遊戯王 壊れゆく日常   作:毘沙死狂騒曲

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持たざる者の力

前回のあらすじ

まさかのティ・フォンとその他強力なカードをゲット!

 

 

遊紀「エクシーズ限定デュエル?」

 

 

瑠奈「うん。エクシーズモンスターをメインにしたデュエル大会だって。参加条件はEXデッキに10枚以上のエクシーズモンスターを入れて参加すること。どうよ?」

 

 

遊紀「まぁ「スプリガンズ」か「光天使」なら行けるけど…瑠奈はエクシーズモンスターをメインにしたデッキなんて持ってたっけ?」

 

 

瑠奈「大丈夫。「レスキュー・ラビット」とランク4エクシーズをいい感じに調合したバニラデッキで出るから。」

 

 

遊紀「まぁ…それなら…このカードたちを使ういい機会になるしいいかな…!」

 

 

私は教徒たちから貰ったティ・フォンをはじめとするナンバーズカードを見つめた。

 

 

遊紀「それにしても…みんながくれたカードのほとんどがナンバーズカードだった…どんだけハンドレイダーズ狩ったんだろ…」

 

 

瑠奈「ほぇ~「№100ヌメロン・ドラゴン」に「№97龍影神ドラッグラビオン」…ヤバいね~」

 

 

清香「ちなみにこのエクシーズ限定デュエル、優勝賞品は「№30破滅のアシッド・ゴーレム」だって…」

 

 

遊紀「絶対またハンドレイダーズとかの襲撃あるじゃん…ナンバーズカードが狙われてるのも分かってきてるのに大々的に告知するんだね…」

 

 

瑠奈「なにか狙いでもあるのかな~」

 

 

そして私はエクシーズ限定デュエルに参加するためのデッキを調整してから、お姉ちゃんのほうに行った。

 

 

遊紀「お姉ちゃーん。」

 

 

遊奈「お、遊紀。どうかしたの?」

 

 

遊紀「今日お姉ちゃんが世界に行った記念日でしょ?だからこれ、プレゼント。」

 

 

私が1枚のカードを渡すとお姉ちゃんは口元を押さえて泣きながら膝をついた。

 

 

遊紀「お姉ちゃん⁉」

 

 

遊奈「うれぢいよぉ!ありがどぉ!絶対デッキに入れて外ざないがらぁ!」

 

 

遊紀「そこまで⁉」

 

 

私はあまりにもオーバーな反応に戸惑っていた。

ちなみに私がお姉ちゃんにあげたカードは初めてハンドレイダーズに襲われたときに返り討ちにしたらなぜか貰った「№16色の支配者ショック・ルーラー」だ。

そしてエクシーズ限定デュエル当日。

 

 

遊紀「さすがに今回は何もないといいけど…」

 

 

瑠奈「優勝賞品ナンバーズカードだしね~」

 

 

清香「その時はその時で考えましょ。」

 

 

そして受付を済ませて時間まで待つ。

すると見知った顔を見つける。

 

 

遊紀「あれって、蘭玖?」

 

 

瑠奈「ほんとだ、お~い!」

 

 

私の幼馴染軍団の1人、竹達蘭玖だった。

 

 

蘭玖「おぉ、遊紀に瑠奈に清香!3人も来てたんだ…!」

 

 

遊紀「エクシーズのイベントだし…アイツも来てそうだけどね…」

 

 

蘭玖「アイツ…?」

 

 

蘭玖が首をかしげていると1人の男がやってきた。

 

 

遊紀「噂をすればなんとやら…」

 

 

そう、ラングウルアカデミアのカイザーこと東城龍牙だ。

 

 

龍牙「驚いた。瑠奈たちも来てたのか。」

 

 

瑠奈「そだよ~」

 

 

龍牙が嬉しそうにしてるとおそらくアイツのファンであろう女連中が後ろから嫉妬の目で瑠奈を睨んでいた。

 

 

遊紀「アイツら…!」

 

 

清香「遊紀、ストップ。まだあの女たちは何もしてきてないよ。あっちから手を出してこなきゃ正当防衛にならない。だからその鉄パイプしまって。」

 

 

遊紀「チッ!命拾いしたな…」

 

 

龍牙「アイツらは何をしてるんだ?」

 

 

龍牙には是非とも嫉妬した女が何しでかすか分からないところを見せてやりたい…

そんなこんなでスタートし、それぞれのデュエルが始まった。

 

 

杏奈「ウチは炎城寺杏奈!エクシーズ使いの杏奈だ!お前は確か瑠奈だっけ、龍牙から聞いてるぜ。親友にセクハラをしてる癖にかなりの腕らしいな。」

 

 

彼女の発言に瑠奈の頭の中で何かが切れた。

 

 

瑠奈「…持たざる者の何がわかる…」ボソッ

 

 

杏奈「え?」

 

 

瑠奈「早く始めよう。」

 

 

杏奈「お、おぉ!」

 

 

瑠奈&杏奈「「デュエル‼」」

 

 

杏奈「ウチの先攻。ウチは「BKアッパーカッター」を召喚。その効果でデッキから「ジョルト・カウンター」を手札に加える。そして「BKスパー」を特殊召喚だ。」

 

 

瑠奈「…「BK」ねぇ…」

 

 

