秋風の北陸加賀路・南公安官の有給旅行   作:新庄雄太郎

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そして、苔の里へ行くと事件が起きた。


第3章 苔の里で死んだ女

そして、次の日。

 

南と歩夢と唯たちは、苔の里へ行く事になった。

 

「ねぇ、苔の里へ行ってみようか。」

 

と、唯は言った。

 

「まぁ、素敵な名所ね。」

 

「私も一度は言って見たかったわ。」

 

「そうね。」

 

そう言って、南と唯たちは苔の里へ向かった。

 

叡智の杜は、苔の名所「苔の里」と古民家交流体験施設「WisdomHouse(ウィズダムハウス)」を核とする観光体験スポットです。「苔の里」は、杉の美林に囲まれた苔むす庭園や神社、古民家など全国農村景観百選に選ばれた美しい里山集落の観光開放エリアを、ガイドから自然や生活文化について解説を受けながら、鑑賞することができます。

 

「まぁ、素敵な場所ね。」

 

「連休に来てよかったわ。」

 

と、慈は言った。

 

「でも、素敵な紅葉巡りだったわ。」

 

「ほんとうね。」

 

「じゃあ、そこで今抹茶の会をしているわ。」

 

「唯、行ってみる。」

 

「ええ。」

 

そして、南と唯たちは抹茶の会を堪能した。

 

ところが、苔の里で殺人事件が起きるとは我々も予想はしなかった。

 

「ん、何かな?。」

 

近づいて見ると、それは何と女性の死体だった。

 

「はっ。」

 

と、そこへ唯と良子がやって来た。

 

「どうしたの。」

 

「何か見つけたの?。」

 

「大変だよ、その人死んでるわ。」

 

「えっ。」

 

「はっ。」

 

そして、悲鳴を上げた。

 

キャーッ!

 

そこへ、南がやって来た。

 

「おいっ、唯ちゃんどうした!。」

 

「大変だよ、女性が死んでるのよ。」

 

「何だって。」

 

南は、さっそく見てみた。

 

「もう、死んでるわ。」

 

「えっ。」

 

「私、警察呼んでくる。」

 

「あっ、お願いね。」

 

「この、女性は確か。」

 

「何か、知っているのか。」

 

「ええ。」

 

「確かこの女性、加賀温泉駅で見かけたわ。」

 

と、唯は南に言った。

 

「えっ、それは本当か。」

 

「うん、確か加賀温泉駅のタクシー乗り場で見かけたわ。」

 

「ほう、タクシー乗り場で見かけたのか。」

 

「ええ。」

 

「それで、何か言ってなかったか。」

 

と、南は言った。

 

「確か、山中温泉までって言っていたわ。」

 

「ほう、なるほどすると彼女は加賀温泉駅からタクシーに乗って山中温泉へ向かったんだな。」

 

と、南は言った。

 

暫くして、石川県警のパトカーが到着した。

 

「そう、じゃあ君たちが死体の発見者だね。」

 

「ええ。」

 

「被害者は東京在住の人間のようですね。」

 

「それで、身元は分かったの。」

 

「ええ、被害者は東京在住の鳳 成美さん、23歳です。」

 

「ほう、それで死因は。」

 

「死因は、絞殺ですね。」

 

「ええ。」

 

「ん。」

 

「どうした。」

 

「この女性、加賀温泉駅で見かけたわ。」

 

「えっ、それは本当なんですか?。」

 

「ええ、確か駅で山中温泉へ向かってくださいって言っていたわ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「という事は、苔の里に行ったときに誰かに殺害されたと考えられるな。」

 

と、南は言った。




一体、誰がこんなことをしたのか?

謎に深まってきた。
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