どうせ誰も見てないだろって思ってたら感想ついてて馬鹿ビビりました。
に、逃げられなくなってしまった…!
と言う事で2話です。どうぞ
「もうシャーレの部室は目の前よ!」
10分程度戦闘をしていただろうか?
私の指揮ぱわーを発揮する前に生徒達がスケバンをボッコボッコにしたので正直出番はあんま無かった…
それと1つ分かった事がある。
それは、この大量のスケバンをけしかけた犯人の事だ。
犯人の名前はワカモ。百鬼夜行連合学院で停学になって連邦矯正局に送られていた子らしい
…あれ?連邦矯正局って七人脱獄してたよね…?確か…うわっ…まさか犯人は脱獄犯ってコト!?
恨みあるのは分かるけどさぁ…え?元からこんな感じだった?似たような前科が沢山あるって?
大丈夫ですかね…?キヴォトスは
そんなこんなで七神と会話をしながらシャーレの部室へと向かっていく。
「着いた!」
早瀬が叫ぶ。
その声につられて前を見ると…物凄く大きなビルが建っている
ここまで来る道でも中々見かけないくらいにはデカく、新しい。
…部室って何だっけ…
そんな感じでビルを眺めていると七神から通信が入る。
どうやら七神ももうすぐ着くらしいのでシャーレの地下で落ち合おうと言う事らしい
綺麗なビルの為、少し入るのに躊躇いつつ足を踏み入れる。
おぉ…!広い!
入ったシャーレの部室…いやビルには様々な施設があり、もうここだけで生活が出来そうだ。
そうやってシャーレのビルに感動しながら歩いていく。
…ここが地下、かな?
何となく歩いて行くとそれっぽい場所を見つけたので下へ降りていく。
…って何か声が聞こえる…人?
「うーん…これが一体何なのか、まったく分かりませんね。これでは壊そうにも…」
狐のお面を付けている、和風の女の子が石…?の目の前に立って何かを悩んでいるようだ。
あ。こっち気付いた
取り敢えず挨拶でもしようか
挨拶大事。これテストに出るからね!
そうやって軽くお面を付けた女の子に挨拶をすると「あらあら…」と言いながら震えている
…ん?まさか挨拶嫌いな方だったかな…?あんま聞かないけどね。アンチ挨拶
そんなくだらない事を考えていたらお面を付けた女の子が「失礼いたしましたー!!」とか言いながらどこかへ走り去っていく。
…風のような子だったなぁ
そうこうしていると通路から七神が出てくる。
どうやら今シャーレのビルに着いたようでさっきの狐のお面を付けた女の子に呆然としてた私を見て疑問符を浮かべている
…というか狐のお面を付けた女の子と通路ですれ違わなかったのかな…?君達同じ所通ってたよ…?
そうやって少し疑問に思っていたら顔に出ていたのか七神が気遣ってくれた。かわいい
知らないなら掘り出すようなことでもないので適当に返事は誤魔化しておく
「…そうですか。ここに、連邦生徒会長が残したものが保管されています。」
そうやって七神は机の上にあるタブレットを手に取り、軽く表面を確認したのち私に差し出してくる。
「…幸い、傷一つ無く無事ですね。」
「受け取ってください。」
これを、私が?
「はい。これが連邦生徒会長が先生に残されたもの。『シッテムの箱』です。」
七神が差し出してきたタブレットを受け取ってタブレットを眺めてみる
…これは夢で"ストーリー"とやらを見た時に使ったタブレットと同じ奴だな…
その後も七神がこのタブレット…シッテムの箱について説明をしてくれる
どうやら製造元も、OSも、何もかもが不明な物らしい。
連邦生徒会では起動すら出来なかったそうだ。
「…では、私はここまでです。これから先は全て先生に掛かっています。」
「邪魔にならないように、離れていますね。」
そう言いながら七神は少し離れ、他の業務をやり始めたようだ。
連邦生徒会ブラック過ぎませんかね…?
っとそれは置いといてとりあえずこのシッテムの箱を起動することにしよう。
まずは、普通のタブレットみたいに電源ボタンを押してみる
…お。画面ついた。
えーっと…『システム接続パスワードを入力して下さい。』
…パスワード、かぁ。
何となく夢で見てから頭から離れないあの言葉を入れてみる。
どうせ他に当てもないしね
『…我々は望む、7つの嘆きを。』
『…我々は覚えている、ジェリコの古則を。』
そのようにパスワードをタブレットに入力すると文章が浮かび上がってくる
どうやらこれでパスワードは合っていたらしい。
その瞬間。シッテムの箱からまばゆい光が溢れ、視界が真っ白になる
…うわっ…!何これ…!
