【まのさばネタバレ】魔法少女ノ魔女裁判-異譚蜃問-【Ano-ode671 実況プレイ】   作:味噌のミカ

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 四周目の三周目が終わったりグノーシアやりまくったり絵を描いてたりしたので初投稿です(サボり)


Part2

 

 

 前ッ回までのあらすじィ!

 

 時止めチートオリ主かと思ったら〜〜〜〜蓮見レイアガチ恋勢でした〜〜〜〜!!

 

 チクショー!!

 

 どうも、クソ投稿者です。

 ということで、牢から出て看守に着いて行ったユリちゃんが、推しを発見してウキウキしてるところですね。しかもレイアが魔女候補だと予想していたようです。コワ〜〜〜……

 

 それはさておき、原作キャラはちゃーんと全員揃ってますね。変な関係性や過去で牢屋敷スタートすると極まれにキャラが消えるらしいです。

 

 母数が少ない中ではありますが一番多いのはおじさんなんだとか。

 おじさんがネットのおもちゃになりかけるちょっと前ぐらいに671ちゃんが犯罪沙汰に関わったりすると、たま〜〜〜〜〜におじさんが弁護に駆り出され、おじさんがおじさんと出会っておじさんになる前に自殺するみたいなんですね(ゲシュタルト崩壊)

 

 ち、治安がカス寄りなまのさば世界で、有能を超えた有能にして聖人を超えた聖人と暗に断言されている……。

 

 そんなこんなで、ラウンジに到着。さっきから【レイア様に話しかける】と……おっ、新しく【レイア様に任せる】というヒントが主張してきていますね。

 

 ここでヒントとはなんぞや?という皆さま向けに解説。ヒントとはつまり、【やりたいこと】です。

 

 牢屋敷生活の中でキャラが何かを見たり感じたり、一定の時間が経過したりすることで、【そろそろ狩るか……♠】という殺害計画や、【そろそろ寝るか……Zzz】といったルーティン行動まで色んなことを思いつきます。

 そうするとヒントリストにヒントが発生し、それを選ぶと今度はガイドが表示されます。

 

 それに従って操作することで、作成したキャラのロールプレイができたり、面白エピソードを発生させられたり、カッコいいアクションをやってくれたり。

 なんなら、ガバガバ暗殺兄貴姉貴も安心安全にひとごろしできるぞ!という訳です。

 

 要するに、HITM〇Nのアプローチ+Am〇ng Usのタスクみたいなもんです。これのおかげでADV・ガン〇レライク・オープンワールドという3つの性質を併せ持つことができるんですね。

 

 さて、今回は【レイア様に任せる】を選んでみましょう。準備は一任するわ47(662)

 

「今笑ったのは誰でやがりますの!?」

 

「いや、すまない。少し変わった喋り方だなと思ってね。」

 

 “レイア様が一歩前に出てきた。この場の全員が彼女から目を離せない。やはりこの場を仕切るようだ。勿論花道を邪魔する訳にはいかない。”

 

「みんな初対面だと思うから、良かったら自己紹介をしていかないか? 先に名乗らせてもらうよ。私の名前は蓮見レイア。」

 

「……ふんっ、遠野ハンナですわ。お見知りおきあそばっ、お見知りおき……あそばせせ?」

 

「ふふっ、緊張しているようだね……その話し方は、ご両親に教わったのかい?」

 

「だから笑ってんじゃね〜ですわ! もうほっときやがりなさい! ですわ!」

 

 お、レイアが仕切り始めましたね。毎回ちょっとした差異はあるようですが、ちゃ〜んとこの会話も経由できたのでおっけーね……いやレイア様の理解度高いっスねユリちゃん。

 

「───次に行こうか。……おや? 確かキミは……。」

 

 おや、エマを飛ばして先にユリちゃんに来ましたね。

 ではユリちゃん、自己紹介をどうぞ!

