これまでのあらすじ
魔法=魔法少女の心の具現=性格。
つまり、現代生まれなのに封印、使役、歌の三要素が混ざった魔法を持つ記憶喪失前のあなたは相当面倒な性格です。
記憶を無くしてるのである程度矯正は可能ですが、相手次第では変身前は監禁支配型ハイテンションなヤンデレショタ、魔法少女だと使役して模擬家族にしてこようとする素養があります。
なので傾向の累計が高くなるほど、記憶を失くす前の面倒な部分が見えてきます。
| 5/24 2日目コミュ「偽万能」/配信 |
| 場所:「SPオフィス」
*対策:MGP財団を得た事により、施設情報と機能が解放された!* 「SPオフィス」…東京都が提供する魔法少女専用配信施設。魔法少女の要望に可能な限り沿って設計されており、非常に快適な空間が広がっている。特殊な効果はない。
*SL20(難度100)以上一発クリアor「対策:MGP財団」と「存在:魔法少女」所持で解放* └→国家とアリスが財団にバレないよう、非常にアナログな手法で作った隠し部屋がある施設。隠し部屋はあらゆる電化製品、知覚から隔絶され、魔法少女のCPシステムを応用し文字や魔法少女の記憶にすら場所を記録出来ない状態になっている。 また、内部に居る魔法少女の配信を電子上では行われているように見せる効果もあり、ある種全自動配信再生施設にもなっている。 MGP財団に聞かれたくない事を話す際、山の奥と同等の隠蔽効果を所持してよい。 隠し部屋を利用した際、通常の配信判定を行いその結果を得てよい。 |
「ここでは何を話しても構わないわ。話した内容以外、ここは誰の記憶にも残らないから」
ふわりと備えられた木製で組み立てられたソファに魔法少女になったアリスちゃんが座る。
その反対には同じく魔法少女になったあなたがちょこんと座っていた。
あなたは手元のぼんやりと光る蝋燭を頼りに周囲を見渡してみる。
「SPオフィス」
魔法少女の為の配信施設だとは聞いていたが、その下にこのような隠し部屋があるとは思っても居なかった。壁はコンクリートの簡素な物で、窓も何もない。ただホワイトボードと水彩ペンと布、それから40人は座れる椅子と机に、蝋燭が其々備え付けられているだけだ。
あなたはそんなものがある事に驚きはしたが…なるほど、魔法少女もそれ相応の対抗策は講じていたという訳だ。あなたにとっては頼もしいという感想しか出て来ない。
「──さて、今回の探索に同行したいって話だったわね」
あなたは頷く。2回の交戦で使役も埋まり、全ての魔法の使い方は理解した。
配信で何回も魔法を使える用意も済ませ、これなら行けるとあなたは踏んでアリスについて行きたいと頼む事にしたのだ。
「私としては構わないわ。4番目のあの子にはあなたの魔法は有効だし、後方から支援するタイプのあなたなら下手な前衛より守り易いし…よし、作戦練るから考えさせて?」
アリスちゃんはそう言うと、蝋燭を片手にホワイトボードに数字を書き込んでいく。
「あの魔法も…常時型の行き帰り分を差っ引いて…登録者2万人だと60回、安全ラインでも50は撃てるか。道中はプレゼント軸より混乱軸、情報開示は私より本人の魔法でやった方が強力だから任せるとして…もし
えっむり。
突然振り向いて出来るかと聞かれても、あなたには何がなんだかである。
アリスちゃんはやっぱり? という顔で斜線を引く。キュッと、作戦が一つ潰れた音がした。
それからタンタンとつま先を鳴らして、蝋燭をテーブルに載せた。
「この際だし実際に見せた方が早いか。あなたの魔法の可能性よ──《
フッ…と。アリスはあなたの魔法を使うと、影だけを残してその場から消え去った。
残った影はあなたに向けてピースサインをしていて、そこにアリスちゃんが居ることだけが分かる。しかしそれも直ぐに周囲の影に紛れて、何処に居るかわからなくなってしまった。
| 魔法行使→[星の経路図/探]×《 判定…成功。 →行使時判定を行わずに成功する。相手の魔法を全てロストした状態で使役する。最大1体まで使役可能。使役された存在を視認可能になる。維持費は発生しない。/+使役枠を潰し、自身を対象に行使する事で影のみとなって移動出来る。余り早くはない。探索時戦闘スキップ。戦闘前に使用していた場合、確定先制。 |
「にゅるっと…まあ目覚めたばかりだものね。じゃあ影潜りは無しで普通に行きましょう。普通に入って普通に倒して普通に連れて帰る。移動は設置しておいた転移魔法である程度飛ばせるからあんまり遅くはならないわよ」
いや待って、その魔法はなに?
