■■がバレてはならない転生オリ主のお話 作:執筆サボって執筆してます
あけましておめでとう!
相変わらずの短めの文章とギャグのようななにか(真剣に考えると笑えない)だぞ!
誤字っぽい変換もありそうだけど多分誤字じゃないぞ!
部屋に引き篭りたい、切実に
「あばばばばばば」
ドポポポポポポッ!
いやいっそ故郷に還り・・・・・・転生した時のあの地獄じみた環境を思い返すとソレは無いだろ、血迷ったか?
でも目の前の光景だって地獄絵図なことは変わらないと思う
バリボリボリバリ!
大量の仕事は別に構わない、やらなければもっと増えるのだから
外勤はむしろ歓迎だ、まだ数度の経験しかないが内勤で会いたくないお歴々に会う機会が減る
「ごごごごごちそうさささまでした」
今目の前にいるドクターとかがその一人だ
ちなみに今日の朝食は口内調理即席麺
是非どうぞと薦められたが俺には真似できないので出来る限り丁重に断らせて頂いた
しかしどういう身体構造をしていればアレが出来るんだ?
「じゃああああああマママンナナズ、今日はははははよろりろろしくくしく」
「‥‥‥はい、ドクター」
そして明らかに言語がバグっていらっしゃる マナナンナナズとかちょっと語呂が良い分余計に怖いというかムカつくというか
‥‥‥普段の様子も聞いていた話とはかなり違ったが今日は輪をかけて様子が不審、何かあればすぐにケルシーを呼べるようにしておくべきだ
それにしてもドクターは仕事が早い、俺が書類仕事が苦手だからというのもあるのだろう
報告書を読み込む速度も書類の作成も迅速かつ正確だがなによりも‥‥‥
「マナナンズズズズ、上かから二段めめ、み右から三番ん目の赤い背表紙ののし資料とっててて」
「こちらであっていますか?」
必要な資料の場所を把握しているお陰で探すのに手間取らない! のはいいのだが……
めっちゃ埃っぽい! どうりてドクターの話になるとフォリニックさんが怖い顔するわけだよ! やっぱこの部屋掃除しようよ! していいよね!?
「ごごごめん その隣のやつだったたたかも」
ええ……?
「今度こそどうぞ」
「これれだだよこれ、ま前に頼んんだ後で戻す時に間違えたみたいだだね」
‥‥‥やっぱとんでもないんじゃないかこの人?
埃の被り方からしてこの資料を前に取り出したのってかなり前の筈だもの
まあかなり散らかっているし勘違いかもしれないが
「じゃあこの資料と書類を医療部に持って行ってあげて、それで___」
仕事が割り振られてきたのでとりあえずメモを取る このカラダは優秀なので基本的に忘れはしないがそれでも頭から吹っ飛ぶような出来事が起きてもおかしくないのがロドスだ ついでにゴミ袋の一つでも持ってこようか
「かしこまりました」
分厚い紙束と資料を受け取って俺は執務室を後にした
__
___
____
「マンナズ、ちょっと待ちなさい」
医療部の各メンバーにドクターからの資料と書類を引き渡しているところで肩に水色の医療用手袋が食い込んだ
「……ご、ご用件をどうぞ フォリニックさん」
「貴方、どうして、こんなに、埃を?」
埃を払っておくのを忘れていた 終わった まさかこんな詰み方があったなんて……
「ドクターに頼まれて資料を取り出したらこんなことに」
「どうしてその時点で、いいえせめて入室前に払わなかったのかしら?」
すごく振り向きたくねぇ、振り向かなくても別に変わりはしないだろうが
「払っても埃が舞っているから意味がないと思ってそのまま失念しました」
肩がミシミシ鳴ってる!? これもしかして本格的に______
「‥‥‥はぁ、廊下に行くわよ」
______音が止んだ? とにかく言われるままに廊下に出た
「背中の分は取ってあげるから前は自分でどうにかしなさい」
そう言って粘着クリーナーを渡された どうやらまだ詰みではないらしい
「‥‥‥お手数をおかけします」
「そこはありがとうございますでいいのよ!」
しばらくの間ペタペタという音が廊下に響くことになった
「ドクターの様子はどうなの?」
「言語が崩壊してますね、何徹目ですかアレ?」
「‥‥‥少なくとも三徹目以上ね つまり昨日は私の前でよくも平気な顔をしてたってことになるじゃないの!」
マスク越しに顔色わかるの!?