目を恐る恐る開けてみるとボロボロになった、教室?のような場所に飛ばされる
正直この時点で気が気では無かったがぼーっとしてる訳にはいけないので周囲の確認をする事にする
…あれ?女の子?
周りを軽く見渡していたところ机の上で眠っている水色髪でインナーがピンクの女の子が
何やってんだコイツとか思いつつ取り敢えず近づいてみる
うーん…見事に爆睡してるねぇ…
私が謎の現象に巻き込まれて焦ってる時に呑気に寝やがって…!
イタズラでもしてやろうかな…うん。そうしよう
そのまま寝ている少女に近づきほっぺたを軽く突く
ツンツン…
そのまま何度もほっぺたを突いて居たのだが中々起きない
「むにゃ、カステラにはぁ…いちごミルクより…バナナミルクのほうがぁ…」って寝言すら漏らしてるもんなぁ…
ちょっと面白くなってきたので取り敢えずもっと突いてみる
ツンツン…ツンツン…
あ。起きた
「むにゃ…んもう……あれ?」
「え?あれ?あれれ?」
すっごい焦ってて可愛いね…
凄いこっち凝視してるけどね!
「この空間に入ってきたと言うことは…ま、ま、まさか…いや、でも…!」
「こんにちは。先生だよー」
「…あぁぁあ!そうですよね!こ、こんにちは!先生!」
水色髪インナーピンクの少女…改めアロナ
どうやらこの子はこのシッテムの箱のメインOSらしい。
ずっと待っていたって言ってたけど、君寝てたよね…?まぁ可愛いからいいけど
後、私は本物の"先生"では無いので少し申し訳ない所がある
そのままアロナと他愛も無い話を少ししていると何かを思い出したようにアロナが喋りだした。
「あ!そうです!まずは生体認証を行いましょう!こちらです!」
呼ばれたのでアロナに近づくと机の中から赤い拇印用のインクと1枚の紙を取り出す。
すぅ…
「こ、これは…?」
「紙です!ここに拇印をお願いします!」
Oh…yeah…
本当にこれで良いの…?ちょっと私の知っている指紋認証と違うかなぁ…?
そうやって少し困惑しているとアロナにお願いします!とキラキラした目で見られたので抗えず拇印を押す。
押したらアロナが嬉しそうに紙を持って「指紋認証が完了しました♪」、と言ってきた。
…何も言えずに渋い顔でアロナを見つめることしか出来なかったのは、しょうが無いと思う。
その後は七神から頼まれたサンクトゥムタワーの制御権についての話をしたりした
「なるほど…先生の事情は大体分かりました。」
「連邦生徒会長が行方不明になって、そのせいでキヴォトスを制御する手段が無くなった…。」
「そうだね。連邦生徒会長についてアロナは何か知ってたりするの?」
そうアロナに問いかけるが、どうやらアロナも良く知らないようだ。
…連邦生徒会長is何者ぉ…?
連邦生徒会長が残した何か凄そう…?なタブレットのメインOSですら何も知らないのはちょっとおかしいと思う。
だが、サンクトゥムタワーの制御権はどうにか出来るそうなのでお願いするとする
「…サンクトゥムタワーのAdmin取得完了……。」
「先生!サンクトゥムタワーの制御権を無事に取得することが出来ました!今、サンクトゥムタワーの制御権は私アロナの制御下にあります!…つまりそうです。今のキヴォトスは先生の管理下にあるも同然です!」
早 く な い ?
本当にエリートサポートOSだったとは…少しマスコット的なのかな?って思ってた数分前の自分を殴ってやりたいです。
それとサンクトゥムタワーの制御権がアロナの制御下…キヴォトスは私の管理下も同然…
ちょっとカッコいいな…!