 

「覚えていてくださり光栄です。私の名前は湯浅リオナ。こちらの、いずれ世界を魅了する舞台役者──蓮見レイア様の大ファンです。」

 

 “レイア様の大ファンと公言するとどうやら信用してくれたのか、手を差し出してくださったので一礼し握手をする。”

 

「……ああ! 見覚えがあると思っていたよ! よく握手会に来てくれていたリオナくんだね! こんな場所だけど会えて嬉しいよ! 世界を魅了って、はははっ、照れてしまうな……。」

 

「はい、こちらこそ光栄です。皆さまも、以後お見知り置きを。」

 

「あー、やっぱ見覚えあると思った〜。」

「え〜!? 生芸能人ですか!?」

「やっぱり本物だったんだ……!」

 

「ふふふっ……! 見事なPRだ……何か褒美を取らせよう。」

 

「では、よろしければ後ほどサインをお願い致します。」

 

「うんうん! そのくらい構わないよ! それじゃあ、次はキミの番だ!」

 

「あ、うん!ボクの名前は───」

 

 “よし、レイア様を目立たせることに成功した。……サインのお願いなら、自己紹介を邪魔せずサービス旺盛なところを見せられるはず。完璧だ。これは決して欲張った訳ではない。レイア様を支えるという意思表明は伝わっただろうか……?”

 

 ちゃっかりしてますねユリちゃん。そして大ファンがいてくれたりいい感じに目立たせてくれたりでニコニコウキウキのレイア様。半ば演劇モードに入りかけています。

 

 ここからしばらく原作通りに進行していったので倍速。

 

 

 

 

 少女自己紹介中……

 

 

 

 

 

 ゴクチョー牢屋敷説明中……

 

 

 

 

 

「悪は死ね!」

 

 サクッ

 

「キャアアアーッ!」

 

 

 

 

 はい、いつものヒロちゃんノルマが達成されました。

 

 “普通に首を刎ねられた……!? 魔法は、使っていない!? まさか頭良さそうな雰囲気して無策だったのか!? あるいは、これが殺人衝動……!?”

 

 できるだけ顔に出し過ぎないようにはしていますが、ユリちゃんも内心メチャクチャビビっています。ひっでえ言われようだ……。

 

 “看守が、ノロノロと死体を片付けている。嫌でも脅威を思い知らされる。あれだけ殴られて不死身だって言うのか……紫藤さんが逃げ出して、すぐ気づかれた! あの感知能力と機敏さ、まずい──っ!?”

 

「待ちたまえ!」

 

 “堂々とした声に全員が注目すると、レイア様が腰のレイピアを抜き、紫藤さんと看守の間に立っていた。……案の定、彼女から目が離せない。”

 

「彼女に手を出すな! これ以上の悲劇は起こさせない!」

 

 “……まさか、とは思ったが。いくらなんでも無茶だ……! アレは恐らく不死身だ、殺されてしまう……!”

 

 はい、原作通りレイアがヒロイックに看守へ立ち塞がるイベントが発生しました。流石のユリちゃんもこれには「いや死ぬやろ」と困惑しています。

 

 皆さまは既にご存知でしょうが、実は両断BADのセリフだったり思いっ切りその場の全員に魔法使ってる辺り、助けるついでにメチャクチャヒーローとして目立ちたいのが確定してるんですよね。

 推しが目立ちたがり屋なのは知ってても、1人首飛ばされたのに命まで賭けに行ったらそりゃ嘘でしょ!?ってなりますわ。

 

 まあでも、原作通り放っておいても鎌は避けられるはず……

 

 “桜羽さんが駆け出し、レイア様と看守に割って入ろうとする。まずい!”

 

「エマくん!?」

 

 いやいきなりBAD直行すなーっ!?

