【まのさばネタバレ】魔法少女ノ魔女裁判-異譚蜃問-【Ano-ode671 実況プレイ】   作:味噌のミカ

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 小説版のネタバレを食らったのとココロノクライが最高だったので初投稿です。




Part10

 ココ・サワタリ!きさま!見ているなッ!

 

 どうも、クソ共犯者です。

 

 前回はココたんを尋問して見事ユリちゃんの魔法が見えることを看破しました。あとなぜか強制的に親友にしました(???)

 

 では、レイア様と房に戻り、ベッドに座ってくつろいでいるところから再開します。

 

 “さて、ココさんに【連絡】を取り、【千里眼】の活用法について共有しておきたいところだが……ここで問題がある。”

 

「親友、と言っていたけど、ココくんと何をしていたのかな?」

 

「推し活の話をしていたら意気投合しまして。」

 

 

 “そう、レイア様だ。まず私は、レイア様の殺人を止めるために黒部さんのリボンを使い視界を奪った状態で殴って気絶させている。”

 

 “近くで気絶したか確認しておくためとはいえ、これが不味かった。リボンを結ぶと同時に後頭部を殴る──そんな無茶苦茶ができる魔法は【時間停止】以外に有り得ない。よりにもよって一番開示しておきたいはずのレイア様に迂闊に魔法を開示できなくなってしまった。”

 

「詳しい話は聞けていないのですが……推しのためにどうしても生きて帰りたいようで。協力してくださると言ってくれました。」

 

「推しのために帰る、か……。もしかして、禁断の恋だったりするのかな?」

 

「確かに、推し活と言うには奇妙ではあるのですが……私の魂がココさんの心意気を本当と言っていますし、恐らく健全な関係ではあるのでしょう。」

 

 “今度詳しい推し活の内容についても聞いてみよう。さて、魔法は……心苦しいが、どうにか誤魔化すしかない。”

 

「私ともしてみるかい? 禁断の恋。」

 

 “……冗談でしょう。冗談ですね。さっきから隣で脇腹を撫でられているような気がしますがきっと冗談ということにしましょう。”

 

 

 え゛っ゛ち゛て゛す゛よ゛!!!(HNM妹姉貴並感)

 

 

 “忘れるな。本来私にはレイア様に触れる資格なんてものは無い。あってはならない。”

 

「大変光栄ですがあまりに恐れ多いですし適切な距離感がよいので遠慮させていただきますね……あっ、ココさんから写真が届きました。レイア様にも送ります。」

 

「ああっガードが固い……そうだ、友だち登録! 早く済ませよう!」

 

 レイア様からの矢印が無駄にデカい……!さて、友だち登録を済ませたら【ココさんに千里眼の活用法を教える】と表示されましたね。実行してみましょう。

 

「そういえばレイア様。折角ですから魔法の鍛錬をしようと考えておりまして。」

 

「魔法の鍛錬?」

 

「私の【瞬間移動】には、制約がございます。このように──。」

 

 “さっき撮った写真を表示したまま時を止める。”

 

『このように、こちらからのみではありますが極めて秘匿性の高い連絡ができます。メッセージは運営に監視されている可能性もあるので。』

 

『黒幕やこの牢屋敷の謎についての情報はこちらから共有します。分かったら劇の道具について、分からなかったら台本は誰が担当するかについてのメッセージを送ってください。』

 

 “写真を見ながら鉛筆で手帳に書き込み、机から消しゴムを取り出して消す、そして檻に密着するまで移動して停止解除。”

 

 

 

「──檻からは出られません。現状、【自分の足で行けない場所】には行けないのです。」

 

「魔法が成長すれば壁の外に出られるかも、という訳だね……そういえば、ライブや握手会に毎回来てくれていたのも、この魔法で?」

 

「その通りです。ある程度旅費が浮いたり早く着く点で非常に便利でして。」

 

「しかし、中学生なのにそんなに私にのめり込んで……その、お金の方は大丈夫だったのかい? チケットだけじゃない、グッズ各種に布教用まで、余すことなく買っていたようだったけど……。」

 

「あ、そこは安心してください。お年玉を元手にネット証券で増やしたので、ポケットマネーには困っていませんでした。」

 

 えっ何それは。

 

「なんというかその……凄いんだね、キミは。」

 

 “証券を学んだり、野を越え山を越えレイア様の元へ馳せ参じたあの頃が懐かしい。”

 

 ……まさか野を越え山を越え(誇張無し)?

