SSSS.DYNAZENON L'ost   作:無楽

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ついに登場する白いダイナゼノン!!!
わからない人はスパロボY!!みんな買おうぜ!!

※私は買ってないです。ごめんなさい。


第3話「変わった事ってなに?」

 

 

 

 

「あの怪獣って……前に私達が倒した…」

 

 

遠い場所で轟音と共に怪獣が見える。それはかつて、怪獣優生思想との戦いで最初に夢芽達が倒した怪獣だった。

夢芽は電車を途中で降ろされ歩いて、かつて1人の男が寝食に使いそして自分達が集合していた高架下まで来ていた。電車のアナウンスが鳴り響く中、彼女の判断は早かった。

 

 

「ガウマさんがいたって連絡あったし、多分ここなら、みんな来るはずって、思って来てみたけど……」

 

 

日は傾き既に暗闇が迫っている。そんな中彼女は目を凝らして辺りを探し回る。

 

 

「あれは……」

 

 

1人の男が高架下に佇んでいるのが見えた。その佇まいは薄汚れたローブを着ているが、間違いなく自分の知っている仲間の姿だった。

 

 

「ガウマさん」

 

「……夢芽か」

 

「ガウマさん……なんか元気なくないですか?」

 

「確かに…暗く…なっちまったかもな……」

 

「えぇ……なんか…ガウマさん変わりました?」

 

「俺は……変わったんかな…。昔がどうだったかも、もう思い出せねぇわ…」

 

「前は……。めちゃくちゃ距離近かったですよ。今は……なんか遠いです」

 

「……そうか」

 

 

2人の間に沈黙が流れる。ガウマとそこまで話すことはなかった夢芽だったが微かな違和感を今のガウマから感じていた。

 

 

「ガウマさん…なんかありまし…」

 

 

ドゴォン!!!

 

 

その瞬間、突如として再び轟音が鳴り響く。

 

 

「怪獣……!そうだ!ガウマさん!ダイナゼノンで……」

 

 

夢芽が一瞬目を離した隙にローブの男は姿を消していた。まるでそこに元々誰もいなかったかのように。

 

 

「いなくなってるし……」

 

 

周囲を見回して男を探す、夢芽が怪獣の出た方角を見ると、彼女の目に驚愕の光景が映る。

 

 

「白い……ダイナゼノン……」

 

 

〜〜〜

 

 

「白い……ダイナゼノン!?」

 

 

蓬は目の前で起こったことに驚愕していた。

かつて自分達が怪獣と戦う、恩人の形見であるロボット。そのロボットが姿を変え自分の目の前に現れている。

 

 

「あれは…ダイナゼノンなのか??でもあの色……どこかで見たことある気が……」

 

 

突然蓬の電話が鳴る。その画面に通知された人物を見て蓬はすぐにその電話を取った。

 

 

「もしもし!夢芽!そっちは大丈夫?」

 

『大丈夫!蓬の方こそ、確か、待ち合わせ場所が今怪獣いる場所に近いんじゃ……』

 

「今、目の前で、白いダイナゼノンと怪獣が戦ってる……。あれはガウマさん…なの?」

 

『いや、でも、さっきガウマさんいたよ。ここに!』

 

「え!?今夢芽どこにいるの?」

 

『ガウマさん住んでたところ。途中で電車降ろされたから、多分ここならみんなに会えるかなと思って』

 

「わかった。すぐ行く」

 

 

蓬は通話を切ると日の沈む街を駆け出した。

 

 

〜〜〜

 

 

『今回倒す怪獣はあれですか』

 

『やりがいがありそうだな!!』

 

『手早く片付けて。残業とか嫌だから』

 

『この怪獣を…自由にしてあげよう』

 

 

白いダイナゼノンに乗る4人。彼らはかつてこの世界で起きた戦いでガウマ達に敗れ、この世を去った怪獣使い達。

 

 

『我ら『怪獣共生思想』の役割は世の中と怪獣のバランスを保ち、怪獣との完璧な共存関係を結ぶこと。この怪獣は人の世に顕現してしまった。残念ながらこれ以上この世に留めておくことはできません』

 

『んなこと、わかってんだよ!ジュウガ!だけどよぉ…久しぶりの戦いだ!思い切りぶっ飛ばした方が気持ちいいに決まってるだろ!?』

 

『気持ちの話はしていません』

 

『なんだと!?』

 

『オニジャうるさい。そういうの良いから。さっさとやるよ!』

 

 

4人はコントローラーを握りしめて戦闘体制に入る。白いダイナゼノンもその覚悟を決めて怪獣と対峙していた。

 

 

『掛け声は俺に言わせろ!』

 

『いや、これは俺が』

 

『みんなで言えばいいでしょ』

 

『わかった』

 

 

『『ダイナゼノンリライブ!!!