 

 はい、エマちゃんが両断BADルートに突撃しています。

 どうやら、プレイヤーキャラの行動範囲内かつ視界範囲内にエマちゃんがいて、やろうと思えば救出できる場合のみ、たまにBAD選択肢の行動を取ることがあるそうです。

 

 ここではどうやら【2人を救出する】というアクションが取れるようなので、やってみましょう……あれ?救出を選んだら、【魔法を偽る】というアクションも出てきましたね。

 

 “首を飛ばされた二階堂さんの姿が、走馬灯のように頭を過ぎる。”

 

 “大切な友人を失った後だ、桜羽さんは自暴自棄になっても無理はないだろう……しかし。レイア様は、こんな時に無茶をなさる。”

 

 “……レイア様が殺されるのは心底耐え難く、桜羽さんや紫藤さんにも死んで欲しくない。そして、今後牢屋敷で殺人事件が起こるというのなら、【この魔法】の開示自体が疑心暗鬼を生む…………かなり体を張り、最後は氷上さんに賭ける必要があるが、やるしかないか?”

 

 頭の回転早っ。

 もちろん選択だ!身体を張るそうですが、体力Sならなんとかなるでしょう!

 おお!時間停止でレイアとエマの近くに移動してから…えっ、解除?あっ即止めた。

 

 “やることはこうだ。停止を解除して姿を見せて再び止めたら、レイア様と桜羽さんを鎌の射程外へ移動させる。そして…………この状況は、私のせいだから。覚悟を決めろ──振られた鎌に軽く脇腹を押し付け、抉る。”

 

 ファッ!?

 

 “…………!! やはり、凄まじい力で振られている……!! 正直滅茶苦茶痛い……! 今にも解除してしまいそうだが、【時間停止】がバレればレイア様にも疑いが及ぶ。ならば、【制限付きの瞬間移動】と弱く見せた方がマシだ……!”

 

 “鎌で切られるのは初めてだが、レイア様を守るためならば耐えられないことなどない。元よりラインを作った私の失態だ。後は桜羽さんをそばに寝かせ、レイア様を抱きかかえて解除。比較的ではあるが、弱い魔法に偽装できる。これであとは、氷上さんに賭けることにする……。”

 

「わっ、な、何!?」

 

「リオナくん!? これは……キミが助けてくれたのかい!?」

 

「はいッ、これが私の魔法、【瞬間移動】ですっ……ぐッ……!!」

 

 “……私で汚してしまうのは本来いちファンとして許されないが、レイア様があらぬ疑いを向けられないようにするため。そして、もう誰もこのような無茶をしないようにするためだ。”

 

「リオナ、ちゃん?」

 

「……!? 湯浅リオナ!?」

 

「リオナくん? どうしたんだい……? なっ……!! あ、ああっ……!?」

 

 “()()に気づいたレイア様の表情が一瞬にして青褪める。”

 

 

 

 “脇腹からの出血が、べっとりとレイア様の手袋を濡らしていた。”

 

 

 

「……もう、もう良いだろう!? アリサくんも規則違反はしていないはずだ! これ以上手を出すなっ!! メルルくんっ!? 今すぐ、今すぐに治療をっ!!」

 

「は、は、はいぃっ……!」

 

 はい。まさかの身体を張った魔法偽装にレイア曇らせです。ちょっと押し付けただけでかなりザックリいったように見えましたが、魔法の仕様だったりするのでしょうか?てかやっぱユリちゃんめっちゃタフですね。体力Sでゴリ押しできるとはいえ、精神力Cで許容できる痛みなのかそれ……?

 

 “かなり痛いし罪悪感もある。死ぬ程辛い。耐えろ。レイア様が死んだり、疑われるよりマシだ。先程と打って変わって力尽きた私をレイア様が抱きかかえている。すごく顔がいい……。”

 

 いや顔がいいじゃないが。

 

 ところで、先に解説したエマ両断BADのレイア様曰く「あれくらいなら避けられた」らしく、始めから能力的に問題なく避けられると分かった上で割って入ったようなんですね。

 アリサくんを助けられ、ヒロくんを殺した化物の鎌を華麗に避けて、華麗に魅せプできる絶好のチャンスですから。

 

 で、当のレイア様はというと……

 

「あ、あああっ……!? リオナくん……!? 頼む、頼むよ……! しっかりしてくれっ……!」

 

「そんな、ボクのせいで……。」

 

「お、おい湯浅……!? 死ぬな……!」

 

「…………どうして……っ!!」

 

「ゲホッ……大丈夫、です。臓器は、やられていないはず……。」

 