杏奈「ウチは「アッパーカッター」と「スパー」でオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚!流星の鉄拳チャンプ、「No.105BK流星のセスタス」!ウチはカードを1枚セットしてターンエンド。」

 

LP8000

手札3枚

場 セスタス 伏せ1

墓地0枚

 

 

瑠奈「私のターン、ドロー。私は手札から「レスキュー・ラビット」を召喚。そのまま「レスキュー・ラビット」を除外して効果発動。デッキから「ジェネティック・ワーウルフ」2体を特殊召喚するよ。そして「大くしゃみのカバザウルス」を召喚。私はフィールドの「ジェネティック・ワーウルフ」2体と「カバザウルス」でオーバーレイ・ネットワークを構築。金黒の光を放ち、全ての敵を無力化せよ。エクシーズ召喚!「ヴァイロン・ディシグマ」!」

 

 

杏奈「そいつは…?」

 

 

瑠奈「「ヴァイロン・ディシグマ」の効果。エクシーズ素材を1つ取り除いてフィールドに表側攻撃表示でいる「セスタス」を「ヴァイロン・ディシグマ」の装備カード扱いで装備させるよ。」

 

 

杏奈「なんだと⁉」

 

 

瑠奈「じゃあバトルフェイズ。「ヴァイロン・ディシグマ」で直接攻撃。ディシングレイ!」

 

 

杏奈「グァァァァ!」LP8000→5500

 

 

瑠奈「私はカードを1枚セットしてターンエンド。」

 

LP8000

手札3枚

場 ヴァイロン・ディシグマ 伏せ1

墓地1枚

 

 

杏奈「やるな…!ウチのターン、ドロー!ウチは「BKプロモーター」を特殊召喚する。そのまま「プロモーター」をリリースして効果発動!デッキから「BKグラスジョー」と「BKシャドー」を特殊召喚する。」

 

 

瑠奈「でも、「ヴァイロン・ディシグマ」が「セスタス」を装備している限り炎属性のモンスターはダメージ計算を行わずに問答無用で破壊するよ。」

 

 

杏奈「ろくに戦闘もできないのか…でもウチはやるぞ!「グラスジョー」と「シャドー」でオーバーレイ・ネットワークを構築。再びリングに立て!流星の鉄拳チャンプ「№105BK流星のセスタス」!さらに魔法カード「RUM-クイック・カオス」を発動!カオスエクシーズ・チェンジ!現れろ、C№105!地獄の業火の鉄拳のスーパーチャンプ、「C№105BK彗星のカエストス」!」

 

 

瑠奈「じゃあ罠発動。「強制脱出装置」。「カエストス」には退場してもらうよ。」

 

 

杏奈「なぁ…⁉」

 

 

瑠奈「どうする?」

 

 

杏奈「モンスターをセット、永続魔法「一族の結束」を発動してターンエンド。」

 

LP5500

手札0枚

場 伏せモンスター1 一族の結束、伏せ1

墓地5枚

 

 

瑠奈「私のターン、ドロー。このターンで終わりにしよう…「サンダー・ボルト」発動。相手フィールドの全てのモンスターを破壊する。」

 

 

杏奈「「シャドー」が…!なんとか持ちこたえられると思ったんだがな…」

 

 

瑠奈「続いて「古のルール」発動。手札より「青眼の白龍」を特殊召喚。」

 

 

杏奈「マジか…!」

 

 

瑠奈「バトルフェイズ。「青眼の白龍」で直接攻撃。滅びの爆裂疾風弾!」

 

 

杏奈「グァァ!」LP5500→2500

 

 

瑠奈「そして「ヴァイロン・ディシグマ」で直接攻撃。ディシングレイ!」

 

 

杏奈「ウワァァァァ!」LP2500→0

 

 

こうして瑠奈は龍牙のファンクラブ№2の杏奈とのデュエルに勝利した。

瑠奈は杏奈に歩み寄る。

 

 

瑠奈「これが、持たざる者の力だよ。」

 

 

杏奈「すごいな…何もできなかった。確かに龍牙がアカデミアで自慢するのも分かる気がするな…」

 

 

その頃私は…

 

 

遊紀「じゃあ私は「スプリガンズ・キャプテンサルガス」と「セリオンズ“キング”レギュラス」でオーバーレイ・ネットワークを構築。黒き翼を広げて全ての龍を凌駕せよ、エクシーズ召喚‼「№97龍影神ドラッグラビオン」!「ドラッグラビオン」の効果発動。エクシーズ素材を取り除いて「№91サンダー・スパーク・ドラゴン」をエクシーズ素材として…黄金の輝きと共に顕現し、世界の全てを支配せよ!エクシーズ召喚‼「№100ヌメロン・ドラゴン」!」

 

 

「うそぉん…」

 

 

遊紀「「ヌメロン・ドラゴン」のエクシーズ素材を取り除いて効果発動!このターン、「ヌメロン・ドラゴン」の攻撃力はフィールドのエクシーズモンスターのランクの合計×1000アップする!よって攻撃力12000!バトルフェイズ。「ヌメロン・ドラゴン」で「虚空海竜リヴァイエール」に攻撃!ヌメロニアスバースト!」

 

 

「ウギャアァァァァ!」LP4300→0

 

 

ヌメロン・ドラゴンの強さに若干引いていた。

 

 

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