連邦生徒会長が失踪した、探して前を見えなくしてやりてぇ 作:スピリタス原液
……………ただこれからは少し遅くなるかもです。
あと前の話が何故か自動で投稿されていた為、大変低いクォリティのものを皆様に見せてしまってすみませんでした。
今は治しているため、『うわ……いつも稚拙だけど、流石にこんな文章はないわ……』と思った方も気が向いたらみてくだされば幸いです。
……お目汚しして本当にすみませんでした。
それでは、本編どうぞ!
……場面は変わって、ここは『会見』をするための会議室の一室。
特に変わったことのない会議室には、すでに演台及び、スライドショーが置かれてあった。
そんな中、先生はスライドショーに対して中でも一際驚いたように顔を向けている。
どうやら何か興味を惹かれたようだ。
"…………へえ〜随分と凝ったスライドショーだね?……おそらく作った人は強い思いを持って臨んだんじゃない?……でないとこのクォリティはそうそうできない思うし……"
……先生は、『そうでしょ!?』とでも言いたいような表情でこちらを見つめてくるが、大外れである。
言うべきか迷うが……このままにしておくのもあまり良いものではない。
そう考えて口を開く。
「先生、それ俺が3分で作った適当なやつです」
…気まずい沈黙が流れた。
"えっ!?"
先生は、顔が徐々に赤くなって行く。
それに加えてプルプルと小刻みに痙攣し始めた。
……爆発でもするのか?
……そんなことを考えるが、流石にこのままでは先生の面目が立たないだろうし、フォローを入れてあげよう。
「……まあ、確かに工夫はしましたので先生は間違っていませんよ?時間がなくても作れるように作ったテンプレートを使ったので」
そういうが、先生の様子は変わらない。
”して……殺して……”
ついには、苦しくても死ねない化け物みたいな事を言い始めたようだ。
……放っておいてあげよう。
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閑話休題。
それでは、そろそろ『会見』の時間だ。
……まあ、『会見』と言っても名ばかりで、
実情は各学校の代表に対して『連邦生徒会長失踪の連絡』をするため、あくまでも『その体裁をとっている』と言うだけなのだが……
だから、実際には『密会』とかが近いかも知れない。
………ただ、そもそもの話『連邦生徒会長』の失踪についてはほとんどの人間が暗に理解しているであろうことで……
……こんな適当な会見に出席するのは基本、比較的時間に余裕がある奴ら……
…………要するに暇なやつらである。
そんな奴らには取り敢えず……戦闘……じゃなくて労働……でもなくて、ちょっとした『お手伝い』をしてもらうとしよう。
……そう考えて、俺は内心腹黒い笑みを浮かべる。
…これにより、今までのデスマーチ(何回か死にかけてる)の負担が軽減される。
………まあ、せいぜいこれから『お手伝い』していただく方たちにはよそ行きの表情を作って、それらしいことを言ってやるとしよう。
見たところ、中には何人か顔が知れた奴がいるが………こう言うのは外面が重要だ。
と言うかボロを溢さなければいいだけだからそこまで難しくもない。
……ぶっちゃけマトモに会話するだけだし……
そう考え、登壇する。
………いや、聞く奴は4人だけだし登壇の必要なさそうだが……
…………ともかく登壇した直後に、4人からほぼ同時に質問が来た。
「連邦矯正局で停学中の生徒たちについて、一部が脱走したという情報もありましたが事実ですか?」
「………副会長!待ってましたよ!早く連邦生徒会長を出して下さい!……あとこの後時間空いてますか?出来れば一緒に最近出来たカフェに……」
「副会長!うちの学校はいつもより治安が……。あとそろそろヒナ委員長がやばいです!助けて下さい!」
「戦車やヘリコプターなど、出所のわからない武器の不法流通も200%以上増加しています、これでは正常な学園生活に支障が生じてしまいます!」
いや、うるさっ!?
……………半分関係ない質問があった気がするが、スルーする。
………………カフェは時間も無いし行く暇がない。
……ヒナに関しては、最近会えていないから、そろそろ会いに行く事にしよう。
……さて、いい加減話しをしなければ……
「ん゛ん……静粛に……………本日は連邦生徒会長の件についてお集まり頂き、誠にありがとうございます。尚、今回は資料の配布や私の挨拶は省略とさせて頂きます。……それでは質疑応答に移させて頂きます」
なるべく通る声で、わかりやすい声で話をする。……………ただこれだけでいい。いつもの仕事よりこっちの方が楽だ。
そんな中、俺の顔馴染みの一人、ミレニアムの早瀬ユウカが手を挙げた。
「ミレニアム、セミナーの会計です!……こんな状況で、連邦生徒会長は何をなさっているのですか!?」
うーん……真っ当な質問だ。
「……連邦生徒会長は現在席に付かれておりません。………平たく言うと『失踪』しました。」
「なっ!」
「やはりあの噂は……」
………さまざまな反応が出るがそれは兎も角、暇人達を働かせ…いや『お手伝い』させるためには、先生に上手く繋げなくてはいけない。
よって、手早く今後出てくるであろう疑問を先回りして話す。
「…………また、責任者の不在が伴い、連邦生徒会長が所持していたサンクトゥムタワーの制御権が一時喪失しています」
「はっ!?」
質問してきたユウカが大声をあげる。
……まあそりゃあ驚くだろうな………
だが、驚いているところ申し訳ないが……
これから仕事をしてもらわなければならないので、驚いている暇はない。
「……ただ、この問題はここにいる『大人』である『先生』がフィクサーとなります」
そう言って俺は、部屋の隅でさっきまで”して……殺して”と言いてた先生を指差す。
すると視線は一斉に向こうに向いた。
『先生』は少し居心地悪そうにするが、これぐらいは我慢してほしい。
そう考えつつも、話を進める。
「……彼女は、連邦生徒会長直々に設立した連邦捜査部『シャーレ』の『先生』としてこのキヴォトスに赴任する予定でした。
………そしてこの組織は超法規的な存在として様々な権限を有しますが……そこは一時割愛させていただきます」
そう言って一息つく。
その間にも『先生』に対する視線は絶えない。
『先生』はこちらに向かって助けを求めてくるような視線を送ってくるが、無視する。
「…ともかく、彼女は連邦生徒会長の命令により、『シャーレ』のビルに連れて行かなければいけません。……なので、是非とも心の優しい皆様方には、協力していただけないでしょうか?」
俺はそう締め括った。
……疲れたんで、更新ペース遅くなります。