連邦生徒会長が失踪した、探して前を見えなくしてやりてぇ   作:スピリタス原液

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また……また分けることになりました。

……すみません。

あと高評価が多く入ってきてて筆者は嬉しいです。


11/17:昨日、何故か投稿されていた為書き直しました。……迷惑かけてすみません。


シャーレと連邦生徒会が『労基』を無視するのは犯罪ではありません!

 

 

 

 

………現在、俺と先生は会見会場であるこの建物の下の階層に向かっている。

 

そんな中、エレベーターの時間があるので、隙間時間を利用し、先生にはこのキヴォトスの常識を教える事になった。

教えるとは言っても、大幅に時間が余っている訳ではないので、結構適当なのだが………

 

 

 

……ただ、どうやら先生はさわりの部分を聞いただけで、脳がバグり始めたようだ。

 

 

 

 

 

 

「かくかくしかじか、大体こんな感じです。何か御不明な点はございませんか?」

 

__説明をするが、先生は生きる屍と化している。

 

へんじはないようだ。

 

 

兎も角、月末のスマホ並みに固まった先生はそっとしておいてあげるべきだろう。

 

……まあ、無理もない。いきなり自分達とは違う文化の情報を出されても、それを理解するまでには時間が掛かるものだ。

カルチャーショックということだろう。

 

そう考えて、俺は一旦スルーする選択をした。

 

そんな中、先生は口を開いた。

 

 

"まるまるうまうま……!?"

 

 

 

 

………先生は意味のわからない言葉を発する。

 

…………ま、まあ、現段階で先生には不明な点しか無いだろうが……そこは上手く飲み込んでもらう他ない。

 

 

 

 

 

 

……………そして……そこから少し時間をおいて、先生は自分が置かれている状況を確認したようだった。

 

 

 

"うん!………大方理解した……理解したけど!銃社会で、尚且つ毎日のように撃ち合いが起きているって…どんな世紀末!?北◯の拳でももう少しマシな世紀末じゃない!?"

 

 

 

 

……先生から怒涛のツッコミを受ける。

 

 

…………そしてそのツッコミはごもっともである。

 

いや、本当に全くもってその通り、この社会は『ヤバい』のだ。

 

 

…………例として、俺が死にかけた回数が非常に多くあるが……

 

その5割くらいは『銃』によるもので、残りの5割は『仕事』による過労だとわかってもらえれば、この社会のヤバさが理解してもらえるだろう。

 

 

 

「まあ……ともかく、銃社会で尚且つ生徒が集まって出来た学園都市。これだけ覚えていてくれたら問題ありません。

…………それにしてもあのバカ……なんで何も知らない人間をこっちに連れてきたんだ?……せめて一般常識ぐらい教えてからにしろよ……

 

 

 

 

……ん゛ん…………少し愚痴が出てしまった。

 

だが、またもや、あのバカを殴る理由が一つ増えてしまった。

 

…………どんな理由があれ、俺たちの『問題』に、何も知らない『一般人』を巻き込んだのは、殴られて然るべきだ。

 

 

 

…………そんな事を考えていると、キヴォトスの治安に困惑している先生が、なんとか状況を読み込んだようで、話しかけてきた。

 

先生は顎に手を当てて、考え込んでいる。

 

”うーんと……いきなりだけど、私はこれから何をさせられるの?”

 

 

…ん?もしかして自分がやる事すら把握してない?

 

……いや、流石に把握しているはずだ。

しかしあの顔は本気で………

 

そう考えて質問をする。

 

「……先生?それ…本気で言ってます?」

 

一縷の願いを込めて、そうではなくあってくれ……と願うが、帰ってきたのは俺を深く絶望させるには十分だった。

 

”うん、本気だよ?というか私がここに来た理由は、『先生』だからとしか知らないし……”

 

…………先生はきょとんとした顔でこちらを覗き込んでくる。

……その目は大きく、尚且つ人を騙す気のない清廉潔白な瞳だ。

 

……どう足掻いても嘘をついているようには見えない。

 

ということは…これって本当と書いてマジって読むやつ?

…………え?…まじで!?

 

 

…頭の中でつんざく様な衝撃に駆られるが、なんとか表には出さず平静を保つ。

 

そんな中、また先生は口を開いた。

 

 

”どうかした?”

 

……覗き込んで来るが、その目はやはり誠実な色を直に表している。

 

…うん!取り敢えずアイツを見つけたら頭蓋骨の形を変形させるくらいはやってやろう!

 

俺は心にそう誓った。

 

____________________

 

 

 

 

 

 

そしてエレベーターの中、改めて『仕事』の内容を教えることになったのだが………

 

俺の中にいたずら心が芽生え、少し揶揄うことにした。

 

 

「……まあ、本当に色々やらされると思いますよ?

各学園に介入したり、戦闘したり、書類仕事させられたり、書類仕事させられたり、書類仕事させられたり、書類仕事させられたり、書類仕事させられたり………あとは二十四時間労働させられたり………」

 

 

 

………とりあえず、副会長として俺のやっている事を並べてみた。

 

しかし、それをまともに取ったのか先生は大袈裟に反応する。

 

 

”えぇ!?書類仕事の割合そんな多いの!?……と言うか戦闘って何!?あと24時間労働って!?”

 

……いい反応だ。

 

面白いと感じるが、真面目な話題に移そうと思う。

 

「まあ、さっきのは冗談ですが……直近だとサンクトゥムタワーの制御権の奪還ですかね?」

 

 

……まあ内容は気になるだろうが……正直、俺もシャーレがなにをやるのか把握していない。

 

………ただ………アイツが指名したんだから何をさせても大丈夫だろうが……

うーん……今の状況はまだしも、今後の『先生』の行動にアイツはなにを期待しているのか……

 

…………いなくなる前だとアイツは結構腹黒な部分があったし……

 

俺なんかその計画に結構巻き込まれたりとかしてたし……

 

もしかしたら『先生』もその一環かも知れないが………

 

……兎も角、アイツは先生を使って何かやらせようとしているのかも知れない。

 

アイツは、不正をしている奴にわざと好き勝手やらせる節がある。

それは結果的にプラスにつながっているが………その過程は結構えげつない。

 

……そして、その過程に巻き込まれるのは大抵が俺だ。

 

……それを考えると、今回の『先生』の件も何かあるのでは?と勘繰ってしまった。

 

……だが、そんなことはひとまずどうでもいい。

 

まずは一つ、『先生』にしかできない仕事をしてもらう必要があるのだから。

 

 

 

「……ひとまず目下の問題は、サンクトゥムタワーの制御権を取り返す為、シャーレを奪還することです。

……まあ、俺も同行して守るので安心して指揮なさって下さい」

 

 

……そう言って、持っていた拳銃を懐から出し、弾倉の中の弾薬を確認した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






途中で投稿して申し訳ありませんでしたぁ!
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