 

 “もしもこの【時間停止】が成長したとして、【制約】がなくなるだけなのだろうか? それとも、【先】があるのだろうか?”

 

 “仮に他者の肉体の時のみを止めて拘束できれば【交渉材料】になるが……恐らく解釈を拡げても本質とズレている。多分無理だろう。”

 

 実際どうなるんでしょうね、時間停止の進化系。ただでさえ謎が多い時空間操作魔法な上にこの子わりと“暴”なので、呼吸制限がなくなるだけで終わらないような気もします。

 

 “そう、今私に必要なのは【交渉材料】だ。”

 

 おっ、【思考をまとめる】が出ましたね。面白そうなのでやってみましょう。

 異のほんへでは【脱獄する手段を探す】といったヒントを出せるアクションで、これまでの情報を整理して今後の方向性を決めることができます。

 

 なおヒロちゃんは【エマを殺す手段を探す】を出した模様。このように、ケースバイケースで魔女化ルートを一直線に進むコマンドでもあります。あ、あまりにもロールプレイ特化アクション……

 

 また時を止めました。考えごとをする時は1人の世界に入りたいタイプなんでしょうか。

 

 “ひとまずやることをまとめよう。私は【魔女化を克服した上で脱出する】という勝利条件を満たすため、【黒幕】であり恐らく魔女化を克服しているだろう氷上さんと【交渉】をしなくてはならず──それまでに【黒幕と証明するカード】と【黒幕に得と思わせられるカード】を用意しなくてはならない。”

 

 “この目的は、協力者以外に特定されると不味い。魔女化という病へのワクチンを見つけないうちに知られようものなら、【脱出そのものが無意味】という結論に行き着いてしまう危険性がある。”

 

 “現状は彼女を即死させられる自信がないため、殺害をカードにするのは却下。【治癒】どころか【不老不死】や【物体の再生】までできるなら、時を止めていくらバラバラにしても死なないだろう。”

 

 “黒幕なりの奥の手や国家権力の有無を鑑みるなら、全員が束になっても間違いなく勝ち目はない。この閉ざされた孤島を爆撃するだけで私達には抗いようがないのだから。”

 

 “かと言って、告発できる材料が少ないのも問題だ。現状、信用勝負ではどうにもならない。自然に信頼される立ち位置にいるのがかなり鬱陶しい。どうにか動かぬ証拠を確保したいところだ……。”

 

 慎重さが絶妙に裏目ってますね。大魔女様達が住んでた屋敷だしこんな隔離施設ホイホイ作れないので実際は爆撃なんてできないんですよね。なんなら保存してたなれはてが解凍されるし。

 

 

 

 “…………。やはりというか身から出た錆というか、我ながら悪手しか打てていないというか……既に厳しい盤面だ。まずはココさん以外にももう1人極秘協力者が欲しい……。”

 

 

 

 “まず安牌そうなのは……遠野さん辺りだろうか?”

 

 

 

 

 っておいィィィィィィ!?

 

 

 

 

 “雰囲気からして共犯や離反ができなさそうではあるし──何よりも【浮遊】の拡張性だ。浮くだけでなく【横へ移動した】のを見た。”

 

 “アレが他者対象の魔法になるとするなら、現状紫藤さんと夏目さん以外は問答無用で無力化できると言ってもいい。今のうちに協力を持ちかけたい。”

 

 もしかしてこの子、魔法の基準値が自分だから他の囚人の魔法もかなり過大評価してる?でもレイア様の魔法もココたんの魔法も知ってるし……あ、魔女化が進んだら強化されるので警戒するのも当然ですね。ジッサイ、ハンナちゃんの魔法が強化された場合のヤバさを言い当ててますから。

 

 え?2-4のハンナちゃんはそこまで強化されてないって?

 

 そりゃメルちゃんのささやきなしでエマさんまで殺しちゃった上、ハンナさんの魔法は暴走しない限りはアクティブスキルですからね。魔女化で脳のリソースが殺人に回る以上に自分のやった殺人でメンタルがボコボコのボコになってるので、魔法が強化されてようが無理です。仮にされてても本人が【できる】と思わないのでやっぱ無理です。

 

 そんなことより。

 

 ご存知の通りハンナさん、内心メチャクチャレイアさんに対してコンプレックスを抱えておりまして。例えブロックワードを踏み抜いていなくても関わるだけで爆速で魔女化が進行します。

 

 このままだとレイアがマッハで死ぬ可能性があるんですが……ここはとりあえずほっときましょう。しばらく関わってれば何かしらコンプレックスを抱えてることぐらいには気づくはずですし。

 

 大丈夫だよね?

