ミアレシティがおかしくなってる件   作:フォッサ

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ZAロワイヤル

 ZAロワイヤルのルールをガイという男の子たちから聞く。

 最初はZランクから始まってAランクを目指そうということらしい。大方ルールは把握したところで、夜を迎える。

 

「ここが、バトルエリアだぜ」

「これも街中かよ!」

「周囲に気をつけながら進むんだよ!」

 

 セイカが嬉々として中へ入っていく。

 私も中へ入り歩いていると、ポケモンを外に出しているトレーナーがキョロキョロと辺りを伺っている。

 セイカはおもむろにポケモンを出し……。

 

「カイリュー、しんそく」

 

 背後からの奇襲。いいの?

 目があったらポケモンバトルじゃなくて、目が合わずとも仕掛けてポケモンバトル……。ミアレはマジでどうなっちまったんだ……?

 

「こんなふうに奇襲仕掛けてもいいけど……」

「ポケモンバトルじゃーー!!」

 

 背後からトレーナーが襲いかかってくる。

 

「ポケモンだして!」

「え、あ、いけ、ボスゴドラ!」

 

 ボスゴドラを繰り出した。

 相手はピジョット。だがしかしメガシンカ……。

 

「メガシンカか! ボスゴドラ、私らも!」

「……えっ、できんの?」

「ボスゴドラ、メガシンカだぁああああ!」

 

 私は指輪につけたメガシンカさせるためのキーストーンに触れ、ボスゴドラをメガシンカ。

 ボスゴドラはメガシンカし、デカくなる。

 

「ボスゴドラ、いわなだれ!」

「ゴドラ!」

 

 ピジョットに岩が当たり、戦闘不能。

 相手のポケモンを倒した。

 

「ちぃ……」

 

 トボトボと帰っていくトレーナー。

 

「これがミアレのバトルか……」

「メガシンカなんで出来るの!? キーストーンを与えられるのはたしかFとかGとかそこらのランクからなのに……」

「あー、そうなの? 私アローラでもらったんだよねこれ。使っちゃダメだった?」

「え、あー、どうなんだろ? ……まぁいいんじゃないカナ?」

 

 どうなんだよ……。

 まぁ、指摘されるまではやり続けるか。トレーナーを倒したことでポイントとメダルが手に入り、ポイントを貯めるとチャレンジチケットとなるものを受け取り、ランクアップ戦に挑めるらしい。

 

「やり方はわかった。じゃ、どんどん行こう」

「その意気だよ! ゴーゴー!」

 

 私は物陰に隠れながら突き進む。

 トレーナーを発見し、私はジャラランガというポケモンを繰り出した。

 

「ジャラランガ、スケイルノイズ!」

「なにそのポケモン!?」

「タイレーツ、インファイト!」

「オヤブン!?」

「キュウコン、吹雪!」

「キュウコンってほのおタイプじゃないの?」

「デカヌチャン、デカハンマー!」

「でっかぁ」

 

 私のポケモンたちも生き生きしている。

 チャレンジチケット分のポイントが既に貯まり、ランクアップ戦を残すだけとなった。

 ランクアップ戦の相手が決まったと通知が届く。

 同じくZランクのザックというタクシードライバーのようだ。

 

「あー、永遠のZさん」

「なにそのかっこいい異名」

「万年Zのザックさん」

「なるほど……」

 

 つまり一度も昇格したことがない人かな。

 うーん、となると酷い言いようにはなるが割とポケモン勝負が下手くそな人なのかも。

 私の手持ちで挑むのはフェアじゃない気もするが……。まぁ、仕方ないってことで。

 

「ザックさーん、昇格戦お願いしまーす」

「いいでしょう。私の夢のために勝ちますー

 

 結果。

 

「ま、進化前と戦ったらこうなるか……」

 

 余裕勝ち。

 

 

 

 

 

 

 

 

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