藤丸立香が東方ロストワードの主人公だった概念ss   作:ライシャ

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終局特異点みたいな主人公サイドのためにレイドバトル的展開見るの大好き!


冠位時間神殿にて幻想降り立つ

現在、魔術王ソロモンを騙る獣にしてソロモンの使い魔であったゲーティアは困惑と憤怒を隠せずにいた。

人理を焼却した熱量をもってこの星をやり直すという大偉業を阻まんと七つの特異点を越えここまできたカルデアや、それを助力するため駆けつけた英霊たちについては予想外であったが、この領域内であれば自身を含めた魔神柱は72という数から減少することがないので些細なことだ。

だがそれを加味しても不可解なイレギュラーが発生した。

それは突如としてこの時間軸から離れた世界と繋がりそこから来た者たちがサーヴァントとともに敵対行動を示してくるというものだ。

それも脅威と見做して向けられたものではなく、あろうことがカルデア、藤丸立香に助力するためのものという情報が入ってくるが理解出来ずにいた。 「別世界の者どもよ!?なぜだ!?なぜ貴様らは我らの邪魔をする!?お前たちにとってこの世界は!そして我らにとってお前たちの世界は無関係だ!それなのになぜカルデアにッ!藤丸立香に助力をするッ!?」

ゲーティアを構成する数多の魔神柱のうちの一柱は今の状況に怒りと疑問を吐き出さざるを得ずにいた。

だがその周りの空間に切れ目が入ると、そこが開き穴となり空間の隙間のようなものが無数に展開された次の瞬間、そこから高密度なエネルギーを秘めた多数の光弾が降り注いだ。

そして一際大きい隙間から金色の長髪に紫色の服装をした女性が姿を現した。

「ごきげんよう、この世界を星の初めまでやり直そうとする哀れな最古の召喚術式さん。その答えだけど簡単なことよ。彼が私たち———幻想郷にとって善き友人であり恩人だからよ」

「なんだと・・・」

「彼には私たちの居場所を守ってくれた恩、そしてどんな者だろうと親しき友人として寄り添ってくれる優しさがあるの。そんな彼がいる世界が———彼が守ろうとしているものが彼事なかったことになんてさせないわ。」

「ハハ———はははは!そんなもののために我らが大偉業を阻もうというのか?貴様らほどの力をもった者が、たった一人の人間のために?無駄だッ!確かに英霊どもとお前たちによってカルデアのマスターに幾ばくかの余裕が生まれただろう。だがッ!そんなものは一時の時間稼ぎに過ぎんッ!貴様ら諸共、極点へ至るための糧にしてくれるッ!!」

「彼がこの戦況を覆すには十分だわ。アナタたちこそ侮らないことね。幻想郷を———ただの人間として藤丸立香が紡いだ縁を」

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