 

『小道具とかどうやって作んの?』

 

『城ケ崎さんのアトリエや物置に工具があるので、道具の担当を決定した後に手作りする予定です。』

 

 “さて、ココさんには……まだ黒幕候補については伝えないでおこう。あの氷上さんとなると衝撃が大きい。”

 

「……あの、レイア様? 先程からその、近くありませんか?」

 

「そうかな? もっと近くで私を見てくれないと、ね?」

 

 しばらく魔法の特訓(大嘘)したり、休憩中(大嘘)はレイア様のアプローチをどうにかスルーしたり、ぼっち房で結局暇になったココたんの配信を見て【推し】が誰かを聞いたり……。

 

「……よし! 私たちも定期的に配信をしよう!」

 

「えっ。」

 

 ココたんに対抗してレイアも配信を始め、劇制作の方針を話したりユリちゃんとイチャイチャし出しました。道具は物置とノアのアトリエから調達、脚本はアンアンが希望するようです。あと遠回しに脱出の相談は密談のみと言っておきましょう……ん?

 

 “…………? 配信中の画面に何故か違和感を感じる。”

 

 “主なコメントは……。”

 

『エマ:みんなも規則違反には気をつけようね!』

『アンアン:脚本を担当したい』

『ノア:いっぱい描いていいの!?』

『シェリー:カップルチャンネルでは?笑』

『マーゴ:ファンとこんなコトしちゃっていいのかしら♡』

『シェリー:見せつけてんじゃねーですわ!牢屋敷の風紀が乱れますわ!』

 

 “……カップルチャンネルとかいうコメントは見なかったことにしましょう。あと、遠野さんは橘さんのスマホで一緒に見ているようだ。”

 

 “同接は、7。ココさんの同接は…………1(私のスマホのみ)。

 

 “この中で妙なのは……。”

 

 ・コメント

 

 ・レイア様の同接

 

 ・ココさんの同接

 

 レイアの同接が気になるようなのでこれを選択します。

 

 “違和感……そうだ、レイア様の同接だ。コメントしたのは桜羽さん、橘さんと遠野さん、夏目さん、城ケ崎さん、宝生さん。氷上さんは夏目さんの看病をしているとして、コメントがないのがおじ様と仮定しても数が合わない。もしや……。別に大したリスクもないし、試す価値はある。”

 

 ここで【ミラーリングコラボ配信を提案する】と出たので実行します……なのちゃんもよう見とる。時を止めてメモを提示しなのちゃんの位置を探る目的を明かし解除、ミラーリング配信のコメントを送り、即許可が出ました。

 

 カンペを見せたところレイア様からも渋々OKが出たので、ゲストのご紹介といきましょう。

 

「先程、ゲストとのコラボが決定したよ。」

 

「私の友人、沢渡ココさんです。どうぞ。」

 

「あ、どもども〜! スペシャルゲストのココたんだよ〜! いや〜ミラーリングコラボマジ感謝。誰も見に来やしねーしさ〜。」

 

『ミリア:百合の間にココちゃんが……!?Σ(゚д゚;)』

 

「人聞き悪いこと言ってんじゃねー!?!? てか!! あてぃしも!! 女子だっつの!!」

 

『シェリー:スペシャルですかね?』

 

「うるせー!! てめーらリオっちとレイアの配信だからって好き勝手言いやがって! あてぃしからも見えてっからなコメント!」

 

「流石は現役配信者……見事なリアクション、ありがとうございます。」

 

「くっ、そう来たか! 私も負けていられない……!」

 

「芸人かあてぃしは!!」

 

 “リアクション適性が高い……!”

 

 

 ココちゃん、一人で大騒ぎしてる……。(冷笑系炙りビン)

 

 

 “しかし、まだ3日ではあるが……不謹慎な話、なぜか凄く充実した日々を過ごせているような気がしている。”

 

 “形はどうあれ、レイア様やココさんと過ごせているからだろうか? 多分、そうなのだろう。”

 

 推しと親友を得てイキイキしておられる……のか?