そんな邪な考えを持ちつつ流石に駄目なのでアロナに頼んで連邦生徒会に制御権を移管してもらう。
その後はアロナにこのシッテムの箱の出入りの仕方を教えてもらったり(実は外からタブレット越しでもアロナと会話できると後から知った)して一度シッテムの箱から出る。
入るときはパスワードが要るらしいが出る時は念じるだけで出られるらしいので試してみると、入ったときと同じようにまばゆい光が視界に広がり収まった頃に目を開くとシャーレの部室に戻っていた。
「…おぉ…出れた…」
「お疲れ様です、先生。無事にサンクトゥムタワーの制御権の確認が出来ました。」
「これで、これからは連邦生徒会長が居た頃と同じように、行政管理を進められますね。キヴォトスの混乱を防いでくれた事に、連邦生徒会を代表して深く感謝いたします。」
そう言いながら七神が深く頭を下げてくる。
感謝されてもこれはアロナがやってくれた事なので、正直感謝されても気持ち良くないので頭を上げてもらう。
自分がやって感謝されるならウェルカムだけど他の人がやった手柄を奪い取るほど称賛に餓えて無いよ!
「…そう、ですか…分かりました。」
「では、最後に連邦調査部『シャーレ』をご案内します。付いてきて下さい。」
そのまま七神の案内のままに付いていくと1つの部屋にたどり着く。
扉には『空室。近々営業予定』と書いてある紙が貼ってあり、七神がその紙を取り外しながら言う
「ここが、シャーレのメインロビーです。」
「長い間空っぽでしたが…ようやく主人を迎える事が出来ましたね。」
そう言いながら七神が扉を開ける
「そして…ここが先生がお仕事をする場所です。」
軽く周りを見渡す。
まだ少ししか物が置いていないが埃も積もっておらず広いし…綺麗な部屋だ
「…あ。そう言えば七神。お仕事って言ってたけど私は何をすれば良いのかな?」
「…シャーレは権限はありますが目標の無い組織なので、特に何かをやらなくてはいけない……という強制力はありません。」
なるほど?
「キヴォトスのどんな学園の自治区にも自由に出入りでき…所属に関係なく、先生の希望する生徒を部員として加入させることも可能です…。」
なるほど??
…その後も暫く七神が説明してくれたが要約するとこうだ
「先生がやりたいことをやっても良いよ!学園にも自由に出入りして良いからね!あ!でも生徒からの苦情とか救護要請とかシャーレなら解決できるんじゃないかな?書類沢山置いとくね!やるかやらないかは先生の自由だけどね!」
と言うことらしい。それだけ言い残したら七神はシャーレの社員証と正式な時にはこれを着て来てください。と真っ白いコートを残して帰ってしまった
おそらく連邦生徒会の仕事がまだ残っているのだろう。死んだ目で帰っていったからね…
その後私は一度シャーレから出て外で待っていてくれた早瀬たちの元へと向かう
どうやらもう既にサンクトゥムタワーの制御権が連邦生徒会の元に戻った事は伝わっていたようで満足気な表情で私を褒めてきた。
いやだからそれはアロナのお陰であって…とか言っても伝わらないため取り敢えずお疲れ様とだけ言っておく。
その後は軽く雑談をした後、各学園へと帰っていった。
…早瀬だけ名残惜しそうにこっちを見ていたが。やはりロリコンだったか…
皆の姿が見えなくなって来たらもう一度シャーレに戻り、シッテムの箱を起動する。
今度は寝ていなかったようでアロナが私を迎え入れてくれる
「あはは……何だか慌ただしい感じでしたが…。ある程度、落ち着いたみたいですね。お疲れ様です!」
「アロナもお疲れ様〜」
「はい!でも本当に大変なのは、これからですよ?」
「これから先生と一緒に、キヴォトスの生徒たちが直面している問題を解決していくのです…!単純に見えても決して簡単ではない……大切な仕事です。」
「それではキヴォトスを、シャーレをよろしくお願いします。先生!」
そう言ってアロナが笑顔で私に語りかけてくる。
「こちらこそ、よろしく!アロナ!」
◇◇◇
暫くアロナと雑談した後シッテムの箱から出て椅子で伸びをする。
んー…各学園の抱える問題を解決するかぁ…大変そうだなぁ
そう思った後、机の上に置いてある七神から貰ったシャーレの社員証を手に持ちじっと見つめる。
数分そうした後、社員証を首に掛ける
「…まぁ、この白いコートはもう少し大人になった後で、と言う事で…」
白いコートは七神がくれた時まんまの綺麗な状態で置いておく。
「…ふぃ〜。頑張りますかぁ」
そう言いながら机の上に置いてある書類を1枚手に取るのであった。
ここまでがブルアカ本編でのプロローグですね。
ワカモは無事"先生"の遺伝子に敗北したと言う事で…
取り敢えずこれからの流れとしては掲示板回を1話挟んでからアビドス対策委員会編に続こうと思います。
ではまた