影からにゅるっと出てきて会話を続けるアリスにツッコミを入れつつ、あなたは話を静止する。
いや出来るだろうとは思っていたが、まさかこんな所で自分の魔法を使うアリスちゃんを見る事になるとは思わなかったのだ。
「なにって…あなたの魔法の応用よ。案山子がやってたでしょ?……ああ、安心なさい、あなたが使う時はもっと強力になるわ。私のはCPも変身も要らない代わりに弱体化するから」
果たしてそれは弱体化なのか? 継続戦闘にリソースが割り振られてるだけなのでは?
いや、あなたが聞きたいのはそういうことではないのだ。
それをあなたに教えれば直ぐに出来るようになるのではないかと、そもそも影に潜るのはあなたの魔法から掛け離れ過ぎではないかと、そう聞きたいのだ。
「教える? それは無理。魔法は息をするように当たり前に出来るもの。似通ってるからって理屈は分かるけれど…どうしても私とあなたの差異は出る。教えたら変な所で躓いて余計に時間がかかるわよ」
影に潜るのは?
「あなたの怪人がいつもやってることでしょ? 逆に、自分は潜れないか確かめたり……してない? 確実な手札を使うべき…あぁ、"勇気よりも理性"なのね。別に良いけど、ずっと同じ思考だと頭堅くなるわよ。あなたの魔法は応用効かせやすいんだから、今回はもっと別の視点で見てみなさい?」
確かに教えるのは魔法は感覚だよりに使うしかないが……別視点……あなたは何処となく納得いかないものの、矛を納める事にした。
戦闘中に確かめるなんてそんな勇気が必要なこと…最初から前衛が居たなら…そんな事を考えると、アリスちゃんは察して言葉を付け加えた。
「もう、私が守ってあげるから怯えない! なんなら断言してもいいわ、【今回の探索で絶対あなたは死なない】。私が諦めない限り、あなたは、死なないのよ」
確信もった声に、あなたの死への怯えが消えていく。
根拠こそ言葉にしてないが、アリスちゃんのことだ。あなたを含む39人の魔法の中にそんなものが有ってもおかしくはない。
いや寧ろ今まで信用し切ってない方が可笑しいまであるのでは?
あなたはの思考にそんな物が混ざる。
何処か盲目的な思考では有ったが、あなたは確かにその通りだとアリスちゃん…否、アリス様に──バシンッ!
……えっ?
頬に痛みが走る。困惑の声を漏らし、あなたはアリスを見上げた。
そこには急に爆発しかけた時限爆弾を急いで止めたような、そんな焦りを含んだ表情のアリスちゃんが居た。
…なんで、急に叩いたの?
「…それはこっちのセリフよ。なんで命の保証をしたくらいで私に盲信しかけたのよ。やめて頂戴? その
なんの話だろうか。急に叩かれた困惑で、話が見えてこない。
それよりも、記憶を失ったあなたにとって親も同然の存在に叩かれた事実の方が、あなたにとっては衝撃的な事だった。
……ごめんなさい。
だから謝った。見捨てないで欲しいという感情のままに、赦しをあなたは願った。
何故そんな事をされたのか理解出来ないまま、縋ったのだ。
アリスは自身に縋り付くあなたの肩に両手を添えて、あなたは目線を合わせられた。
「…なんで叩いたか理解してないようだけど、今は、いいわ。こちらこそごめんなさい。でも、これだけは約束して。"私を頼りにし過ぎないで"。それは、自分の可能性を自分で摘み取る行い。"一生、誰かの特別な人になる事を放棄すること"だから」
大事な事を言われている。そんな気がした。
なのにそれがどんな意味を持つか理解し切れなくて、そんな自分を歯がゆいと、あなたは自分の力不足に嘆くしかなかった。
だからだろうか。アリスが続けた呟きが、嫌にあなたの耳にこびり付いた。
「……ごめんね、これは私の問題。"誰でも愛すけど、見返りは求めない"。"私に並ぶ存在はいないから先頭に立つ"。そういう奴なのよ、私は。アリスって魔法少女は、博愛/傲慢 なのよ」
彼女自身が教えた、アリスの本質。それを成り立たせる両輪。
「…はい! 暗い話終わり! ちょっと変な話になっちゃったし、ちょっと配信で気分転換しつつ行きましょう! 今回のミーティングは軽めでも十分なくらいだし、作戦は考えた訳だし、仲直りが先決ね! だからゲームしましょうゲーム! 例えば…そう、エアライダー…とか…ぇっと、どう?」
あなたが偶然にも触れた、彼女の魔法を成立させる、
……うん、やったことないから楽しみ。
あなたの返事に、アリスちゃんがホッとしたように息をつく。
マズいことをしたと考えているのだろう。あなたの反応から余り引きずって無いと見たのか、そのまま意気揚々と準備をしてくると行ってしまった──。
だけど…嬉しいな。
叩かれた頬を撫でながら、あなたはクスりと笑う。
酷く怒られてしまったし、反省しないといけない事もあったが…逆を言えば、アリスちゃんは自らあなたの父親として、厳しくも立派に育てると言ってくれたような物だからだ。
それはもう、あなたを家族だと肯定したような物では?