 

 

 少女配信中…

 

 

 “さて、レイア様と昼食へ向かおう。桜羽さん達と劇の方針についても話し合っておきたい……そういえば。”

 

【レイア様に全員で連絡先を交換しておこうと伝える】

 

「レイア様、そろそろ全員との連絡先の交換を実行に移しませんか? 劇を作る際や緊急時など、すぐ連絡できる方が良いでしょう。」

 

「……ああ! そうだね、みんなにも聞いてみようか!」

 

 うーん、思いついたアイデアはちゃんとレイアにトスする従者の鑑。昼飯食べながら情報収集とか色々しましょう。

 

「おや。やはり紫藤さんはいないようですが……様子はどうですか?」

 

「一度お願いはしてみたんだけど、レイアちゃんとリオナちゃんの配信を見た後はそれっきりかな。一緒の房にいる時にしつこくお願いするのも、なんだかどうなんだろうって思って……。ごめんね。」

 

「それが賢明ですわね。」

 

「ハンナさん? 何で私を見て言うんです?」

 

「いえ、ありがとうございます。嫌なら無理強いする必要もありません。頼るのなら、本当に紫藤さんの力が要る時が──紫藤さんでなければいけない時がいいでしょう。」

 

 アリサちゃんのことなんだと思ってるんだユリちゃんは。……お、レイア様が友達登録を始めましたね。この場にいないアリサちゃんとなのちゃん以外が連絡先を交換できました。

 

「おじ様、連絡先を交換しましょう。」

 

「え、えっと、その……それって必要、かな……? おじさんそういうの苦手っていうか……。」

 

「ふむ……しかし、有事の際など常に全員と連絡が取れた方が良いのは確かです。劇や脱出の準備がスムーズに進みますし、業務連絡と考えてくだされば。」

 

「そ、そうだよね……。あはは、参ったなあ……。」

 

 おじさんもオッケイ!(テリー・ボガード)

 

「どうかしましたか? エマさん。浮かない顔ですが。」

 

「あ、ううん。ナノカちゃんとも交換できないかな……って。」

 

「黒部さんですか。そうですね、この後探しに行く予定でしたし。」

 

「うげっ、アイツと〜……? 流石にやめといた方が良くね?」

 

「復讐が目的だとしても、巻き込まれるのは御免被るわ。」

 

「かといって脱出に協力しないとは限りません。少なくとも、相互不可侵にはできるでしょう。現状はゴクチョーや看守の気を引く形になっていますし。」

 

「それに……復讐なら、もっと確実な方法があります。この中に黒幕がいると分かっていて、黒部さんは銃という武器を持っている───。」

 

 

「ならば。極端な話、この場の全員を暗殺すれば黒幕を殺せるんです。」

 

 

「───。」

 

 絶句です。

 

「確かに! 復讐したいのなら怪しい人全員撃っちゃえばいいですもん!」

 

「こ、こいつら物騒ですわ……!」

 

 一名除き。ゴリラ以外ドン引きで笑っちゃうんすよね。あーサイコサイコ…

 

「おじ様が黒幕と確信が持てているのなら、あの時おじ様ごと私を撃てばそれで終わりです。ですが、それをしなかった。」

 

「例え一般参加の不審者さんが相手でも確証がないと撃てない、ということは、やっぱり犠牲者については結構思うところがあるのかもしれませんねー。」

 

「ぐえっ……。」

 

「シェ、シェリーちゃん……!」

 

 ミリアちゃんが言葉のナイフで刺されちゃった…!

 

「まあ結論を申し上げますと、【お互いに利用できるだけ利用し合いましょう】ということですね。恐らくそういう関係が黒部さんも楽そうです。黒部さんを探して、改めて相互の目的について不可侵を結んできましょう。」

 

「だが、しかし……やはり彼女は銃を持っている。一人で大丈夫かい?」

 

 “レイア様に心配をかけたくはない。だが、レイア様が主演の劇な上に。”

 

「そうですね……なら、ココさんを連れていきたいところです。」

 

「えっ……ココくん……と……?」

 

「オーケー大舟に乗ったつもりでいなよリオっち…………。え゛っ、あてぃし!?」

 

 “【千里眼】があれば、黒部さんがココさんを目視した瞬間に位置を特定できるし、それ以上に俯瞰した映像で捕捉できる可能性も高い。”

 