 “それにしても……青褪めて憔悴し切った顔も美しい。まずい、変な【癖】に目覚めそうだ。このまま出血多量で看取られるのもアリかもしれない……。あっ、氷上さんが治療してくれている。本当に申し訳なさ過ぎる……。”

 

 はい、バリバリに青褪めた顔で曇っています。

 

 エマちゃんが庇って死んだ時とかも結構ダメージを受けていますが、今回は言わずもがな。

 握手会に何度も来てくれて、しかもメチャクチャ自分を引き立ててくれる同年代の大ファンが、自分のせいで死にかけたらそりゃ曇ります。【目立ちたい】という行動理由が明確に負い目になっているので倍プッシュです。

 

 エマもアリサもメンタルにダメージを受けている上、地味に【自己犠牲】がトラウマのなのちゃんも二次被害を受けています。これ以上見てたら気が狂いそうなのか、こっそりラウンジを抜け出しました。

 

 あ、みなさんご存知の通り、ナノカのトラウマは【自己犠牲】です。

 お姉ちゃんが【変身】の魔法で自分に変身し、身代わりになって牢屋敷に連れて行かれたことがトラウマであり、処刑されたお姉ちゃんの敵討ちのためにやってきました。だから牢屋敷に連れてこられた中で唯一2歳年上の17歳なんですね。

 

 …………17歳の姿か?これが……(思い返されるポンコツとウルトラCの反復横跳び)

 

「うぐっ、げえええっ」

 

 それはそれとして、ココちゃんがゴミ箱へゲロっています。屋敷が少女たちの血を吸い続けるどころかゲロも吸うところでした。

 

 ここで【レイア様にこの場を仕切るよう頼む】というヒントが出ましたね。もちろん実行します。混沌とした場を誰かに仕切らせないと、ワンチャン二周目に入ったりするかもしれないので。

 

「レイア様……どうか、落ち着いて。氷上さんのおかげで、死ぬことはありませんから……。ですが、少々休みます……。」

 

「……っ! わかったから、もう無理に喋らなくていい……!」

 

 “当然だが、鎌で脇腹を抉られるのは初めてだ。氷上さんのおかげで恐らく生死は問題なさそうだが、意識が沈んでいく。”

 

「……すみません、レイア様。どうか、皆様をよろしくお願いします。」

 

 しばらくスヤスヤの可能性はありますが、これで割と原作沿いになるのではないでしょうか。ちょっとしたフラグ次第でようわからんことになったりもしますが……まあいいでしょう。本来のルートを外れた展開はワクワクしますしね。

 

 さてと、前回のパートで「ユリちゃんの挙動やストーリー展開を見ながら、実況の目標を探す」という話をしましたね?

 

 早速、当面の目標が決まりました。

 

 

・レイアをとことん曇らせる。

 

・できたら他の囚人も曇らせる。

 

・レイアのメイドユリちゃんの生き様を見届ける。

 

・曇らせた分ちゃんとトゥルーエンドも目指す。

 

 

 あの「レイア様処刑」の青褪めた「恐怖顔」……あれ……初めて見た時……なんていうか……その…下品なんですが…フフ……下品なんでやめておきますね………。

 

 はい。レイア様をとことことんとん曇らせていきます。何ならこのモード、YOU DIEDしてもアモアスの幽霊の如く気絶してる間や死んだ後の様子を観察できる【Ghost】機能とかありますし、仮に死んでもモーマンタイです。いや流石にそんなマッハで死ぬ訳には行きませんが……

 

 レイアだけでなく、アリサちゃんやエマちゃん、なのちゃん、ついでにシェリー以外の表情も実にイイ。バッチリイイ曇り顔です。マスクを取ってよくその曇り顔を見せておくれアリサ。

 ということでユリちゃんのやりたいこと次第ですが、黒幕もビックリな勢いで曇らせムーブをしてレイア様も他の囚人たちもガンガン曇らせていきます。どう見ても利敵ですが……トゥルーエンドを目指すにはサバトの儀式を起こさなければならず、となれば結局魔女化のためにトラウマを探ったり、殺人犯になってもらう必要があります。