「徹夜の原因って仕事以外になんかあるんですかね」
「ドクターが怒られるのを分かってて私に素直に話すと思う?」
ミシミシと粘着クリーナーが鳴き出した こわい
「‥‥‥盗聴器とか隠しカメラってそういう時に便利ですよね」
「流石にそれはどうかと思うわ 企業である以上はコンプラ的にちょっと」
‥‥‥そういや此処は製薬会社だったか、見つかったら大騒ぎ間違いなしだな
「となると現行犯で抑えておくぐらいしかないですが‥‥‥貴女の生活習慣的に直接関わるのは難しいかと」
平時の彼女は夜9時に寝て朝6時に起きるような規則正しい生活を送っているが、それは彼女を知る者ならば医療部のメンバー以外にも広く知れ渡っている もちろんドクターにもだ
つまり彼女が作戦時以外の深夜帯に起きていたら確実に怪しまれるのだ
「そうなのよね‥‥‥いっそのことケルシー先生に頼んで張り込みの許可をもらいたいですよ」
「あまりに酷いとMon3trで折檻に行ってるみたいですからね 先週も見ましたよ」
あれは一切同情出来なかった、そういえばその後でMon3trに匂いを嗅がれた気がするけどあれは一体何だったんだろうか?
「それなら一週間ぐらいは大人しくしてくれてるはずよ‥‥‥本当に仕事が忙しいのかもしれません」
「今日は俺が秘書ですから録音機でも置き忘れてきますよ」
「‥‥‥ところで廊下でこんな話してたらバレないかしら?」
「‥‥‥今回はやめておきましょう」
「そうね‥‥‥ところで資料の配布はやっておくので余裕があったら執務室の掃除を頼めないかしら? 本当に忙しいなら周りを片付ける暇もないかもしれないですし、それならまあ‥‥‥仕方ないかもしれないですよね」
「ああそうだ、思い出した ついでに執務室に掃除用具が無いかも聞いておきたかったんでした」
「多分壁際のどこかにあるわ 部屋はあんなんでも貰い物を飾ってる辺りはまだ綺麗だからその近くかもしれないですね」
「ちょっとそこは近寄りたくないですね」
「慣れなさい、キリがないわ」
「そんなー」
ドクターの飾る貰い物は物凄く多く、そして個性的だ
よれよれのペーパークラフトのものを始めとしたナイフが数本にいくつかの鉱石 雑多なジャンルの書籍からサルミアッキの空き缶*1まで!
極めつけには誰かの記章が複数に希少な源石氷晶、スイレンのブローチ……価値が高すぎて触りたくないものもある というか貰い物って潜在アイテムじゃないか?
いずれにせよもうちょっと厳重にしまっておいてほしい
仮に壊して弁償となると同じ物を用意することは手段としては実行可能だがいざ実現となると困難を極める 入手経路が露見してはならないのは当然だが贈られた物そのものではないというのが同じくらい問題だ
「‥‥‥まあ、高価なのは分かっているだろうしドクターも対策はしている筈ですよ」
「‥‥‥だといいんですけどね」
この会話の後、掃除中に源石氷晶に罅が入っているのを見て発狂することを俺はまだ知らない
気がついた時には昼休み前で医療部の仮眠室で反省文を書くようフォリニックに叱られた 丁度様子見で来てみたらドクター共々言語が崩壊した様子で両手を組んで言い合っていたので気絶させて引きずってきたらしい
‥‥‥顔は見ていないとは言っていたがどうだか
夕食時にドクターから説明があった
曰く刺客に入られて咄嗟に投げつけたらしくその時に入った罅なのだとか
後日話す機会のあった
‥‥‥いや安全上良くないわ! よく誰も犠牲にならなかったな何者だよその刺客*2!?
そういえば発狂した時に荷物を一つ執務室に忘れてきたようだ 就業時刻だが取りに行くとしよう
「どうやら言葉では無駄なようだなドクター‥‥‥Mon3tr!」
「(呆れたような唸り声)」
「あー困りますお客様! 困りますそこはあーお客様! 服を脱がさないでお客様! 無駄に器用ですねお客様!」
「器用にさせたのはキミだ」
‥‥‥明日早起きして取りに行こう
それにしても反省文を出すついでにフォリニックには呆れた報告をすることにもなりそうだ
荷物無事だよね?
ドクター
性別不明
赤タグのボーイズラブとガールズラブの原因はこのお方である
マンナズはとても複雑な感情を抱いている模様
本当は年越しそばにちなんで(話タイトルのみ)大晦日にこれを投稿する気でいたけど体調崩してかなり遅れたぞ!(推定気管支炎)
うちの家族は年始年末に誰か一人は体調を崩している気がするが気のせいであってほしいと願うばかりです
2026/1/4