"あの腐り切ったニセモノ共よりも、よっぽど本物の、
ならば応えよう。その期待に、僕はあなたの理想のままに僕を作り直してみせる。
だから期待しててね、アリス様。僕は絶対あなたの思うままに──。
………?
──ふと、意識が遠くなっていた気がする。
…気のせいか。ここは暗く、蝋燭だけが頼りの隠し部屋。時間の感覚がふと曖昧になることもある。
そんな事よりもアリスちゃんとのゲームだ。先程は酷い会話になってしまったが、これから冒険に出ると言うのにギクシャクしたままでは命に関わる。
あなたはフッと蝋燭の火を消して、真っ暗な部屋を後にした。
『───パシャリ』
『にー?』
『──…』
『…にゃあ』
部屋に残ったのは、影に溶けても確かに存在する、過去の積み重ね。
今を築く過去の残骸達は、あなたの影の中、静かに見守っていた。
| 配信→ch「雨雲アリス」登録者24,640人→探索 参加者:アリス/あなた/パパラナイト/ヌーベルビイ *[変身/非活性]適用済み* |
| 3回目ダイス1D2=1 戦闘 1.戦闘 2.精神 アリス 探索4D6+3 ×2=13+3、11+3=16、14 戦闘4D6+3=15+3=18、合計48 あなた 探索2D6+1 ×2=3+1、9+1=4、10 戦闘2D6+1=7+1=8、合計22 ナイト 探索7D6+8 ×2=24+8、24+8=32、32 戦闘1D6+3=2+3=5、合計69 ヌーベ 1D1+1 ×3=6、合計6 獲得CP:145 バズりダイス1D10=9 何も起こらなかった
*変身したあなた達が発する存在感が人々を惹き寄せる……* *[変身/非活性]により配信の獲得CPが10倍になった!* →獲得CP:1450 |
| アリスのCPが3,914(登録者数39,140人)になった! あなたのCPが2,828(登録者数28,280人)になった! |
| コミュ終了 アリスが腹を割ったことで仲をぐぐんと深めた! 絆3→絆6 アリスと[友人]になった! *新たな絆により、アリスに新たな魔法が追加された!* 「頼もしいアリスちゃん/アイツ私に父を見たわね…そこは母じゃないの?」 |
| *相手を深く知った影響でアリスのステータスを一部解明した!*
名前:██████ 定義:人間/魔法少女/女/17歳 状態:[決意][帰還者][契約不全][誓約] 性格:【博愛】 『*』 【傲慢】 「見返りを求めぬ愛」/「並び立つ者を望まない」 契約:【スサノオ】 レベル:3(任意+2D、戦闘/探索/精神+3) HP:40/40 存在:0/100 戦闘:4D6+3 探索:4D6+3 精神:3D6+3 ([帰還者]全+1D、任意+2D、[決意]精神+1D、HP+10) CP:3,914(登録者39,140人)
魔法「紡いだ絆で立ち上がる魔法」 ………未判明。
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| *自分の魔法の新たな可能性を実際に見た事で理解が深まった!* 戦闘「訓練」 ・[星の経路図]の習得 0/20→2/20 |
| *友人を得た経験があなたの輪郭を明瞭にしていく……→+1/0/+1/+1* いよいよあなたは財団の跡地に潜ることになった。 今は「理性」で方針を固めているが…アリスちゃんから変えてみようという提案をされた。 折角だし改めて考える良い機会かも知れない。 コレからどうしようか…?(現在:勇4/理4/快3/恐4) →平均的な傾向により、全ての選択が目の前に提示された! |
| 戦闘方針 1.魔法の新たな可能性を探りながら戦う 勇気+1 2.場所や得た情報から最適な方法で倒す 理性+1 3.仲間や道具を積極的に利用し指示する 快楽+1 4.最大限戦闘を避ける努力を行う 恐怖+1 |
存在…寿命、存在感、肉体と精神でどれだけ自己がすり減っているかの指標。最大100まであり、0になった場合キャラロストする。残りの寿命+SAN値。 CPがないのに魔法を使ったり、MGP財団に洗脳されたり、誕生日を迎えると減る。
戦闘方針選択
-
1.魔法の新たな可能性を探りながら戦う
-
2.場所や得た情報から最適な方法で倒す
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3.仲間や道具を積極的に利用し指示する
-
4.最大限戦闘を避ける努力を行う