「ま、まあ? リオっちがそう言うなら着いてきてやってもいいけど……?」

 

「とても助かります。主演のレイア様にお手数おかけする訳にはいきませんから。」

 

「……。」

 

 “……宝生さんが値踏みする目で見るのも、まあ、そうだろう。黒部さんの善性を信じるというのは、ある意味でそうであって欲しい願望も含まれているのかもしれない。あと、ココさんの魔法を知らないのもあるだろう。”

 

 “実際、黒部さんは若干思い込みが激しそうなのは、懸念すべきではある。誤解を解いたり、慎重に行動へ移すことを前提としてもらうため、そして、【私の目的】を果たすにも、会う必要がある。”

 

 “ふと思う。牢屋敷に来てから、どうして私は皆さんに【期待】できて、しているのだろうか? どうして私は高揚しているのだろうか? もちろん、レイア様やココさんについては口にするのも無粋だ。”

 

 “皆さんに善性や知性、そして勇気のようなものを感じたからなのだろうか? それは、互いに極限状態におかれているからでもあるのか?どちらにせよ、この直観は間違いではない。だからこそ認めてはならず、許せないのは──。”

 

 おい!だからこその先を言え!

 

 さ、さて、各自演劇の準備やら牢屋敷探索やらやることを決め、行動し始めました。

 レイア、アンアン、ミリア、メルル、ノアの5人が何の劇をやるかの相談、いつもの3人は各自牢屋敷探索とか物資集め、マーゴは安定の図書室です。アリサは……どうやらハンモックDIYをしているようですね。

 

「黒部さんがどこで配信を見ていたか分かりましたか?」

 

「それがさ〜……見た事ねーとこだった。備品がいっぱいあったから、もしかしたら倉庫かも。」

 

「倉庫……色々と聞く必要があるようですね。」

 

 お、【手早く捜索する】というヒントが出ました。ポチッとな。

 

「手早く行きましょう。掴まっていてください。」

 

「うん……うん? ちょっ!? 待て待て待て待────。」

 

 ココたんをお姫様抱っこして時間停止と解除を繰り返し、探しながら移動してますね。……あっ、通りがかったレイア様が脳破壊されました。

 

 結局ユリちゃん視点では見つからず、最後に焼却炉まで行って【やめる】が出ました。

 

「……おかしいですね、全く見当たらない。【幻視】を使って避けている……? いや、そんなはずはないし、自己申告が正しいか次第だが発動も不安定と聞いた。」

 

「ちょい待って、録画溜まってっから……。」

 

「録画?」

 

「そ、録画。リオっちが止まった時の中であてぃしを視界に入れると、当然あてぃしはリアタイで見れないでしょ。だからなのかな〜、映像がストックされてくってわけ。1個1個見てるから待ってて。」

 

「そういう仕様になるのですね……どうです? 周りを俯瞰して、黒部さんを視認できましたか?」

 

 “何故【複窓】ではないのか考察の余地がある。もしや、同時は脳の負担が大きいのか? ともかく今は黒部さんだ。”

 

 はえ〜……殺人鬼になりかけてから戻ってきたココたんの場合、魔法の制御能力が上がって情報の洪水に溺れなくなるんですね〜……初めて知りました。

 

「うーん……全然見当たらない。結構リオっち、外も中も色んなとこ回ってたよな……? ここまで見つかんねーのおかしくね〜……?」

 

「確かにおかしいですね。黒部さんは規則違反でゴクチョーに追われているはず……では、どこかしらに隠れているのでしょうか?」

 

「この経路ならゴクチョーを撒け────。」

 

「あっ。」

 

「あっ。」

 

「……何か用かしら。」

 

 ……えー、パカッと開いた焼却炉からヌッとなのちゃんが出てきたところで、今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 






 つい一昨日まで仕事とか界隈とか多方面で制作系のことしてて、1日約18時間作業をザラに繰り返してて吐くほど忙しかったので失踪してました。ココロノクライ最高だったのでまた書きます。

◇

 Tips:湯浅リオナ

 中学3年時代の所属:生徒会会長、風紀委員会、陸上部、水泳部、写真部、剣道部、バスケットボール部、バレーボール部、吹奏楽部、弓道部、卓球部、ハンドボール部

 中学3年、湯浅リオナは初めて各運動部の『秘密兵器』として投入されるはずが、ある事故により表舞台に上がることはなかった。
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