過度な期待と中傷はごめんなさい。
其処はまるで焦熱地獄の様だった。
むせ返る様な火煙の中で只管に駆けずり回った。
『ナニカ』から逃げる様に。『真実』を求める様に。
……心の奥底から『義務への呼び声』がオレを赦さないと嗤っている。どうやら彼の自我は今回、叫喚地獄に落とされた様だ。
孤独感と罪悪感がいつもより一層深く沈んでいく。コレが神仏の挨拶だって言うのなら…。彼は…。誰が…。
「マシュ!」
彼は見つけた。走った。だが、近づくにつれ足は鈍くなった。
亡者に『諦めろ』。『何故、私だけが』。
そう
「マシュ………。」既に事切れていたようだ。
……嫌だ。こんな現実を認めるものか。今度こそは…絶対に。
彼は神仏に祈れない。生憎その様な才能は持ち合わせていない。
だが、だからこそ『どう動くべきか』を省みることが出来る。
さっき手に入れたばかりのチカラを使う時だと!
……お祖父ちゃん。ありがとう
彼はマシュの手をやんわりと握った。支える様に。守る様に。
やがて彼の姿はそこから視えなくなった。
「先輩?大丈夫ですか?」
……郷愁の念に囚われどうやら混乱していたようだ。ここは何処だろう。
「…マシュ?」
目の前がボヤケてよく見えない。嗚咽が留まらない。良かった。
ようやっと助ける事が出来たようだ。まるで自分の方が救われた心地だ。
……でも何故そんなにハレンチな格好しているんだ?お陰様で顔が見れないじゃない、』!。こ、これはサーヴァント仕様です!私の趣味嗜好と相関関係は〜。」
…どうやら彼女も混乱しているみたいだ。抗精神薬は効くだろうか?
……グスッ。チュン。…頓服が必要か?」
「結構です!」何故か怒られた。ナニがダメだったのだろう。
………そう言えば、周囲が大焦熱地獄の様だ。マシュが居るからなのか、摩訶不思議だが不安は無いが。
「マシュ。大丈夫だ。俺が居る。来世を信じてこの大焦熱地獄を乗り越えよう。」
「まだ死んでませんよ!あっでも、私がサーヴァントだから既に死後の世界?…違う!いいえ、違います!此処は特異点Fです!」
???つまりどういう事だってばよ?
閑話休題〜少女説明中〜
「つまり、『人理』を救済しないといけないのがカルデアの使命ということか。」彼は本気で悩みに悩んで漸く理解した。
読者にもよく鑑みてほしい注意事項だが、彼はバカである。
『馬鹿なのである。』
「自分で言わなくてもいいですから!?」
「いいや、自己把握に拠るメタ認知は魔術師にとっても基本にして王道だろ?念の為に言霊として自己統御しないと。」
「言霊の意味分かっていってます!?いえ、日本人じゃない私が言う事では無いですけども!!?」
〜to be continue〜
ゴールデンきゅうりが食べたいとゴーストが囁くがよい。