 

バトル・スクランブル!!!!』』

 

 

怪獣とダイナゼノンリライブの戦いの火蓋が切って落とされた。ダイナゼノンリライブの猛攻が怪獣に襲い掛かる。

 

 

『サーベル、いける』

 

『逃さないよ』

 

 

ダイナゼノンリライブの手から赤いビームの剣が現れる。その剣は怪獣の目の前まで迫っていた。その時白い光が放たれる。

 

 

『クッソ!!踏ん張れねえ!!』

 

『浮いているからですね。近距離戦は不利です』

 

『解説してねぇでなんとかしろ!』

 

『オニジャ!ビーム出して!ビーム!』

 

『そうか!』

 

 

怪獣は身動きの取れない相手を見て首を長く伸ばして遠距離攻撃に移っていた。

それと同時にダイナゼノンリライブは後ろについている砲台を前に展開して空中でエネルギーを貯めて放った。

 

 

『ペレ、ペネ、パネ………なんちゃらビーム!!!』

 

 

ダイナゼノンリライブの攻撃をまともに食らった怪獣が後ろに倒れていく。それと同時に怪獣の能力が解除され重力が戻る。

 

 

『よっしゃあ!!これで思う存分ぶちのめせるぜ!!』

 

『ここは遠距離攻撃で確実に仕留めましょう』

 

『だね。早く終わらせよ』

 

『お前ら!俺を無視すんじゃねぇよ!』

 

『いこうか』

 

 

怪獣が起き上がる前にダイナゼノンリライブは全ての銃火器を展開して怪獣に狙いを定める。そしてそれを全て怪獣へと放った。

 

 

『よっしゃあ!!お前らいくぞ!!』

 

『……』

 

『………』

 

『…………』

 

『ダイナゼノンリライブ!!フルブラ……言えよ!!お前ら!!!』

 

 

ダイナゼノンリライブの必殺技は全て命中し、怪獣は倒された。

 

 

〜〜〜

 

 

「あれは……ダイナゼノン…なんだよね?」

 

「いや、でも色、白いですよ?」

 

 

人の波に攫われたちせとそれを追って流された暦はようやく解放され、先程見た白いダイナゼノンと怪獣との戦いを思い起こしていた。怪獣は白いダイナゼノンによって倒され、街の人達の混乱も収まりつつある。

 

 

「でも、動きとか攻撃とか、なんか色々ダイナゼノンぽかったような気がするし……」

 

「そうっすけど……でもあの色どっかで見たことありません?なんか、知ってる色合いだった気がするんすよね……」

 

「あー。確かに。なんだっけ」

 

「うーん?あー?あ。この前、偽物グリッドマン現れたじゃないですか」

 

「あー。去年の冬の」

 

「そうそう。あの時に白いゴルドバーンと話してた女社長さんがあんな色合いの服着てたような……」

 

「あの女社長さん。確かに」

 

「確か……怪獣共生思想の社長さん」

 

「怪獣……。!思い出した!確かムジナさん……怪獣優生思想の人達もあんな感じの服着てた!」

 

「怪獣……ってことは敵…」

 

「でも、今日は怪獣倒してたよ?」

 

「あ、そっか。うーん?謎が深まるばかりっすね〜」

 

「あ、蓬くんから連絡来てる。ガウマさんち一旦集合だって。さっき南さんがガウマさんとあったっぽい」

 

「え、隊長やっぱりいたんすね!ってことはあのダイナゼノンは隊長??なんか今日あった時もそうですけどイメチェンですかね?」

 

「わかんないけど……。とりあえず行ってみようか。ガウマさんち」

 

「そうっすね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでくださりありがとうございます!
また次の話でお会いしましょう!
感想も是非是非
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