおかしくない。
……確かに、冷静に考えたらこのままにする方がリスクはない。
それは今のあなたにはとても魅力的な情報でもある。
しかし…しかし、本当にこのままでいいのだろうか?
このままアリスちゃんと一緒に封印するのが正しい選択なのだろうか?
アリスちゃんが全部正しい訳ではないのは、事前に言っていた程最下層で死んだ魔法少女が強く無く、寧ろ弱体化で弱いまである事から明白だ。
大体正しいのは間違いないが、この瞬間に限ればアリスちゃんは大袈裟に言っているまである。
……これ以降、アリスちゃんが動かなくても大丈夫な状況か?
分からない。だが決めなければならない。
時間は有限で、この瞬間だからこそ解決出来る問題かも知れないのだ。
遅れれば遅れるほど、後に困るのは私達なのだから……。
あなたは──。
*遭遇ダイスで13を踏み、怪人アリスがランダムな仲間2名を連れて現れた事による決議*
「戦わない」を選んだ場合
*怪人アリスが居るままだと回収した魔法少女の復活も出来ません。アリスの全ての行動が怪人アリスの封じ込めに費やされます*
*決戦時にもアリスは不参加となり、イベントは発生しなくなります*
*【これ以降、怪人アリスに挑むと魔法少女は必ず全滅します】*
*代わりに最終決戦での勝利は確定します。対価は未知数です*
「戦う」を選んだ場合
*吸血鬼がいる為、一つの願いを乗り切れば勝ちます*
*願いの内容は未知数です。あなたは死ぬかも知れないし、死なないかも知れない*
*何を願うかは、今までのアリスの振る舞いから十分推測可能な範疇です*
*勝てば総取り、負ければ今までの戦闘と同じく【あなたは死にます】*
*今シナリオのラスボス戦に「怪人アリス」を選びますか?*
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「戦わない」
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「戦う」