 

 このように、「魔女になったことがある」というのがいつか大きな財産になるので問題ありません。

 曇らせた後はやっぱりハッピーエンドにしなきゃ(使命感)

 

 三周目だから死んでるのには変わりない?ホラ飲め飲め(トレデキム)

 

 そして、ちょうどよく原作にいないタイプの敬語系激強変た……ヲタクメイドが現れました。

 トラウマや冒頭の限り、強者故のクソデカ闇を抱えていたようなのですが……にしては今のところ邪悪なシーンはなく、なんならレイアを守るためにメチャクチャ身体張ってるんですよね。まあ結果的にメンタル面で二次被害を起こしてますが。そんなこの子がどう立ち回るのか、どう追い詰められていくのかも楽しみなものです。

 

 当面の目標が決まったところで今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました!

 

 

 


 

 

 

 Side:蓮見レイア

 

 

 

 私の、失態だ。

 

 ヒロくんが殺された瞬間にある程度看守の鎌は見切っていたから、避けることは容易だった。そして、アリサくんを助けることに成功すれば皆に見てもらえる、千載一遇のチャンスと判断した。

 だから前に出て──その浅慮を後悔することとなった。

 

 ヒロくんを失ったばかりで気が動転していたのか、エマくんが私を庇おうとして。

 私を見ていて、立ててくれていた大ファンのリオナくんが、私とエマくんを【瞬間移動】で救出しようとして。

 

 そのリオナくんを、失いかけた。

 

 手袋へべっとりと付着した鮮血に、『お前の浅慮が招いた悲劇だ』と突きつけられているようだった。

 

 もし、アリサくんが逃げていなければ、エマくんが庇わなければ──そんなことは詭弁でしかない。

 あの場で自らのアイデンティティないし我欲のために動いたのは、紛れもなく私だけなのだから。

 

「……すみません、レイア様。どうか皆様を、よろしくお願いします。」

 

 それでも、託されてしまった。私を庇った、私の大ファンだという少女にだ。

 衣装で様変わりしていたとはいえ、握手されるまで思い出せなかった自分が、そして何よりも、彼女に傷を負わせてしまった自分が情けない。

 

 もう、応えるしか道はない。

 

「みんな、聞いてくれ!」

 

 リオナくんをメルルくんに任せてから、中央に立ち【魔法】を使う。

 

「私たちはどうやらここで共同生活を強いられることになる。それがいつまで続くのかはわからないが……今は大人しく従おう。」

 

 愚かしくとも仮面を被れ。

 

「知り合ったばかりではあるが……私は、キミたちをできる限り守りたい!」

 

 与えられた役を貫き通せ。

 

「もう、リオナくんやヒロくんのような被害を出さないために。そして、この場の全員に危険が及ばないようにするために。皆には勝手な行動を謹んでもらいたいと思う。」

 

「どうか……聞き入れてはくれないだろうか。」

 

 最高のファンの期待に応えろ、蓮見レイア。

 

 

 


 

 

 

『っ……それでも、ボクは嫌だ。』

 

『ヒロちゃんを殺した、あいつらに従うのなんて、嫌だっ! あいつらを絶対に許さない!』

 

『アリサちゃんだって逃げ出しただけなのに殺されかけて、リオナちゃんも、ボクたちを庇って大ケガをした!』

 

『無策じゃダメなのは分かってる……。でも、少なくとも、このままじゃダメだと思う……!』

 

 結果的に、エマくん達とは袂を分かってしまったが……この牢屋敷に抗いたいという意志は同じだろう。いずれ時が来れば、きっと協力できるはずだ。

 

 私は私なりに、この牢屋敷に抗って見せる。

 

 そう、覚悟を決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──きっと。この時は、そんな覚悟を決めたつもりになっていた。

 

 

 

 自らが、こんな無様で愚かな失態を何度も繰り返す、どうしようもなく浅はかな無能なのだとも知らずに。

 

 

 





 エマ両断BADのレイアのボイスが好きなので失踪します。
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